キヴォトスに来たのが某レ◯レ◯プされる先生だった件について   作:パスタ〜マン

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いやぁ、どうもどうも作者です。
まず最初に………登校が遅れに遅れて申し訳ありません()

いや、ほんと言い訳とか出来なさそうですけど言わせてください(カスその一)
ここ最近色々と重なったりプラスモチベが死んでました………(カスその二)
本当なら先月あたりに投稿しようかな〜と思っていたらブルアカのモチベも消し飛び、指揮官業やらプロデューサー業、独立傭兵稼業を並行してやりまくっており方々からぶん殴られても問題ないくらいサボっておりました(白杖)

ま、まぁ、前置きはこの程度にしておいて………みなさま!今回の作品はどうでしたでしょうか?色々と期間が空いたので所々おかしな所があるかも知れませんが、楽しんでいただければ幸いです。



第四話

夜が明け小鳥の囀りが聞こえ始めた頃、俺は空を見上げていた。半分が砂漠に沈みつつあるアビドスは、全てを焼き尽くしてしまうほどの快晴で人々を出迎える。

一足に先に起きて昨晩のことを考える……………成り行きとは言え流石にやりすぎだったな。けど、先生をどうにかするにはあれが適任だったと言えるが、先生とは言え女性だ。あれは無いだろうと反省している。

 

 

「ゲマトリアは片付けたから、あとはカイザーぶっ潰すだけだ………でも、俺と先生は直接的に情報を教えることはできない、難儀なものだねぇ。」

 

 

ブルーアーカイブ、この物語は一つの道を踏み外せば一瞬で地獄に直行する。輝かしい青春の陰に隠れている無数の悲劇からは目を背けられない。皆が死に、恐怖に堕ち、色彩に食い尽くされた。希望なんてありゃしない。先生がプレナパテスになってしまうことが一番の問題なんだ……………。

 

 

「貴方様、お久しゅうございます。」

 

 

「………ワカモか。」

 

 

「はいっ!貴方様にお仕えする狐坂ワカモでございますっ!!」

 

 

元気いっぱいで返す彼女を見つつ、何事かと身構える…………まさか情報が漏れたのか?いや、黒服も俺も情報管理は徹底していたが漏れてしまったのか?

 

 

「それで、何かあったのか?」

 

 

「えぇ、昨晩から貴方様と先生、そして取引相手の方を監視する存在を追っておりました。そして、これをーーーーー。」

 

 

「カイザーPMCのロゴ、か…………わかった、そちらのことも織り込んでおこう。この程度なら誤差の範疇だ。」

 

 

カイザーの妨害工作はある程度把握している。故に、もし来たとしても真正面から叩きのめすつもりでいる。

大方、信用ならない黒服に密偵を付けていたら俺達に遭遇して慌てていたんだろうな。そこでワカモが奇襲を仕掛けて無力化した、と。

 

 

「ありがとう、ワカモ。休んでいてくれ。」

 

 

「で、ですが…………」

 

 

「俺一人でも先生は守り切れる。いざとなればすぐに呼ぶから安心してくれ。」

 

 

「…………わかりました。」

 

 

にしても、原作でカイザーが黒服を見張ってるなんて……………いや、待て。カイザー?一つ、一つあるじゃん。カイザーと先生関連で一悶着あるじゃん…………!!

 

 

「…………先生ヘッショのあのシーンか。」

 

 

「私がどうかしたの?」

 

 

「あ、先生。起きてたの?」

 

 

「うん、ついさっきね…………ふわぁ〜」

 

 

眠そうな目を擦りながら、こっちへ向かって歩いている先生。いやそうじゃん。なんで忘れてたんだ…………とりあえずあのクソカスボットはネジ一つ残らないレベルで粉微塵にしよう。でもタイミングがわからないんだよな……………。

いや護衛してりゃわかるか。それだとほぼ付きっきりでいる羽目になるけどいいや。

 

 

「………あっ、黒服はどうしたの?」

 

 

ふと思い出したかのように、あたりを警戒しながら俺に尋ねて来た。先生からすればいまだに信用のならない大人であり、警戒するのは当然の帰結と言える。

 

 

「まぁ、大丈夫だよ。朝起きたら用事があるってことで置き手紙があったし。」

 

 

「………ほんとにぃ?」

 

 

その声色はまだまだ黒服を信用していないようで、疑いの目は晴れない。

 

 

「ま、まぁ、契約を履行して気遣いができる大人なんてここじゃ珍しいですよ………あはは………」

 

