よろしくお願いします。
ドォーン!!
不良生徒トキちゃんさん
VS
シャーレ強行犯係(先生&ユウカ)
トキは私達へ豪快に啖呵を切った。
「やんのかぁ!?このパーフェクトエージェントC&C所属のトキちゃんさんとぉ!?童貞教師にセミナーもやしっ子会計がぁ!?相手になると思ってんのかぁ!?」
馬鹿にしやがって…
相手になるかならないかぁ…?
そういう問題じゃねえからこれ!
私は右手を振り広げた。
「行けぇ〜!ユウカァ〜!」
「っ〜!」
ユウカは水鉄砲を投げつけて…
「シャー!!!!!」
トキに飛び掛かった!
!?
トキとユウカは、フィンガーロックの状態になった。
たっぷりユウカが痛め付けた後、私が分からせてやるからな…
「な…なんだ!?この力!?」
トキは知らなかった…のか?
セミナーの会計は、もやしっ子ではない。
ゴリゴリのタンクとパワードスーツ無しのアタッカーか…
力比べは迫力があるなぁ。
「ユウカ!そのまま抑えてろ!」
「っ〜!」
「このっ!離せぇ三脚ぅっ!」
私はユウカの股の間に手を伸ばした。
!?
「何処だぁ!何処に隠し持ってる!サッサと出しやがれ!この太ももオバケ!」
「ちょ!?」
「お前…ンフフッ(笑)…何やってんだよ!?この変態教師!?」
「うるせぇ!おいユウカ!お前がここにアレを隠し持ってることを知ってんだよ!」
「なっ!?なんで知って!?…ひゃあ!?」
私はユウカの股の間から、ある道具を取り出した。
「ハリセン…?」
そう…連邦生徒会から流出した私のトラウマ、只者ではないハリセンだ。
「勇者の剣がハリセンってか?笑えない冗談だな!そんなハリセンで何が出来る!?」
私は折り畳まれていたハリセンを丁寧に広げ、ハリセンの強度を手で触り確認し…
ペシッ!
只者ではないハリセンで、トキの頭をシバいた。
「い!?…ってぇ!?なんだこのハリセン!?」
「これはただのハリセンではないよ?キヴォトス人にも良く効くハリセンなんだ…」
「てめぇっ!セクハラの次は体罰か!お前は社会問題のデパートかよ!つーかその程度の痛みで俺を気絶させるつもりか!?C&Cのエージェントを舐めんじゃねぇぞ!?」
「いや、これはもう使わないよ?」
「…あぁ!?」
私はハリセンに付箋を貼り、ペンを使って字を書いた。
「トキちゃんさんは処女で〜すって書いといたからなぁ!オラァ!どうしたぁ!俺をコマしてみろぉ!出来るもんならぁ!やってみやがれぇ!このキムスメイドォ!」
「この野郎…」
「パーフェクトエージェントは、反射神経も人間離れしてるだろ…?」
私はハリセンで、トキをブッ叩くべく思いっきり振り上げた。
「ぐぅっ!?」
「これは避けられるかなっ!?」
ポイッ
私はハリセンをノールックで投げた。
投げたハリセンはエイミが受け取った。
「何を…は?」
いつの間にかフィンガーロック状態は解除されて、ユウカがトキの後ろに回り込んだ。
お腹をガッチリ掴んだ状態で…
!!!
「目の良さが命取りだぁ!」
「よっしゃあー!」
「やれぇ!ユウカァ!ブチかませぇ!」
この前怒られたときは蟹挟みだったけど。
変なモノを買ったり、仕事をサボったりすると…
アロナちゃんバリアで、無事だと分かると…
お仕置きが過激になっていった。
ユウカの得意技。
ジャーマンスープレックスだぁ!
「おりゃあー!」
ドゴォ!!
「イッテェ…やりやがったなぁ!」
「ユウカ!俺が仕上げをやるから!そのまま抑えてろ!」
私はスーツのズボンを脱ぐために、ベルトを外そうとする。
!?
「お前!?何するつもりだぁ!?」
「トキちゃんさん言ったよな…?お前をコマしてやるからな?って言ったよな…?」
「あぁ!?」
「それは違うぞ…」
「な…何!?」
「これからぁ!俺がぁ!お前をコマしてやるんだよぉ!」
!?
流石にこれ以上はマズイと思ったのか、リオか待ったをかけた…
「先生、これ以上は…」
「いいですよ?」
「…は?」
しかしリオが止めたのもお構い無しに了承したのは、ユウカにジャーマンスープレックスで投げられた状態のトキだった。
「先生、今回私はやりたい放題やられた仕返しのつもりで参加しました…」
「トキ…?もう満足した…?」
「この機会に先生と仲良くなる…もしかしたら、それ以上の関係になれることも期待してますよ」
「…え?」
ちょっと?それ以上の関係って何?
「ですから先生…いやセンコー」
あれ?元に戻った…?
