ダークネス・ストラトス   作:金欠生首

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今回は転入&セシリアが決闘を売ったシーンまでを書いていきます。
こっちのネタが思いつくのにPixivでやってるもう一つの方のネタが浮かんでこない・・・


第二話 午後からの転入&買った喧嘩

 「・・・はぁー」

 

 IS学園の昼下がり

 『織斑 一夏』は項垂れていた。

 《世界で唯一ISを使える男性》と言う事で半ば強制的に入学する事になったIS学園は彼にとって非常に居心地が悪かった。

 『世界で唯一ISを使える男性』という事は必然的に学園の生徒は女性ばかりである。

 彼の親友である『五反田 弾』いわく「羨ましい」らしいが現実はちっともそうでなかった。

 《世界で唯一ISを使える男性》という事で入った彼は学園中の生徒の注目の的であるが為に、時には遠目から見つめられ、またある時は質問攻めにされた。

 そして、自己紹介の時にその内容の薄さ故に姉であり担任である『織斑 千冬』から鉄拳を受け、『千冬ねぇ』と呼んだ時も鉄拳を喰らい2回目にそう呼んだ時は机に叩きつけられ内外共にボロボロだった。

 唯一喜んだのは6年振りに幼馴染である『篠ノ之 箒』再開したくらいだろう。

 

 「オレノカダダハボドボドダー」

 

 机にうつぶせになりながら疲れて回らない呂律でボヤいていたがそんな事で変わる事もなく昼休みの終了を告げるチャイムが虚しく耳に聞こえてきた。

 

 そして、IS学園の午後の授業の始まりを告げるチャイムと共に副担任である『山田 真耶』と担任の『織斑 千冬』が入ってきた。

 

 「は~い、皆さん。 午後の授業に入る前に転入生を紹介しまーす」

 

 副担任の『山田 真耶』がそう言うと教室がざわざわと騒ぎ始めたのを聞きながら『織斑 一夏』は考えていた。

 

 (初日なのに転入生? 普通は転校生か遅刻じゃないか・・・あ、それは無いか)

 

 「うるさいぞ小娘共、初日からグラウンドを走りたいのか」

 

 担任の『織斑 千冬』がそう言うとクラスは一気に静まった。

 

 「えーと、静かになりましたね。 それでは二人とも入っていいですよー」

 

 山田先生の一言で教室のドアが開いて二人の生徒が入ってきた。

 その瞬間、クラスは少しざわついた・・・それもそのはず、何故なら・・・

 

 「俺と同じ・・・男・・・」

 

 その二人の転入生は男だったのだ・・・

 

 

~スライside~

 

 「はい、転入生のお二人を紹介します。 『メフィルーク・スライ』君と『クライム・ベリア』君です。 では、それぞれ自己紹介をお願いします」

 

 「メフィルーク・スライと申します。 私のことは気軽に『スライ』と呼んでください。 皆様、これからよろしくお願いします」

 「クライム・ベリアだ。 最初に言っておくが俺は女だろうが容赦はしねぇ」

 「陛下、もう少し言葉を足さないと周囲に誤解を生むだけです」

 「・・・チッ。 とりあえず、煩いのと女尊男卑に染まった女は嫌いだし容赦はしねぇ。 まぁ、よろしく」

 

 私と陛下はそれぞれ偽名での自己紹介を終えました・・・陛下? 何故に耳を塞ぐのでしょうか?

 え? 『直ぐにわかる』・・・はぁ。

 

 「きゃー! 男子! それも織斑くんとは違うタイプの子!」

 「俺様系と執事系! どちらもいい!」

 「しかも、さっきベリア君の事を『陛下』って!」

 「よし! 今度の新刊のネタは「ベリ×スラ」よ! 次の休み時間に連絡しておいて!」

 

 なる程、こういう事でしたか・・・耳を塞いでなければどうなった事か・・・それにしても耳を塞いでいてもこれ程とは。

 あと、新刊ってまさか・・・いや、ここは考えないでおきましょう。

 

 「やかましいぞ、静かにせんか小娘共!」

 「うるせぇぞお前ら! 少し静かにしやがれ!」

 

 陛下と先程の試験監督の女性が同じタイミングでキレてますね・・・しかし、彼女が『ブリュンヒルデ』の『織斑 千冬』ですか・・・束博士に見せて貰った写真の人そのものですね。

