こちらシャーレ強行犯係   作:ケイゾーイビ

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続きが全然書けないので番外編です。
よろしくお願いします。


番外編レジスタンス・ダフ屋

〜連邦生徒会、七神リンの執務室〜

 

またこのCMですか…

私はため息を付きながら、何度も流れるテレビCMに呆れました。

この生徒は確か百鬼夜行連合学院所属、忍術研究部の久田イズナさんでしたか…?

 

先生がイズナさんのお耳をよしよしして、マッサージしてます。

「よ〜しよしよし…」

「主殿!これは世界を救います!」

「…大袈裟じゃない?」

「そんなことはありません!これは凄いです!最後に愛は勝ちます!」

そう言った後…

イズナさんはヘブン状態になり、画面は虹色の背景になりました。

 

がんばろう、百鬼夜行連合学院。

〜緊急復興支援参加者募集中〜

 

私はテレビを消しました。

また先生がアホなことを始めたと、監視から聞いて呆れました。

 

七囚人が百鬼夜行連合学院で大暴れ。

その影響で、百鬼夜行連合学院に多大な被害が出る。

先生はその被害を復興するために、緊急復興支援参加者を募集する。

 

大まかな流れはこんなところでしょうか?

 

このマッサージ映像は、突如動画サイトに流出したと先生は言ってました。

これを見た、トリニティ総合学園のサンクトゥス分派がCM作成にお金を出したとか。

 

一体いくらのお金が動いたのやら…

 

CMの影響で結構な人数、特徴的なお耳を持つ生徒達が百鬼夜行連合学院へボランティアに参加したとかしないとか…

 

頑張った生徒は、ご褒美に先生からあのマッサージを受けられる権利が与えられる…などと噂が1人歩きしているそうです。

 

こうして百鬼夜行連合学院の復興は、円満に進むと思われていました。

 

しかし…

 

マッサージの権利が、生徒達に広まるのを良しとしない者が…

 

七囚人の1人…災厄の狐、狐坂ワカモ。

 

情報によると…

トリニティ総合学園の生徒が復興した場所を狙って、狐坂ワカモは破壊と略奪を繰り返している…とのことです。

 

現在も尚、復興と破壊…一進一退の攻防が繰り広げられてるとか。

 

「ハァ〜…」

 

先生の存在は、毒にも薬にもなりません…

 

そろそろお昼ですね、先生のことは忘れてランチでも食べに…

 

いててててて!ぐわぁ〜!!!

 

あら…?

電話ですね。

普段はマナーモードにしてますが、今はオフにしてます。

 

この着信音…

あのダメな大人が、もがき苦しむ声を聞くだけで…

 

「…フフッ(笑)」

 

力がみなぎってきますw

 

苦情の件数は、大分減りました。

十中八九はゲヘナ風紀委員会からの鬼電…それでも先生のやらかしで苦労したのはまだ覚えてます。

 

この非公式の活動で、1番好きなこと…

先生の苦しむ姿で飯が美味い!

 

特にゲヘナ学園風紀委員会編は、先生がボコボコにされているので最高でした。

この声は最近の活動で出した音源で、すぐ着信音にしました。

 

いててててて!ぐわぁ〜!!!

 

そろそろ電話に出ますか、相手は…アユム?

 

「もしもし?どうしました?」

「リン先輩!大変です!テレビ!今すぐテレビを見て下さい!」

「テレビ…?」

 

それだけ言ったら、電話が切れました…

一体何があったのでしょう…?

私はアユムの言う通り、テレビの電源を入れました。

 

「チケット万歳!」

 

チケット万歳!

 

!?

 

「…は?」

 

テレビにはトリニティ総合学園の制服を着て、黒い覆面を被った生徒が4人。

 

「我々は恐れを知らない!」

 

我々は恐れを知らない!

 

「我々は恐れることはない!」

 

我々は恐れることはない!

 

「我々に恐れなんてない!」

 

我々に恐れなんてない!

 

「チケット万歳!」

 

チケット万歳!

