師匠と弟子の・・・世界の闘いを刮目する川神学園生徒達
私、川神百代は今まで自分が見てきた世界を甘く見てた事に後悔している。
「アッハッハ!だいぶ腕を上げたんじゃないか!!」
「マリーザさんこそ!!相変わらずパワフルですね!!」
ドゴォ!!
世界は私の想像以上に広かった・・・。
〜数分前〜
一子と瞭太の決闘が終わり、そこにライオンが乱入して来て、川神学園生徒達の間を通ってきたのはルークとマリーザとジェイミーだった。
「見てたぜ瞭太。お前とんでもない殺意を身に着けたな」
「あーー。・・・ハハッ」
ルークに言われて何を言おうか浮かばなかった瞭太は乾いた声で笑うしか無かった。
「だが、お前なら間違った使い方をしないから心配する事は無いがな・・・強くなったな」
そう言い、ルークは瞭太の肩に手を置く。
「・・・はい!」
元気よく返事する瞭太にジェイミーが乱入する。
「そりゃそうだ。なんたって瞭太は、このジェイミー・ショウの弟子だからな」
その言葉を聞いたルークは、こめかみをピクピクしだした。
「俺の教え子なんだが?」
「俺が酔拳の才能を開花させたんだぜ?総合格闘技を教えてたアンタより俺は弟子を見る目あるぜ?」
売り言葉に買い言葉、この2人の言い合いが終われば始まるのは・・・
「「やんのかテメェ!!」」
いつもの喧嘩である。
「だから場所を選びなって言っただろう!!」
「「・・・・・」」ピクピク
マリーザに止められた2人は地に沈む。
「2人揃って何してんすか」
頭から煙を出してピクピクしてる2人を見る瞭太だった。
「でもルークの言う通りアンタは初めて会った頃よりは更に強くなった。立派になったもんだ」
マリーザは瞭太を見て更に言う。
「よし!再会記念にイッパツやるか!!」
この言葉と同時にマリーザは闘気を出して瞭太は・・・
「・・・やりますか!!」
両拳をぶつけて闘気を出す。
余談だが、マリーザの発言でFクラスのヨンパチが・・・
【イッパツ!?アイツああ言う女性がタイプなのか!?】
そんな勘違いをしていた。
マリーザのイッパツは闘いである。
マリーザは
「すみません鉄心さん。ヒュームさん。ルーさん。いきなり結界のお願いをして・・・特にヒュームさんは忙しい最中」
「フッ・・・気にするな」
「大丈夫ダヨ」
「遠慮はいらんわい」
瞭太が会話を終えるとある人物の元に向かった。
「しかし父さんも一緒に居たのはビックリしたよ」
瞭太の父親、池谷友樹だった。
「マリーザさんは元々会社の打ち合わせで来社しに来たんだよ・・・ルキウスを連れて来たのは予想外だけど・・・」
ルキウスは今、父さんの近くでお座りしていた。
「・・・あれ?マリーザさん確か高い所が苦手じゃ?」
瞭太はマリーザの苦手を思い出した。
「そうなんだよね。マリーザさんとの打ち合わせはリモートですると思ってたけど、瞭太に会う為に飛行機は克服したらしいよ」
弟子の為に飛行機に乗る事だけは克服したようだ。師匠も1歩ずつ苦手を克服する為に前進してるようだ。
〜その頃〜
「川神百代と言います」
「は、初めまして!川神一子って言います!」
「おう!元気があって良いな!俺はルーク・サリバン。瞭太に格闘技を教えた先生だ」
「ジェイミー・ショウだ。よろしく」
百代と一子は瞭太の師匠に挨拶をしていた。
「アンタが噂の武神ね・・・確かに強いな」
そう言いジェイミーは瓢箪の薬湯をチビチビ飲む。
「あんな殺気を浴びさせられて気絶をしないで耐えてたキミも強いぞ」
ルークは一子を見て褒める。
「あ、ありがとうございます!」
一子はルークに礼を言い、百代はルークとジェイミーを見る。
「・・・・・」
「どうしたの義姉様?」
「・・・かつての自分だったら真っ先に闘いに挑んでたなって思ってな」
精神修行をするようになったからこそ落ち着いてる百代だった。
「待たせたねぇ!!」
マリーザの着替えが終わり、彼女の戦闘スタイルのパンクラチオンでグラウンドに戻ってきた。
「マリーザさん・・・闘気がダダ漏れですよ」
「アッハッハ!今からアンタと闘う事を思えば抑えられなくてね」
そう言いながら両者は闘気を溢れ出す。
2人は結界の中に入り、結界の外で見ていたルークとジェイミーは会話をする。
「そんでこの勝負はアンタは瞭太が勝つと思ってるのか?・・・俺は瞭太は負けると予想してるが?」
ジェイミーがそう言うとルークは・・・
「俺も同じ考えだ。この勝負は瞭太が負ける」
ルークも瞭太が負ける発言をした。
マリーザとの勝負は次回です!
今回は掛け合いみたいな感じで(^_^;)
次回のタイトルは【パンクラチオン】です