トレセン学園警備員さんは、ウマ娘に勝ちたい。   作:秋津モトノブ

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41話 トーナメント4戦目 フェイロン 中編

「うっわァ!?パイセンこれ……マジすか!?」

 

「マジだよ、すげえよな」

 

「とにかく、冷やしまス!」

 

 無名側のコーナー。

そこで、彼が手当てされている。

セコンド2人が、彼の両腕に冷却をしている。

 

 ――そこには、既にいくつもの痣があった。

1ラウンド目のフェイロンの攻撃……その成果である。

一度たりともクリーンヒットはしていないが、逸らした攻撃の余波でこの有様である。

 

「凄まじいスね……これが、八極拳の神髄スか」

 

「なーにが、まだまだこんなもんじゃねえだろうがよ」

 

 無名が笑う。

その姿からは、負ったであろうダメージはうかがえない。

 

「さあ、やるぞォ……!」

 

「程々に、死なない程度にしてくださいッスよォ!」

 

 ライデンオーの咎めるような口調に、無名はただ笑顔を返すだけだった。

 

 

「『どうだ、フェイロン』」

 

 フェイロン側のコーナー。

彼女のセコンドである叔父が、質問している。

 

「『驚いたわ。発勁が凄まじい練度よ……私と遜色ないどころか、その技術だけなら上回るかもしれない』」

 

「『人の身で格闘ウマ娘にダメージを与えるならそれしかないからな……1000年の歴史ってのも、あながち嘘じゃないだろう』」

 

 軽く水を口に含むフェイロン。

彼女に、叔父が告げる。

 

「『それで、どうだ?いけそうか?』」

 

「『当然。人間とかウマ娘とかじゃなくて……戦士として勝つわ』」

 

 目を輝かせ、口の端を歪ませ……フェイロンは戦意を漲らせた。

 

 

「ヤマ……ムミョウサンの腕がボロボロデース!」

 

「い、痛くないのかな……」

 

 VIP席で、タイキシャトルとライスシャワーが顔を青くしている。

 

「だいじょぶだって~、いっくん超強いからさ~♪」

 

「むにゅう」

 

 その前の席で、エリモジョージが膝に乗せたハルウララを撫でる。

 

「あの子はさァ、ヒグマをボコボコにしたんだよォ?ホラ、休憩の間に食べた食べた!奢りだよォ!」

 

 焼き鳥の追加を炭酸水で流し込みつつ、エリモジョージはいつも通りだ。

 

「USCの奢りだがな」

 

 ムソウシンザンは、苦笑いしながら牛串を齧っている。

 

 

『第二ラウンド、開始ですッ!!』

 

『両選手とも、ダメージはほぼなし。このラウンドでどう動くか……目が離せませんね』

 

 ゴングがなり、両者が再び向かい合う。

先程とは違い、睨み合わず……無名がまず前に出た。

 

「るう、オッ!!」

 

 踏み込みつつ、下段払いのローキック。

それを、フェイロンは足を跳ね上げて避ける。

 

 彼女の背筋に、悪寒が走った。

 

「っちぃ!?」

 

 ぼ、という風切り音。

避けた足払いが急停止し、膝裏を踵が襲う。

 

 フェイロンは残った足で跳び、それを避けた。

 

「っち!(これに反応するかよ!出鱈目な反射神経だな……あ!?)」

 

「ッシ!!(――お返しッ!!)」

 

 空中のフェイロンが、後に跳んだ足を空中で跳ね上げた。

狙いは、蹴りを放った無名の――頭部。

驚くべき、バランス感覚である。

 

「っが!?」

 

 切り返しの蹴りを放った無名。

咄嗟に差し出した右肘――そこに、すくい上げるように蹴りが入った。

 

 炸裂した衝撃を使い、両者が左右に跳び下がる。

そのまま、構えを取って向き直った。

 

「……ぐ(下から入ったか、筋は大丈夫だが場所が悪い!痺れてロクに動かん!)」

 

 表情には出さないが、無名の背中に冷や汗が滲む。

 

「……ふふ(肘を破壊できたと思ったけど、打点をズラされた。さすがに空中だと威力は出ないけど……このラウンドは使い物にならないわね!)」

 

 対するフェイロン。

攻撃の成果を確信し、薄く笑みを浮かべている。

 

「『回復する暇は、与えないわッ!!』」

 

 フェイロンが叫び、前に出た。

 

「(そう来る、よなあ!)」

 

 対する無名、左半身を前に出して迎撃の構え。

お互いの距離は、瞬く間に零となる。

 

「――っし!!」

 

 フェイロン、踏み込みつつの連打。

両腕が霞むほどの速度だ。

 

「ぬ、うぅっ!」

 

 右手が痺れている無名は、連撃を左腕1本で捌きつつ下がる。

 

