ハイスクールD×D/Re:Zext Night 作:有栖川アリシア
授業参観とプールというイベントをすっぽかし・・・ではなく、サーゼクスに頼まれた依頼で海外、それもシンガポールに行ってた士郎。
色々な手続きも終わり士郎は駒王に戻ってきてた。
「――ここか・・・」
旧校舎一階『開かずの教室』とされた部屋の前にいる士郎とオカルト研究部の面々
この部屋は外からも厳重に閉められており、中を見ることは出来ない作りになっている。話によると、ここにはもう一人の『僧侶』がいるらしい。士郎もとい、イッセーやアーシア、それにゼノヴィアもしらないもう一人の『僧侶』、長らく謎になってきた『僧侶』の存在、察するに能力が危険視され、部長の手腕で扱いきれなくてこうなっているのだろう。
目の前には『KEEP OUT!!』のテープが幾重にも貼られており、呪術的な刻印も刻まれているなんとも怪しげなところだ。
「ここに住んでいるのよ。いちおう深夜には術が解けて旧校舎内だけなら部屋から出ていいのだけれども、中にいる子自身がそれを拒否しているの」
「(重度のひきこもりですか――)」
と部長は、言いながら扉に手を突き出して魔法陣を展開して、封印を特く作業をしていた。
「ひ、引きこもりなんですか?」
「(それは、聞いちゃダメだろ?)」
イッセーの質問にため息を吐きながらうなずく部長。木場がテープを取り払い、朱乃さんも部長と一緒に術式の解除を手伝っている。
「中に入る子は眷属の中でも一番の稼ぎ頭だったりするのですよ」
朱乃さんが作業をしながら言う。
「パソコンを介して、特殊な契約を人間と執り行なっているのです。直接私たちと会いたくない人間というのもいるのですよ。その手のタイプの人間とは別の形で交渉をして、関係を持つのです。それをパソコンを介して解決しているのよ。パソコンでの取引率は新鋭悪魔の眷属のなかで上位に入るほどの数字を出しているのです」
「(引きこもりで尚且つパソコン得意ですか――」
「・・・まさか」
「どうされましたか?士郎くん?」
朱乃さんが士郎の言葉の意味聞いてきた
「もしかしたら、名前はわからないけど、知り合いかも」
士郎は思い当たった節を言うと
「「「「・・・!!!」」」」
その途端、部長と朱乃さん、それに仔猫ちゃんと木場の手が止まりかけた
「な、士郎、それホント!?」
あまりに驚愕のことで驚いている部長
「まぁ、中に入って質問すればわかりますよ」
「――さて、扉を開けるわ」
「イヤァァァァァアアアアアッッ!」
中からとてつもない声量の絶叫が発せられた。
「ごきげんよう。元気そうでよかったわ」
『な、何事なんですかぁぁ?」
声からして中性的だと思われる。そして、酷く狼狽している。これは厄介なパターンだと理解する士郎。
「あらあら、封印が解けたのですよ?もうお外に出られるのです。さぁ、私たちと一緒に出ましょう」
朱乃さんのいたわりを感じる優しそうな声。とはいえ
「(さすがに、今まで引きこもりしていた奴にそれは――)」
『やですぅぅぅ!ここがいいのですぅぅぅぅぅ!外に行きたくない!人に会いたくないぃぃぃぃぃっ!』
「(ほら、見ろやっぱり!!)」
医者が黙って首を横に振るレベルの引き篭りだった。そんな、引きこもりを見てみたくなり、中を覗く士郎。
カーテンが締め切られた部屋。薄暗い中に金髪と赤い双眸をした人形みたいな顔立ちをした駒王学園の女子制服に身を包んだ女の子がいた
「おおっ!女の子!しかも外国の!」
興奮するイッセー。
「(また、イッセーハーレムの要因が一つ増えたか)」
と思いながらもイイ感じに喜んでいるイッセーであるが。
「見た目、女の子だけれど、この子は紛れもない男の子よ」
