「[海牛モーム]という存在」
それは牛の海獣と言われている。彼らの特徴の一つとして、雄は角を大切にする習性がある。なぜかというとそれは雄達にとっての雌へのアピール手段であり、誇りである。それを一度壊された雄には雌に振り向いてもらうことがほとんどないと言われている。雄たちはその後、自分の角を折った相手に復讐するためにとても気性が荒くなり、強くなろうと様々な生物に攻撃する。その大体は格上の生物に戦闘を仕掛けて朽ち果てることが多いが、彼の目の前にいる海牛は違った。
元々ずっとこの縄張りを守って来た海牛で、アーロンという魚人に従ってきた。アーロンの命令は[縄張りの侵入者を殺せ]だ。つまり彼は他の海牛よりもとても戦闘経験が多く、強い。そんな彼がもし角を折られてしまったらどうなるだろうか。
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「[近海の主]という存在」
曰く彼は転生者であり、憑依者である。日本という国で暮らし、生きてきた。子供の頃は様々なことを学び、大人になると働いた。野生とは無縁の生活だった。そして気づいたらでっかいウツボになっていた。最初は驚いたが、だんだんと慣れていった。
彼の強みはその人間時代で得た知識だ。ウツボ特有の体とその知識を活かして様々な敵をこの世界の生存競争で出し抜いてきた。しかし彼は少し不満があった。そう、目の前にいる海牛と決着を付けたかったのだ。実のところこの海牛の場所は初対面以降行けなかった。この世界は広い。約十年間以上様々な場所に移動したが、これまで行った場所は数えきれないほど広く、あの海牛の場所などわからなかったのだ。そしてようやく再会できた。また口元の傷が疼く。この傷はこの海牛にやられた。あの時はまだ未熟だった。ウツボの体の使い方はわかっていても、敵と遭遇したときにどのような動き、立ち回りをすれば良いかわからなかったのだ。それが悔しかった。そして様々な経験を積んで強くなった。あのときのリベンジをしたい。強くなったことを示したいという海王類としての闘争本能が目の前の海牛に対して反応した。
この世界の自然でわかったことがある。それは「生きる」か「死ぬ」かだ。自然は無慈悲である。まさに弱肉強食。強い者は食い、弱いものは肉となる。それを痛いほど知った。おそらくあの海牛も強くなっているだろう。死ぬかもしれない。それがどうした。さぁ、生存競争をしよう。
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まず先に仕掛けのは海牛だった。大きく腕を振り上げ、そして落とした。実は海牛には爪がある。いつもはヒレ足の中に隠しているが戦闘や狩りをする時には、爪を出して行う。
彼はその爪を身体で受け止めようとするがその瞬間、
そしてそのまま彼の胴体から血が噴き出した。響き渡る絶叫の声。
なぜだ、なぜだ?何故だ!何故だ!?
前より強くなっていることは把握している。しかしそこまで強くなるとは思いもしなかった。
そりゃそうだろう。この海牛は更に経験を詰んだ。パワーは前にあった時の約4、5倍になっている。
そしてその隙さえ、この海牛は見逃さない。海牛は頭の歪な形をした角をさらに黒く変色させる。そのまま喉元に突進。
彼はなんとか避けることに成功する。海牛はそのまま海中にある巨大な岩石にぶつかった。それは偶然だったが、彼はそれをラッキーだと思った。しかし壊れたのは、岩石の方だった。そして海牛はこちらを向く。彼は少し恐怖しながら疑問に思った。
[何故海牛が攻撃する際に皮膚や爪と角が黒く、硬くなっている?]
[武装色の覇気]という技術を知っているだろうか?定められた人間だけが使う戦闘技術である。体を鉄のように硬化させ、動かす。それは主に新世界という場所に伝えられてきた。曰く、[悪魔の実殺し]とも言われており、悪魔の実の中で最も強い系統の自然系[ロギア系]を扱う能力者にこの技術を使えば攻撃が効くのである。
実はそれは人間以外の動物も使える。しかしそれはとても困難だ。何しろこの手の技術は師匠が必要だ。独学でやるべきことではないだろう。なのでまだ世界にはこの技術は広がりきれていない。しかしながらこの海牛はやってのけた。復讐心のあまり、その領域に到達した。いや、してしまったのだ。
海牛は怒る。目の前の敵を滅ぼす為に、殺すために、復讐する為に。収まりきれない怒りが今、海牛の漆黒で歪な形の角となっていく。色は更に深く、黒く、暗く、闇色に包まれた。
その角は彼の心臓に向かっている。
見てくださりありがとうございます!バトル描写が下手ですみません!!上手くなれるにはどうしたらいいんでしょうかね?
そして「モームさんこれどうやって倒すんだ?」と思ったそこのあなた!私に聞かないでください。私もどうやって倒そうかめちゃくちゃ迷っています。
ウツボさんの名前、どうする?
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「うなぎ」
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「ウツボ丸」
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「キバ」
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「唐揚げ」
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「ギャングファング」