冷房の効いた部屋、散りばめられた男子ウケする。キモカワなぬいぐるみやクッション
彼の不快感を煽らない、静穏式の空気清浄機や。LEDを切ったゲーミングPC、大画面の有機EL薄型モニター。でも今は、クッション群に身を投げ出して。自分もハマってた昔懐かしの携帯ゲームをうつぶせで攻略中
『楓ちゃん』
「はいはい」
このイントネーションならおやつ
冷えすぎず温くならない程度の温度に調整していたプリンを掬って差し出す、よし、目線が液晶から変化がないので合っている
『楓ちゃん』
「あいあい」
このイントネーションならクッション
今のだとおさまりが悪いから変えてってこと。実際、手を伸ばしたらちょっとだけ腰浮かしたのでこれも正解、やったね
『楓ちゃん』
「ういうい」
このイントネーションなら──
『楓ちゃん』
「ほいほい」
このイントネーションなら──
『……スゥ……スゥ』
暫しの後、ゲームに没頭していた少年から操作音が聞こえなくなり見てみれば。静かに寝息をたてて夢の中に
ナマイキな普段も可愛いけど、寝顔も相変わらず天使だなあと思いながら、ブランケットを静かに掛ける
『ン……かえで、ちゃ』
「はいはい」
『……んふ』
ふへへ、寝言でも命令しちゃってさこの我儘三昧の王子様は
このイントネーションなら……なんて、呼んだだけだよね。頭を撫でても起きないし、にやけちゃってるものね
手間と愛情とお金の掛かる弟君に無尽の愛おしさが湧いて、思わず吸いたくなるが、彼の寝落ちを邪魔してはいけない
それでもまあ、おでこにそっと乗せるくらいは、いいでしょう?
『優香さん?』
「──おっとすまない、見とれていたよ。それで何だったかな」
『ふふ。まだ何も言ってませんよ?ぼーっとしてたから声かけただけです』
女が廃るなこれではと自責しつつも、連れ立つ
まさか、このような世界において恋愛結婚……それも、男女の間で成立し、あまつさえそれが自分ことであるなどという。まさに夢心地ということだ
『優香さん、あれは?』
「ああ、あの作品は──という方の作だね。確かモチーフやエピソードは──」
『へえー。ボクは造詣が浅いので、見ただけじゃそこまでは読み取れませんけど、優香さんが教えてくれると、何だか理解出来たような気がします』
「ふふ。ひけらかしではあるが、愛しきキミに良い解釈を伝えられたと思えば恐悦至極」
最早見尽くした美術館も、感動も湧かなくなって久しい展示品も。彼という聞き上手が伴えば、この通り。調子に乗って垂れ流す長文を、素直に真摯に受け止めてくれるのだから──初々しい承認欲求が満たされ続ける
『わ。これすっごく美味しいですよ』
「お気に召したようで。此方のオードブルも良いものだよ、さあ一口」
『いいんですか?じゃあ……そうだ。お互い一口ずつなんて、ふふ。ホールじゃないですから、ね?』
「おお彦君よっ。どうしてそうも容易くアガペーを振りまけるのか。それを一心に受ける果報を形に出来れば、凡そ一瞬で世界は平和で完成するというのに……出来ぬことを惜しみ、同様に独占している事実に感慨無量だよ」
感動も無い
おお。おお。愛よ、愛よ!返すと思うことも容易いことではないほどの、愛よ!!
愛はどこまで私を包んでしまうというのだ。己は同様に彼を包んでいられているのか!
