■■■■■■「…………………なんか赤い変なのが追加されてる、美味しくないし適当に燃料にしとこっか」
■■■■■■「にしても弱ったなぁ、まさかプランBが仇になってこっちに来られるなんてなぁ…………※※※※の手前強がってはみたけど、せっかく邪魔立て無しで美味しそうなグルメの食べ放題!って具合に沢山見つけたのになぁ…………ま、こっちのほうがスリルはあるしこのままでいっか✪」
※※※※「相変わらず、彼女が関わると楽しそうだねぇ…………さて、私の戯れがこの盤面にどう影響するのかな?」
※※※※(それにしても酷い注釈祭りだ、●●の為に解説の必要があるとはいえ、▼▼▼も無謀をするものだね)
数十分後…………………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ミズキside】
「………さて、一通り揃ったし話を進めて行こうかしら……………………………………………………」
あれからしばらくして、私達は彼女たち、【アリウス分校】について掻い摘んだ話を聞きながら、仲間たちに指示を飛ばしたり、こちらについての話を伝えたりしつつ、彼女たちの本拠地であるアリウス分校の校舎、その一角にたどり着いていた。
……………のだが。
「ゔぉ"ぉ"ぉ"ぉ"んっ"おじょうち"ゃ"ん"た"ち"よ"く"がんばっだな"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」
「ごれ"がら"わ"わ"だじだぢがづぃ"でる"がら"な"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!」
「うわぁぁぁん!さっきのお姉さんにウザ絡みされてどうすればいいか分からないですぅ!誰か助けてくださぁい!!」
エスト、気持ちはわかるが泣きながら子供につるむのやめなさいや、でっかいリュック背負った薄緑色の髪の子、困ってるじゃない。てかウザ絡みってこの子もこの子で中々容赦ないわね()
「これでよし、もう大丈夫ですよ」
「……あなたの言うとおりだ………あちこちにあった傷がもうなくなってる……」
「今回は傷跡治療ですからね、時間も惜しいですし、ちょっと奮発して保管してたものを持ってきてみました、こちらでも使えて良かった。」
「…………ミサキさん、貴方が教えてくれた境遇を考えれば、今の貴方の在り方は最早必然に等しかった、ソレは否定できません。」
「ですが、それでも貴方は何度も死のうとして、だけど生き残った。」
「ミズキも気づいているんです、アズサさんがミズキを撃って、直後にエストとシルバーハートが来た時、勝てそうにない敵ばかりの中、唯一勝ち目のありそうだったエストにその武器を向けて、少しでも注意を引きつけようとしたことを。」
「…………そこまで気づいていたの?」
「アナタが本当に死にたい
「それどころかあの場で先に攻撃したアズサさんを除いて、ただ一人明確に敵対リスクを承知でこちらに武器を向けてきた。」
「悪く言えばアズサさんと似た無鉄砲の極みとも言えますが、それは相手が悪すぎたが故の結果論。」
「本質的に貴方はその心を預けられると思った存在の為に、無謀を承知でも確かな献身を見せられる信念を持っているのです。」
「アズサはマダムを殺した新たな脅威から皆を守るために行動を起こした、その守ろうとした皆、その中に確実にアナタは含まれていました。」
「そしてソレが失敗した時、スクワッドはアズサさんを逃がそうと真っ先に動き始め、その中でもアナタは一番危険な役目を引き受けた。」
「………アナタを守る為に無茶をした子がいると言う事実と、下手をしなくても戦犯も大概の凶行に及んでしまった子を、庇うために命がけの行動をアナタは起こした。」
「このあたりの話をもう一度、あなたの中で咀嚼してみてください……多分、貴方が自分の体に傷をつけようとする回数が少しは減ってくれるはずです。」
「…………………」
「貴方の心の内に、まだ灯っている明かり、ソレが消えてしまう前に私たちがここに来れたのは幸運だったのかもしれません」
「だから、私はその幸運に感謝しつつ、その明かりが、引き続きアリウスを照らし続けてくれることを、願うばかりです。」
「………………………ありがとう。」
コンちゃん、話が長いよ………いやまぁその子一番症状が重篤っぽい有り様だったからわからない話では無いんだけどさぁ……………ちょっと待って、シレッとヒーラーシーラム*1大量消費*2してるんだけど…………いやまぁ資源、資材有り余ってるからそのくらいどうってことは無いけどさぁ……………
「……………ここの子達についているヘイロー…………もしや彼女たちも我々と同じ系譜の…………?」
「いや、とてもそうとは思えん、妾達は顔立ち等に違いはあれど、根幹になる部分は種族単位で皆創造主によって同じとされておる筈、あそこまで各々のヘイローに個性があるのが創造主の御業とは思えん、全く別の存在と考えるのが妥当じゃろう。」
「ふむふむ、とすればこの星、いやこの世界原生の存在と見るのが妥当でしょうか」
「そう見てよろしいかと、しかし、ここの子達、話を聞くにキヴォトスと呼ばれる地域の人々は、皆ほぼ一様にして高い耐久力を有してる様子、普通の銃弾をモロに受けても普通は軽傷+気絶する程度で済むとは…………」
「我々の世界と似て皆一様に武装しているわけです、これだけの耐久力、通常の銃火器では純粋な殺しの道具足り得ない。」
「至近距離戦で幾度となく撃ち込めば………とのことじゃが、要は寝てる相手を包丁等で滅多刺しと理論は変わらんからのぉ…………しかしじゃ」
「えぇ、我々の方には、この子達、いやキヴォトス全域を暴力で蹂躙するにたる過剰威力の兵器が山程保管されています……………端的に言えば、
「極例じゃが、ディテクターミサイル*3数発を適当に撒けば崩壊しかねんからのう………」*4
「このアリウスの武装レベルでマトモに戦える状態程度であれば、我々の全力はオーバーキルも大概………さらなる情報が必要ですね」
「……そうなりますね」
「じゃな」
……………ロジーナ?キティ??クリスティーン???
