『大人のカード』×40   作:オレのターン!!

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ブルーアーカイブの世界に先生として、前世で所持していたカードと共に転生した一般遊戯王プレイヤー。

見た目はまんま闇遊戯で、覚えている記憶は遊戯王関連の知識のみ。

前世と全く違う世界に困惑しつつも、エンジニア部にデュエルディスクや千年パズルもどきを作って貰いながら、先生として生徒たちと仲良くなっていく毎日。

そんなある日、アビドス高等学校からの救援要請。なんやかんやありつつアビドスに着くと衝撃の事実が!

なんと、アビドスには現在9億円にも登る借金が!

借金返済のために銀行を襲ったりなどアビドスのみんなと仲を深めていく中、3年生の『小鳥遊ホシノ』が借金を減らすためにアビドスから出ていってしまった!

先生は単身でホシノの居場所を知るであろうある者の所へ行くのだった……



対面!黒服と決闘王(偽)

 

 

どこかのオフィス、二人の大人が重々しい空気で対面していた。

 

一人は黒いスーツに身を包んだ顔に亀裂が入っている者

 

もう一人は特徴的な髪型に釣り目、白い制服を肩に羽織り、金色の首飾りをしている男……『先生』である

 

両者が睨み合う中、黒服が口を開いた

 

「……あなたのことは知っています、連邦生徒会長が呼び出した不可解な存在」

「あのオーパーツ『シッテムの箱』の主であり、連邦捜査部『シャーレ』の先生」

「あなたを過小評価する者もいるようですが、私達たちは違います」

「……まず、はっきりさせておきましょう」

「私たちは、あなたと敵対するつもりはありません」

「むしろ、協力したいと考えています」

「私たちの計画において、一番の障害になりうるのはあなただと考えているのです」

「私たちにとってアビドスなんて小さな学校は、全くもって大した問題ではありません。ですが先生、あなたの存在は決して些事とは言えない。敵対することは避けたいのですよ」

 

“あんたたちは、一体何者なんだ?”

 

「……おっと、そういえば自己紹介をしていませんでしたか?」

「私たちはあなたと同じ、キヴォトスの外の者……ですが、あなたとはまた違った領域の存在です」

「適切な名前がありましたので、今はそれを拝借して使っております。私たちのことは『ゲマトリア』、とお呼びください」

「そして私のことは、『黒服』とでも。この名前が気に入って増してね」

私たち(ゲマトリア)は、観察者であり、探求者であり、研究者です」

「あなたと同じ、『不可解な存在』だと考えていただいて問題ございません」

「一応お聞きしますが、ゲマトリアと協力するつもりはありませんか?」

 

“フッ……微塵もないぜ。”

 

「……左様ですか」

「真理と神秘を手に入れられるこの提案を断ってまで、あなたはキヴォトスで何を追求するつもりなのですか?」

 

“オレは、ホシノを返してもらいに来ただけだ!”

 

「……クックックッ」

「あなたの行動に正当性が無いことにお気づきですか、先生?今のあなたに一体なんの権利があって、そんな要求をされているのでしょう?」

「ホシノはもうアビドスの生徒ではありません。届け出を確認されていないですか?」

 

“確認したさ。”

 

「では尚更どうして?再度言いますが、ホシノはもうアビドスの生徒では無いのですよ?」

 

“……まだだぜ。”

 

「……ほう。」

 

“コイツを見てみな”

 

「これは……」

 

“そう、コレは『小鳥遊ホシノの退部届』だ”

 

「……そうですね」

 

“この部分をよく見てみな、『顧問』であるオレがまだサインをしてないだろ”

 

「……」

 

“よってこの届け出は無効。ホシノはまだ対策委員会所属で、アビドスの副生徒会長。そして、今でもオレの生徒だぜ”

 

「……なるほど」

「あなたが『先生』である以上、担当生徒の去就にはあなたのサインが必要……そういうことですか」

「なるほどなるほど……」

「学校の生徒、そして先生……ふむ。中々に厄介な概念ですね」

 

“あんたらはあの子たちを騙し、心を踏みにじり、その苦しみを利用した。これはオレの正義に反するぜ!”

 

「ええ、確かに仰る通りです。他人の不幸よりも、私たちは自分の利益を優先しました」

「しかし、ルールの範疇です」

「そこは誤解しないでいただきましょうか」

「アビドスに降りかかった災難は、私たちのせいではありません」

「アビドスを襲ったあの砂嵐は、大変珍しいこととはいえ、一定の確率で起こり得る現象です。誰か明確な悪役がいる訳ではない。天変地異とはそういうものでしょう」

「私たちはあくまで、その機会を利用しただけ。

砂漠で水を求めて死にゆく者に、水を提供する……ただし、一生奴隷として働いても返済できない額で」

「それだけのことです」

「さして珍しくもない、世の中にありふれた話でしょう。何も私たちが特別心を痛め、全ての責任を取るべきことではありません」

「私たちが初めて作った事例でもなければ、私たちがそれをしなかったところで消えるものもないのですから」

「持つ者が、持たざる者から搾取する。知識の多いものが、そうでない者から搾取する」

「大人なら誰もが知っている、厳然たる世の中の事実ではありませんか?」

「そういうことですから……アビドスから手を引いていただけないでしょうか、先生」

「ホシノさえ諦めていただければ、あの学校については守ってさしあげましょう」

「カイザーPMCのことについても、私たちの方で解決いたします」

「あの子たちもどうにか、アビドス高等学校に通い続けることができるはずです」

「そしてこれは、あのホシノさんも望んでいることのはず。いかがですか?」

 

“断る。”

 

「……どうして?」

「どうあっても、私たちと敵対するつもりですか?」

「あなたは無力です、戦う手段など無いでしょうに!」

 

 

 

 

 

 

 

 

“それはどうかな?”

 

──カン☆コーン

 

 

 

 

 

【大人の()()()()()()を取り出す】

 

 

 

 

 

「…………先生」

「確かに、それはあなただけの武器です。しかし、私はそのリスクも薄っすらとですが知っています」

「使えば使うほど削られていくはずです、あなたの生が、時間g…」

 

“ごちゃごちゃうるさいぜ!”

 

「──!?」

 

“黒服、あんたホシノのことを『暁のホルス』と呼んでいたよな”

 

「えぇ、そうです……。まさか!先生も意見が変わってホシノのことを諦めr…」

 

“人の話は最後まで聞いた方がいいぜ、黒服。”

 

「……」

 

“天空神ホルス……太陽と月の両目を持つエジプトの神”

 

先生は黒服に背を向け歩きながら話し出す

 

“オッドアイ、アビドス(砂漠)の生徒、ウジャトの目のようなヘイロー。フッ、ホルスは言い得て妙なのかもしれないな"

 

「……何が言いたいのですか?」

 

先生は左手のデバイスを操作して『デュエルディスク』を展開、デッキをセットする

 

“……あんたに神を直接拝ませてやるぜ!”

 

先生は黒服の方を向き声高らかに宣言する

 

決闘(デュエル)!!”




多分続かない……
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