『ふふ。今日は楽しかったです、優香さんと一緒に見た世界が、また増えましたね』
「身に余る。しかして辞退など論外、悩ましきも離れがたき我が耽溺の先たる者よ……君と歩む世界の何と鮮やかなる美であることか」
『大げさですね……なんて。言いませんよ、だってボクもそうですから……以心伝心なんて、素敵ですよね』
白海の内にて、頬を触れ合うお互いの、まさに拈華微笑の今である。
熱い筋が頬を伝い、頬から彼の指先へと掬われ、慈愛の笑みを浮かべる様は。光よりも眩く心を澄ませる
嗚呼、世で一番の幸福とは今ここに有る確信のみが────
ちょっと今凄い感動してる。
嘘でしょ……この二人相手に、どんな願望が展開されてしまうのかを大分身構えていたことが恥ずかしくなる程度には、我儘な弟に尽くす姉と幸せ一辺倒な男女の物語に終始してたんだけど
ボク自身も現実に戻るまで、都合の良い白狼と大分シンクロしてたところが多々ある程度には。
だというのにだ
「違うの……これは、その……違うんすよ。これは違くて……お姉さんこういうんじゃないのぉ……」
「ゃぁぁ……見ないでくれぇ……こんな微笑ましい女を見ないでえ」
前述の願望の何が不満だったというのか、個人的に巻き込まれた願望として文句の欠片も見いだせないほど微笑ましく平和だったというに
「あの……そんな状態になる内容は一切なかったと思うんですが」
「「違うのだッ!!!」」
違わないです。そんな力強く否定されても一切合切違わない
「こう……あんな反吐が出る程微笑ましい妄想で満たされるとかそんなん、お姉さんじゃないって言うかぁ……普段あれだけ言ってるわりにへーそんなんで満腹なんすねぇみたいな……!違うのよぉ!」
「ふぇぇ……ウソだぁ……自他ともに認めるへんたいなのにぃ……真っ当な恋愛デート一発でなんて……やだぁゆうかへんたいなんだもん……ほんとだもぉん……」
何言ってんだこの人たち
異常性を誇って──変態性マウントなんて、どの世界でも見たいものじゃない──た自身の、願望があんな形で顕現し、あまつさえ実際にそれで満たされたことを受け入れられないらしい。ひっどい
「……とにかく、今すぐ三人とも入れ替わりで向こうに行ってください。異能の底上げは自覚できてますよね?」
「「「過去一でやばいくらい滾ってます……」」」
「…………じゃあ不満そうにしないでください。抗戦出来そうなら三人で、厳しいなら一人一人をこっちにお願いします」
苦虫を噛み潰した顔でいる三人に、こっちがそんな顔をしたいところなのだが……
なんでこの人たちはSNSで唐突に変態性をアピールするノリでそれを誇っているのか。容姿も全員ずば抜けているし、異能も一級品ばかりなのだからこう、それさえ取り繕えば人並み以上に出会いも経験も得られるだろうに
……いや、高望みが出来る素材がありすぎてむしろ、からの派生か。
そこからお出しされる妄想が上記……深見さんとの比較で、まあそういうことである
あるいは
「アタシはパスしたいんだが」
「ホァあ!?」
深見さんが干渉可能な幻影を視界一杯までいきなりお出しして、青山さんが何もないところ──本人曰く、空気中にいくらでもあるということが理解できたとのことで──でホテル内に激流を発生させ幻影が波に紛れ奇襲
綾野さんが筋肉の電気信号にすら干渉し始め異端者の動きを鈍らせ、その過程で、浮いている四つの光剣の内二つは、椿さんと楸さんの異能を発生次第消すことに終始され、残りの二つが自由枠、つまり、半自動で
「……こんな時ですから、何を見ても言いませんよ。わからないことも多いでしょうし」
「あー……そういう事じゃ無くてな、これはもうスマン、百パーアタシ個人の我儘なんだ」
「我儘、ですか」
この人頭おかしいと呟いた赤城さんの頭に拳を落とし、バツが悪そうに頭をガシガシ掻きながら、篠崎さんが再度口を開く
「ああ。万が一にも内容がな……その。ガキに対して見せちゃなんないモンだったら……アタシは自分をいきなりぶっ殺すかもしれん」
「…………」
「お前も最近は、ほんとに最近よ~~~~……やく理解したみたいだがな、女ってのはまあ、そういう
おお……相変わらずこの世界の女性とは思えない、失礼ながら本当に……何度も救われて
「……何といいますか、ボクは結局、まだ恋愛とかピンときませんけれど」
「ん?お、おう」
「将来結婚するなら篠崎さんがいいです」
思わず言ってしまった。まあ割と本気だけれど、年齢的にボクが適齢期というか、十代後半の肉体まで成長出来ても断られそうだな……それに、この身体は本当に性的欲求がまだまだ未発達で、もう久しく男性的な衝動は感じ無いし、人体ではあるけど結局異能生命なので不要なのだろうか?
