はい。今、全力で逃げているウツボです。鷹の目の男に追われています。もう逃げて2、3時間はかかっているだろうか?怖ぇよっ!だってさ剣を振ったら斬撃がこっちまで来んだもん!?
「ザンッ!」
ほらっ!今飛んできたし!?あいつ何だんなよ!?これ1発食らったら確実に頭と胴が別れる奴だ!?何か策はないのか!考えろ、考えろ……何か良い策は………ハッ!いや、でもこれは……
「スバッ!」
ええぇい!!もう一か八かだっ!!これでダメだったらもう知らん!俺はできるだけ深いところに潜っていく。未だに斬撃が飛んでくるが、なんとか気合いで避ける!そしてやることはたった一つ!同じ所をぐるぐると回る!こうすれば……よし予想通り!!渦巻きが出来た!!要するに俺がやったことは、一狩りするゲームの嵐を操る某モンスターの技「ダイソン」だ。
巨大な体を活かして、海の流れを作る。アイツは絶対倒せるような相手じゃないからこれは足止め程度だけれど、それでも充分!!逃げるぞぉ!
酷い目にあった。しかしなんとか生き残ったぞぉ!やったぜぇ!しかしどうしようか、元々迷っていたのに更に知らない所に来てしまった。とりあえずここは探索しながらルフィを探すしかないな。と思ったその時、
「ウツボのような海王類だえ!今日の晩飯にするえ!」
大きな船に乗った変な格好をした鼻水を垂らした男がそういった。
…………え?普通にいやなんだけど。死にたくないし。どうしたものかと考えていたら砲弾がこっちに向かって飛んできた。海の中に逃げようとしたらどうやら先回りされていたようだ。おそらくあの男のペットだろう。手足がヒレになっているでけえライオンがいた。海ライオンと呼ぼう。
やべぇ状況だ。海ライオンからは隙が感じられない。おそらく長い年生きてきた強い個体だろう。しかし、海ライオンは苦しそうな顔をしている。なぜだろう?まぁいい、ならばやることは一つ、ここは覚悟を決めるしかない。仕方ない、そちらから狙ってきたんだ。
船を転覆させる。
それしか解決方法がない。人間に牙を向くということはできるだけ避けてきた。しかしもう10年以上はウツボとして暮らしてきている。そして俺はこの世界の生物としてはまだまだ弱い方だと自覚している。なので生きていくためには人間に牙をむくのも仕方ないだろう。この海ライオンは、俺より強い。なんとか噛みついてもロクなダメージは与えられないだろう。ならば搦手を使う。ガウっと視線を遠くに向け、驚くふりをする。もちろんその先は何もない。まぁ、人間で言う「UFOだっ!」ってやつ。まんまと海ライオンは引っかかったようだ。そして今!俺は船に思い切り体当たりをする。ドガンッと音が聞こえた。船はグラグラと揺れる、更にもう一回!
船は転覆した。よし!道が開いた!今のうちに別の場所へ!
だがウツボは気づかなかった。彼が転覆させた船は、天竜人が乗っていた船だと言うことを。
見てくださり、ありがとうございます。難産でした。海獅子さん登場です。
ウツボさんの名前、どうする?
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「うなぎ」
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「ウツボ丸」
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「キバ」
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「唐揚げ」
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「ギャングファング」