時間は現在に戻りますよう。
書いてる人は、うさぎに角が生えた程度の頭しか無いです。もし、誤字脱字などなどがあったら、そっと教えて下さい。脱兎の如く直します。
分からず屋のおにーちゃんを捕まえた。
これから、おにーちゃんを”躾け“なきゃいけない。でも、こんな所じゃ誰かに邪魔されそう。今はホントにイラついてる。邪魔されたら、思わず殺しちゃいそう。あー、そういえば
「おにーちゃんの今の家、もう見つけてるんだった。行こっか。」
操り人形みたいに動くおにーちゃんの手を離れない様に握って歩いて行った。
おにーちゃんの今の家は、直ぐに着いた。蹴ったら壊れそうな家だった。「アパート」って言うらしい。どうでもいいや。もう離れないから。
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目が覚めたら、いつの間にか自宅のベッドの上にいた。
なぜ、こんな所に居るんだろう。もしかして、夢だったのか?そうか、今まで寝てて悪夢を見てたのか。良かった。本当に散々な夢だった。
そう現実逃避している自分に現実を突きつけるものがそこにあった。
「あ、起きたー?おにーちゃーん。」
「うわあああ!」
「驚いてるおにーちゃんもかわいい〜!でも、なんでそんな驚くの?」
女は僕のベッドに腰掛けていた。
「な、なんでここに居るんだ...」
「知ってたから。」
なんで知ってるのか?って聞こうとしたが、聞けなかった。好奇心より、恐怖心が勝ったからだ。兎に角、隙を見てここから逃げなきゃ。
「...?まあ、いいや。じゃあ、おにーちゃん、あたしの事が分かってないみたいだから自己紹介からしよっか?外でも言ったけど、あたしは、きゅう。おにーちゃんの妹だよ。」
「...きゅうはうさぎの名前なはずだ。からかってるのか?なんかのドッキr
「だから言ってるでしょ!?あたしがきゅうだって!!なんで信じてくれないの!?」
「ひっ...」
もしかして、きゅうが人間になったのか?そんな意味が分からない事が現実にあるのか?頭がおかしくなりそうだ。
「本当に分かって貰えない。なんで!?なんでなの!?」
「ご、ごめんなさい!!」
「...もしかして、あたしがうさぎから変わったのが分からない?」
「...本当にきゅうなのか?」
「!!やっと信じてくれた〜!そう、あたし変わったの。」
きゅう?は僕に覆う様に抱きついてきた。女性に抱きつかれて嬉しかったが、まだ怖かった。警察署の前での人智を超えた力を見ていたからだ。一応、この女に話を合わせておこう。何されるかわからない。
抱きついて動けなくなってる時、きゅう?は抱きつきながら質問してきた。
「ねぇ、なんで置いてったの?」
この質問を聞いた瞬間、悪寒がした。もしかしたら、恨んでいるのか?何か、どうにか誤魔化さないと...締め殺されてしまうかもしれない。でも、なんて答えれば
「早く答えて。」
「ひっ、き、きゅうの面倒を見きれないと思ったからです!」
僕は、助かりたい一心で答えた。
ここで嘘を着いたらダメだと思った。
「...そっか。良かった。嫌いになったからじゃなかったんだね!もし、そうだったら...あたし...」
どうやら正解だった様だ。でもまだ安心できない。まだ奴に抱きつかれてるからだ。
「じゃあ、変わって正解だった。これでまた今日から一緒に暮らせるね!だってもう、何も出来ないうさぎじゃないもん。」
「え?」
コイツ、一緒に住む気なのか?これからずっとこの化け物と一緒に暮らさなきゃいけないのか?
「今日から、また仲のいい兄妹でいようね?...どうしたの?おにーちゃん?何か不満なの?」
「...!い、いや...
「あー、そうだよね!あたしの名前、まだうさぎの時の名前だもんね!きゅうって名前じゃおかしいもんね!あ、おにーちゃんにつけてもらったきゅうって名前、あたし好きだよ!かわいいし!勘違いしないでね!?そうだなー。きゅう、きゅう、きゅう、きゆう、うゆき、ゆうき、ゆうき!
そうだゆうき!ゆうきにしよっか!漢字は優しいに希望の希!優希!ね!いいでしょ!?かわいいでしょ!?あ、でもおにーちゃんだけは、今まで通りきゅうって呼んでもいいよ!」
勝手に話が進んでる。まずい、このままではまずい。
そんな風に悩んでいる時に、救いの手が差し伸べられた。
ダンダンダン!
「うっせーぞ!静かにしろー!」
隣に住んでる人が苦情を入れてきたのだ。隣の人はとても神経質で、「足音がうるさい。」だの、「窓の開け閉めがうるさい。」だの文句をよく言ってきてうんざりしていたが、この時ばかりは神様の様に思えた。
「!ぼ、僕謝ってく「あたしが言って来るよ。おにーちゃんは大人しくここで待っててね。大丈夫だよ!すぐ戻って来るから安心してて!」
そう言うと、ブツブツ何か呟きながら玄関の方へと向かった。
どうしよう、頼みの綱が...いや、まだ諦めちゃダメだ。ここは一階、ベランダに行けば外に逃げられる。急がなきゃ!
僕は、脱兎の如く行動を起こした。
ベランダへの窓に着いた!
窓の鍵を解除した!
窓を開けた!
後は乗り越えるだけ...
「おにーちゃん、何してるの?」
後ろから、あの「妹」なるものの声が聞こえてきた。間に合わなかったみたいだ。
「なんで、また何処かに行こうとするの?あたしを置いて。」
まずい。バレた。でもここまできたなら毒を食らわば皿までだ!
僕は手すりを乗り越えた。これで外に出られる。そう思ったが...
飛び降りた先は僕の部屋だった。
「え?なんで?なんでなんだぁ!?」
そして部屋という事は、そこには目に光のないきゅうを名乗るものがいた。
「おにーちゃんには、“躾け”じゃなくて、“刷り込み”をしないといけないかな?だって、あたしを置いてどっか行こうとするもんね?」
「本当はゲージに入れようとも思ったけど、おにーちゃんに合うゲージなんて無いもん。」
そして、きゅう?の目に僕の顔が写った時、また目が光って気を失った。
書いてて思うのは、既存の作品の完成度の高さですね。あんな文章を書けるようになりたいですね。