トレセン学園警備員さんは、ウマ娘に勝ちたい。   作:秋津モトノブ

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58話 青いバラのお姫様は、釣りにもご利益があるらしい。

 

 

「……本当に、やるのかい?」

 

 暗闇の中から、タキオンの不安そうな声。

 

「……とても、気が進まないんだが?」

 

「あ、あたしも……」

 

 続けて、オグリとライアンの声も。

 

「大丈夫大丈夫、何かあってもお前らを恨んだりしねえよ。自己責任、自己責任」

 

「す、清々しいにも程があるねえ……では、行くよ」

 

「おう、やってくれ」

 

 そう呟くと、しばらくして――風切り音。

来た、か!

 

「っふ!」

 

 感覚を頼りに振った左手に、固い感触。

重い金属球は、手の甲に沿って軌道を変える。

飛び去った気配からすぐに、柔らかいものにめり込む音。

 

 よし、大丈夫。

 

「っし!」

 

 次に飛来する感覚に、体を委ねる。

今度は正面か!

 

「っは!」

 

 右掌を振って逸らした瞬間、今度は胸元に気配。

左腕を添えて、逸らす!

 

「はっは!調子がいいぜ――どんどん来いッ!!」

 

 構えを取り、続々と飛来する感覚に身を任せた。

 

 

・・☆・・

 

 

「いやー、流石はウマ娘。いい稽古になったぜ」

 

 目隠しを取り、汗をぬぐう。

眩しさに目を細めて光に慣れた頃……周囲の光景が見えてきた。

 

「本当に全部逸らしてみせたねえ……驚いたねえ」

 

 タキオンが呆れた顔をしている。

 

「山田さんはすごいな! すごいが……このやり方は苦手だな、私は」

 

 お優しいオグリが、心配そうにしていて……その横には、同じような表情のライアン。

 

「本当だよお……あたし、人に向けて鉄球投げるなんてやったことないですもん……」

 

 そう、さっきまでこの子たちは目隠しした俺にしこたま鉄球をぶん投げてたんだ。

人間が投げるよりもずっと速度も威力もあるそれは、本当にいい稽古になった。

 

「つってもなあ……直撃しても格闘ウマ娘の打撃と同じくらいの威力しかねえぞ、たぶん」

 

「普通の人間は死んじゃうねえ……恐ろしいねえ」

 

 いつもの室内練習場の床には、ごろごろと鉄球が転がっている。

今更だが、なんでこんなに鉄球が用意してあんだろな……トレセン学園。

何の訓練に使うんだろう。

 

「お、終わった……? おじさまっ!」

 

 隅の方で目を閉じていたライスが、こっちへ走ってきた。

絶対に投げたくないけど参加しないのも心配で嫌だ……ってんで、隅っこの方にいたんだよな。

 

「だ、大丈夫?」

 

「おう、大丈夫大丈夫、俺ァ無敵だからなあ」

 

 駆け寄ってきたライスを撫でる。

 

「ふわっ……えへ、えへへ……!」

 

 心配性だなァ、ライスは。

 

「本当に凄いな山田さんは……目の前で見ていても、何をしていたのか全然わからなかった」

 

「意外と簡単だぞオグリ、コレをな……」

 

 床に落ちていた鉄球を放り、腕に沿わせて……弾く。

 

「こうすりゃいいだけだ。正面からじゃなく、受け流すのがコツだな」

 

「なるほど……!」

 

「我々には何の役にも立たないがとんでもない技術だねえ……‥レース中に鉄球が飛んできた時に参考にするよお……」

 

 ぶるる、と体を震わせるタキオン。

 

「討マ流とは一体何なんだい……何故四方八方から飛んでくる鉄球を捌く訓練があるんだい……」

 

「そりゃあ、格闘ウマ娘の攻撃を避けるためさ。それに、稽古自体は戦国期に考案されたらしいから……投石とか銃撃に対する動きじゃねえのかなあ」

 

 戦とかにも出てただろうし、ご先祖さんは。

 

「鉄砲の弾も逸らせるんですか!?」

 

 ライアンがドン引きしている。

 

「まさか、さすがにそりゃあ無理だ」

 

「で、ですよね~……」

 

 新しい鉄球をまた放り投げ、腕の一部で弾く。

 

「銃弾の場合はな、撃たれる前に躱すか……即死しねえ場所を選んで受けるんだ。現代の拳銃と違って火縄銃は再装填に時間がかかるから、それが終わる前に肉薄してぶん殴るわけさ」

 

「ひ、ひええ……聞かなきゃよかったあ……」

 

 その場合は甲冑も着込んでるからな。

真正面からじゃ貫通しちまうが、うまいこと角度を付けてやるとか……色々やりようはある。

 

