IS専用授業の合間の普通の授業、陛下達はうまくやれるのか?
そして、寮は割り当てられるのか?
そういえばギンガの新作映画来ましたね。
地味にネクサスってネクサスとしては初銀幕な気が・・・
それと投稿が遅れたのは話のネタを考えるのに時間をかけすぎたからです。
「ほう・・・意外と美味いな。今度から利用するか」
「ですね。ラッキョウも美味いですし」
二人はIS学園の食堂の窓際の円形テーブル席で朝食をとっていた。
いつもはラボで簡単な物を交代制で作っているのだが今日は材料が無かった為、こうして食堂で摂っているのである。
ちなみにメニューはと言うとベリアは『モーニングセットA』でスライはカレーに追加でラッキョウを3割増にしている。
「だな。あ、
「
「それもそうだな。まぁ、次の時にテストするか。お前もテストしなくていいのか?」
「
「そうか。まぁ、使う機会があればだろうがな」
「ですね」
そう結論づけて食事を再開する二人に3つ人影が迫っていた。
「あの~ベリアくんにスライくん?」
「ん?」「何ですか?」
「駄目なら良いんだけど。席、一緒でもいいかな?」
「別に構わないが?」「私も構いませんよ」
「本当! ありがとうね、二人とも」
そう言うと3人の女子がベリア達と同じ席についた。
周りからは彼女らを羨む声が聞こえた別にどうでもよかった。
「そういえば、ベリア君。 あの戦い方ってどこで習ったの?」
「私も思った! かっこいいよね」
「確かに~、ズバーンでドーンでバリバリ~だもんね~」
「あれか? あれは全部独学だが?」
「本当!? だとしたら凄いよ!」
「そうか?」
「そうだよ! 国家代表にも勝てるんじゃない?」
「さぁな。ところで名前を教えてくれこっちだけ知られてるのも面白くねぇ」
静かに食事をとる二人に彼女達は昨日の試合の感想を述べていた。
が、そんな事はどうでもよさげなベリアはまだ名前も知らない三人に名前を聞いてみた。
「私は鷹月 静寐。同じ一年一組だよ」
「私も一組、谷本 癒子。よろしくね」
「私はね~布仏 本音だよ~。よろしくね~」
「鷹月に谷本、布仏か・・・まぁ、よろしく」
「陛下共々、私もよろしくお願いしますね」
三人の自己紹介の後に二人も返事を返し再び朝食を摂りながら談笑を楽しんでいた。
話の内容は趣味や授業のことなどと他愛のないものだった。
「あ、そろそろ授業だ。私達、先に行くね」
「じゃあね、二人とも」
「教室で会おうね~。メフィメフィ~にベリベリ~」
「何だその痛そうなアダ名は・・・まぁいいけど」
「メフィメフィですか。アハハ・・・」
布仏の独特の呼び方にそれぞれ違う反応をしながら三人を見送るとベリアはブラックコーヒー、スライは水を飲み干した。
その時の二人にとって何気ない動作が実に上品なものだったのでそれに魅了された女子生徒が多数いたのは言うまでもない。
「さて、行くか」
「かしこまりました、陛下」
二人はそれぞれのトレーを返し食堂を出ると教室に向かった。
「え~と、織斑君とオルコットさんは今日は欠席です」
\エェ~ナンデ~/ ヤッパリ、キノウノ~?/ ザワザワ・・・
「うるさいぞ小娘共。他人の心配の前に勉学に集中しろ。嫌ならISを背負ってグラウンドを10周させるぞ」
朝のホームルームで山田先生の連絡を聞きざわつくクラスを織斑先生が何時もの様に沈めた。
「え・・・え~と、これでホームルームを終わりますね。皆さん、授業の準備をしてくださいね~」
山田先生の一言の後、皆は授業の準備を始めた。
ちなみに今日の授業は
・1限 国語
・2限 世界史
・3限 自習
・4限 家庭
~昼休憩~
・5限 IS講義
・6限 IS講義
の6限である。
「はぁ・・・退屈じゃなけりゃいいんだが」
「そればかりはどうにもなりませんよ、陛下」
そして、授業が始まる。
~1限 国語~
「ここまでで大体俳句の決まりは掴めたと思うから・・・スライ君。今から出すお題で俳句を作ってみて。お題は『蝉』と『七日』よ」
「蝉の目に 七日輝く 陽の光」
「うん。急なフリながらも見事な句ね」
「ありがとうございます」
「じゃあ、次は~」
~2限 世界史~
「ここまでで言った様に、 歴史が始まるには、人類が誕生しなければなりません。どのように人類が誕生したか。今でこそ進化ということは常識になっているけれど、この考えが発表された当時は大きな抵抗がありました。では、その理論と唱えた人物は誰ですか・・・布仏さん」
「え~と~・・・進化論と~アーウォン!」
「理論は合ってるんだけどね~残念だったわね~」
