ハイスクールD×D/Re:Zext Night 作:有栖川アリシア
そして、現在――丹羽家別荘
「……というわけである」
とこんな感じに言うのは、英国王女のアルビスと
「そうなのよね~こんな感じなのよ」
幼馴染のサツキ
「あらぁ~順調でいいね~」
そして、士郎はふすまの小さい隙間からのぞいていた
それから、音を立てずにリビングに戻る士郎
とりあえず、ねっころがる士郎
「(まぁ、あれだ、無事に帰ってくれりゃそれでいいさ)」
と考えていたところに
『(ご主人様~お呼びですよ~)』
寝ておきてを繰り返すようなタイミングで士郎は起こされた
それから、玉藻前のいる和室に向かった
ノックをして、中に入る士郎
「失礼しま~す」
挨拶をしながら中に入ると、そこには先ほどの金髪の狐耳の女の子がいた
「どうも、丹羽士郎です」
とりあえず挨拶する士郎
「私は、表と裏の京都に住む妖を束ねるもの――八坂の娘、九重と申す、此度の件は、まことに感謝申し上げる」
頭を下げてものすごく畏まった態度だ
「あ~その、顔を上げてくれるかな?こっちも、玄関に倒れている女の子を見過ごすわけにはいかないし、そこまで外道じゃないし、やるだけのことはやっただけさ」
「……ありがとう」
そういう九重
「それと、この方はもしや、一応この方様の主であるか?」
手を伸ばしたのは、玉藻前のほうだ
「ん?あぁ、そうだが」
「そうでござるか、そうでござるか、救ってもらって申し訳ないのだが――」
そして、一呼吸置いたところで
「京に来てくださらぬか?」
「え、なんで?」
「なんででもじゃ」
この時、士郎の京都出張が決まったのである。それから、
「さてと……」
と士郎が言うと
ドタドタドタ!!
「「ちょっと!?どういうことよ!?」」
「えっ?うわぁ!!」
ドダンッ!!
士郎は壮大に床に倒れこんだ。倒れた拍子に少し目を瞑ってしまう
「
そういうのは士郎の右側にいるサツキ
「そうよ、どういうことよ!?」
迫って言ってくるアルビス
「えっ、いや、その…うわぁ…」
視線の先には…あまり見てはいけないもの、それを確認した瞬間士郎は目を瞑る
「ねぇ、士郎、なんで目を瞑るのよ!!」
アルビスが言うと
「あっ…」
サツキの声がした。そういうと、士郎からは見えないがしてやったりの顔をするサツキ
「あら~見ちゃったんだ~シロ~」
甘く惑わすような声で耳元で囁くサツキ、その言葉で気づくアルビス
「み、見てない、見てない!!」
目を瞑りながら弁明する士郎
「あら、そのわりには、顔が紅いわよ?」
流石にこれでは何もいえないので士郎は黙り込んでしまう、その直後
ペロッ!!
突如、なにかによってなめられる
「!!!」
そして、目を開けると
「残念、これから本番だったのに~」
かわいく舌を出すサツキ、上目使いで覗き込まれ、頬が紅潮する。そんな中、アルビスが士郎の顔を覗き込んでくる
「まったく、この甲斐性なしね、初なねんねじゃあるまいし」
馬鹿にされたのであった。