番外編も残すところあと数回!
それが終われば黒兎と貴公子編!
今回もゆるめにたのしんでってね!
リアを部下に加えて数日後、ベリアルはリアたっての要望でベリアの姿でとある廃墟にやって来ていた。
「陛下、こちらでございます」
「おう。しかし、こんな廃墟に呼び出しやがって……本当なんだろうなリア。俺様の下僕の魂を持つ者がこの世界にいると言うのは」
「はい。過去に私が研究してた際の成功例がベリアル軍三幹部の『鋼鉄将軍 アイアロン』様、『暗黒参謀 ダークゴーネ』様、『恐竜戦士 ザウラー』様でございます」
「あ、研究だと?」
「『モンスライズ計画』……死亡した怪獣や超獣、宇宙人のさ迷える魂を人工的に造り上げた肉体に憑依させ、人の身体でありながら能力や力を行使できる存在を造る……という計画です」
「なるほど」
「で、三幹部の皆様は成功したのですが『ベリアル陛下以外に従う気はない』の一点張りで、実際に処分に赴いた別チームを肉片すら残さず始末した為に危険因子と判断され、同じく貴方様を崇拝していて尚且つ計画主任の私が亡國も知らない私専用のラボの一つを提供したと言うわけです。さ、到着しました」
二人は廃墟には似合わない機械の扉の前に立つとリアは取り出したカードキーを通し、扉を開けた。
「ベリアル軍三幹部の皆様、先日お話しした通り、ベリアル陛下をお連れしました」
「リア、本当にこいつらがあいつらなんだろうな」
扉の先にある部屋に座る三人はベリアの顔を見た途端に立ち上がり片膝をついた。
「お待ちしておりましたベリアル陛下」
「我々、ベリアル軍三幹部」
「ヒトノスガタデハアリマスガ、フタタビヘイカニチュウセイヲチカイマス」
「本当にお前達なんだろうな……誰が誰だ?」
「まずは私から。ベリアル軍暗黒参謀 ダークゴーネ。 人の姿ではゴーネ・ブレビュートと名乗っております」
「俺はベリアル軍鋼鉄将軍 アイアロン。 人の名はジェネラリア・アイアンです」
「ベリアルグンキョウリュウセンシ、ザウラー。ヒトノナハ ザウリア・ベルセル」
黒スーツの女、小柄な女、筋肉質な女が順に自己紹介しながら身体の一部を変化させて元の身体になるのを見てベリアはようやく納得した。
「確かにお前達の様だな。再びベリアル軍として働いてもらうぞ」
「「「ハッ!」」」
「戻るぞ。お前達、ついてこい」
こうして、ベリアは過去の部下と意外な形で再開し、再びベリアル軍へと迎え入れたのだった。
そして……
「なるほど……貴方達が私達の後輩になるのですね」
「えぇ。ご指導の程、よろしくお願いいたします」
「お前たちもなかなか骨がありそうじゃねぇか。よろしくな!」
「おう! よろしく頼むぜ、アイアロン先輩!」
「……よろしく」
「オマエタチ……ナカナカツヨソウダナ」
「ギョポポ、そうであろうそうであr「お主も中々に強いと見る。流石、我等の先輩であるな」
「はいはーい! 皆注目ー! そろそろ目的地につくよー!」
「やっとか……待ちくたびれたぞ」
「まぁまぁそう言わずに~♪」
「束博士。今回はいったい何を?」
「リッちゃん、それは今から説明するからね。とりあえず……皆の親睦会と力自慢も兼ねて……」
“ドイツのISをぜーんぶ回収しよっか! お仕置きも込めてね♪“
後ろの液晶には……黒い兎のエンブレムが浮かんでいた。
ではでは、また次回!