 

しかし…

 

黒い覆面は目だけではなく、体の部位がもう1部分出ていました。

 

特徴的なお耳です。

 

そして私は…声に聞き覚えがありました。

 

この声…その耳…

 

どう見ても聞いてもフォックス小隊です…

 

「…えぇ!?」

 

「我々は百鬼夜行連合学院の復興を妨害するテロリスト対抗組織、レジスタンスのダフ屋である!」

 

レジスタンス…ダフ屋!?

 

「テロリストワカモに告げる!これ以上復興活動の妨害をするのであれば、我々ダフ屋にも考えがある!」

 

黒色のお耳生徒が話を進めています。

 

「カメラをこっちに向けろぉ!」

 

ブラウン色のお耳生徒が、カメラに指示を出しました。

 

カメラを向けたその先には…

 

「ぴえん」

 

…亀甲縛りで正座する先生がいました。

 

!?

 

「…ブフゥッ(笑)…アハハハハハッ(笑)」

 

先生のあられもない姿に、私はデスクを叩きながらゲラゲラ笑いました。

 

「よく見ろぉ!ワカモォ!お前が目に入れても痛くない先生の姿をなぁ!」

 

この映像、録画しとけば良かったと後悔しました。

後で動画サイトにアップロードされるでしょう、それを観賞用保存用緊急用で…

 

「今から我々の要求を!テロリストワカモに伝える!おい!」

 

カメラが先生に向けられました。

 

「要求の内容はなぁ…魂の殺戮だぁ!」

 

「え?何それ?聞いてないんだけど?何するの?ち◯こもぎ取るの…?」

 

レジスタンスの4人は轟沈しました。

 

「…フフッ(笑)」

「お前!?(笑)何言ってるんだぁ!?」

ガシッ!

「いでで!冗談!冗談でふよ!」

先生は顎を掴まれて、タコ顔にされました。

 

「おい亀甲縛りぃ!要求を読み上げろぉ!」

先生の耳元でそう言った後、ブラウン色のお耳生徒は先生の顎から手を離しました。

「すみません…その呼び方だけは…」

「うるさい!口答えするなぁ!」

ペシッ!

「いてぇ!?」

先生はハリセンでシバかれました。

 

「早く要求を読み上げろぉ!」

「わ…分かった、分かりました」

金色のお耳生徒が、紙を広げて先生に見せています。

 

先生は紙を3度見しました。

 

「早くしろぉ!」

ペシッ!

「いてぇ!?分かりましたよぉ」

先生は要求を渋々読み始めました。

 

「テロリストワカモに告げる。これ以上の復興活動を妨害した場合、今所有している10分間モフモフよしよしチケット(ワカモ用)の…有効期限を…」

先生は言い淀みました。

 

「どうしたぁ!早く言え!」

「有効期限を…今週末…」

「今週末じゃないだろぉ!言い直せぇ!」

「有効期限を…明日…」

「明日じゃないだろぉ!次は無いぞぉ!」

「有効期限を…今月いっぱい…」

 

レジスタンスの4人は轟沈しました。

 

「…フフッ(笑)」

「お前!?(笑)ふざけてるのかぁ!?さっきより期間が伸びてるじゃないかぁ!?」

ペシッペシッペシッペシッ!!!!

「いててててて!…ごめんなさい(涙)」

「図々しい亀甲縛りめぇ!もういい!お前は黙ってろぉ!」

カメラから先生がフェイドアウトしました。

 

「聞いての通りだぁ!これ以上復興活動を妨害したらワカモォ!お前が持ってる10分間モフモフよしよしチケット(ワカモ用)の有効期限をこの声明放送終了次第!期限切れにすると亀甲縛りが今決めたぁ!」

 

これは…

また新しい火種になりそうなことを、やはり先生の存在は毒にも薬にもなりませんね。

 

「要求は以上だぁ!おい!解放まで時間が余ったからぁ!亀甲縛りをハリセンで分からせろぉ!」

「…え?」

ブラウン色のお耳生徒の提案に、先生は驚き狼狽えています。

 

「先せ…亀甲縛り(笑)覚悟はいい?」

「ちょ…ちょっと!?」

金色のお耳生徒は、笑いを堪えています。

 

「こ、これ以上はやり過ぎだよ!?」

桃色のお耳生徒が止めようとするのを見て、先生は涙目で命乞いをしました。

 

「お願いします(涙)私のお稲荷だけは潰さないで下さ〜い(涙)お願いします(涙)」

「…ブフォッ(笑)」

桃色のお耳生徒が轟沈しました。

 

もう自分は助からないと判断したのか、先生はカメラ目線になりました。

「ワカモ!もう復興妨害しちゃダメだからな!これ以上はダメだ!」

 

!!!