 

「…………そうだったね」

 

 

二人して遠くを見つめるほどここは無法地帯もいいところだ。大人は欲塗れで子供は銃火器を持つのが日常でもあるし…………現代日本人からすれば恐ろしいことこの上ない。

 

 

「っとと、そろそろ時間です。支度してアビドス高校に向かいましょう。」

 

 

「あ、そうだったね。私は準備できてるよ。ついでに朝ごはんも食べてく?」

 

 

「確かにそっすね。適当にお店に行くかコンビニで買って来ましょう。」

 

 

まぁ、先生金欠で暫くお金出せないから俺が全部持つんだけどね。特撮がいいのは分かりますけど兎に角限度を守ってください頼みますから…………極貧の中でもやし食ってるの見てると色々と慌てるんですよ俺も。

 

 

「………あ、ごめんね。私、金欠だったんだ…………」

 

 

「えぇ、まぁ大丈夫ですよ。金なら腐るほどあるんで。俺が払うんでご安心を。」

 

 

「う、うぅ……せ、生徒に頼ってるダメな大人になっちゃうよ〜〜〜」

 

 

色々とダメなところがありすぎるのでは?と思ったが言わないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あ、あの、み、御手洗、さん?ご、ごめんなさい…………」

 

 

手頃な場所にあった飲食店で、先生はそれはもうドカ食いをした。某気絶部よりもいい食べっぷりでたらふく食いやがったのだ…………まぁ、拒食よりかはいいけどさぁ、その小さな体のどこに入るって言うんですかねぇ。

 

……………そういや、連邦生徒会長もよく俺に飯をねだって来やがったなァ、だから太るんだよ畜生が。

 

 

『クソボケには言われたくありません!!!!』

 

 

なんか見知った声がぷりぷりと頭の中で怒っているが関係ねぇ。あの野郎スイーツを大量に食ったはいいけど食いきれずに満腹の俺に食わせて来たことが一番腹立つ。しかもそれのおかげでその月の給料の半分近く飛ばしやがってよォォォォォォォォォ……………!!

ふざけんじゃねぇ、あいつ失踪から帰って来たら必ず潰す。何が何でも潰してやらぁ!!

 

 

『はっ!!望むところです!!!!その時はお婿様にしてやりますからね!?!?!!』

 

 

と、まぁ頭の中でドアホ超人会長様を罵りまくっていると、先生が怒られそうな子犬のような目で俺のことを見上げて来た……………まぁ、今回はいいでしょう。俺とて悪魔ではありません。

ただ………凡人の俺をこき使ってくれやがった連邦生徒会長。貴様はっ!!駆除すべき害獣だ!!死んで平伏しろ!!!!

 

 

「えぇ、いいですよ。今回ばかりは特別です。だからお腹いっぱい食べてください。」

 

 

「う、うぅ、神様仏様御手洗様………!!ありがとうございます〜〜〜〜!!!!」

 

 

感極まって俺に抱きついてくる先生を撫でながら例のタブレットをこれでもかと睨み付ける。

お前がそこにいるのはわかってるからな????と言う念を送ると、どこからともなく……………

 

 

『あぁ^〜〜人の金で食うスイーツは本当に美味しかったですね!!!!!!』

 

 

とかふざけたこと抜かしやがる声が見えた……………もう殺すしかなくちゃったよ、どうしてくれるんだ?

 

 

 

 

だから失念していた。先生は、人からの感情に敏感だと言う事に。

 

 

 

「ははは………はぁーーー」

 

 

 

「………ぁ、あ……い、ぃや……あ、あの、ご、ごめんね?こんなにいっぱい食べちゃう女の子ってダメだよねそうだよね、け、けど、わ、私……貴方が居ないとダメなの………だ、だからすてないで………!!」

 

 

 

 

………え?溜息ひとつでこんな事になんの????しかもなんかメンヘラみたいな事言い出してるし色々と怖いんだけど………と、とりあえず落ち着かせなきゃ………!!

 

 

『あーあ、依存しかけてる先生に溜息とかダメですよ。壊れちゃうんですから。あ、あとその溜息って私に向けてじゃないですよね???そうですよね??違いますよね???貴方と私は友人を飛び越えた"そういう"関係ですもんね違いますもんね。だから、私の御手洗君はそんなこと言いませんよね。そうですきっとそうです………え?そうですよね?私じゃないですよね????私じゃ、ない……私じゃない私じゃない私じゃない私じゃない私じゃない私じゃない私じゃない私じゃない………………』

 

 

耳鳴りも酷くなって来た…………うざったらしい雑音も大きくなっている………なんだ、これは?