「え~違うの~」
「そういう事。じゃあ、代わりにベリア君」
「進化論で唱えたのはダーウィンだ」
「正解! 教科書も開いてないのによく覚えていたわね」
「お~ベリベリすご~い」
「その痛そうなアダ名は確定なんだな・・・はぁ」
~3限 自習~
『教卓の課題をしておく事。後で回収します』
「・・・(机の機能を使ってリベリオンの簡易メンテ)
「メフィメフィ~、ここ教えて~」
「別に構いませんよ」
\スライクン、ワタシモー/ \ア、ズルーイ。 ワタシモー/
「はぁ・・・なら、前で説明しますね」
\\ヤッター//
「・・・(簡易メンテ中)
「ですから、ここがこうなってここの答えは・・・」
~4限 家庭~
「スライ、ソースはどうだ」
「今の所は問題ありません」
「そうか。布仏、スープの味は」
「問題なく美味しいよ~」
「全部飲むなよ。鷹月、鮭の下ごしらえは」
「ばっちり出来てるよ」
「よし、なら渡してくれ。谷本は皿の用意」
「アイアイサー」
・・・3分後・・・
「さぁ・・・SHOW TIMEだ」
カチッ、ボォォォォォォ
「おぉ~ブランデーだ~。初めて見た~」
「違うよ本音。フランベだよ」
「そうそう。でも、すごいよね」
「ふぅ・・・出来た。谷本、盛り付け頼めるか」
「いいよ~。ソースをかけるのはスライ君に任せるね」
「分かりましたよ谷本さん」
「私も手伝うよ~」
「布仏はつまみ食いしそうだから大人しくしてろ」
「え~」
「鷹月は使い終わった器具の片付けを手伝ってくれ」
「わかったよ~」
教師&クラスメイト(((女性として負けてはいけないもので負けた気がする・・・)))
とまぁ・・・色々あって昼休み
「・・・ふぁ~。スライ、午後はなんだ?」
「5限6限ともにISの講義でございます、陛下」
ベリアはスライに午後の授業がなんだったかを聞きながら屋上でユグドラ汁ソーダ『ディーラーチェリー味』を飲んでいた。
「あ~あれか、俺達は別に聞かなくても大丈夫だがよ・・・山田に泣かれそうな顔で授業を聞いてるか聞かれると何故か可哀想になるんだよな」
「ですね。あれで生徒より年上とは・・・どちらかと言うと年下に見えますね」
「全くだ。・・・で、そこの野郎は何時まで俺達を見てるつもりだ」
「害がないから放置しておきましたがいい加減、イライラしてきましたよ」
そう言うとベリアとスライは入口に視線を飛ばした。
そこには誰もいなかったがしばらくすると一人の女性が出てきた。
「あらら~バレちゃってたの? いったい何時から気付いてた訳?」
その女性は外ハネした水色の髪をした女性で手に持っている扇子を開くとそこには『解答求ム』と達筆で書かれていた。
「何時からって、テメェの尾行が始まったこの昼休みの頭からだが」
「ところで貴方は誰なんですか? 敵なら容赦はしませんが」
二人はそう言うとそれぞれのISの待機状態であるバングルと腕時計を淡く輝かせながら構えていた。
「大丈夫♪ お姉さんは敵じゃないわよ。生徒会長をしているただの可憐な女子生徒よ」
「本当に可憐な奴はそんな事言わねぇよ」
「陛下、生徒会長と言えば生徒最強との情報が」
「そうそう♪ お姉さんは生徒最強の生徒会長『更識 楯無』よ。よろしくね」
「で、その皿屋敷が何の用だ?」
「陛下、更識です」
「用事なんてな~んにもないわよ。昨日の試合を見て興味を持ったから近づいてみたってだけ」
楯無は言うと再び扇子を広げた。そこには『興味大アリ』と書かれていた。
「で、その結果がストーキングか?」
「嫌ね~ストーキングだなんて。せめて愛の追跡っていtt「スライ、帰るぞ」「かしこまりました」嘘々! 冗談よ~」
「・・・頭がいてぇぜ」
「はぁ~」
「ところで二人とも、放課後に私と一試合どう?」
「「は?」」
さっきから巫山戯ている様にしか感じられない楯無からのいきなりの試合の申し込みに二人は素っ頓狂な声をあげた。
「だからね。興味を持ったのと実力を見たいから放課後に一戦どう?って事」
「くだらねぇ・・・戻るぞ、スライ」
「ハッ」
そう言って二人は教室に戻る為に扉へと歩を進めた。
「もしかして、負けるのが怖いのかしら」
「あ゙ぁ」
横を通り過ぎた時に楯無の囁いた一言にベリアは反応した。
「だって、一年生で強いって言っても生徒最強の私に勝てるわけないでしょ? だから負けるのが怖いのかな~って」
笑顔で言う楯無、開かれた扇子には『不戦勝』の字。 ベリアを苛つかせるには十分過ぎる要素だった。
「・・・まぁいい。楯無、今のISは何だ?」