「(――速い!)」

 

 フェイロンの左掌底を外へ捌く無名。

――が。

 

「!?」

 

 逸らした左掌底が、無名の左腕の胴着を掴む。

 

「(イイ所、押さえやがった!?動かねえ……マズい!!)」

 

 上半身の動きが鈍った無名に、フェイロンの右掌底が迫る。

 

「(動け、うご、っけ!!)」「(な、にぃ!?)」

 

 無名が思うように動かない右手をなんとか上げ、その掌底に――掌底を、合わせた。

どん、と轟音が響く。

 

「っぬ!」「っぐ!」

 

 お互いの掌底が放った衝撃。

それが、ほぼ同時にお互いの腕で炸裂した。

 

「――しぃッ!!」

 

 ほぼ密着した状態で、無名が右に体を回す。

フェイロンの左腕は、先程の攻防で胴着から離れている。

 

「なっ!?(まだ、動ける!?痛んだ肘に発勁が通ったのに!?)」

 

 無事な左手での攻撃を警戒して、フェイロンが後方へ跳ぶ。

だが、その距離は短かった。

 

「――鋭ァッ!!」「っが、あぁ!?」

 

 ――鋭く一回転した無名が放ったのは、右足での蹴り。

加速した踵の一撃が、離脱しようとしたフェイロンの胴へ叩き込まれた。

 

 ――討マ流、打ノ型『風塵脚』

 

 その一撃は、フェイロンの胴を貫いた。

半ば浮いていた彼女は、その衝撃で吹き飛ぶ。

 

『フェイロン選手、このトーナメントで初のクリーンヒットか!?苦しそうな表情だあッ!!』

 

『アレは、キツいですよ!ここまで鈍い音が聞こえて……無名選手の右手を見て下さい!!』

 

 吹き飛び、たたらを踏んだフェイロン。

実況の悲鳴にも似た声に、痛みをこらえながら目を見開いた。

 

「っか、は……!?(なんて、こと!?そういう、そういうことか!)」

 

 彼女の視線の先。

放った蹴りを戻し、構える無名の……右手。

 

 

「っひ!?おじ、おじさまっ!?」「ノォーウ!?」

 

 ライスシャワーと、タイキシャトルの悲鳴。

 

「ッ!?(けーびいん、さん!!)」

 

 ハルウララは、エリモジョージの膝上で目を見開いた。

 

 

「(『通って』なかった!指を、指をワザと『防波堤』にして――)」

 

 だらりと垂れ下がった、無名の右手。

 

「(肘まで勁が通らないように――!!)」

 

 その右手。

小指から中指までの3本が、歪に折れ曲がっている。

 

 無名はインパクトの瞬間に撃ち込む角度をズラし、指3本を犠牲にすることで……衝撃が肘まで到達しないように防御したのだ。

 

 対格闘ウマ娘戦においては指よりも、攻撃の要となる肘を守る。

凄絶な、防御法である。

 

 討マ流では、この技術は『捨身』と呼ばれている。

身を捨てて、勝ちを掴みとるための……そんな、技術である。

 

「ふうぅう……(初めて、有効打が入った。肘も死んじゃいねえ、まだまだ……いけるぜ!)」

 

 ぶん、と無名が右手を振った。

フェイロンの掌底によって脱臼した指が、伸ばされる。

そして――

 

「っじゃ!!」

 

 真っ直ぐ伸びた貫き手の形状のまま、彼はリングを突いた。

ごり、という感触が体内に響く。

脱臼した指の関節を、無理やり嵌めた音である。

 

「ッハハ!効く……ねェ!」

 

 何度か拳を握り、指の動きを確認する無名。

実況も、観客も……この時ばかりは、揃って絶句していた。

 

「(綺麗な掌底だったお陰で、綺麗に脱臼しただけで済んだ。コレが拳なら、揃って折れてたかもなァ……)」

 

 激痛に汗を滲ませたまま、無名が足を踏み出す。

その歩みは、一切のよどみがない。

 

「っぐ……!(来る!)」

 

 フェイロンが、痛む体に鞭を打って構える。

短い呼吸を繰り返し、体内のダメージを分散させる。

 

「――っし!」

 

 無名が、『朧』を用いて踏み込む。

間合いに踏み込んだ瞬間、右のミドルを放った。

フェイロン、なんとか後方へ跳んでそれを躱す。

 

「――ら、あッ!!」「っぐぅう!?」

 

 ――躱したミドルキックが翻って、踵がその腹に食い込んだ。

無名が、再度踏み込みつつ切り返したのだ。

軸足だけを、踏み切って。

 

 そして、その攻撃はまだ止まらない。

 

「――オオオオオッ!!」

 

