ハイスクールD×D/Re:Zext Night   作:有栖川アリシア

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第七十話 狐の娘

そして、現在――丹羽家別荘

 

「……というわけである」

とこんな感じに言うのは、英国王女のアルビスと

「そうなのよね~こんな感じなのよ」

幼馴染のサツキ

「あらぁ~順調でいいね~」

そして、士郎はふすまの小さい隙間からのぞいていた

 

それから、音を立てずにリビングに戻る士郎

とりあえず、ねっころがる士郎

「(まぁ、あれだ、無事に帰ってくれりゃそれでいいさ)」

と考えていたところに

『(ご主人様~お呼びですよ~)』

寝ておきてを繰り返すようなタイミングで士郎は起こされた

 

それから、玉藻前のいる和室に向かった

ノックをして、中に入る士郎

「失礼しま~す」

挨拶をしながら中に入ると、そこには先ほどの金髪の狐耳の女の子がいた

「どうも、丹羽士郎です」

とりあえず挨拶する士郎

「私は、表と裏の京都に住む妖を束ねるもの――八坂の娘、九重と申す、此度の件は、まことに感謝申し上げる」

頭を下げてものすごく畏まった態度だ

「あ~その、顔を上げてくれるかな?こっちも、玄関に倒れている女の子を見過ごすわけにはいかないし、そこまで外道じゃないし、やるだけのことはやっただけさ」

「……ありがとう」

そういう九重

「それと、この方はもしや、一応この方様の主であるか?」

手を伸ばしたのは、玉藻前のほうだ

「ん?あぁ、そうだが」

「そうでござるか、そうでござるか、救ってもらって申し訳ないのだが――」

そして、一呼吸置いたところで

「京に来てくださらぬか?」

「え、なんで?」

「なんででもじゃ」

この時、士郎の京都出張が決まったのである。それから、護衛(ディルムッドとガウェイン)をつけて、一旦は九重に帰ってもらった

 

「さてと……」

と士郎が言うと

 

ドタドタドタ!!

「「ちょっと!?どういうことよ!?」」

「えっ?うわぁ!!」

ドダンッ!!

士郎は壮大に床に倒れこんだ。倒れた拍子に少し目を瞑ってしまう

ちょっと(ほとんど)聞いてたけど、京都に行くってホント!?」

そういうのは士郎の右側にいるサツキ

「そうよ、どういうことよ!?」

迫って言ってくるアルビス

「えっ、いや、その…うわぁ…」

視線の先には…あまり見てはいけないもの、それを確認した瞬間士郎は目を瞑る

「ねぇ、士郎、なんで目を瞑るのよ!!」

アルビスが言うと

「あっ…」

サツキの声がした。そういうと、士郎からは見えないがしてやったりの顔をするサツキ

「あら~見ちゃったんだ~シロ~」

甘く惑わすような声で耳元で囁くサツキ、その言葉で気づくアルビス

「み、見てない、見てない!!」

目を瞑りながら弁明する士郎

「あら、そのわりには、顔が紅いわよ?」

流石にこれでは何もいえないので士郎は黙り込んでしまう、その直後

ペロッ!!

突如、なにかによってなめられる

「!!!」

そして、目を開けると

「残念、これから本番だったのに~」

かわいく舌を出すサツキ、上目使いで覗き込まれ、頬が紅潮する。そんな中、アルビスが士郎の顔を覗き込んでくる

「まったく、この甲斐性なしね、初なねんねじゃあるまいし」

馬鹿にされたのであった。

 

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