シレッと超絶物騒な話をしてるのもアレだけどアンタ達揃いも揃って凄い格好*5だから周囲の目線の大半を占めてるわよ・・・・・・・
まぁ………なんというか、取り敢えず人を集めたは良いけど、ウチの連中も制限なしにやってきてるからか上記の通り思いっきりカオスな場面になってるわね…………………こういう時…………
「………………ゴホンッ!全員傾聴!!」
私の隣からした大声によって、エスト達リベルタニア組は即座にこちらに向き直り、アズサ達アリウス組も声の方向へと向く。
「なんだ、亜里沙、あなたもこっちに来てたのね」
「そりゃ来るでしょうよ!戦いが一段落したと思ったらすぐさま次の事に首突っ込む羽目になったんだからね!?あっちの事後処理も終わりきってないのに仕事増やされたら本来は文句の一つも言いたくなるわよ!」
私と一緒にリベルタニアの始まりに関係した3人の最後の1人、亜里沙が半ばキレ気味に応える。
「いやごめんて、完全にその場の流れだったのよこの辺は」
「わかってるわよその辺は!、アンタがノリと勢いで盛大にやらかすの何度目だと思ってるの??」
「うぐぐ…………」
「……まぁ今そこは大事な話じゃないし良いとするわ、取り敢えずエスト、コンちゃん、あとそこの三人組も早速だけどわかってること洗いざらい話しなさい、今すぐに」
実をいうとこの場にいる誰よりも弱い*6亜里沙だが、そんな事実はお構いなしに話は進んでゆく。
「………あー、じゃあ私からだ」
エストが先に話を切り出す。
「本来、ここはアリウス分校、という名前の言う通り正規の学校だったのだろうと推測がつくんだが、それを基にした場合、現状は悲惨という次元を超えていると言わざるを得ないな。」
「有り体に言って【ゲリラ組織による年少兵養成所】でしか無い、それ以外の役割をこなせそうにない施設状況だ。」
「そこのマスクの娘………アツコちゃんが主な情報源になるが、ここアリウスは相当昔に政治的諍いがあって外部との連絡を殆ど絶ち、陸の孤島と化した状態で内戦が起きるほどだったらしい。」
「……が、9年ほど前突然やって来たあの赤いゴミカスがアリウスを強硬制圧、自らアリウス分校のトップに当たる生徒会長の座を奪い取り、暴虐の限りを以てして好き放題やっていたそうだ。」
「アリウスの現状の大半はそのゴミカスの施策のせいらしい、間違いなく自分以外何も考えてないクズのやり口だな、ありとあらゆる面であのゴミカス、宙族未満*7だな」
初っ端から口が悪い!!エストって普段こんな悪口言うタイプじゃない*8のに………
「では次は妾達から出そう、この惑星………というよりこの地域じゃな、ここは【キヴォトス】と言い、地域単位を各地に立つ学園を主軸に統治し、そこの生徒会、つまり各学園の生徒たちのトップ層が各派閥首脳陣の代わりとして政府機能を担っていて、更にその上に連邦生徒会、という名のキヴォトス全域の統治に関与する中央政府代わりが存在するようじゃの」
「人種構成は学園生徒に多いヒトの他、獣人、ロボット市民などなどまぜこぜのようじゃ」
「さらに言うと、ロボット市民とは別にドローンやオートマタ等の存在もいるとの事、AI人格コア、AI亜人格コア*9、あるいはそれに準ずる存在が既に成立してるようね」
「ただ、人種構成の多様さはともかく、こちらと違って遺伝子調整で生まれた種族、と言うのは今のところ確認できてないので、そのへんに疎い可能性が高いです。*10」
「あと、ここの人達は皆一様に耐久力が高いようじゃの、普通の銃撃で即死させるのはほぼ不可能なようじゃて、流石に異国の地で殺人するわけにもいかんから聞いた限りからの推測にはなるが、おそらくガラトロス*11くらいの耐久性はあると思われるぞ」
「ガラトロスかぁ……………確かに耐久高いけどそんな大したこと無いわねぇ…………*12」
「最後に私からです、ミズキが討ち滅ぼした【マダム】と呼ばれた人物の遺品を漁りました、」
「ああ、ソイツ私は死体すら見れてないから気になってたのよね……どうだった?」