 食い込んだ踵。

そこを起点に、間髪入れずに衝撃が叩き込まれた。

肉を打つ、鈍い音が響く。

 

「っぎ、ぃい!?(――足での、発勁!?)」

 

 フェイロンの口が開き、吐息と共に唾液が漏れた。

たまらず、後方へ倒れ込む。

 

 

 ――討マ流、打ノ型『迅雷脚(じんらいきゃく)

相手の胴に踵を打ち込み、体移動を使って二段階の衝撃を叩き込む技である。

 

 

『ダウウウウウウウン!!フェイロン選手、腹を押さえて倒れ込みましたッ!!その顔色は蒼白ッ!!!!』

 

 レフェリーが駆け寄り、カウントを取り始める。

 

「ワン!……トゥー!……スリー!」

 

「っぐ、う、うぅ……!(打ち抜かれた!なんて、発勁!!)」

 

 蹲ったフェイロン。

呼吸を繰り返し、冷静にカウントを数える。

ダメージの回復を待ち、カウント8で立ち上がった。

 

「っち……(1撃目は浮いてたから不完全、2撃目は6割って具合だな……相手が人間なら即TKOなんだろうが、流石にこれじゃ倒れてくれねえ、か)」

 

 フェイロンの状態を見つつ、無名が思考する。

先の攻撃の成果に慢心せず、悠然と構えた。

 

「ッフ、ッフ、っふぅう……ッハ!!」

 

 短い呼吸を繰り返し、裂帛の気合を放つフェイロン。

そのまま、跳ぶように踏み込む。

 

「(来るか――なにィ!?)」

 

 迎撃の構えを取る無名。

それに向けて、フェイロンは踏み込まなかった。

 

「ッシ!!」

 

 無名の眼前で、右に大きく跳ぶフェイロン。

予想外の動作に、無名の動きが一拍遅れた。

フェイロンの方向に、構えつつ向く。

 

 ――その目に映ったのは、一足で間合いに踏み込んだフェイロンの姿。

彼女は大きく右に跳び、着地した瞬間に恐るべき速さで無名に向けて跳んだのだ。

『冲捶』と呼ばれる、大きく踏み込みながらの突き技である。

 

「――ッ!!!!」

 

 轟、とでも言うような気合。

獣の雄叫びのようにも聞こえるソレと共に、フェイロンの右掌底が――無名の両手を縫って右胸に触れた。

 

「し、まっ――!?」

 

 どぉん、という轟音。

飛び込んだ勢いを集約した、まさに必殺の一撃。

それが、最高のタイミングで炸裂した。

 

 無名の足がリングを離れ、その巨体が吹き飛ぶ。

リング中央付近から……コーナーポストまで。

 

 

「――辛くも跳んだ、か。さて、どうかねェ」

 

 VIP席で、干支野が小さく呟いた。

 

 

『凄絶ッ!!無名選手、コーナーポストに叩きつけられたァッ!?リングが揺れるほどの衝撃ィイッ!!』

 

『これ、は――』

 

 実況が息を呑むのと、ほぼ同時。

背中をしたたかに打ち付け、前のめりの体勢で……無名がリングに沈んだ。

 

「お、おいアレ、やべえんじゃねえの!?」「手も出してねえ!意識飛んでんじゃねえのか!?」「格闘ウマ娘の突きが、モロに胸に入ったんだぞ……!交通事故だよ、あれっ!!」

 

 倒れ伏した無名に、レフェリーが駆け寄る。

 

「無名選手っ!!無名選手ッ!?」

 

 誰何の声にも答えず、伏したまま動かない無名。

それを見て、レフェリーはTKOの宣告をすべきか一瞬迷った。

 

 ――無名の手が、動いた。

 

「っぐ、ぬ、うぅう、うあ」

 

 呻きつつ、無名が体を持ち上げる。

 

「っわ、ワン!……トゥー!」

 

 ゆるりと上体が持ち上がるのに合わせ……レフェリーのカウントが始まる。

がくがくと体を揺らしながらも、両の手はしっかりとリングを、押した。

 

「っご、はぁっ!?」

 

 びしゃ、とリングに液体が落ちる。

――その色は、深紅。

 

「スリーッ!?、む、無名選手――」

 

 カウントを中断し、レフェリーが駆け寄る。

――その足を、無名が掴んだ。

 

 

「――舌を、噛んだ、だけ、だ。カウント、止めんな」

 

 

 絞り出すように、無名が呟く。

 

「ふぉ、フォーッ!……ファイブッ!……」

 

 再開したカウント。

無名の手がリングを押し、反動をつける。

よろめきつつも、立膝の体勢へ。

 

「セブンッ!……エイトォ!……ナイッ――」

 

「っが、ああ!あああああっ!!!!」

 

