気づいたらでっけえウツボだった。   作:琥珀色の大西洋サバ

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 はい、今回は第三者目線から見た前回のお話です。
 あ、この話の注意点ですが文からして死人が出てそうですが一切出ていません。大切なことなのでもう一度言います。死人は一才出ていません。ただ人が尻尾によってなぎ飛ばされているだけです。
 というわけで是非見ていってやってください。


[短編]怪物

 彼らは恐怖する。目の前の怪物に。

 

 

 

 

 

 

 

 それは海の王の種族でもある。

 

 

 

 

 

 

 世界の遥か昔の海から存在し生態系の頂点に居続けている生物達。彼らは人間という生物が登場した今もなお、一部を除いた人間達への一種の災害として恐れられているほど強く、そして凶暴である。

 いつからだろう?その恐ろしさからその種族は[海王類]と呼ばれるようになった。その姿はまさしく暴君。

 風の噂によると悪魔の実は彼らに対抗する為に生み出された物であるという説を一人の天才学者が考察していたらしい。

 ……まぁ、真相は明らかでは無いが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その王族の一種が賞金稼ぎである自分達を鋭い目で狙っている。その怪物はウツボによく似ており、巨大で長い体、そして鋭い牙を持っていた。その牙は自分達が噛みつかれでもしたら命は無いことが見てわかる。

 

 

 

  

 [死ぬ]

 

 

 

 

 

 そう本能が自分達の中で言っているのが分かった。速く逃げなければ死ぬ。賞金稼ぎ達はそう感じた。

 

 だがしかし、この中の賞金稼ぎは誰も動かなかった。

 

 

 ……いやあまりの恐怖、威圧感で彼らは足がすくんで動けなくなっていたのだ。逃げたくても逃げれない、逃げることができない。

 

 それをどうすれば良いのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まぁ、答えなど考えている時間すらなく、上からその怪物の巨大な尻尾が襲ってきたのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、多くのこの島の人々が尻尾に叩かれ、投げられ、吹き飛ばされた。

 その光景はまさに地獄。

 

 

 一部の者は手にある剣やバット、アクセサリーのような刃物で怪物を切り刻んだり、叩きのめそうとした。だがその前に怪物の尻尾によって川に吹き飛ばされた。

 

 一部の者は手にある銃で怪物の脳天を撃ち抜こうとした。しかし撃っても効果など無かった。あの怪物にとってはBB弾を撃たれたようなものだったのだろう。痛みの反応こそ見られたが、討伐・撃退できるほどのダメージにすらならなかった。するには大砲ほどの威力が必要だったようだ。そして彼らもまもなく怪物によって吹き飛ばされてしまった。

 

 人々の悲鳴が鳴り響き、助けを乞う声も聞こえる。

 だがしかし手を差し伸ばす者はいなかった。

 

 そりゃそうだろう。町の住人の殆どが1人の海賊を狙っていた為、川に集合していた。よってこの怪物の射程範囲に入ってしまっていたのだ。

 

 つまり助けなど無いのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あぁ、なんという皮肉だろうか?自分達は海賊達を地獄に堕とそうとしていたのに今、地獄に堕ちているのは自分達ではないか。

 

 [何が悪かったのだろう?]

 [何故この怪物の逆鱗に触れてしまったのだろう?]

 [そもそも何故この怪物がこの川に現れるのか?]

 それすら謎だ。

 [海王類が川に行くのはできないはずなのに何故ここにいる?]

 そう誰しもが思うだろう。

 

 そしてまた一部の者はこう嘆き叫んだ。

 「報告と違うではないか!!仕留めるのは容易だと二人は言っていたはずだ!!なのにどうしてこうなっている!!」

 

 だがしかしその疑問、そして嘆きすらもこの怪物は受け付けなかった。この怪物にとってどうでも良い事だったのだろう。

 

 その怪物はただその化け物と呼ぶに相応しい声を轟かせながら人々をゴミの様に蹴散らしていた。

 そしてまた彼らは悲鳴をあげた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「砲撃用〜意!!!」

 

  「ウィーンガココン‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが英雄が現れた。

 

 その英雄の名はMr.8という。彼はどうにかこの怪物の攻撃の射程範囲から逃れたようだ。彼は急いで髪から大砲を生やしあの怪物にしっかりと照準を定める。

 

 周りの賞金稼ぎは一つの大きな希望を得た。

 

 あの怪物はどうやら頭が良いようでその英雄に鋭い視線を向ける。しかし英雄はその視線も気にもしなく、着々と砲撃の準備を進めていた。

 

 だがしかし、怪物は陸には上がれなかった。幾ら何でもリスクがあり過ぎる。無理に上陸して仕舞うと彼らに仕留められてしまうのを知っていたからだろう。

 だからこそそこで大きな隙が生まれてしまっていた。そう、大砲をぶっ放すことができるぐらいの非常に大きな隙だ。

 

 

 つまりどういう意味を指すか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 勿論[勝利]である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もし勝利したら賞金稼ぎ達はこの地獄を乗り切って今までと同じように元の海賊を陥れる生活に戻れるだろう。

 しかもこの怪物を倒す事が出来れば大きな食糧にもなる。あのクジラほどとは言えないが2、3ヶ月はこの町は持つだろう。

 そう、彼らにとって損益は大きいがもしこの怪物を倒せたら利益の方がとても大きくなる。

 彼らは歓声をあげた。まさに昼に海賊達を歓迎する時の喜びの声のようだった。

 

 「来てくれてありがとう!!」

 

 「しばらくは持つぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「俺のこと忘れてねぇか?」

 

  「ズバッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 英雄が海賊に斬られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 賞金稼ぎ達は目の前の怪物に気を取られすぎていた。そう、油断していたのだ。

 

 勝てると思っていた。また、内陸に逃げればどうにかなると思っていた。

 

 だが実際はどうだろうか?

 

 

 

 

 

 袋の鼠だった。

 

 

 

 

 

 あぁ、逃げ場などなかったのか。

 

 

 

 

 絶望に満ちた目で賞金稼ぎ達はそう悟った。

 




 やっぱ文章表現ってめちゃくちゃ難しい……!!
 あ、この小説の不満点、よくないなと思ったことがあったらじゃんじゃん感想で言ったりアドバイスしてほしいです。自分も直せる所があったら直していきたいので。ではよろしくお願いいたします。
 ということで見てくださりありがとうございました!!

えーと、仏の顔も三度までということで許してください。小説キャラ………

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