 私達も試験試合で勝利したもののまさか機体に傷を付けられるとは・・・

 

 「「「「「はい!」」」」」

 

 それにしてもこの二人の一喝で教室が静かになるとは・・・やはりあの人にも陛下に匹敵するカリスマ性があるのでしょうか

 

 「それでは、スライ君とベリア君は席についてください。 お二人の席は後ろの窓際にある二つです」

 

 「わかりました、先生」

 「わーったよ」

 

 私と陛下はそれぞれ返事を返し席に着きました。

 

 「それでは、授業を始めます。 テキストの8ページを開いてください」

 

 さてと、授業が始まりましたね。 このあたりは既に束博士から教えてもらっていて聞かなくてもいいのですが一応授業ですからしっかり聞いておくとしますか・・・陛下、せめて教科書くらいは開いておいてください。

 

 

 

 「では、ここまでで質問のある人はいませんか?」

 

 なる程、ここで質問の時間を取りましたか。 でも、ここまでの授業の内容は既に予習済み。 周りを見ても入る為に勉強したのでしょう誰も手を挙げて・・・ますね。

 あれは・・・確か束博士の言っていた『織斑 一夏』でしたね。

 

 「はい、織斑くん」

 「ほとんど全部わかりません」   

 

 おっと、前後のやりとりは聞いてませんでしたがまさかほぼ全部わからないとは・・・大丈夫なのでしょうか・・・ 

 

 「ベリア君とスライ君は大丈夫ですか?」

 「えぇ、私は既に予習済みなので特に問題はありません」

 「その馬鹿と違って覚えるべき知識は全て入れてきた」

 

 やはり同じ男性ですから確認の為に聞いてきましたか・・・それにしても陛下、もう少しオブラートに言ったほうがいいのでは

 

 「ほう。 ならばベリア、初期化から最適化までにかかるおおよその時間は「30分」・・・正解だ。 しかし、テキストを開いていないのはどういうことだ」

 

 やっぱりそこに突っ込んで来ますか・・・陛下、少しは普通にしていてください。

 

 「一応持ってきてはいるが、ここまで・・・と言うかほぼ全ての知識は入る事になる時に覚えたからな出す気が起きねぇだけだ」

 「ほう・・・ならば今から免除された筆記の試験でもやるか? と、言っても一教科だけだが」

 「やるなら持ってきな、この時間に終わらせてやるぜ」

 

 あ、織斑先生が教室を出て行ってしまいましたか・・・あ、戻ってきましたね。

 あの紙は筆記試験の問題でしょうね・・・陛下、少しは自重してください。

 

 「織斑、入学前の参考書は読んだか」

 

 あ、そう言えばこうなったのは彼の所為でしたね。 確かあれは必読でしたね・・・私も陛下も軽く読んであの三人に渡しましたね。

 

 「え~・・・あ。 あの分厚いやつですか?」 

 「そうだ。 必読と書いてあっただろう」

 「古い電話帳と間違えて捨てました」

 

 馬鹿ですね・・・で、陛下はどうしているのでしょうか。 もう三分の一は終わってますね、流石陛下!

 と言うか実の弟を出席簿で殴るとは・・・見た目の通りで少し怖い人なんでしょうか?

 

 「後で再発行してやるから一週間で覚えろ。 いいな」

 「いや、一週間であの厚さはちょっと「『やれ』と言っている」・・・はい、やります」

 「では、授業を再開します。 テキストの12ページを開いてください」

 

 さてと、再開したからには聞いておきますか・・・

 

 ~スライside END~

 

 

 ~ベリアside~

 

 フンッ、やっと休み時間かさっきは余計な事をした所為で面倒な事をしちまったな・・・まぁ、あれくらい楽勝だったがな。 

 さてと、織斑に接触でもしとくかこの学園で野郎が三人だけなのは流石に堪えるだろうからな。

 スライは・・・

 

 「スライくん。 さっき、ベリア君を『陛下』って読んでたよね。 どんな関係なの?」

 「ねぇねぇ、スライ君は中学の時ってどこに住んでたの?」

 「何時、ISを動かしたの?」

 「スライ君って受け?それとも攻め? 