「先輩をつけて欲しいな~。そうねぇ・・・一応、表向きは競技用マシンって事だけど見るからに兵器なのよね」
楯無からの答えを聞いたベリアは苛立ちを沈めスライに目配せをした。
スライも意図を察したのか、頷き返した。
「よし。さっきの試合の話、乗ってやろうじゃねぇか」
「で、ルールの方はどうするのですか?」
「そうねぇ~。セシリアちゃんや織斑君の時の事も考えて危なくないように勝利条件はエネルギー切れ、もしくは相手の戦意喪失でどうかしら?」
「別に構わねぇぜ」
「私も問題ありませんよ」
「じゃあ、決まり♪ 放課後の6時、第3アリーナでね。バイバ~イ」
決まった試合の時間と場所を言うと楯無は軽やかな足取りで屋上を後にした。
「・・・陛下、さっきの方は意外と考えがしっかりしていたようですね」
「どうでもいい。さっさと戻るぞ」
ベリアは歩き始めるととも近くの空き缶入れの方に飲み干したユグドラ汁ソーダ『ディーラーチェリー味』の缶を蹴って屋上を後にした。
その缶は放物線を描きながら空き缶入れに吸い込まれていきベリアが屋上の扉をくぐるのと同じくらいに空き缶入れの中に入った。
~5、6限 IS講義~
5、6限のIS講義は5限に専用機持ち同士の試合を見てもらい6限にそのレポートを書いて提出してもらうというものだった。
尚、摸擬戦をした専用機持ちはレポート提出を免除される。
「スライ、ベリア。模擬戦をしてみせろ」
管制室からの千冬の指示を聞いてベリアとスライは前に出てきた。
「はぁ~。スライ、加減を忘れるなよ」
「分かっております。陛下の方も加減してくださいよ」
この会話だけ聞くと手加減のことだと思うが実際はそうではなくてちゃんと見ている女子がしっかりとレポートを書けるように速度を落とすと言う意味の加減だった。
実際、セシリアと織斑との戦いでも相手が人間と言う事もあってベリアは本気の十分の一で戦っていたのだ。
本気の半分を出さずとも束製の無人ゴーレム5体を僅か5分で殲滅したのだ。
「準備はいいな・・・始め!」
その声と共に二人は自分の専用機の待機状態を輝かせ走り出した。
・・・50分後・・・
\キーンコーンカーンコーン/
「よし、そこまでだ。」
管制室から聞こえる千冬の指示で二人は展開している『リベリオン』と『メフィストフェレス』をそれぞれの待機状態に戻した。
「スライ、ご苦労」
「陛下こそ。流石でございます」
それぞれ労いの言葉を掛け合っていると観客席から千冬の声が聞こえてきた。
「では各自、次の時間にレポートを書いて提出するように。解散!」
その声と共に観客席から生徒は居なくなり千冬と存在が薄れていた山田先生は二人の元にやってきた。
「スライにベリア、ご苦労だった。次の授業でのレポートは出さなくていいからしっかりと整備をしておくように」
「それとお二人のお部屋が用意できましたので鍵を渡しておきますね」
そう言うと山田先生は二人に同じ番号『1212』と刻まれた鍵を渡した。
「ありがとうございます、山田先生。しかし、諸用で寮に戻る時間が遅れる事が多いと言う事を先に伝えておきますね」
「分かりましたよ、スライ君。その場合は先生に連絡を入れてくださいね」
「分かりました。なるべくそうします」
山田先生に連絡事項を伝えている間、千冬とベリアも話していた。
「おい、
「織斑先生だ。で、どうしたベリア」
「次の授業、俺とスライは保健室に行ってくるから遅れるとだけ言っておく」
「・・・まぁいいだろう。遅れてもいいから授業には出席しろ」
「あいあい・・・了解。スライ、行くぞ」
「ハッ」
ベリアはスライに声をかけアリーナを後にして織斑とセシリアのいる保健室に向かった。
楯無登場回そして、寮決定。
今回は普通の授業風景と言う事でいつもよりのんびりとした回でした。
最初は家庭か何かの授業で失敗する二人を書きたかったのですが書いてみると違和感があったので書き直しました。
結果、二人とも優秀すぎる結果になりました。
ちなみに寮の部屋番号はわかる人には分かる番号です。
それと今回出た三人はアニメ版を見ながらWikiに書いてある特徴とEDのスタッフロールを基に書きましたがヒロインではありません。
二人が保健室に行ったのは例の賭けに関することです。
対楯無戦・・・どうしようか。
まぁ、先に謝っておきます。
鈴音は原作から2日遅れて入ってきます。 ごめんなさい。
ちなみに自分の好きなISキャラはラウラ、クラリッサ、布仏の順だったりします。
まぁ、ラウラはヒロインにはならないと思いますがね。
では、また次回!