「……刀剣に対する対処法もありそうだねえ」

 

「お、流石だなタキオン。色々あるぜ~そりゃあ」

 

 ぶるる、とライスが体を震わせた。

 

「お、おじさま! 駄目だからね!絶対駄目だからね! ライス、刀で斬りかかるお稽古とか手伝わないからね!!」

 

 涙目のライスだ。

 

「おう、そういうのはフドウギクに頼むから大丈夫だ」

 

「大丈夫じゃないよっ!? やっちゃ駄目ってことなんだからねっ!?」

 

 ああ、まあ……U-1じゃ関係ねぇか。

だが藪蛇になりそうなので、撫でて誤魔化す。

 

「えへへ……」

 

 おやまあ、いい笑顔だこと。

やっぱりウマ娘には笑顔がよく似合う。

 

「さて……お前ら付き合ってもらって悪かったな。給料はマジで飯食わせるだけでいいのか?」

 

「無論だ。無論過ぎる」

 

 無論過ぎるってなんだよ、オグリ。

 

「うーし、じゃあ夜に詰所裏に集合な。俺はこれから仕入れに行ってくるから」

 

 俺は今日と明日は休日だ。

本当に珍しいことに、土日に休みが取れたからな。

この子たちもオフだったので、こうして朝から手伝ってもらったってわけだ。

 

「お買い物なら、ライスも手伝うよ?」

 

 ライス……いい加減に離れた方がいいんじゃないか?

なんか、言うと泣きそうだから言わんがね。

 

「私もだ、荷物ならいくらでも持てるぞ!」

 

 フンス、と気合を入れるオグリ。

 

「おーん、今回は買うわけじゃねえからなあ……」

 

「え? 山にイノシシでも取りに行くんですか? なーんちゃって……」

 

「今は発情期にかかってるからな。この時期の猪は臭みが強くて食うのには向いてねえんだわ」

 

「獲ろうと思えば獲れるんだ……」

 

 ライアンがまたドン引きしている。

なんだよ、元手零で肉が手に入るんだからお得だろ?

 

「今日は海釣りに行こうと思ってなァ。勿論、釣れなかったら別途材料は用意するぞ?」

 

 気分転換と、食料調達。

両方満たせるんだから最高だよな、海釣り。

川と違って漁魚証もいらねえし。

 

「釣りか……魚は美味しいな!」

 

 もう腹を鳴らすな、オグリよ。

 

「おう、東京近郊でも場所を選べば美味い魚はいるからな。待ってろよオグリ……美味い刺身をこさえてやるから」

 

「楽しみだ……!」

 

 む、どうしたライス。

服なんて引っ張って。

 

「あの、ライスも行っちゃ駄目かな? ライス、今日一日お休みだから……」

 

「別に構わんが、釣れなくて泣いても知らんぞ?」

 

「いいの! ライス、行きたい!」

 

 手は多い方がいいしな、全然かまわん。

予備の竿もあるしな。

 

「むぅ……トレーニングの予定が……!」

 

「私もパスだねえ。日に焼けて死んでしまうねえ」

 

「うあ~! あたしもトレーニングだ~!!」

 

 行くのはライスだけね、了解。

そいじゃ、シャワー浴びて着替えるか。

おっと、トレーナーさんに許可取らんとな。

……大丈夫だろうか。

 

 

・・☆・・

 

 

「おじさまの車、いい匂いするね」

 

「そりゃなあ、お嬢様を乗せるんだから芳香剤くらいはな」

 

 幹線道路を走る愛車の助手席で、ライスは上機嫌だ。

なんとかトレーナーさんの許可も取れたし、後顧の憂いはない。

 

『ライスに何かあったら東京湾に沈めてやりますからねェ……』

 

って言われたが。

何かあるワケねえだろうが、俺が死んでも五体満足で帰すわ。

 

「それで……このまま釣りに行くの?」

 

「うんにゃ、家に戻って荷物を準備する。すまんがもうちょい待っててくれよ」

 

「――おじさまのおうち!?!?」

 

「うおっ!?ビックリした……そ、そうだ。竿やらなんやらを積み込むんでな」

 

 ライスが無茶苦茶……無茶苦茶、なんだこの表情?

