あれから何日かたった。いまだにルフィは見つかってない。けれど見覚えのある場所へ戻ってきた。
"アイツ"がいるところだ。
そこら中に沈んだ海軍の軍艦がある。
過去に縄張り争いをして痛み分けになった"アイツ"だ。口にある傷が疼く。
「モ"モ"オ"オォォォォ!!!」
"アイツ"がいる。
しかし、"アイツ"の姿はとても変わっていた。
体毛は赤く変色しており、角はさらに太くなり黒くなっている。そして右の角は三叉に別れていた。
誰だお前は!!別人じゃねえか!!
同時に人の声が聞こえた。襲われているのか?まぁいい、ついでに助けてやろう。
闘争本能がくすがられる。"アイツ"とは個人的に決着をつけたい。俺はそう思っている。
"アイツ"が船を襲おうとしている時に横から俺は噛みついた。次の瞬間こちらに目を「ギロッ!」っと向けた。そして俺を振り払い"アイツ"は俺に顔を向ける。
そして咆哮。"アイツ"から怒りの感情を感じる。俺はグルルッと喉を鳴らした。
さてあの時の決着をつけよう。
現在から??年前———————————
私はノコギリザメの魚人に従っている牛の海獣だ。仕事としてはここに近づいて来た海賊、そして海軍の船を沈め縄張りを守ることだ。給料はない。逃げたら殺される。飯も自分でとる。
とんだブラック企業?とやらだ。しかしここ最近、食う飯がほとんどなかった。
あぁ、腹が減る。何故だ。何故獲物がいない。探して、探して、探し回る。全然いない。獲物がいないことに腹が立つ。
見つけた。
お前か。長い体を持つ海王類がいた。お前のせいか。お前が私の獲物を食ったのか!
"奴"に向かって突進する。直撃は避けられたが、口に傷を負わせらことが出来た。
しかし次の瞬間、"奴"は私に巻き付いてきた。
身動きが取りづらく振り払うことが難しい。そして"奴"はそのまま私に噛み付いてくる。
激しい痛みを感じる。引き剥がそうとしても出来ない。無理に引き剥がすのは悪手だ。奴の牙はとても鋭く、ナイフのような刃物だ。無理矢理引き剥がすと出血量が多くなる。
このままではいけない!そうして私は尾鰭を動かす。そしてそのまま海底に"奴"を押し付けた。"奴"は痛みに悶えたのか、絶叫をあげている。よし、そのまま押し潰してやろう。
そう思った次の瞬間だった。
"奴"は思いっきり私の耳元に咆哮した。
私は急いでそこから離れる。あぁ、しまった。やらかした。何も聞こえない。
基本的に私たち牛の海獣は嗅覚と聴覚に優れている。その聴覚がやられた。嗅覚で"奴"の場所は分かる。だが隙を見せてしまった。
"奴"は私の右の角を噛みついた。
待て!何をする!そこは!
"奴"はそのまま私の右の角を噛み砕いてしまった。
それは我ら牛の海獣にとっての象徴だ。それを壊されてしまうと雄は雌にアピールできる手段がなくなってしまう。
角自体は再生するが、一番大事なのは形だ。一度角を折られた雄の大半は雌と繁殖はできない。
つまりは
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!キサマァァァァァ!ヤリヤガッタナ!コロシテヤル!ブチコロシテヤル!ユルサネェェ!カナラズオマエヲ!
現在—————————————
ミツケタゾ!ツイニ!ミツケタミツケタ!ミツゲダ!コロシテヤル!ゴロシテヤル!ユルスモノカ!ゼッタイニコロシテヤル!フクシュウダ!ゼッタイノガサナイ!ア"ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァァァ!!!!
見てくださりありがとうございます。はいモームさん登場です。ちなみに設定としては某狩りゲーの禍々しいあの虎さんを参考にしてます。
ウツボさんの名前、どうする?
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「うなぎ」
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「ウツボ丸」
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「キバ」
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「唐揚げ」
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「ギャングファング」