真剣で弟子に恋しなさい!   作:コブー

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そろそろマジ恋の方に話を作らないとマズイですね(;^ω^)

豪鬼との修行内容はゲームのセリフを出してます。

口調が難しいですね

『』の部分は豪鬼の回想セリフです


ROUND7 殺意の波動と不断の探求者

拳を極めし者 豪鬼に成り行きで弟子入りした瞭太は豪鬼から此処は何処かを聞いた。

 

「(まさか炎魔洞門に居るとは思わなかった)」

 

瞭太もこの島の特徴は良く知っていた。そもそも島に入る事が困難な島なのである。

 

「(自力での脱出は現状は不可能。今は修行あるのみか)」

 

この島は火山島であり、気候は常に乱れ、海は波で荒れている島・・・しかし月1に波が穏やかになる時がある。島から脱出するのはその日くらいだろう。

 

「(師匠はどうやってこの島に来たんだろ?・・・いや師匠の強さを考えたら考えるのも無駄か)」

 

そして豪鬼との修行内容は・・・常に死合いだった。

 

「(あの人は技術を見て盗めのスタンスだった)」

 

豪鬼に修行内容を聞いた時は豪鬼とひたすら死合いだった。

 

『求むなら奪え。師事とはそれよ!』

 

豪鬼の技を受けながら、豪鬼の技を会得する。

 

『技、覚えるにあらず。その身に叩き込めい!』

 

一度だけ豪鬼に【強くなりたいです!】と伝えた時があった。

 

『笑止!赤子とて生きるため強さを求めるもの。そこで止まれば赤子にも劣るわ!』

 

常に豪鬼との死合いの修行。この修行は瞭太に相性は良かった。

 

『強さを求むるに賢らな議論は無用。闘争は生命の一面、天命なり。一敗地に塗れ、死にたくなくば足掻け!』

 

瞭太の絶対に生き抜く根性が人間の生存本能を強くし、豪鬼の技を覚えていく。

 

『強さ、その極み、届かぬまでも手を伸ばしてみせよ』

 

しかし修行が終わる時は常に満身創痍である。

 

「ここまでだ」

 

「は、はい!あ、ありがとうございました!」

 

この島での食は自給自足。

 

『我が生は流浪のそれ。山に分け入り、野に伏せ、ただ月を友に、草に枕する。旅にあっては日々の糧得るも己の裁量。獣を追い、根を掘り、木々の実りをとって喰らう。山も野も、身ひとつ置いてみれば存外に豊かなもの。旅とは生、生すなわち錬磨よ』

 

瞭太は釣り糸を持って海に向かう。

 

この島の付近の魚達は荒波の中で生息してる為に一般の魚と大違い。栄養も普通の魚よりあって、旨味が多い。

 

初日は豪鬼が手本を見せながら釣りをしていて、翌日は瞭太1人で釣りをする。

 

『旅の身で糧を得るに、魚は恰好よ。深き水底の動きに糸に探り、知恵を比べ、力を比べ、あらん限りに抗う生をたぐり寄せる。なまじの人よりは、よほど魚の方が生命のやりとりに長けるもの。人と拳を通じてやることを針と糸を通してやる。同じことよ』

 

「うおおおらあああああああああ!!!!」

 

瞭太は釣り糸に掛かった獲物を釣り、とどめを刺しに蹴りを放つ。

 

それぞれ食をしてる時に豪鬼が語りだした。

 

「小僧。何を迷う」

 

「・・・何をですか?」

 

「うぬが我の流派を知り、迷いがある」

 

瞭太は豪鬼の流派を知ったのだ。コレが暗殺拳と言う事を・・・。

 

『我らが一族の武技は、すなわち暗殺拳。幾代にも渡り屍の山を築きし鬼の拳よ。死出の山を行くがごとき我が旅、始まりは我が師、轟鉄との死合い。越えられねば死を覚悟した我と同じく、師には、我を滅し、暗殺拳の頂点に立ち続ける覚悟があった。あれも一個の鬼であったことよ。かくなる上、我が天の頂を望むは、己が手にかけた師への・・・せめての手向けよ』