イッセーの顔が授業参観と知らされた部長の時と同じように凍り付いた。
「部長、嘘ですよね?」
「嘘ついてどうすんの?ほんとよ」
その言葉を聞いた瞬間、イッセーの表情が"そんなのあるかぁぁ!?"といった表情になる。
「(まぁ、無理もないな、俺も初見だと間違いそうになったし)」
と思いながらいると
『(ちょっと、士郎――いいかしら?)』
アルクェイドが話しかけてきた。
「(なんだ?)」
『(目の前の子と話したいから、外に出ていいかしら?)』
「(問題ない)」
彼女の真意は測りかねるが如何やら何かあるらしい。士郎は、目の前のひきこもり吸血鬼に近寄ると
「ヒィィィー!な、なん、なんですかぁぁ!」
どうやら、引きこもりのほかに対人恐怖症もあるらしい。
「(おい、本当に大丈夫か?)」
『(大丈夫よ、任せなさい)』
「――お前に、会いたがっている人がいる」
「だ、誰なんですかぁぁーー!!」
もはや絶叫による会話だ。それも気にせず士郎の隣に真祖に区分される吸血鬼アルクェイド・ブリュンスタッドが現れた。
「やっほ~」
「おぉ~」
なぜか、落ち着いている二人。見ればどことなく髪の色が似ている。そんな中、突如現れたアルクェイドに対しあまり過剰に反応していない彼。同族なのだろうかと探る士郎。そんな中、リアス部長が二人の間に介入しようとするが
「士郎?」
士郎は、部長を静止する
「今は、彼女に任せましょう――」
「けど…」
「大丈夫ですよ、何とかなります」
そういうと、士郎は目の前の二人以外を連れて外に出た。
「さてとっと、それで彼の名前は?」
「彼の名前はギャスパー・ヴラディーよ」
「ヴラディーですか」
少し溜を作りながら思考をめぐらす士郎。無理もないヴラディーといえば有名な吸血鬼の御家だからだ。
「それで、封印されているワケとは?」
「えぇ、その子は興奮すると、視界に映したすべての物体の時間を一定を止めてしまう神器の持ち主よ」
「時間停止とか・・・チートすぎるでしょ」
率直な意見に一同が納得する中
「あなたも、十分人のこと言えないでしょ、宝具の完全使用とか反則を通り越しているわ」
とこれまた部長に率直な意見をぶつけられる。
「まぁ、それとして、んで、名前は?」
「『
「(バロールだと・・・)」
彼の神器の名前に色々な意味で驚く士郎。
「それで、問題は、それが扱えないところ、それゆえにギャスパーは今まで封じられてきたというわけなんですね」
「えぇ」
イッセーの言葉にうなずく部長。そんな中、士郎の中では
「(バロールの名を関する神器・・・どうして、いやまさかな)」
士郎は気になったので、さりげなく
「それにしても、さすが部長ですね、しかも、見るからに駒一つ・・・もしかして、『
「「――!!?」」
すると、まるで自分が今から言おうとしていた言葉を先に言われたかのような顔をする部長。
「なんで、あなたがそれを!?」
「どう考えても能力の割りに釣り合わないからおかしいと思ったんですよ、あくまで俺の個人的な憶測ですけど、今、彼の神器の力が高まっていますよね?」
これは、士郎が彼の部屋に初めて入って初めて感じたことだ。
「あなた何もの・・・?まぁ、答えはわかるけど、そのとおりよ、彼は類まれなる才能の持ち主で、無意識の内に神器の力が高まっていくみたいなの。そのせいで、日々力が増しているわ」
「そうなると、
「えぇ、上の話ではね」
それから部屋に戻る士郎。部屋に戻ると、相変らず話し込んでいる二人。
「うぅ、僕の話なんてして欲しくないのに・・・」
「別にいいじゃない、人気モノいいじゃん」
「ネットの世界だけで十分ですぅぅぅ」
「それにしても、君、能力値高いんじゃない?」
「そんな、高くないですよぉ・・・」