 

 女子に質問攻めにされてる・・・一人変な奴がいたな。 まぁいい一人で行くか。 

 

 「スライ、あんまり余計な事は喋るなよ」

 「ハッ! 分かっております、陛下」

 

 ハァ・・・まぁ、いいか。

 とりあえず織斑の席にでも行って声をかけるか

 

 「はぁー・・・」

 「おい、織斑」

 「ん? 何か用か、えーと・・・」

 「『クライム・ベリア』だ。 『ベリア』でいい。 何も緊張するな、ただの挨拶だからな、この学園は俺とスライとお前ぐらいしか男がいねぇからな・・・よろしくな」

 「あぁ、よろしくなベリア。 俺は『織斑 一夏』。 『一夏』って呼んでくれ」

 「・・・だが、断る」

 「え~何でだよ。 自分の名前は名前呼びにしといてそりゃないだろ」

 「俺は親しい奴ぐらいしか名前で呼ぶ気がねぇからな。 織斑でいいだろ?」

 「まぁ、それならしょうがないな。 とりあえず、よろしくな」

 「あぁ、よろしくな」

 

 とりあえず握手もしたし挨拶はこれくらいでいいだろう・・・何か新鮮だな、こういうのは

 

 「ちょっとよろしくて」

 「あぁ?」「んぁ?」

 「まぁ、何ですのそのお返事。 私に声をかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるのではないかしら」

 「悪いな。 俺、君が誰だか知らないんし」

 「俺も午後から来たからお前らの自己紹介は聞いてねぇから知らねぇんだよ」

 

 とりあえず名前がわかるまでは・・・カルテットコロネでいいな。 コロネみたいな髪型してるしな。

 

 「私を知らない!? セシリア・オルコットを!? イギリスの代表候補生にして入試主席のこの私を!?」

 「あ、質問いいか?」

 

 この馬鹿、まさか『代表候補生って何?』とか言うんじゃねぇだろうな・・・

 

 「ふん。 下々の要求に答えるのも貴族の務めですわ。 よろしくてよ」

 

 それにしてもこのセシリア・コロネットだっけか? イライラさせる野郎だな・・・

 

 「代表候補生って何?」

 

 言いやがったよこのアホ。 周りの女どももコケてるじゃねぇか・・・スライも呆れてやがる・・・俺もだけどな。

 

 「あ・・・あ・・・」

 

 コロネも呆れて何も言えてねぇ・・・当然だろうな。

 

 「あ?」

 「信じられませんわ! 日本の男性と言うのはこれほど知識に乏しいものなのかしら。 常識ですわよ、常識」

 「で、代表候補生って?」

 「国家代hy「『国家代表IS操縦者』 その候補生として選出された俗に言う所の『エリート』って奴らの事だ。 単語から想像したら分かるだろうが」・・・」

 「そう言われればそうだな」

 「そう、エリートなのですわ。 本来なら私の様な選ばれた人間とクラスを同じくするだけでも奇跡。 幸運なのよ! その現実をもう少し理解していただける」

 「そうか。 それはラッキーだ」

 「ケッ、そんなので幸運なら世も末だな」

 「なんですかその態度・・・まぁでも、私は優秀ですから、貴方達の様な人間にも優しくしてあげますわよ。 わからないことがあれば・・・まぁ、泣いて頼まれたら教えてあげても宜しくてよ」

 

 ・・・この金髪カルテットドリル女、俺様を見下してやがるな。 そこの本当の馬鹿はどうでもいいが俺様をコケにするとは・・・腹立たしい!

 

 「何せ私、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」

 「あれ? 俺も倒したぞ、教官」

 「はぁ!?」

 「とは言っても突っ込んできたのを躱したら壁にぶつかって動かなくなったんだけどな。 あ、ベリアはどうなんだ?」

 「俺か? 俺も一応は勝ったが一撃入れられたから負けと同類だ。 ついでに言えばスライも勝っているぜ」

 「呼びましたか、陛下?」

 「ん、ようやく解放されたのか?」

 「まぁ、そんなところです」

 「わ・・・私だけと聞きましたが・・・」

 「『女子だけでは』ってオチじゃないのか?」 

 「ま・・・まぁ、貴方達の試験官が無能だったってことですw「ほう、オルコット。 この私を無能扱いとはいい度胸だな」・・・織斑先生!?」

 「ち、千冬ねぇ!? あだっ!」

 「織斑先生だ。 オルコット、その二人の試験官は私だ。 その私が無能だというならお前はもちろんその二人より早く私を倒せるのだろうな?」

 「えーと・・・それは・・・」

 