 天を仰いで咆哮し、無名は立ち上がった。

口から洩れた鮮血が、白い道着を染めている。

 

『立った!立ち上がったァ!!無名選手、戦意は十分ッ!!』

 

『何故、立てるんだ、アレで――』

 

 実況の困惑。

 

「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!」」」

 

 湧く観客。

 

 その中で、無名は両の足でリングを踏みしめて立っていた。

 

「っふ、うぅう、う……(ああ、盛大に汚しちまった。あいつら、ビビッてなきゃあ、いいんだがよ……)」

 

 無名が、構える。

足は肩幅に開き、右拳を溜め……左手は掌の格好で、前へ。

 

「っご、ふ(折れた、な。右肋骨……たぶん……)」

 

 せき込むと、口の端から鮮血が漏れた。

それを強引に拭い、口の中の血は無理やり飲み下した。

 

「(骨折は、1本、ズレちゃいねえが……もう、もらえねえな。他は……っはは、すげえ……3本ばかしヒビ、か?)」

 

 無名の体温が、下がる。

頭の芯が冷え、思考が加速していく。

 

「(右には貰えねえが、『左』はまだ全部『ある』……『盾』は、まだ、ある!)」

 

「っすぅう……!!(よし、息が吸える。肺は、無事だ……呼吸が練れるなら……まだ、戦える!!)」

 

 溜めた右拳が、ぎちりと音を立てる。

満身創痍とは思えないほど、その全身に気力が満ちていく。

 

「『……鍛えし技に、信を、置けば』」

 

 無名が、踏み出す。

かつての討マ流……とある伝承者の言葉を口にしながら。

 

「『一切万事、憂うべからざる、也』……!!」

 

 ――燃えるほどの戦意を、その両目に宿して。

 

 

「(……確実に肋骨を折ったはず、それに……勁は確実に通った、ハズ)」

 

 その無名を見ながら、フェイロンが戦慄した。

全身全霊の一撃を放ったにも関わらず……この結果に。

 

「(何故立てるの!何故、まだやれる気なの!?)」

 

「(何故――)」

 

 彼女の脳裏に、懐かしい声が蘇った。

 

「『――飛龍よ、よおく、よおく覚えておきなさい』」

 

 彼女の初めの師、祖父の声が。

 

「『心が折れれば、人は負ける。腕を折らずとも、足を折らずとも……心を折れば』」

 

 既に亡くなって久しい、優しく、強い声が。

 

「『――だが、のう。おるのよ、稀に』」

 

 彼女の心に、この言葉を始めて聞いたころの恐怖が蘇った。

 

「『腕を折っても、足を折っても、どれほどの一撃を加えようと……心の、折れぬモノが』」

 

 フェイロンの背中を、汗が伝う。

 

「『もし、もしそんな敵に出会ったのなら……心せよ』」

 

 無名を、見る。

血を吐きつつも、真っ直ぐこちらを見据える彼を。

 

 

「『そやつは――殺さねば決して、決して止まらぬぞ』」

 

 

 爛々と、目を輝かせる――無名を。

 

 

「『嗚呼、嗚呼、素敵……とっても素敵!』」

 

 会場の傍らで、アトヴァーガが己の体をきつく抱きしめている。

極寒の大地で、凍えているように。

 

「『あそこにいたかった……!!やっぱりあなたは、私のヴォールク……!!』」

 

「『ちょおっと聞き捨てならないわね、ソレ』」

 

 その横には、同じように震えるジャルワールがいた。

寒さに震えるようでありながら、その実――身を焦がすほどの熱を感じている2人である。

 

「『やっぱりハッシュタグ、流行らせるんじゃなかったわ……!!』」

 

 ジャルワールは、体内の熱を冷まそうとするかのように――手に持ったレモネードを煽った。

 

 

「(……そうね、お祖父ちゃん。彼がそうなのね)」

 

 フェイロンが、構える。

内心の恐怖を決し飛ばすように。

 

「(心が、折れない人なのね……!!)」

 

 ず、と。

無名が踏み出す。

 

「(さあ、こっからだ、こっからだぜ……フェイロンッ!)」

 

 踏み出した足が、リングを掴み――飛び込む。

一打一撃の、至近の間合いへと。

 

「――オオオオッ!!」

 

 裂帛の、気合。

それを載せた、一撃が放たれる。

 

「――ッ!!(正面から、叩き潰す!!)」

 

 フェイロンもまた踏み込む。

狙うのは、クロスカウンター。

 

「(完膚なきまでに、意識を――刈り取るッ!!)」

 

 お互いの攻撃が交差する、その数瞬前。

 

『――ここでゴングッ!!2ラウンド目、終了オオオオオオオオオオオオオオオッ!!!』

 

 会場に、ゴングが響き渡った。

試合は、まだ終わらない。 

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