「ひと思いにヤレェェェーーー!!!」
!!!
私は慌ててチャックとベルトを締め直した。
!?
「中止ぃ!中止ぃ!コマすの中止ぃ!」
「ちょ!?何言ってるんですか!?」
「出来る訳ないだろ!こんな人目も多くて!ムードもへったくれもない場所で…」
私は内股になり股間を手で押さえながら…
「出来る訳ないだろぉ!!」
度重なるセクハラで涙目になり…叫んだ。
先生の止まらないロマンチックに、全員轟沈した。
しかし…
この全員轟沈は痛恨のミスだった。
ユウカの拘束が緩んだからだ。
「ジャーマンスープレックス…見た目は派手だが、センコーはガラ空きだぞ」
!?
目にも止まらぬスピードで立ち上がり…
「これで終わりだぁぁぁーーー!!!」
トキは私に飛び掛かった!
私とトキは、フィンガーロックの状態になった。
「な…何!?」
「ンフフッ!」
「このぉ〜!」
ユウカもタックルで、トキに食らいついたのだが…
「ユウカ!トキちゃんさんを剥がしてくれ!折れるぅ!折れるぅ!」
「ダメです…剥がせません…」
「諦めるなユウカ!ユウカが諦めたらキヴォトスはおしまいなんだ!」
「元のトキに戻ったと思った?残念〜!まだお休み中のトキちゃんさんだオラァッ!」
「トキに戻ったふりだったのか!?この悪魔めぇ!!」
「うるせぇ!おいセンコー!今度こそお前をコマしてやるからな!」
「ハァ!ハァ!ヤバイ!疲れてきた!」
「先生こそ…諦めないで下さいよ…」
「おい!三脚!取り引きだ!センコーをコマすの手伝わせてやるよ!」
「…はぁ!?」
「ちょっと!?何言ってんの!?」
「いいか三脚!俺はお前が羨ましいし妬ましくてたまらねぇんだよ!」
「…え?」
「お前は毎回こんな楽しいことをして、センコーとすごしてるんだろ?テレビの放送を見てて俺はずっと羨ましいと思ってたんだ!」
「おいユウカ!これ絶対ウソだぞ!耳を貸すな!」
「やかましい!だから取り引きだ!悪い話じゃねぇだろ!?」
「どう聞いても!何回聞いても!悪い話だからな!」
「三脚の力が弱まった…交渉成立な!」
「ち…ちが…違います!」
「うぅぅ…うそつき!嘘だらけのロリコン!セミナーの恥さらし!」
「っ〜!」
絶体絶命だ…
万が一の保険を使うか…?
「安心しろ…天井のシミを数えてる内に終わるからなぁ!センコォー!」
「エイミさーん!お願いしまーす!」
「分かった〜」
「…は?」
エイミが只者ではないハリセンを持って、現場に急行した。
「とりゃ〜」
ペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッ!
「いててててて…うわぁ〜!!!」
「いてぇ…ちくしょう…」
「えぇ!?なんで私まで!?」
エイミに只者ではないハリセンを投げ渡す前に、付箋を貼って保険にしてました…
ダメそうだったら、これで助けて下さいと書いて…
こうして暴徒達は、只者ではないハリセンで鎮圧されたのであった。
〜5分後〜
鎮圧後、復活した私は即行動に移った。
陸八魔アルさんから教わった、ジャンピング土下座からの完璧な着地をした。
「そろそろいつものトキに戻って下さい、お願いします…」
もう限界だった、セクハラとかこみで…
「私からもお願いします」ピコッ!
リオも頭を下げた、土下座じゃなかったのでユウカがピコハンでリオの頭を土下座させようとした。
「…分かったよ、でもこれだけは言わせろ」
トキは最後に、頭を下げるリオへ近付き…
「おい!」
「はい…」
片手で顎を掴んで、タコみたいな顔を無理矢理上げさせた。
「お前が口を滑らせたから、こうなったんだからな!」
「申し訳ありまへんでした…」
「二度と気を付けろよ…」
よく分からない言い分に、トキ以外半壊した。
「じゃあ着替えるから、これ持ってろ」
「…え?」
フラフープにカーテンが付いてるけど…?
「えぇ!?ここで着替えるの!?」
「その方が童貞教師は興奮すんだろ?」
この、悪魔めぇ…!
「5秒もあれば着替えられんだよ!5秒でいいから持ってろ!」
その時、私に電流走る…
(おいユウカ…)
(…分かりました)
「じゃあ5秒だからな!しっかり持ってろよ!童貞教師!」
ユウカは私の両目を両手で塞いだ。
私はカーテンを持ち上げて…
「1!3!5!」
約1秒でカーテンから手を離した。
「…は?」
そこには下着姿のトキが…
まだ着替えの途中だった。
!?