 フン、返答に困ってるようだな。 実際は俺の手でシメようと思ってたがこれはちょうど良い・・・\キーンコーンカーンコーン/

チッ、授業開始の合図か

 

 「・・・まぁいい、授業を始める。 各自、席につけ」

 

 ったく、あと少しだったのによ。 あ、『少し自重してください』だと? あの金髪カルテットドリルから突っかかって来たんだ。 俺は知らん。

 

 「さて、授業を始める前にクラス代表を決めておこうと思う自薦他薦は問わない、誰かいるか?」

 

 クラス代表・・・まぁ、クラス長みたいなもんだろ。 俺はメンドクセぇからパスしたいがこのパターンだと物珍しさで俺様とスライ、それに織斑の誰かだろうな。

 

 「はい、織斑くんを推薦します。」

 「私もそれがいいと思います」

 

 ほら、早速予想通りだ。

 

 「え、俺?」

 「他にはいないのか? いないなら無投票当選だぞ」

 「じゃあ、私はスライくんで」

 「私はベリア様で」

 

 やっぱり俺たち三人か・・・って、待て! 誰だ!『ベリア様』って言った奴は!?

 

 「なら、三人から一人えr「納得がいきませんわ!」

 

・・・金ドリィィ!! またお前かぁぁぁぁ!!

 

 「そのような選出認められませんわ。男がクラス代表なんていい恥晒しですわ。 このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえと仰るのですか? 大体、文化としても後進的な国に暮らさないといけない事自体、私にとっては耐え難い苦痛で・・・」

 

 この金ドリ、少しは頭を使ったらどうなんだ?

 後進的とは言ったがそんな国からISをもらっているのが現実だ。

 それに大方が日本人のこの学園でそんな事を言えば孤立するのは目に見えている筈だ・・・ドリルに知識でもとられてんのか?

 

 「イギリスも対したお国自慢無いだろ。 世界一マズイ料理で何年覇者だよ」 

 「美味しい物もたくさんありますわ! 貴方、私の祖国を侮辱してますの!」

 「どっちもどっちだろう・・・くだらねぇ」

 「なんですって!」「何だと!」

 「陛下! 少しは抑えてください」

 「うるせぇ、少し黙ってろスライ。 大体、先に他人の祖国を侮辱したのはテメェだ、金髪ドリル。 それに乗った織斑も大概だがな」

 「な、なんですって! 私のどこがドリルですって!」

 「ベリア、お前どっちの味方だよ!」

 「どっちの味方でもねぇ、大体お前らは自分の立場は分かってんのか? それと金髪ドリルはISの知識も乏しいらしいな。 スライ、説明してみな」

 「ハッ、かしこまりました。 まずはオルコットさん、ISは誰が開発したのですか?」

 「それは『篠ノ之 束』博士ですわ。 これくらい常しk・・・」

 「どうやら気づいた様ですね。 そう、束博士は日本出身。 貴方が後進的で暮らすのも苦痛と言ったこの日本ですよ。 そんな日本の女性が作ったISに乗っているのによくそんな事が言えますね」

 「・・・」

 

 フン、金髪ドリルは何も言えなくなったか。 ただの弱者が

 

 「正論すぎてぐうの音も出ませんか。 次は織斑さんの番・・・いえ、オルコットさんも関係ありますね」

 「え、俺も何かあるのか?」

 「当たり前です。 大体、男でISを使える数少ない人材なのですよ。 そんな貴方がする発言は日本の男性、ひいては世界中の男性の言葉とも取られる可能性があるのです。 これは代表候補生も同じ事が言えるでしょう」

 「まぁ、そういう事だ。 スライ、ご苦労」

 「いえ、陛下のお手を煩わせるわけにはいきません」

 「まぁ、織斑もこれからは気をつけな。 そうでもしないと後ろからバッサリいかれるぜ」

 「そんな物騒なこと言うなよ。 まぁ、確かに少し言いすぎたな。 ごめんな、オルコット」

 「・・・け・・・」

 「「「け?」」」

 「決闘ですわ! 