「けど、由緒正しい?吸血鬼の家柄だし、能力も持っているし、人間の魔法も使えるんじゃないの?」
「使えるけど、あなたより弱いですぅぅ」
「しかも、デイウォーカーでしょ?」
「あなたもですよね?けど、太陽嫌いですぅ」
「まぁね?、私も熱いから苦手だわ、それにしても、あなた血は吸わないの」
「生臭いから嫌いですぅぅ、十日に一度くらいで十分です」
どうやら、好き嫌いが激しい吸血鬼に内心どうしようもないなと感じていると。
「さてと、私と木場と朱乃はこれからお兄さまのところに会談の場所の打ち合わせに行ってくるわ」
「了解です、ギャスパーは残りで見ておきます」
「えぇ、頼むわね」
そういうと、その場を立ち去っていく部長。
「――んで、とりあえず、コミュニケーションと行きますか」
「うん、それがいいと思うよ」
士郎の目の前にいるのは、アルクェイド、その後ろに隠れるようにギャスパーがいる
「・・・仲いいなぁ、おい」
「あぁ、それは俺も思う」
イッセーが同感する真祖と似ているからだろうか、今ここにいるメンバー(イッセー、士郎、ゼノヴィア、アーシア、士郎、小猫、アルクェイド)のなかで一番仲がいいのはアルクェイドだ
「んで、どうするよ、アルクェイド?」
「う~ん、ちょっと荒療治でもやってみる?」
アルクェイドが、こちらを見ながら言った。
「取り返しのつかないことになっても知らないぞ?」
そう言うと、士郎はギャスパーを校庭につれだし、少し簡単な魔術をかけた
そして、ギャスパーに皇帝特権のスキルを使い、一時的に原初の一のスキルを与えた
その途端、ギャスパーに変化が訪れた
変化、というより自信がついたのだろうか?ギャスパーが周りに放っていた気弱オーラが一変した
「――うふふ……」
ギャスパーが笑った直後、士郎、小猫、アーシア、イッセー、そしてゼノヴィアの背中に冷たいものが走った。それは、純粋な恐怖によるものだった。背中を神経を針でなでられたような感覚がしたのだ。
「(ちょっとヤバいかもな)」
「あはははははは♪」
明かるい笑い声が、に響く。そして、ギャスパーの髪が変化した。色は変わらずに腰まで髪が伸びたのだ。しかも、まさかの似合ってて何も言えない5人。目の前には、腰まで伸びた金髪の女の子?がいるという状況だ。
「――おい、士郎」
イッセーが『
「あぁ、多分、いや、多分ではないな、私は何かを解き放ってしまったかもしれないな」
「そのとおりね、士郎、彼から、とてつもない魔力を感じるわ」
アルクェイドですら、少しためらいが出るレベル・・・相当なレベルということがわかる
「士郎――どういうことだ」
「士郎さん、彼は――」
「士郎・・・説明して」
小猫とゼノヴィアは、既に戦闘状態
「多分、真祖の力が動き出したのかもしれないな」
「真祖・・・」
真祖、それは吸血種の中の、吸血鬼の一種。その中でも最も特異な存在。死徒と異なり、生まれたときから吸血鬼であるもの。人間に対して直接的な自衛手段を持たない星が、人間を律するために生み出した「自然との調停者」「星の触覚」。ヒトを律するものならばヒトを雛形に、ということで精神構造・肉体ともに人間の形をしているが、分類上は受肉した自然霊・精霊にあたる。非常に高い身体能力を持つ他、精霊種として「空想具現化」が可能。そして星という無限のバックアップを持つ。本来はとある抑止力として「必要に応じて発生」する精霊であるはずのところを、自らの手で同じ真祖を作ることが可能。ちなみに、女性体が生まれるのは非常に稀。細胞の限界という寿命を持たないため、死徒とは異なる「純粋な意味での不老不死」。しかし、律する対象である人間の血を吸いたいと欲する「吸血衝動」と呼ばれる欲求(欠陥)がある。その吸血衝動の強さは、もはや単純に精神のみで押さえ込めるようなレベルではなく、真祖の高い能力の大半が抑制に費やされてしまうほど。そして、その衝動は解決できる類の問題ではなく、ひたすら蓄積されるのみである。衝動を抑えられなくなった真祖は、自ら永劫の眠りにつく。これが寿命を持たない真祖にとっての寿命、と言える。
