今回もかーなーりグダグダだ!
そして・・・プロローグは終わり、時が動き出す。
※新列伝のダークネスファイブ達の大怪獣ラッシュ回を見直して陛下の高速移動時の光を紫から赤に変更しました
あの奇妙な出会いから数分・・・篠ノ之 束とベリアル、そしてダークネスファイブはと言うと
「へぇ~ベーくん達は別の宇宙から来たんだ~。マルチバースか~昔の本で読んだことあるけど本当なんだ。興味深いね~。束さんゾクゾクしちゃうな~」
「ベ・・・ベーくん?何処かの食い物みてぇじゃねぇか。まぁ、それは置いといて。そんなに興味があるなら来るか?・・・生きて帰ってこれる保証はしねぇけど」
「・・・なら、いいや。束さんはもっと生きていたいからね~」
こんな風に和気あいあいと会話を楽しんでいた。
今は、ベリアル達のいた宇宙と多次元宇宙《マルチバース》論について説明していたようだ。
ちなみに束はベリアル以外の四人と一匹についても覚えたようだ。
何故ならのベリアルの自己紹介の後に跪いていた四人と一匹も立ち上がり自己紹介を始めたからで他に理由は無かったりする。
「束博士、少しいいですか?」
白い鎧を着た黒い生物、メフィラス星人『魔導のスライ』は手元にある端末を操作しながら束に声をかけた。
「ん~?何だいスーくん?」
「ここなんですが、ここをこうしてみては如何かと」
そう言いながらスライは端末を弄りながら束に見せた。
「なる程!ここの構造を弄ってこうしたらこうなって・・・スゴイね、スーくん!」
「いえいえ、何せ私の種族は私達のいる宇宙でも指折りの頭脳を持つ種族ですから」
そう言ってスライは誇らしげな顔をしていた・・・と、言っても感情のわからない顔なので声色で感じるしか無いのが現実である。
「この装甲・・・我輩の体よりは脆いが人間の作った物としては中々強度があるな」
「ギャァォォォォォ」
そんな中、青くて固そうな表面を持つ生物=テンペラー星人『極悪のヴィラニアス』は相棒である『暴君怪獣タイラント』を撫でながらそう呟きタイラントも同じ事を思っていたのか鳴き声を返した。
「それは仕方ないのだよ~・・・何せまだ未発表だから資金も降りないのさ」
そんな、現実的な問題をぼやいているとラボの扉が勢い良く開き、そこから二人の青年が現れた。
「陛下!頼まれた物、買ってきましたぜ!」
二人の青年の内、一人は青いジャケットと黒のジーパンを着用しており青みがかった銀髪をしていた。
「・・・・・・・・・」
もう一人の方は赤のジャケットと黒のジーパンを着用しており小豆色の様な髪をしていた。
二人は右手に一つずつ袋を持っていた。
一瞬、誰か分からず考えだした束だったが今のラボにいない二人を思い出し、目の前の二人の青年を見た後に分かったと言わんばかりに手を合わせた。
「な~んだ、デーくんとグッくんか~」
「ちぇ~、バレちまったのかよ」
そう言うと銀髪の青年はその場で回転しながら銀色の装甲を全身に纏ったかの様な生物=グローザ星系人『氷結のグロッケン』に戻っていき最後『どじゃぁぁぁん』という言葉と共に回転を止めた。
「グォォォォ・・・」
小豆色の様な髪をしている方の青年も既に元に戻した左腕と左手で顔から下へと移動させながら元の小豆色の体と白い骨を着た様な生物=デスレ星雲人『炎上のデスローグ』へと姿を戻した。
「そりゃ~ここにいないのと髪の色を見れば天才の束さんはピーンとくるのだよ」
そう言いながら胸を張る束をよそにベリアルは彼らの持って来た袋を物色し目当ての物を取り出した。
「お!あったあった。お前らよく買えたな、見た目的に駄目だと思ったんだがな」
「特に支障はありませんでしたぜ、陛下。身分証明も喧嘩を売ってきた奴らから借りたんで平気でしたぜ・・・最後に『兄貴』って呼ばれたのは意外だったな、デスローグ」
「グォォォ・・・」
そう暢気に答えていたが実際にガラの悪そうな二人組が絡んで来たので叩きのめした後に身分証明できそうな免許証もその二人組のを借りたの変わる事のない事実。
そして、使用後はちゃんと返却もして少しばかりのレンタル料として少しのお金(彼らの感覚)つもりで万札を渡したら『兄貴』と呼ばれて懐かれたのも事実である。
「そうか。それは大変だったな」
そう言ってベリアルは目当ての物である飲み物の封を開け一気に飲み干した。
「く~っ!地球のビールという物は美味いと聞いた事があるから飲んでみたかったんだぜ!」
そう言いながらビールを飲み干したベリアルは未だ議論を続ける束とメフィラスに近づき投影されているディスプレイを眺めて呟いた。