 

「余計なことを言うなぁ!亀甲縛りぃ!」

哀れな先生は無情にも、レジスタンスの4人からハリセンで袋叩きに…

 

ペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッ!

「いててててて!ぐわぁ〜!!!」

ペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッペシッ!

 

その悲鳴を最後に、テレビの声明放送は終了しました。

 

数分後…

 

シャーレの前に、只者ではないハリセンでボコボコにされた亀甲縛りの先生が投棄されていました。

鷲見セリナさんが急に現れて、縄を解き先生をシャーレの仮眠室までファイヤーウーマンキャリーで搬送されました。

 

精神的なダメージを深く受けているものの、命に別状は無いそうです。

 

大人としてはトップレベルでダメ…

…ですがネタとしては最高ですよ。

「…フフッ(笑)」

 

〜アビドス自治区、シロコの自宅〜

 

「…フフッ(笑)」

ん、先生は今日も面白い。

テレビでゲリラコントを予告も無く始めるなんて、ネタとしては最高。

今の放送を見た生徒達は、SNSでどんな反応をしたかチェックする。

 

ピーンポーン!

 

ん…?

…呼び鈴が鳴った?

こんなお昼時に誰?

私は玄関の扉を開けた。

 

ガチャ!

 

そこには今話題の…

「ご機嫌よう」

…狐坂ワカモさんがいた。

 

立ち話では暑いので、中に入ってもらった。

「ん、麦茶…」

「…ありがとうございます」

ワカモさんは麦茶を1口飲んで…

 

「砂狼シロコさん…」

「…ん?」

 

「あなたに…お願いがあります」

 

〜シャーレ、仮眠室〜

 

さっきまで攫われて、ボコボコにされてました…シャーレの先生です。

今は仮眠室でお休み中だよ…

セリナは怖いなぁ、これくらい体に風穴が開いた時に比べれば…

 

コンコン!

 

とか思ってたら戻って来た!?

 

ガチャ!

 

「安静にしてま〜す!」

 

「…ん?先生?」

「…あれ?」

 

激怒救護騎士団のプンプン丸セリナが、戻って来たかと思ったけど…

 

「シロコと…ワカモ!?」

以外な組み合わせのお出ましだ。

 

「その様子だと、ワカモはお礼参りとかしないみたいで良かったよ〜」

「テレビの放送で最後に、あなた様の一言が無ければで行きましたよ…?」

「…そうなの?双方ただじゃ済まないから、絶対にやめようね!」

「あなた様がそうおっしゃるなら…」

「…ワカモに隠し事は出来ないねぇ」

私はベッドで横になり、跪くワカモの頭を撫でながら鋭い慧眼に戦々恐々とした。

 

「ん、さっきのゲリラコントは面白かった」

「あ〜シロコも見てたんだ、楽しんでいただけたかな…?」

「…あなた様」

ワカモの顔がお面の下で、ジト目になってるのが分かってしまう…

 

(ウソはいけません…)

(…ごめんね)

 

「ん…?」

「いや…こっちの話、それよりもシロコとワカモは私に用があって来たの?」

「ワカモさんが謝りに行くから、一緒に付いてきて欲しいってお願いされた」

「そうなの…?何でシロコに…?」

「あなた様に頼まれていた件を、やり過ぎてしまったかもしれないと思い…謝罪に参りました」

「いやいや、全然気にしなくていいよ…?」

「その…シロコさんもいた方がいいと、慈愛の怪盗が…」

「…アキラが?」

アキラは一体何を…

 

 

「ほぉー…それは悪くないかもね」

 

???

 

「そうと決まれば、リーダーシロコに提案なんだけど〜」

「…ん?リーダー?」

「執務室に行こう」

私はシロコとワカモを連れて、シャーレ執務室に移動した。

 

「あった!これこれ!」

私は1枚の書類を出した。

 

百鬼夜行連合学院・緊急復興支援参加者

シャーレ強行犯係(5人グループ)

清澄アキラ

砂狼シロコ(L)

 

黒見セリカ

久田イズナ

 

「ん…?先生…この書類…」

多分アキラの仕業かな…?

