ハイスクールD×D/Re:Zext Night 作:有栖川アリシア
英国――グリーンパーク。
グリーンパーク内を悠々と歩いている士郎。そして、視線の先にあるベンチに向かうと。
「よっ」
そこには、ベレー帽にサングラスをしたアルビスがいた。これまた、今日の服もよく似合っていた。
「あら、遅いじゃない?」
「ごめん」
そういう士郎。
「んじゃあ、行きましょうか」
「だな」
そういうと、その場から士郎とアルビスはその場からワープした。
「到着っと」
別荘の目の前に着地する士郎とアルビス
「あら、ここ?結構大きいじゃない?」
「そうなのか?」
「えぇ、結構大きい方よ、まぁ、さておき入りましょ?」
「ん」
そういうと、中に入る二人。
「お邪魔しま~す」
「どうぞ~」
士郎が先導して入っていくと、リビングには、サツキがおもいっきしくつろいでいた。
「相変わらずね~」
「まぁね~」
雑誌を読みながら言うサツキ。それから、ひと段落したところで
「それで、写真は?」
「あぁ、そこの封筒の中に入っているわ」
紅茶を淹れながら封筒を指差すアルビス
「これ?」
「えぇ、そうよ、士郎の写真も入っているわよ」
「(そりゃ気になるな…)」
士郎はサツキに近寄ると
「だーめ」
唐突にこめかみを抑えられた。
「なんでさ?」
「女の子は、デリケートだからよ」
「・・・大丈夫だって、そんなサツキは、変な顔をしていないから」
「それでも、最初は私が見るの~!」
駄々をこねるサツキ。士郎はしょうがないから食い下がり、手元の雑誌を読み始める。
それから数分後――
「にしてもね・・・」
「完璧すぎるってのも、問題ね」
サツキとアルビスの若干、不穏な声。見れば同じ写真を持っている。
「どうかしたのか?」
士郎が駆け寄ると
「これよ、これ――」
アルビスが問題の写真を見せてくる。
「(へぅ・・・!?)」
そこには、メイクされた三人が写っていたのだが―― 一見すると、士郎の性別の境界が曖昧になるくらい可愛らしく写っていた。加工されていないのに、こう写ってしまったのは、なぜだろうと自分に小一時間問い始めたくなる士郎。
「まぁ、写ってしまったのはしょうがないな――」
少し半笑いしていると
ピンポーン
不意に玄関のチャイムが鳴った。戦闘ではないのに、思わずアルビスとサツキと視線を合わせる。すると、アルビスは視線で士郎が行って来いという合図を送る。士郎は頷いたあと
「はーい」
警戒しながらも、士朗は玄関に出る。この家に現在いるのはサツキとアルビス、それにこの家を知っているのはごく少数なものだ。となると、関係者ではない。そうすると、くるのは宅配業者だろうが――タイミングが不安だということを士郎の直感が告げる。
ガチャッ!!
士朗は玄関を開け、外を見ると
バサッ!!ドサッ!