「――あまり、宜しくないということか?」
ゼノヴィアが聞いてくる
「あぁ、あまりじゃねぇ、かなりだ」
「おやおや、困ったものだな」
デュランダルを構えるゼノヴィア
「
その言葉と共に、ギャスパーに赤い布が飛んでいってが、途中で方向を変えてこちらに戻ってきた。
それはとある外道聖女シスターが所有する赤い布で、相手を拘束する事に特化した魔術礼装。とある言葉と共にその力を発動。主不在でも機能し続ける。体を引き千切るほどの力は無いようだが、男性ではこれによる束縛から逃れる事は出来ない。束縛する能力は高いが、流石に騎士王の剣にはあっさりと切り裂かれる布だ
「――おい、士郎、戻ってきたぞ…」
イッセーの言葉に士郎はいつになく深刻な顔をする
「…喜べ、イッセーヤバイぞ、ギャスパーは女だ」
「ハッ?士郎、お前どうした?気が狂ったのか?」
「あぁ、気が狂いそうだ、イッセーさっき使った宝具、いや魔術礼装はマグダラの聖骸布、これは、男性を拘束するという特性を持った聖遺物だ」
「ってことは…まさか、あの布が拒絶したってことは・・・」
「あぁ、そのとおり、ギャスパー・ヴラディは今、女だ…」
其の時、イッセーは全てのことが理解できないような顔になった
「シロウ先輩…つまり、ぎゃー君じゃなくて、今は、ギャーちゃんと?」
「そういうことだ」
小猫ちゃんがそう言った
「…そんな、ありえるんですか?」
アーシアがいった。
「ありえるじゃなくて、現在起きているんだ…この場でな」
「…信じられないです」
そして、今シロウ達の前にいるのは、年齢とはかけ離れた容姿の妖艶な女
「――そんな、嘘…」
アルクェイドは全てを理解できない表情をしていた
「アルクェイド…もしかして、あの姿は?」
「えぇ、昔の私にそっくりだわ、以前、アルトルージュに奪われたようにね…」
「ってことは、まさか完全体じゃないよな…?」
「完全体ではないけど、それに近いわ、第一
「元々、ヴァンパイアとのハーフだがな……――さしずめ、|神器変化異常開放《セイクリッドギア・アブノーマルオーバーロード》――紅き月の万華鏡とでも命名しておくかな…」
「士郎、では、先鋒は私が行こう、吸血鬼退治は得意なのでな」
そう言うとデュランダルを構え、一気に飛び出すゼノヴィア。
「――自分から死にに来るなんて……」
左手の人差し指から出た血をゆっくりと舐めりとる。その姿は、どこか艶かしいものだ。
「少しばかり戯れようか?」
ゼノヴィアの動きが少し、何かによって遅くなる。ドレスを纏ったギャスパーの幻影が背後に現れた直後、ゼノヴィアに光の柱がぶつかった
「――!!」
何も言えず、その場に倒れるゼノヴィア
その後ろからは、小猫が一気にその怪力を生かして殴りかかろうとするが
「――てやあー!」
ギャスパーが高速接近して掴み上げ、仔猫を壁に向かって投げつけた
「はぅ――!」
壁に投げつけられ、吹き飛ばされる小猫
「ってめぇ!小猫ちゃんをぉっぉぉぉぉ!」
激情し、『
「イッセー待て!!」
士郎が止めるまもなく
「ふふふふふ、あはははははっ」
そう言った瞬間、ギャスパーが鎖でイッセーを拘束し、巨大な爪の軌跡で攻撃した。
「ガハッ!!」
イッセーの口元から紅い液体がこぼれ落ちる。
「(おい、ジルニトラ――)」
『(わかっておる、少し厄介なことになったのぉ)』
「(どう出ればいい?)」