「書類に不備があってさぁ、ほらここ〜空欄になってるでしょ?」

私はシロコにウィンクした。

「ん…私は問題ない、リーダー権限で何とかする」

「ほぉ…それは心強いな」

 

「あの…何が…?」

「ワカモ、この書類に不備があってさぁ〜直してくれる?」

「…え?」

私はワカモに書類を渡した。

「…いいんですか?」

「いいよ〜」

「ん…問題ない」

「…分かりました」

 

書類はワカモによって訂正された。

 

百鬼夜行連合学院・緊急復興支援参加者

シャーレ強行犯係(5人グループ)

清澄アキラ

砂狼シロコ(L)

狐坂ワカモ

黒見セリカ

久田イズナ

 

〜数日後、シャーレ体育館〜

 

百鬼夜行連合学院の復興が無事終了…

人数が多過ぎて、体育館に移動した。

協力してくれた生徒達に、チケットを配布している。

 

(えーと…フードを深々と被ってますけど、カズサさんの代理ですか?)ピコッ!

前の生徒にピコハンで叩かれた。

「失礼しました…復興の協力ありがとうございました〜」

チケットを受け取った生徒は、すごいスピードで逃げたした。

 

「では最後の組、どうぞ〜」

「やぁ、また会ったね先生〜」

「…セクシーセイアか」ピコッ!

私の発言にセイアは、鋭くピコハンを振り抜いた。

「その話はもういいから!?」

 

???

 

「…コホン!早速だけど、私達はこれだけの人員を導入したからチケットをその…20枚くらい?」

 

 

「気持ちは分かるけど…セイアの組は参加賞分だけ配布します」

 

!?

 

「な!?何故だぁ!?」

「今から説明するから聞いてね…?」

「…いいだろう」

 

「確かに人数は1番多くて、人海戦術が可能な程のウーマンパワーあったね」

「そうだろう」

「でもマナーが最悪だったよ…」

「…え?」

「休憩中にゴミを捨てたりとかで、住民から苦情が殺到してたの…知ってる?」

「…」

 

「あと活動に参加してるトリニティの生徒達に、何でこの活動に参加してるのか聞いたんだけど…?」

「それはもちろん!」

「上の命令だって言ってたよ…?」

「…え?」

「なんというかさ、そこにボランティア精神とか…あるのかな?」

「…」

 

「あとこれが1番問題だったけど、景観破壊の苦情がとても多かった…」

「…景観破壊?」

「百鬼夜行連合学院は和風な景観でしょ?トリニティの生徒が復興した箇所は、洋風になってて合わないからやめて欲しいって何度も注意受けてたでしょ?」

「…」

 

「まぁその辺は価値観の違いがあるし…仕方ないと思うよ、何度注意しても止めないからワカモにお願いしたんだ」

「…は?」

 

「ワカモなりに考えて、解決してくれないか?ってお願いしたの」

「では一連の襲撃は…」

「まぁ…お察しの通りだね、でも復興のスピードを優先したセイア達にも問題あると思わない…?」

「…」

 

「だから参加賞だけは付けるよ、これを機会にボランティア精神を学んで欲しいな」

「先生…」

「…何かな?」

 

「今夜枕元に立つからね…」

「…それは…普通に怖いな」

 

セイア悪い顔してる、本気だな…

…え?…はったりだよね?

 

「…分かった、セイアにはこれを」

私は1枚の紙をセイアに渡した。

 

「なんだい?この紙…は?」

 

「私の安眠をサポートする、添い寝チケット(セイア用)だよ」

 

!!!

 

その時だった。

 

!?

 

体育館にいる生徒達から、強大なプレッシャーがトリニティの生徒達にぶつけられた!

 

「ヒィ!?」

 

周りの生徒達から、屠殺所の動物を見る目で見られたセイアは恐怖に震え上がった。

それと同時にチケットを返却した。

 

「ま…枕元に立つの止めるから、このチケットも要らないよ!」

「…ならこのチケットは廃棄するね」

 

ビリビリ!