レース前みたいに真剣な顔してんぞ、この子。

 

「ら、ライス……おじさまのお部屋、見たいな!!」

 

「は、はあ? いやいや……女学生を連れ込むわけにはいかんだろ、男の一人暮らしだし」

 

「見たいなっ!」

 

「いやでも……」

 

「見たいなッ!!」

 

 ……そんなに珍しいもんじゃねえけど、これは……上げるしか、ねえか。

なんていうオーラだよ……肌が泡立つぜ。

迫力の使い所間違ってねえか、ライスよ……

 

 

「お、おおお、お邪魔しまふっ!!」

 

 フード付きの俺の上着(洗濯済み、未着用)をジャージの上にぶかっと羽織ったライスが、ガクガク振動しながら玄関にいる。

……入れちまったよ、部屋に。

何かする気はさらさらねえが、ライスのトレーナーさんには未来永劫黙っていよう。

俺だって命は惜しい。

 

「まあ、むさくるしい所だが上がってくれ。入ってすぐがリビングだから、適当に寛いでてくれよ」

 

「は、はひっ!!」

 

 入る前はあんなに強気だったのに、今は小鹿くらい震えてる。

俺の部屋のどこに緊張要素が……まあ、男の部屋だからな。

我ながら、ウマ娘にお願いされるとだいたい聞いちまうのは問題かねえ……

今更だがな。

 

 さて、ライスにはお菓子的なものを出すとして……その前に竿と釣り道具をまとめて玄関に出すか。

 

 

・・☆・・

 

 

「お、おじさまの枕……」

 

「……すんすん」

 

「……はうぅ……すんすん……」

 

 

・・☆・・

 

 

「待たせたなライス……何してんだ?」

 

「にゃっ!にゃにゃにゃにゃんでもないよっ!」

 

 リビングへ行くと、ライスが俺のクッション枕を抱えて壁の方を見ていた。

ああ、そのビーズクッションは魔物だから仕方ないな……いっつもそれで寝ちまうんだ。

 

「ほい、クッキーとアイスミルク。色々賑やかだろ、壁が」

 

「う、ううん……凄いね、このポスター!」

 

 壁には、所狭しと歴代顕彰バたちのポスターが貼られている。

URA公式が販売してる、『ヒロイン列伝』とか『名バの肖像』ってやつだな。

 

「おじさま、本当にウマ娘が好きなんだね……」

 

「今までの行動で好きじゃなかったら逆にヤバいだろ、俺」

 

 我ながらよく集めたもんだ。

 

「あ、おかあさまとおばあさまもいるね。ひいおばあさまも!」

 

「おう、こうして見ると身内に見えねえよなあ……」

 

 よくよく考えると、俺の家系ヤバいな。

サラブレッドウマ娘は応援するばっかりだったからな……いざ身内として考えると、なあ。

……タキオンが言うように、出自がマスコミにバレることだけは避けねえとな。

 

「あれ、あそこにある写真はポスターじゃないね。誰だろ……あ」

 

 壁の、中心に近い部分。

そこに、ラミネート加工してある写真が貼られていることにライスは気付いた。

『1位』と書かれた賞状とトロフィーを持って、嬉しそうに笑うウマ娘。

 

「……ああ、生きてりゃ絶対にここに並べるウマ娘になってただろうからな。形だけでも、な」

 

 俺の妹、『レイニーステップ』

名前とは裏腹に、いつでも日本晴れみてえな奴だった。

 

「とってもかわいいね……レイニーさん」

 

「遺伝子がよかったんだろうな、ははは」

 

 クッキーを齧る。

うん、我ながら上出来だ。

 

「あ、そうか……レイニーが生きてりゃ、丁度ライスと同じくらいの歳ごろになるんだな」

 

「そうなの?」

 

「ああ、ひょっとしたら友達になってたかもなァ……あいつ、コミュ力の化身みてえな奴だったから」

 

「そうだね……そうだったらいいな。えへへ」

 

 ライスは、少し悲しそうに笑った。

ほんと、優しい子だぜ。

 

 アイツがトレセンに入ってたら……俺はUSCで働いているだろうか。

もとい、U-1に挑戦しているだろうか。

わからんが……今の自分に後悔はしていない。

ただ、このままやるだけさ。

 

 ふむ……しかし今の状況、妹の友達が遊びに来ている感じか。

なーるほど……難しく考えてたがそれなら不都合はねえな!

 

「おじさま、もう出発するの?」

 

「いや、今出ると昼間になっちまう。もうちょい時間を置いたほうが釣れやすいんだ……ゆっくりしていくか? それともドライブでも……」

 

「ゆっくりしたいな!ライス!とってもとってもゆっくりしたいな!」

 

「そ、そうか……じゃあクッキーを食え。お代わりはいくらでもあるからな」

 

 しかし……年頃の娘が暇を潰せるようなものがあるかね?