 

これを聞いた瞭太は何れ豪鬼と同じ道を征く事になるのではないかと思った。

 

「くだらん」

 

「え?」

 

「惑う暇あらば、一度でも多くその拳を突け!果なき錬磨と強き者の死闘。ただそれのみが強さへの道程と知れ!」

 

そう言い豪鬼は去っていく。

 

「・・・ならば俺は俺の道を征くまでですよ師匠」

 

覚悟を決めた瞭太。その日の夜、瞭太の中にもう1人の瞭太が目覚めた。

 

 

〜意識の狭間〜

 

「・・・ここは?」

 

「ココはオマエの世界だ」

 

瞭太が振り向くと赤いオーラを纏った自分自身だった。

 

「お前は?」

 

「オレはオマエだ」

 

瞭太は目の前にいる瞭太が何者か分かった。豪鬼から殺意の波動と言う波動の事を聞いていた。それが目の前にいる自分が殺意の波動であろう。

 

「あっそ。そんじゃ寝るわ」

 

「・・・ハ?」

 

瞭太は寝ようとしてそれを止める殺意の瞭太。

 

「マテマテマテ!オマエはナニ寝ようとシテルンダ!?」

 

「やかましい!!カタカナばっかで会話してくんな!!」

 

「グエッ!?」

 

殺意瞭太に豪波動拳を放つ瞭太だった。

 

「オレはオマエが望む強さだ!」

 

「・・・あのな。俺は強さを望むけど、1番望むのは楽しさなんだよ」

 

「ハ?・・・タノシサだと?」

 

「師匠から殺意に関する事を聞いたんだよ」

 

 

『殺意とは闘争の核。核心なき武技こそは情弱。なれど・・・殺意を受け入れるではなく、また拒むではなく、在るがままにする者がある。我が一統に連なる身なれば甚だ覚悟なき姑息。だが不思議に強い。殺意を身に許せば、いずれは思いしたが・・・・・ふん。死合うてなお、笑える道があるならそれもよかろう。だが我が道はいまさら変わらぬ』

 

これを聞いた瞭太は豪鬼が言っていた【あの男】の人物を浮かべた。まだ会った事のない武人。拳を極めし者がそこまで言う男が気になっていた。

 

「お前は俺を乗っ取るつもりか知らないけど、乗っ取られるつもりは無い」

 

「・・・ならオマエはオレを否定スルカ?」

 

「いや、俺はお前を受け入れるし否定もしないよ」

 

「な、なんだと?」

 

 

 

「お前は俺だろ?だったら受け入れるし否定もしないぜ。共に強くなろうぜ。そして楽しもうぜ」

 

瞭太は殺意を受け入れ、否定する事もなく、共に強くなる事を選んだ。

 

1人は殺意の波動を使いこなし、1人は殺意の波動を克服。

 

そして瞭太は殺意の波動と共存の道を選んだ。

 

 

「カカカカカ!!フヌケた闘いを見せるんじゃないぞ!我が半身!」

 

「その前にお前はカタカナばっかで喋る事をやめろや!!」

 

「グヘッ!?」

 

 

 

 

〜炎魔洞門の海域〜

 

 

「明日が波が穏やかになる日なんだな?」

 

「ああ。この島に関しては良く知っている」

 

九鬼揚羽が瞭太の捜索に出て1ヶ月が経とうとして、炎魔洞門に詳しい武人を知り接触した。その武人は誰もが知っている武人で接触した揚羽も驚いた。

 

 

「・・・明日になったらよろしく頼む」

 

「分かった」

 

その男は赤い鉢巻を頭に巻き、炎魔洞門を見る。

 

炎魔洞門に不断の探求者が征く。

 

 

 

 




殺意の波動に関する解釈が可笑しい所があるかもしれませんがご了承ください。


色々調べてるとリュウと豪鬼はそれぞれ対比となるようになってるのが凄いですね!

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