私は返却されたチケットを、細切れにした。

 

「まぁ、私との添い寝なんて何の価値もないからなぁ…冗談だよ」

「…」

 

ざわ…ざわ…

 

「復興支援に参加してくれてありがとう…今回セイア達は上手く行かなかったけど、次は期待してるよ?」

「わ…私達はこれで失礼するよ!皆今回はご苦労だった!」

 

ヒィ〜!!!

 

トリニティの生徒達は、蜘蛛の子を散らす様に帰って行った。

 

…これを機会にボランティア精神を学んで欲しいけど、無理かな?

 

こうして百鬼夜行連合学院で起きた騒動は、幕を閉じた…

 

〜その日の夜、七神リンの自宅〜

 

いててててて!ぐわぁ〜!!!

 

あら…?

お風呂から出て、アイスを食べていたのですが電話ですね。

電話の相手は…フフッ(笑)悲鳴の主ですね。

 

「もしもし?」

「こちらリンちゃん代行のお電話番号で、お間違えありませんか…?」

「違います」

「…あれ?間違えた?」

 

 

「冗談です、では切りま…」

「話を聞いて下さ〜い!お願いしま〜す!」

「ハァ〜…」

これは厄介事の予感がしますね…

 

「先生の話を聞く前に、こちらの質問に答えて下さい」

「…何かな?」

「昼間のアレは何ですか?」

「あ〜あの放送見たの〜?」

「大変楽しませていただきました」

「それは良かったよ〜」

忘れない内にデータを手に入れますか。

 

「昼間のアレ、表向きは予告無しのゲリラコントってことになってる」

「真の目的は何ですか…?」

「…ワカモと連絡が取れなくなって、復興活動の妨害を止めるべくフォックス小隊に土下座して頼み込んだ」

「連絡が取れなくなった…?」

「ワカモの趣味?が破壊と略奪?でさ〜私が頼んだ件がそのまま趣味になって、多分楽しくなったんじゃないかな…?」

「…それで?そのフォックス小隊に頼み込んだ内容とは?」

きっとろくでもないお願いでしょう…

 

「私をハリセンで好きなだけボコボコにしていいから、ワカモを止めるの手伝って下さいってお願いしたんだ〜」

 

「…フフッ(笑)」

この大人(笑)は…

 

「先生は本当に、毎回毎回無駄なことに体を張ってますね…」

「…その言い分は正しいよ」

「フォックス小隊は、よくその条件に応じましたね…?」

「…何か1人すごいノリノリだったよ?ワカモに個人的な恨みでもあるのかな?」

多分オトギさんですかね…?

 

「それで?私に話とは何ですか?」

「さっきも言ったけど、このままじゃ体を張ったことが無駄になるからリンちゃん代行に協力して欲しい…勿論そっちにもメリットを用意してる」

 

「話だけは聞きましょう…」

「…話が早くて助かるよ」

話だけですよ…?

 

「具体に言うと、ワカモとフォックス小隊の溝を埋めたいんだよね…」

「…では広い演習場の用意を?」

「それは無理かな、多分本気で戦ったらいくら面積があっても足りないでしょ…?」

「…そうですね」

 

「私が連れて行かれた、アレ残ってる…?」

「…アレとは?」

 

「連邦生徒会、秘密処刑場だっけ?」

 

「あの場所ですか…」

「そう…そこなら武器無しで、白黒付けられるでしょ?」

「…成る程」

少し修理すれば、すぐ使えるでしょう。

 

「で、リンちゃん代行に提示するメリットだけど…」

 

「…まだ聞いてませんでしたね」

 

「私はリンとあの生徒の溝も、埋めたいと思ってるからね…?」

 

「…あの生徒?」

 

「またMCをやってもらおうと思ってる」

 

!!!

 

「分かりました!すぐに手配します!」

 

「ちょ!?早い早い!?即決かよ!?」

 

「最高の舞台を用意します!楽しみに待っていて下さい!では失礼します!」

 

「えぇ!?」

 

私は一方的に電話を切りました。

 

やはり先生、あなたはネタとしては最高の先生ですよ…

 

「…フフッ(笑)」

 

つづく




続きが書けるまでしばらく山に籠もります。
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