「宇宙空間での活動を想定したマルチフォーム・スーツ Infinite Stratos・・・《無限の成層圏》・・・」
「へ・・・陛下?」
「ベーくん・・・どうしたの?」
ディスプレイを見つめるベリアルに気付いたスライと束が声をかけるがベリアルは黙って真剣にディスプレイを見つめていた。
そして・・・しばらく見つめた後に口を開いた。
「束・・・お前はコイツで宇宙に行きたいか?」
「もっちろん!今はゴツゴツしたものを着ないといけないからね。いつかはこんなので宇宙に行きたいな~。その手で宇宙を掴め~」
ベリアルの質問に束は暢気そうな声で答えたが顔は決意に満ちていた。
「・・・そうか・・・ククク・・・クフフフフ・・・フハハハハハハ!」
そんな答えにベリアルは笑いを堪えていたが途中で堪えるのを諦めて笑い出した。
「何で笑うのさー!束さんは怒り心頭だぞー!」
そう言いながらポカポカと言う擬音が付きそうな感じで束はベリアルを殴って・・・正確には叩いていた。
「フハハハハ・・・すまねぇな。余りにも真面目な顔をしてたからつい笑ってしまったぜ」
「むぅ~」
そう言うベリアルの言葉に束はむくれてそっぽを向いた。
「まぁ・・・そう言う夢を持った奴は嫌いじゃないがな。笑った詫びだ、ISの作成・・・手伝ってやる」
そう言いながら束の頭を撫でるとむくれていた束はむくれるのをやめて振り向いた。
「本当!手伝ってくれるの!」
「あぁ。ただし、俺達の宇宙の技術は使わないからな」
「別に構わないよ!よーし、さっさと終わらせよー!」
そう言うと束は空中のディスプレイを増やして作業を始めた。
「お前ら・・・構わないよな?」
「「「ハッ!全ては我等が陛下の仰せのままに」」」「グォォォ!」「ギャァァァァォ!」
ベリアルの呼びかけに全員が答えて作業は始まった・・・
そして・・・夜も明け始めようとしている朝4時・・・
「で・・・出来たぁぁぁぁぁぁ!!」
最初のIS・・・後に『第零世代』と呼ばれるIS《白騎士》が完成した。
「束博士、完成おめでとうございます」
「うむ・・・中々いいフォルムだ」
「ク~っ!中々クールなデザインじゃねぇか」
「・・・・・・」
「ギャォァァァ」
完成したIS《白騎士》を見ながらダークネスファイブ達は束に労いの言葉をかけていた。
ちなみに順番はスライ、ヴィラニアス、グロッケン、デスローグ、タイラントの順である。
デスローグは喋っても伝わらないので無言で拍手をしている。
「束、お疲れ」
そして、ベリアルも束に労いの言葉をかけながら飲み物を渡した。
「皆もありがとうね~♪さーて、次はこれの起動実験だ~」
飲み物を飲みながらそう言う束にベリアルは一つの提案をした。
「なら、今から飛ぶか?」
「へ?・・・本当に?」
ベリアルの急な提案に束は間抜けな声を出して尋ねた。
「別に構わないぜ。俺達もそろそろ元の宇宙に戻るからそのついでだ。お前らも文句は無いよな?」
「ハッ! 我等が陛下の仰せのままに」
ベリアルの呼びかけにダークネスファイブの代表としてスライがそう言うと残りの3人と1匹も肯定の意を示した。
「よし・・・じゃあ、いk「ちょーっとストップストップ~」・・・はぁ、何だ?」
ベリアルが行こうとする直前に束がそれを遮った。
「いや~束さんも色々あるからね~少しだけ待ってて欲しいな~って」
「はぁ・・・なら、早くしてこい」
束の意見ももっともなのでベリアル達は少し待つ事にした。
ちなみに今日は日曜日で束の通う学校は休みなのは束本人から聞いていた。
そして・・・30分後
「皆~おっまたせ~・・・にゃい!?」
暢気な声と共にやってきた束にベリアルは拳骨を一つ入れた。
「遅い・・・あまりイライラさせるな」
「スーくん~、ベーくんがいじめる~」
「自業自得ですよ、束博士」
「うわ~ん、スーくんもいじめる~」
静かに怒るベリアルに拳骨を入れられた束はスライに助けを求めたがスライにも助けられなかったので悪ふざけで泣き真似をしていた。
「大体、この天才束さんの頭に拳骨して二つに分かれたらどうするんだー」
両手を上げて「フシャー」と言っている束の質問に彼らは個々に答えた。
「そうなったら二つの脳で別々に物事を考えられる様になるな。よかったな」
「天才・・・うぬ。地球の中ならでの話だな」
「死なないならいいんじゃねぇのか?」
「いや、人間はもともと右脳と左脳に分かれてますから」
順番的にベリアル、ヴィラニアス、グロッケン、スライの順である。
デスローグとタイラントはその言葉を受けて隅っこで体育座りをし始めた束の両肩を軽く叩いてた・・・俗に言う『肩ポン』・・・なのか?