この時間帯はテレビもつまらんし……

 

「うーむ……過去100年分のレース映像集くらいしかねえな」

 

「それがむしろ見たいかな、ライス!」

 

 あ、そうか……ウマ娘だもんなあ。

よし、それなら準備するかな。

 

 

・・☆・・

 

 

「さあ、着いたぞライス」

 

「ふわあ……海の匂いがする!」

 

 家で休憩し、車を走らせること1時間弱。

海浜公園の近くにある、ちょっとした磯に俺達はやってきた。

ここ、結構穴場なんだよな……ライスは有名人だし、人目はない方がいいし。

 

「ほれ、ライフジャケット……着け方わかるか?」

 

「え、と……ライス、ちょっとわかんないや。おじさまに着せてほしいかなって」

 

「おう了解、それじゃ万歳しろ~」

 

「ば、ばんざーい……」

 

 おずおずと手を上げたライスに、ジャケットをかぶせる。

よし、サイズはなんとかなりそうだな。

ここを締めて……っと。

 

「はう……!」

 

「あ、スマン、苦しかったか?」

 

「大丈夫!とっても大丈夫!」

 

「そ、そうか……」

 

 ライスは俺のパーカーを羽織ってはいるが、紫外線は肌の天敵。

 

「俺ので悪いが、この麦わら帽子を……」

 

「ぜんぜん!ぜんっぜん大丈夫だよ!」

 

 海に来てから元気だなあ、ライスよ。

さて……釣るか!

 

「ほい、これ竿な」

 

「うん!……どんな釣り方をするの?」

 

「今回はサビキとエサ釣りの同時並行だ。ライスはサビキな……このいっぱい針のついた下にカゴがあんだろ? そこにこの……解凍した餌を詰めるんだ」

 

 この時期はアジやサバもサイズがいいから、それを狙う。

どうやって食っても美味い、最高の魚だ。

 

 餌はアミエビっていう小さなエビみたいなもんで、それをひしゃくでカゴに詰める。

これなら手も汚れねえし、ライスも大丈夫だろう。

餌もグロくねえしな。

 

「へえ……面白そう! おじさまは?」

 

「俺はアサリでカワハギを狙う予定だ。刺身が最高に美味いんだよ……気合入れるぜ!」

 

 ライスにリールの使い方や投げ方なんかを教え、釣りが始まった。

飲み込みが早いな、ライスは……賢いんだなあ。

 

「え、えーい!」

 

 子供っぽいキャスト方法だったが、そこはウマ娘。

結構な遠くまで仕掛けは飛んでいき、大きなウキが海面に立った。

 

「おー、うまいうまい。サビキのコツは焦らないことだ、何度かアタリを見てからしゃくれば、何匹も一気に釣れるからな」

 

「うんわかっ……お、おじさま!」

 

 ここの魚はスレてねえらしい。

ウキが何度も浮き沈みを繰り返している。

 

「ちょい待てよ……よーし、今だ!」「えーい!」

 

 ぐん、と竿がしゃくれる。

 

「うまい!そのままリールを巻け巻け!」 

 

「う、うん……ふぬぬぬ~!!」

 

 ああ、焦ってるんだろうがウマパワーでそんなに巻いたら――

 

「きゃあっ!?」「ふがぐ!?!?」

 

 水面が弾けて、キラキラと光る型のいいアジが3匹。

そのうちの1匹が、俺の顔面に激突した。

オアーッ生臭ェ!!

 

「お、おじさまごめんね!?ら、ライスが……!」

 

 ――ム!

ライスが気に病みそうな気配がする!

させるかァ!釣りは楽しくやるもんだァ!!

 

「最ッ高のアジだァ! ライス、お前釣りの天才だぞ! うっひょ~!」

 

「ひゃわっ!? え、えへへ……そ、そうかな?」

 

「そうともよ!」

 

 フフフ……間髪入れずの俺の褒め上手ときたらどうだ!

 

「コイツはいい刺身になんぞ~! ささ、どんどん釣ってくれラァイス!」

 

「――うんっ!」

 

 竿を握り、ライスは花が咲いたように笑った。

……やっぱりな!ウマ娘には笑顔って相場が決まってんだよ!!

俺も負けてられねえ!釣るぞ釣るぞ~!

 

 

「いっぱい釣れたね、おじさま!」

 

「おう、これならオグリも大満足だな!」

 

 夕暮れ近くまで釣りをして、気付いた時には持ち込んだバカデカクーラーボックスが魚でミチミチになっていた。

ちなみに釣れたのはアジとサバ、それとカワハギ。

ライスに負けないように俺も頑張ったからな……

 

「ライスが釣る端から締めまくったからな。刺身にから揚げ……つみれ団子汁も作れるぞ! でかしたァ!」

 

 釣果に興奮している様子のライスを撫でる、超撫でる。

 

「ふわっ……えへ、えへへ……ライス、釣りって好きかも!」

 

「そうか! 機会があったらまた行こうな!」

 

「ほんとっ!? 嬉しいな……!」

 

 魚も釣れたし、ライスも楽しんだ……最高の釣りだったぜ!

さあ、学園に帰って料理三昧だァ!!

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