ただ、今はまず先生を落ち着かせなきゃ…………。

 

 

「せ、先生、俺は別にいっぱい食べる先生は嫌いじゃないです………寧ろ、もっと食べてください。だから、大丈夫です。」

 

 

「……ぁっ、あぁっ、そっか………よかった、きらわれてなくて」

 

 

光を失った瞳に火が灯りながら、落ち着きを取り戻す先生に安堵しつつも一つの危惧ができてしまう。

…………これ、生徒から嫌われようもんなら先生自殺しちゃうんじゃないかーーーー?

 

 

「先生、自殺なんて馬鹿げた事考えてませんよね?」

 

 

「どうだろうね〜…………でも、好きな人から拒絶されると壊れちゃうかも?」

 

 

クスクスと笑っているが、目はガチだ。これ生徒に嫌われると自殺ルート直行だ。なんなら逆レされたら壊れるんじゃ無いか?

いや実際でも壊れてたし確実に壊れる。これなんとかしろってエクストラハードじゃないか…………俺は廃人攻略勢では無いのだがな。

 

 

『あー、これ先生依存しかけてますね。ありがとうございました、連邦生徒会で独占していた御手洗君に外部では初の重たい矢印ですよ。よかったですね!!!!』

 

 

なんだ、何が起きている?声は見えているのにその内容がわからない………み、耳鳴りがひどく……クソが……けど、まぁそんなに問題ないだろ。

 

 

「……あ、あははは、とりあえずお会計をしましょう。」

 

 

「そうだね、この後は対策委員会に?」

 

 

「はい、今後のことも擦り合わせておきたいので。」

 

 

途中途中で雑談を挟みながらアビドスの校舎まで向かう。先ほどまでの一面は鳴りを潜め、いつもの先生がそこにいる。一抹の不安を抱きつつも、これからの未来に対する不安が残った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………あれは、セリカか?」

 

 

「あ、ほんとじゃん。」

 

 

十数メートル先に、黒髪猫耳のシルエットが映る。時刻はまだまだ夜が明けたばかりで登校時間と言うには不自然だった。

…………そう言えば、セリカ誘拐のイベントはどうなったんだ?

嫌な予感がする、そう思ったら行動は決まった。

 

 

「先生、追うよ。」

 

 

「うぇ!?ちょ、ちょっと!!」

 

 

先生の手を引っ張りつつ、一定の距離を保つ。だが、態々セリカがここに来た理由はなんだ?

ここはもう郊外から外れそうなところーーーーーー

 

 

「…………まさか、カイザーか?」

 

 

「え?ど、どうして…………あぁ、なるほど。」

 

 

一瞬の困惑と逡巡で先生も全て察した。やり口は不明だが、みんなのアドレスを使用してセリカを呼び出したんだろうな。

ヘルメット団を破壊し尽くしたから遂に強硬策に打って出て来やがったか…………まぁ、圧倒的武力で捻り潰すだけだ。

 

 

「先生、戦術指揮の準備を。それと………これも着ておいて。」

 

 

以前、寒冷地や砂漠みたいな過酷な環境下にあっても生命活動と戦闘行動を可能とする衣服の制作をミレニアム学園のエンジニア部に依頼した。

………まぁ、Bluetooth機能がなぜかついてたけど。けど、それ以外の性能はもはや文句なしの一級品。肌触りも着心地も良く、着心地も抜群………要求した項目も全てクリアし数日に一度の充電で完結するとんでもない代物だった。

 

サイズはデカいけど………まぁ、ぶっ倒れるよりかはマシ。あと材質も最新式のボディーアーマーだから貫通はしない………激痛は走るけど。

 

 

「………わーお。これって、御手洗のなんだよね?」

 

 

「え、まぁ、そうですけど…………」

 

 

「へぇ〜………ありがとね」

 

 

この場において似つかわしくない笑みが向けられる。まるで、本当に大切な人からのプレゼントを受け取った様な表情は見る人間によれば嬉しくなるのだろう。

でも、今この瞬間は似つかわしくないんですよ……先生。

 

 

「先生、もうそろそろでセリカのところにカイザーが出張って来ます。それはまた後でにしましょう。」

 

 

「…………むぅ〜、わかったよぉ」

 