目の前に、キツネ耳の女の子が倒れていた。士郎はそれを抱き止め容姿をみる。容姿は、キラキラ光る金髪に、金色の双眸、小学校低学年程の容姿だった。
「―――!!!???」
どういう状況か若干理解できていない。
「――
とりあえず、玄関の中に入れて、
それから、玄関の中に入れる士郎
「お~い、サツキ~アルビス~」
士郎は奥の部屋に向かって呼んだ。そして、呼ぶと
「な~に~って!!士郎、その子誰!!」
サツキが目を丸くして驚いている
「あぁ、玄関のチャイムが鳴ったら、この子が倒れていた」
「あらまぁ…」
それと同時に
階段を足音立てずに駆け下りて来るアルビス
「――士郎、来てるわよ」
と言い放つアルビス
「そうなると、辻褄が合うな」
三人に一気に緊張が走る。
「どうする?」
サツキが上から見下ろすような目線で見てくる
「まぁ、俺一人出れば問題無いだろう」
「そうね、任せるわ、この子の看病は私たちが見ておくから、士郎、いってらっしゃい」
「ん、行ってくる」
士郎は魔方陣を展開し、外に
「――さて、周りには、まぁ、だろうな」
現在、士郎がいるのは天下峰と高峰山の間にある小さな廃工場。士郎は現在そこにいる
「八坂の者、いや、九尾のご息女の連れ去りは失敗したか――」
そう聞こえた。直後、周りを囲まれた。
「おっと、誘拐はいけないと思うがな?英雄派の諸君」
周りを囲まれながらも皮肉混じりに言う士郎
「(玉藻前、家に向かってサツキたちに変わって看病を)」
『(了解です)』
「さて、『禍の団』の英雄派の諸君、ごきげんよう、俺の名前は丹羽士郎、ただの悪魔だが?」
「えぇ、存じ上げております―滅神龍帝殿、我々の目的は貴様を浄化し、街を救うことだからな」
とゴミを見るような目で見てくる。人数は3人、一人はサングラスかけた男性、それに柔道着を着た男性
「――
士郎は、白と黒の陰陽剣、干将・莫耶を作り出しそれを構える。士郎は、赤いマントを羽織る、それと同時に、士郎の髪も白髪の短髪に変わる
「――
相手は、神器の使い手だ。最近、この手の相手が多い
士郎は、彼らに向かって走り出す――その速さは、一般人の比ではない
ギンッ!!ギンッ!!
彼らの神器をその初撃で特定する士郎――
「――滅神龍帝!!」
そう言いながら、士郎はその攻撃に対処する――相手が放ってくるのは龍の形状をした光の矢だ。
ズバンッ!!ズバンッ!!ズバンッ!!
高火力なその矢
「(派手な攻撃だな・・・そうだな)」
士郎は、
「――I am the bone of my sword.」
士郎がそう呟く――それと同時に
「ハァァッ!!」
ズガンッ!
士郎のすぐ横を獣の形をした斧が通りすぎる
「――Steel is my body, and fire is my blood」
キンッ!!キンッ!!
「――I have created over a thousand blades」
士郎はそれを最低限の動作でよけたり、打ち払ったりしていく、それと同時に
「――Unknown to Death. Nor known to Life.」
ズバンッ!!ズバンッ!!
士郎は、干将・莫耶を破棄し、龍殺しの伝説を持つ
「――Yet,those hands will never hold anything.」
士郎はそのまま一気に加速して、
「――So as I pray,unlimited blade works!!」
それと同時に、士郎の周りにそして、炎が迸り、世界を塗り替えていく。それはいたるところで炎の上がる死の世界、天には無骨な歯車が回り、大地は不毛な砂に覆われた荒野。そして見渡す限りに突き立つ、墓標のような剣の群、命の影すら見えない、死の匂いに満たされた世界がそこに現れた。
「――『禍の団』の英雄派の諸君――ご覧の通り、貴様らが挑むのは無限の剣。剣戟の極地! 」
士郎の手には
「恐れずしてかかってこい!!」
「――!!」
そう言うと3人同時で責め立ててくる、
パリィン!!
ビシュン!!ビシュン!!
投影した剣で
「――少しは痛い目を見てもらうぞ、
そう言うと、
ビシュンゥゥゥン!!
アロンダイトから斬撃が一個飛ばされる
「――たかが一個で!!」
そう言って避けようとするが
ズシャズシャズシャ!!
それが幾つもに分裂し
『ウワァァァァ!!』
3人の叫び声が世界に響いた
「さてと…一応ということで魔眼使っとくか――」
そう言うと彼ら3人を石化させて、士郎はとりあえず、そこいら辺にあった鉄の板を布状にやわらかくし、それをぐるぐると敵さんに巻きつける、いまだ意識をなくしたままの状態だ
「まぁ、あさはかだな、とでも言っておくべきかな?」
と士郎は、彼らを縄で縛り、彼らを瞬間転送した