「……………貴重な情報がゴロゴロと、まず彼女ですが、このキヴォトスの外から来た連中の一人らしいのです。」
「なんでも、この組織、遥か昔、キヴォトスに存在していた【神の再現】のためにAI開発を行う研究機関に援助をしていた組織があったらしく、その援助組織『ゲマトリア』というらしいのですが、計画が頓挫し組織が解散した後に、彼女達外部から来た連中の仲間内がその名前を拝借して使って新生【ゲマトリア】を創設、今もなお活動中のようで、彼女はそのメンバーの一人だったようです。」
「……………………………………(・_・)」
「………………………………………Σ(´∀`;)」
「………………………(。ŏ﹏ŏ)」
「…………………………………………………(´゚д゚`)」
「…………………………………(・・?」
コンちゃんから発せられた【マダム】に関する最初の情報は、その場にいた人物に大きな衝撃を与えた。
ミズキとシルバーハートは「メンバーの一人」という文言を聞いて思わず真顔になり。
アリサとキティはマダムが「キヴォトス外部から来ていた自分たちとは別の存在である」事に驚愕し。
エスト、ロジーナ、クリスティーンは「神の再現のためAIを開発していた」という研究機関に何か思うところがあったようで苦い顔を隠せずにいた。
因みに、アリウスの子達はここまで津波のごとく押し寄せる情報の洪水に当てられてもう何が何だかと言った様子である。
「…………フゥー〜〜〜〜〜〜そっかぁ…………………神を再現したAIかぁ〜〜〜〜〜〜〜そっ〜〜かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
亜里沙も頭を抱えている、まぁ神の再現でAIと聞くと我々の方では十中八九
「…………なぁミズキ、シルバーハート」
「なに?」
「……………………ヤツの
「
「アイツの証言を鵜呑みにするならって話だけど……嘘ついてた様子は無かったわね」
「そうか、とするとヤツは旧ゲマトリアとやらとは無関係か?」
「開発計画が頓挫してるとの事だしそう見たほうが良さげかしら、未確定だけど。」
「そのへんは我々の事情ですし、一旦置いとくとするであります、そのゲマトリアとやらの構成員の一人であった、という点であります。」
「コンちゃん、残りのメンバーってどのくらいいるの?」
「詳しい所まではわかりませんでしたが、構成員は他に少なくとも4名、内2名がコンビで活動する構成員らしいのです、確認できる名前は【マエストロ】【ゴルゴンダ】【デカルコマニー】、あとの一人は本名不明ですが【黒服】というコードネームと思われる物がありました。」
前者3名はともかく黒服…………一人だけコードネーム臭いし、もしかするとリーダー格かしら?
私で瞬殺できたとはいえアリウス単独では抵抗不可能と推測されるような存在が少なくとも4名、同時再侵攻されると面倒という次元ではない。
「二人組がその4名の内誰なのかってのは?」
「わかりません、そもそも残構成員が4名だけとも確定できない程度の資料しか無く…………」
しかもメンバー総数が確定してないと来た、下手したら黒服が中間管理職で、さらなる上位構成員がいる可能性すらある…と、
「………そうか………と、すると…………」
「現状、アリウスを守る為には最低限でもこちら側から警備人員を投入する必要がありますね。」
エストのつぶやきに即座に反応するコンちゃん、その意味に気づいてエストは頭を抱えて始めた。
「なんてこった……………と言うか気づいたんだがこっちの警戒も疎かに出来ないぞコレ、あのゲート、破壊も解体も不可能だったからこっち側に行き来はともかくウチ側の外部勢力に行き来されたらどうなるかわかったもんじゃない。」
「…………そういやあのゲート、あっちだと何処に繋がってるの?」
「お前がリアクターを解放した場所だ、正確にはリアクターが光に包まれたと思ったら変形してゲートを形成した、今は簡易的に壁とゲートと警備人員で囲っているが………」
うわーん!?本部からするとだいぶ外側*13じゃない!