 

「ははは………さぁ、仕事の時間だ。」

 

 

もう一度目セリカへ目をやった。すると、もう所属不明のロボットに囲まれている。

 

はぁ、もう殺すしかなくなっちゃったな。

 

 

 

 

 

 

 

「せ、先輩……助けてくれて、ありがとうございます……」

 

 

すっごい引き攣って居ながらもしっかりと感謝を述べてるあたり礼儀はしっかりとしているんだよなぁ。

まぁ、目の前に広がる惨状を見たら誰だって顔を引き攣らせるか…………。

 

一部のロボットは惨たらしく頭を引き抜かれ、あるロボットは盾として、あるロボットは胴以外を喪失し、あるロボットは御手洗が踏み殺した。

血は流れない。流れるのは不愉快な悲鳴と恐怖の慟哭。

抵抗する気概も気力も残らず燃やし尽くされた木偶人形達は任務遂行能力を喪失し、誰にも気付かれずに死んだ。

 

 

 

が、それを見つめる者もいた。

 

 

 

「………コード5。敵を確認。あー、これは………コード31C。指示を乞う………え?続行?この状況でどうしろと………!?」

 

 

「コード78。増援が来ない限りスナイパー二人で挑むのは危険です。」

 

 

『システムに上申。コード78、不許可。現有戦力で対象を殺害せよ。』

 

 

「こ、この二人でどうしろと言うんだ………」

 

 

「明らかに貧乏クジだな…………仕方ない。狙撃の用意を」

 

 

予備戦力として戦闘区域から離れた地点の廃ビル内にスナイパーは陣取っていた。

 

その目標は………先生の排除。

 

黒服とシャーレの接触時点で発令されたが、遂行には新基軸として人工知能が統括する特別性のシステムで行われている。

本来なら別目標を狙って居たが、先生も偶然居合わせたため同じように排除せよとの命令が下った………………結果は惨憺たる有様だったが。

 

 

「……標的、左端。動作なし。」

 

 

だが、彼らも腐っても軍人を元にして作られたアンドロイド。冷静さを取り戻し、油断した隙を突かんとする。

 

 

「射距離」

 

 

「850メートル。動きなし。」

 

 

「了解。風速は?」

 

 

「弾道への影響は軽微と判断。仕掛けるぞ。」

 

 

「了解。すでに目視はできている。」

 

 

 

ドンっ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、かえ…………むッ!?」

 

 

あれは、狙撃かーーーーっ!!

標的は………先生!?

 

クソクソクソっ!!最後の最後で遅れをとってしまったか………間に合わん……ならーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

「…………ぇ?」

 

 

「せ、先輩!!!!」

 

 

分かってはいたが………痛い、な。

防げたか………まぁ、返り血少しついてしまった………ちと、ミスったな。

 

 

「……グっ……だ、大丈夫だ………このくらいどう……って事は……ゴフォッ……あぁ、クソ……」

 

 

痛いねぇ。場所は………肝臓と肺の隙間、か?

しかし、口径の問題で銃創も破損も大きそうだな………処置を………。

 

 

「み、みたらい?だ、大丈夫だから、わ、私が、ぜ、ぜったい、たすけるから………」

 

 

「……ぃ、いま、は、ひき、ま、しょ……う」

 

 

「あぁ、もうっ!先輩!背負っていきますからね!!ほら、先生も立って!!」

 

 

自分でも驚くほどに意識を保てているな、ととても場違いな感想を抱きつつ常備しているスモークグレネードを投擲し、その場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……みたらいは、わたしの……せいで。」

 

 

「……ぃ、いや、まだ、まだ、しんでない……からだいじょうぶ、だいじょうぶだよ………そうだ、ね?」

 

 

「………ぁ、で…も、でも、わたしが………きずつけたんだ………ぁ、あ、ぁァァァァァアァァっ!!!!!」




あーあ、御手洗君のせいで先生が壊れちゃった。クォレは責任とってお婿様にならないとね(強制)

ちなみに筆者は純白の服やら白銀の髪が深紅に染まるシチュが大好きです。あとは………わかるね?
あとは、今際の際で生きてとかありがとうとか呪詛を抜かして死んでいくキャラも好きですね(狂人)
なお、先生は今後も生徒と先生を守る御手洗くんに脳をこんがり焼かれます。まるで某旧世代型強化人間がコーラルで焼かれた様に取り返しのつかない焼きつきを喰らう、かも?
では、さよなら〜。
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