もののけは君が好き!   作:ジャンクフーズ

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FFの曲の名前らしいですが、もちろん全く関係ありません。


仲間を求めて

 

ざわざわざわ....

 

あたしは、おにーちゃんを助ける為、アイツをコテンパンにする為、山奥に来ていた。

 

「蜘蛛さん、ここにどんな子がいるの?」

“ここにはいません。”

「じゃあ、どこにいるの?」

“おめあてのものは、みずべにいます。”

 

蜘蛛さんに案内されて、歩いて行くと、そこには人の手が加わってないような池があった。家の近くの川とは比べ物にならないくらい綺麗だった。

 

“ほら、あそこをみてください。”

 

そう言われて、見てみると、ものすごい速さで飛ぶ何かがいた。その子は、体が緑だから、緑が多い山の中だとすぐ見失いそうになる。

 

「あの子は、なんて言うの?」

“ギンヤンマといいます。あのものは、ひじょうに、はやくとび、かたをならべるものはいません。”

「わぁ、すごい!でも、それだけで、アイツに戦えるの?」

“それは、のちのち、おはなしします。とりあえずは、おはなしを。”

「わかった。」

 

あの子が草に止まったのを見て、あたしは近づいてみた。すると、ものすごい速さで逃げていった。殆ど後ろから近づいたのに...

 

“あのものは、まうしろいがい、みえます。そこから、くびを、うごかせば、まうしろも、みることができます。ふいうちは、ほぼできないでしょう。”

「なにそれ...。」

 

あたしと同じような子がいるなんて...。と言っても、誰かを追いかけるなんてあんまりやった事無いし、イメージもできない。おにーちゃんを追いかけたくらいかな...。そっか!あの子がどこでも見えるなら...。

遠くから、“お願い”をしてみた。

あたしの瞳の光を見て、その子はあたしの所に飛んできた。

 

“なんという...おそr...おみごとでございます。あるじさま。”

「ふふ...。おにーちゃんに使った技だよ。」

“....なるほど。”

 

フラフラ飛んでるのにそんなに時間かからず、ギンヤンマちゃんはあたしの指に止まった。

 

(?)

「ねぇ、あたしのおにーちゃんが悪い奴に捕まってるの。おにーちゃんを助けるのに手伝って。」

(!)

 

ギンヤンマ...ギンちゃんは、あたしの周りを飛んで、あたしの頭に止まった。着いてくるみたい。

 

「来てくれるの?嬉しい!でも、この子だけなの?」

“せいちゅうに、なっているのが、このものだけなのでしょう。”

「せいちゅう、成虫ね。そうなんだ。仕方ないけど、この子だけでいいの?」

“このものは、いっぴきでも、じゅうぶんはたらいてくれます。”

「そうなんだ。で、この子に何をさせるの?」

“きゃつは、とぶことができます。そこでこのものです。このものにあるじさまを、はこんでもらい、とぶのです。”

「え!?ギンちゃんそんな大きくないよ?どうするの?」

“ごあんしんを、むしを、おおきくするじゅつを、おおしえします。”

「そんなのあるんだ...。」

 

もしかして、虫をかわいくする術とかあんのかな?

 

ーーー ーーー ーーー

 

ザザァァァン....

 

あたし達は、今度は海に来ていた。なんだかベタベタするし、風で髪がめちゃめちゃになりそう。頭に止まってるギンちゃんも必死に耐えてる。

 

「蜘蛛さん、こんな所に虫なんているの?」

“いますとも。それも、とてもけんろうな、まもりをもっている、つわものでございます。”

「ツワモノ?なにそれ、強そう!どこにいるの?」

“すなはまを、よくみてください。ほら、そこに。”

 

そこには小さな貝殻がそこそこの速さで動いていた。あたし達を察知すると、ちっさい脚を引っ込めて、縮こまった。

 

「もしかして、ヤドカリの事?ヤドカリってカニとかの仲間じゃないの?」

 

おにーちゃんの頭覗いた時になんか見た気がする。

 

“いえ、むしです。”

「でもこの子、ハサミあるよ?やっぱり、カニとかと...

“いえ、むしです。”

「なんで虫って言い張るの?」

“ヤドカリは、「寄居虫」(よりいむし)というからです。”

「何それ...こじつけっていうんじゃない?」

“よりいむしは、むしです。それに、そのものに、おねがいしてみてはいかがでしょう?それでわかるはずです。”

 

どうして、そんな自信があるの?明らかにカニじゃん。こんなのでいいなら、「蛇」とか「蛙」でもいいって事だよね?虫ついてるし。

 

「ねぇ、やどk

“よりいむし”

「...よりい虫さん。あたしのおにーちゃんを助ける為に力を貸してくれない?」

(!)

 

ヤドカ...よりい虫さんはハサミを上に上げた。

本当に行けた。もしかして、この力けっこう判定緩いのかな?虫がどっかに着いてたら操れそうな...。もしかしてパソコンのバグとかいけたりすんのかな?

 

「...蜘蛛さんの言う通りだった。」

“あるじさまは、みるところ、まだうまれたばかり。これから、まなんでいきましょう。”

 

世界は、目の前の海くらい広いんだと知り、結構大雑把でいいんだと言うことも知った。

 

ーーー ーーー ーーー

 

「より虫さんも、1匹でいいの?」

“ええ、おおすぎても、うごうのしゅうに、なるだけです。しょうすうせいえいが、いちばんでしょう。”

「そうなんだ。よくわかんないけど、これくらいがいいんだね。」

“おっしゃるとおりです。”

「ところで、この子達のご飯どうしよっか?」

“...わたしがよういします。”

 





基本的に移動時間に書いてます。更新が無い日は家でニートしてると言う事です。
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