その光景を見た者は轟沈した。
「ば…馬鹿野郎!5秒って言っただろ!」
「スゴイ派手な下着ですよぉ〜!先生〜!」
「お休み中は勝負下着なんだ〜!へぇ〜!」
目隠し中の私とユウカはHAHAHAと笑いながら、トキへの倍返しを済ませた…
「…野郎オブクラッシャー!!!!!」
トキがメイド服に着替える際に、ちょっとした仕返しがあった。
これでエージェントが全員そろった。
こっから捜査が本格的に始まる、言わば本番である。
「もう帰りたい」ピコッ!
私も帰りたいですよと、ユウカのピコハンが私の頭に直帰した。
スタートラインに立った、シャーレ強行犯係はヒマリの追求を始めた。
「容疑者ヒマリさぁ、まず認めますって言ってみて?」ピコッ!
雑すぎる誘導尋問に、ユウカのピコハンが私の頭を取り調べた。
「先生?疲れたのであれば帰ってもいいですよ?撮れ高は十分ですよね?」
「そうはいかないよ?疲れたなんて些細な理由で帰れないし、エイミのことを考えたら撮れ高なんてどうでもいいよ」
「ぐぅっ…」
あと少しで堕ちるなこれは…
「5万クレジットまでなら出せるけど?いくら積んだら認める?」
「ふざけないで下さい!いくら積まれても認めません!」
あれ…?
今ピコハン来なかったな…
ユウカはガス欠か、トキも引き剥がせなかったし適度に休憩させないとマズイな。
「先生、ちょっといいかしら?」
「…ん?」
ヒマリへの追求を、攻めあぐねいていた私に声をかけたのが…
リオだった。
「容疑者ヒマリは本当に有罪?」
「今のところそう思うけど…」
「では、私も独自に調査してもいいかしら?」
「エージェントリオ、その調査というのは…?」
あれ…?
この流れ何処かで…?
そうこうしてる内に、リオは胸の谷間から道具を取り出した。
その行動にリオ以外が轟沈した。
あぁ!ここかぁ!
トキが後で使うから、大事にしまっとけって言ってたねぇ…
リオが取り出したものは…
メジャーだった。
シュルシュルとメジャーを10センチぐらい伸ばし、女王様がムチでペチペチ音を鳴らす動きをした。
ヒマリが生メジャーを目の当たりにし半壊…のちに復活後リオの接近に警戒した。
本当に火力が違い過ぎるって…
「容疑者ヒマリ」
「…くっ」
「今から胸のサイズを測ります」
やはりこうなってしまったか…
「先生、ここまではセミナー会議室と一緒ですね…」
「当事者が言うと、一味違うね」
「その通りなんですけど、一体ここからどうなるんですか…?」
「ミレニアム屈指の好カードだからねぇ、全く予想がつかないよ」
「やはりこんな面白いものを独占するなんて、2人共ズルイですよ?」
いつの間にか実況解説席が出来上がる。
私とユウカ、そしてサングラスにメイド服のトキが戦いの行く末を見守っていた。
ここで先に仕掛けたのが…
「やはり来ましたね!ブレーキの壊れた暴走自転車さん!」
ヒマリだった。
「さっさと測らせて、5分も掛からずにあなたの無実を証明してあげます」
「その必要はありません!エイミ!例の物を用意して!」
「分かった〜」
…ん?
例の物ってなんだ?
というか…エイミはヒマリの味方なの?
なんで…?
エイミは何やら布を持って来て、ヒマリにも渡した。
あれは、Tシャツか…?
「な…なんなの…そのTシャツは…?」
ヒマリとエイミが着ているTシャツの絵を、理解した者から轟沈した。
なんじゃあ!?あのTシャツはぁ!?
「こんなこともあろうかと、あなたの対策Tシャツを作っておきました」
Tシャツの胸元にはリオが印刷されているのだが、ただのリオではない…
「エージェントリオ土下座Tシャツです!」
バーン!!
「…フフッ(笑)…ブハハハハハッ(笑)」
「…フフッ(笑)」
「…ンフフッ(笑)」
実況解説席は轟沈した。
「ウソだろ…容疑者ヒマリは、あんなものいつの間に作ったんだよ!?」
「あれ対策になりますか…?」
「天才の考えることは分からないね…」
「やはりこんな面白いものを、独占するなんて…ンフフッ(笑)」
トキはもうボロボロだった、流石ミレニアム屈指の好カードだ…
しかし…
「…フフッ(笑)」
!?
「容疑者ヒマリ、あなた面白いわね(笑)」
リオも笑っていた。
おっと、これはどういうことだ…?
「エージェントリオ、何を笑っているのですか!?あなたはこれから自分の土下座姿を眺めながら…私の胸のサイズを測るのですよ!?」
「容疑者ヒマリ、何を狼狽えているの?私の土下座?そんなの些細な問題よ?」
「はぁ!?」
本日4回目のアホ面だった。
リオはこちらに振り向いて…
「エージェントトキ、こちらも例の物を持って来て下さい」
「畏まりました」
そう言うと、トキは部室から出て行った。