「はぁ・・・さっさと行くぞ、束」
「あ!ちょっと待って!」
「何だ!このやり取り二回目だぞ!」
再び行こうとする時に呼び止められて、ベリアルは半ば苛立ちながら声をかけた。
「せっかくだからさ~写真撮ろうよ、写真!」
「はぁ・・・撮るならさっさと撮るぞ」
束の提案に了承したベリアルは全員で写真を撮ろうと白騎士の前に並んだ。
そして、セルフタイマーを束がセットしている間にスライがベリアルにある提案をしてきた。
「・・・ほう、面白そうだな 」
そう言うとベリアルは目配せで束以外の全員に提案を伝えた。その提案に頷いたあたりで束が戻ってきた。
そして、シャッターが切られた後に束が後ろを振り向くとそこには5人の青年とタイラントが立っていた。
その内、二人はグロッケンとデスローグだと直ぐにわかったが後の三人が分からず考えていると黒髪で切れ長の目をした執事風の青年が口を開いた。
「フフフ・・・束博士には流石に難しかったですかね」
そう言うと執事風の男はスライの姿に戻った。
「ぬう・・・流石に難しかったか」
そう言うと次は濃紺の和服を着た少し髪の長い青年がヴィラニアスの姿に戻った。
「フッ・・・俺達を待たせやがった罰だ」
そういうと黒い服に赤いマントを羽織ったカリスマ溢れる青年がマントを翻すとベリアルの姿に戻った。
「むぅ~人間の姿の状態で撮るのは面白くないからもう一回!次はそのままでね!」
「はいはい、さっさと撮って宇宙に行くぞ」
その答えを聞くと束はもう一度セルフタイマーをセットし戻ってきた。
そして、しばらくしてシャッターが切られた。束はベリアル達がまた人間の姿になってない事を確認して写真も確認した後にISスーツを着て白騎士に乗り込み外に出た。
「さーてと、宇宙にしゅっぱーつ!」
「はぁ・・・やっとか。お前ら、行くぞ」
「「「 ハッ! 」」」「 グォォォ! 」「 ギャァォォ! 」
そう言うと一筋の白い光と5つの緑の光、そして一つの赤き光が空に飛んでいった。
そして、あのラボの外から空に向かった数時間後しばらく飛行を続けていると成層圏ギリギリで白騎士から警報が鳴り始めた。
「あっちゃ~・・・ここまでか~ 」
そう言うと束は成層圏で白騎士と共に静止した。
「どうした?・・・もしかして限界か? 」
ベリアルの声が耳に聞こえたので前を見るとベリアル達も空中で静止していた。
ベリアルの問いに束はそのまま通信で返した。
「うん。どうやら束さんも白騎士も限界みたいだよ・・・残念だなぁ 」
残念そうにつぶやく束にベリアルはある約束を思いつき束に声をかけた。
「束 」
「ん?何だい、ベーくん? 」
「俺達はまたいつかの未来にこの世界に戻ってくる!その時もISで宇宙を目指したいなら手伝ってやる! 」
ベリアルの思いついた約束・・・それは、再びこの世界に戻って来ると言う約束だった。
「本当!嘘じゃないよね! 」
「あぁ!本当だ!だから、次にここに来た時はお前の作ったそのISとやらに乗せろ! 」
「勿論!皆の分の専用機を作って待ってるからね! 」
そう言うと束は白騎士の拳を前に突き出した。ベリアルもその意図がわかったのか白騎士と拳を合わせて少しずつ上昇を始めた。
「束!これは俺のサインだ、こいつは俺達と束の絆の証だ!覚えておきな! 」
そう言って飛んでいくと束の乗っている白騎士のモニターにZの最後の線を伸ばし、その線に三本のラインが入ってる赤い文字が浮き上がった。
「それでは束博士、また会う日まで 」
スライは一礼するとベリアルの後を追うように飛んでいった。
「次に会ったらその機体と一度手合わせしてみたいものだな 」
「ギャァォォォ! 」
そう言いながらヴィラニアスは鉄球の付いた方の手を振るタイラントと共に後ろについていった。
「グォォォ 」
「こいつも『またいつか』だってよ!じゃあな、束! 」
そう言うとグロッケンとデスローグの二人も空へと戻っていった。
そして、成層圏には束だけとなった。
「はぁ……とりあえず、戻ったらべリアル達の専用機の作成と白騎士のメンテナンスだね……じゃあね、べリアル…皆 」
そう言うと束の乗った白騎士は高度を下げていった。
束は自分が誰かをあだ名で呼ばず名前で呼んだ事に気づかないままラボに戻り…作業に戻った
そして、ISの産みの親『篠ノ之 束』と『べリアル』、そして『べリアル』の部下『ダークネスファイブ』達の奇妙な出会いは一端幕を閉じるのであった
さて、いかがでしたでしょうかプロローグ2
この世界では陛下達の協力があってISが完成した事になってます。
今回で出会いの物語は終わりです。
次はIS学園入学の前まで時は進みます。
・・・こんな文章能力で戦闘なんてかけるのだろうか・・・
まぁ、彼らに喧嘩を売る原作キャラは無事で済まないのは確かですがね・・・
今の内に謝っときます・・・申し訳ありません!