 「はぁ!?」

 「金ドリ・・・お前は馬鹿か? 馬鹿なのか? 馬鹿なんだな?」

 「はぁ・・・少しは落ち着いたらどうですか、オルコットさん」

 「馬鹿馬鹿うるさいですわ! 先程言いましたがそれほど強くなさそうなIS操縦者が男と言うだけでクラス代表になるというのが可笑しいと言ったのですわ! 仮になったとしてクラス対抗戦ですぐに負けてしまわれたら学園のいい笑いものですわ」

 

 金ドリ・・・この俺を仮にも弱い奴と決めつけやがったな。 確かにゼロの野郎には負けたけどよ・・・

 

 「と言う事で決闘ですわ!」

 「あぁ、いいぜ。 四の五の言うより分かりやすい」

 

 織斑、お前もか・・・全く、頭がいてぇ

 

 「で、貴方はどうしますの?」

 「俺に振るな。 興味もないしやる気もねぇ」

 「私もです。 時間の無駄ですからね」

 「そんな事言って、お二人とも私に負けるのが怖いのでは」

 

 よし、こいつは俺の手でぶっ潰す!

 

 「誰がテメェみたいな金髪ドリルに負けるだと! いいぜ! その喧嘩、俺も買った!」

 「言っておきますがわざと負けたりしたら私の小間使い・・・いえ、奴隷にしますわよ」

 「あぁ、いいぜ。 奴隷にでも何にでもなってやるぜ。 なんならスライと一緒に新刊とやらのモデルになってやってもいいし、それでも収まらないなら在学中はこの学園全員の執事でも何でもやってやるぜ」

 「へ、陛下!?」

 「フン、貴方も大変ですわね。 こんなポンコツの主人に忠誠を誓っているなんて」

 「なる程、私のみならず陛下まで侮辱するとは・・・その高慢な態度を貴方のIS共々打ち砕いてあげますよ」

 「フン、まるで忠犬ですわね。 まぁ、貴方達が勝っても何も無いというのもおかしな話ですわね。 もし、私に勝てたら機体のデータを差し上げても宜しくてよ」

 「嘘じゃねぇだろうな」

 「えぇ、祖国に誓って嘘ではありませんわ」

 

 これでコイツの機体データが手に入るのはほぼ確定だな・・・アイツの機能にまた一つデータが貯まるぜ。

 よーし、金髪ドリル・・・絶対ぶちのめす!

 

 「織斑先生、よろしいですよね」

 「そうだな、スライ。 それなら勝負は次の月曜、第三アリーナで行う。 織斑にオルコット、それにベリアにスライはそれぞれ準備をしておく様に。 異論はないな?」

 

 「勿論、ありません」

 「えぇ、ありませんわ」

 「全くの無問題だ」

 「陛下と同じく、問題ありません」

 

 来週の月曜か・・・どうやっていたぶってやろうか今から楽しみだぜ。

 

 「ククク・・・クフフフフ・・・」

 「ベリア君・・・顔が怖いよ」

 「そうか。 すまないな」

 

 おっと、顔に出てたか。 気を付けねぇとな

 

 「さて、授業を再k\キーンコーンカーンコーン/・・・はぁ、今日の授業はこれで終わりだ」

 

 ブリュンヒルデ ・・・今回ばかりは同情するぜ。 原因の一部は俺にもあるけどな。

 

 「スライ、戻るぞ」

 「ハッ。 かしこまりました」

 

 さてと、来週の月曜は金ドリの絶望に歪んだ顔が拝めるだろうな・・・フフフ・・・

 

 「フハハハハハハ!!」

 




色々飛ばしましたがこれにて4話終了です。
5話目は・・・セシリア戦まで飛ばしたいと思います。
だって・・・箒との剣道とかって陛下達は関係ないですからね。

陛下の言うあれって言うのは・・・リベリオンの・・・アレです。
気づく人は気づくかもしれません。

ちなみに人間時の名前のモチーフはと言いますと『クライム・ベリア』は怪獣バスターズパワードの陛下開発武器の『クライムカイザー』よりクライムを拝借しベリアをつけただけです。
『メフィルーク・スライ』はスライの種族名であるメフィラスを少し弄った後にルークを付けただけで下はまんまスライです。

それでは、皆さん。 また次回、お会いしましょう!
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