『(それは、おぬしが一番よく知っているのではないのか?)』
「(となると、あれか――)」
『(周辺被害を抑えるためにはそれしかないだろう)』
「(だろうな)」
そういうと、士郎の闘気が一変する。
「あっけないなぁ。ほんと、生き物ってみんな可憐よね。もう少し頑丈なのはいないのかしら」
「気乗りはしないんだが……しかたがない―I am the bone of my sword.」
そういうと、手元に干将・莫耶が現れそれを振るう。
「あら、まだ抵抗するの?」
「元より、そのつもりだ、―――Steel is my body, and fire is my blood」
「では、あなたを八つ裂きにしてあげるわ」
挑戦的な笑みを浮かべながら襲い掛かるギャスパー。
「それは、困るな、老婆心ながら言わせてもらうと、もう少し、おしとやかにな・・・I have created over a thousand blades.Unaware of loss.Nor aware of gain」」
「ヘッ?なんでさ、楽しいじゃない、八つ裂きにするの」
「いや、もう少し、慎みというものをだな―――With stood pain to create weapons.waiting for ones arriva」
「まぁ、いいわ、力の差を知りなさい……」
そう言うと、上空に巨大な月が現れ、それが落ちてくる
「空想具現化か…退路はない。押し進むしかないな――I have no regrets.This is the only path」
そして、一気に星が唸りを上げて落ちてくる
「では、本気で行くとしよう…余裕がないからな―――My whole life was unlimited blade works!」
士郎を中心として、世界が変わっていく。そして、一面に赤い空と赤土の荒野が現れた。
「勇ましすぎて胸が弾むわ、しかも、固有結界だなんて、あなた誰?」
「――しがない無名の英霊さ」
そういうと、士郎の周りに魔力が充満する。それは、今までより濃い濃度の魔力だ。
『(士郎――聞こえておるな)』
「(あぁ、聞こえているぞ)」
『(時間がない、ここは短期決戦じゃ)』
「(了解した)」
「さてこの世界を守るために、この一撃で貴様を倒す!」
そう言うと、士郎の姿が変わった。その姿は、かのブリテンの王の姿。右手に輝くのは、黄金の剣
その姿を見たアーシアから言葉が漏れた
「輝けるかの剣こそは、過去現在未来を通じ、戦場に散っていくすべての兵たちが、今際のきわに懐く哀しくも尊きユメ――」
語りかけるように呟くアーシア、その周りにいるイッセーや仔猫、ゼノヴィア達を金色の粒子が包み込んでいく
その光景は、幻想的で美しいものだ
「『栄光』という名の祈りの結晶。その意志を誇りと掲げ、その信義を貫けと糾し、いま常勝の王は高らかに、手に執る奇跡の真名を謳う。其は――」
魔力が光に変換され、収束・加速し運動量を増大させ、膨大な熱量がエクスカリバーを包み込んでいく
「
聖剣を振り下ろすと共に、神霊レベルの魔術がギャスパーに向けて行使され、光の断層による「究極の斬撃」が容赦なくギャスパーを襲った
そして、ギャスパーの元いたところには、あの弱々しいまでのギャスパーがそこに横たわっていた
「――なんとか、一件落着かな・・・
そういうと、周りも含め回復していく・・・
ゆっくりと起き上がってくるイッセー
「おい、士郎、一体・・・何が・・・?」
「あぁ、俺も本気を出さなければ殺されていた事態さ」
「お前が・・・殺される・・・どんだけだよ」
「それほど、世界は広いってことさ」
ギャスパーのその膨大な魔力は、著しく減っていたのであった。