「………本部側とこちら側、このゲートに関しては私達以外の通行規制は必須ね、と言うか私達の間でも制限が必要になるかも」
「ゲマトリアに関しては古い方新しい方関係なく敵対勢力*14と見たほうが良さそうだ、アリウスにこんな事した連中だ、まだまだ大規模に戦力を隠してると考えて再侵攻に備えないとマズイぞ!」
「それもそうですがそれよりも先に壊滅的なアリウス自治区への支援が先と見ます、このままではあまりにも外部侵略に対して貧弱すぎです、庇護が必要かと……」
「ちょっと待って!話を聞く限りこのキヴォトスにはアリウスだけの範疇じゃ収まらないレベルの問題が山積みされてる形になるわ!私たちがココに来ている以上、私達の方の脅威もとっくに此処を補足しているはず、事が起きる前に脅威を全方位に知らせないと犠牲の規模が洒落にならなくなるわよ!」
ん?何だか雲行きが怪しくなってきたぞ?
「待て待て待て待て!!アリウスにとどまらずキヴォトス全域に対して妾達のアクションが必要なのは理解できるが、支援の規模を真面目に考えないと大変な事になるぞ!リベルタニアには外部流出させるとマズイ物がどれだけ眠っておると思っとるんじゃ!!」
「………おーい?もしもーし?」
「崩壊の引き金が直ぐ側まで現地の人達に知られずに迫ってるかもしれないのにそれを放置してる場合じゃないでしょ!!相手の規模考えなさいよ全面支援前提じゃないと対応しきれないわよあんなの!!」
「亜里沙ー?キティ?、ここアリウスの子達いるんだけどー?」
「その支援が敵対勢力とは別口でキヴォトス崩壊のトリガーになりかねんから言っとるのじゃ!妾達が保有してる技術力は最早グリッターワールドどころか一部においてはアルコテック技術*15の領域すら超えてるのじゃぞ!!!!」
「……ミズキ、こりゃだめだ二人ともアツくなりすぎて周りが見えてない」
「…………えっと………ミズキさん………コレは一体……………(;ᓀ‸ᓂ?)」
「…………アリウスの子達、急に鬼の形相で論戦始めたせいでまた怯え始めちゃってるじゃない」
「ごめんなさいアズサさん、ちょっとこちらにも深い訳がありまして………二人とも超絶真剣なんです…………」
「そのくらいのリスク、背負う前提じゃなければ対処できない脅威なのはアナタもわかってるはずでしょッッ!!!!!銃社会と聞くキヴォトスにさっき撃破したばっかの雛鳥みたいなのが降り立ったらキヴォトスの推定戦力じゃ何もできずに啄まれるだけよ!!!!!!ソレだけは回避しないといけないのよ!!!!!」
「真剣すぎて周りを見なくなるのが玉に瑕であります、師匠、黙らせるでありますか?」
「そうしましょうか、子供の前で大人気ない…………」
ワーワーギャーギャーワーワーギャーギャー!!
げ ん
こ つ
「アリサ?キティ?いい加減にしなさいよ??アリウスの子達置いてけぼりも大概にしとかないとまとまるものもまとまらないわよ????」
「双方、現状では未確定の情報を事実同然に扱うのも些か危険であります、キヴォトスが何処までやれそうなのかはこれから推し量る内容であります故、軽挙妄動は厳に慎んでほしいであります(ー_ー)」
「「…………………ふぁい(´Д⊂」」
………取り敢えずこれでよし、
「さて、一先ず状況報告は聞けたから大事な大事な話に移りましょうか。」
「そうでありますな、ここからが本題であります」
………………………推測される限り、もうこの流れは
ならば突き進むのみだ、
「…………………ねぇ、アズサちゃん、ちょっと【契約】の話をしないかしら?」
「………………………………………えっ(;ᓀ‸ᓂ?)」
1.5環境に突撃してたら時間が蒸発した………()
キヴォトスに早くももたらされるモノ、やってくるモノ(上位2つ)、基本はアリウスにやってくるものの、一部例外あり。
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とげねずみ(生物、妖怪村√)
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マーシャル(戦車、ビークル√)
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メカノイド母艦、降下(機械の脅威√)
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ブラックハイヴの襲撃(虫の脅威√)
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