「キョアアァアアアアアアア!!?!???!??!」
うるっさ……
隣で交互にボクらを見ていた赤城さんの猿叫が木霊した。寝取られ寝取られ言い出しているが、そんな事実はないしこれからもあり得ない、まあこの人の願望がそれなら疑似的にはあるかもしれないが……
「──白狼さ」
「はい?」
「お前ホンッ……と、そういうの、やめろ」
「ええと……?」
「不意打ち気味に、さらっと……だああーもうッ!」
「わっぷ」
篠崎さんは深い深いため息の後、頭を両手で抱えるようにして掻きむしり始め、最後に珍しくボクを強く、それでいて痛くない加減で目一杯抱きしめた
「アタシだって我慢してんだっつうの……真に受けんし、待つだとかもしねえよ。期待も無い。だから
「あ、感情で異能が「降って!湧いた!」……断られてしまいましたが、偶然にも異能が鋭化しましたね」
そういうことになった。なったのだ。なったのでここまでなのである
確認次第、それはもう真っすぐに衝撃波も出ない転移レベルでセイクリッドナイトに突っ込んだ篠崎さんがいた
「次僕!!!!僕!!!やります!!やりまァす!!!!!!!!」
「…………そうですね」
ハイハイハイと挙手して飛び跳ねて、全力で自分は享受しますアピールをする赤城さん
やるけどもさ……もう少しでなんかこう、篠崎さんにこの身体もトキメキを覚えそうだったので水を差された気分だ
「グウウゥアウオオアオオアオアオア……」
打って変わって行為の数秒後、腹痛を堪えたような脂汗としかめっ面で身もだえている
鼻から下の流血量が半端じゃないが、彼女自身はそうなった原因を
覚えていないからこの状況である……ボクは覚えてるが、願望の持ち主が覚えていないので言うべきことなど何もない
「……そろそろ、行ってくれますか?これ以上時間を掛けるのも危険なので」
「グ……あとでもっかいか、ナニがあったのか教えてね!!」
絶対教えないよ。設定とか世界観とか倫理とかかなぐり捨てた
しかし、性的願望ばかりに偏るかもしれないなら、篠崎さんみたいに奥底がそれであることを嫌がる場合も考慮して……というか、さっきのアレで十分上げ幅になったというのなら。椿さんと楸さんにはアプローチを変えた方がいいかもしれない
一人になって具に激闘を観察──異能越しだし時間も無いので数瞬だが──する。やはり勘違いじゃない、柊さんは一種の暴走状態を利用して無茶な鋭化……世間や彼女の意識的には、異端を重ねている感覚だろうが、それを繰り返しリアルタイムで七対一でも拮抗し、
柊さん自身の負荷も、この状況での敗北もマズイ
隙を作り、彼女を引き戻す算段は既に付いた、あとはその道筋を辿るだけでいい。
その、
「ッハぁ……!いやぁ自分をゲーム機にして格ゲーするとはねえ、肉体労働新人にしては私も中々のもんじゃない!?」
「翌日筋肉痛」
「アァ考えないようにしてたのに言わないで!ぬああ明後日じゃないだけマシ!マシ!!」
「口動かす前に畳みかけろっての!奴はアタシを追えてねェ……が!ちとシャレにならん対応速度だぞ」
「ゥ有象無象が何匹群がろうとォ!無駄無駄無駄ムぅだア!!こちとら四本中二本を枷にして尚拮抗!そして間もなく打倒!!祝福の用意は済んでいるのかァ!!!天使の産声への祝福は!!」
ひっどい。篠崎さんの瞬間移動や高速移動を織り交ぜた全てが捌けていないのに、意にも介さずダメージもどんどん減っていってる
綾野さんの妨害は既に対策されたのか、自身の脳へ直接電気信号を操作して攻勢に出る方向に切り替えて。深見さんの部屋を埋め尽くす幻影と三人の波状攻撃も、異端一撫でで霧散する
消去異能の解釈を一つ一つから、一人一人に切り替えての連鎖消去だ
さらに浮いている剣の近くにまた、新しいそれが増えそうだ。完全対応までに彼女自身が保たないだろうが
「
「もう目線が胡乱だわ眼球出そうだわ色々汁飛び散ってるわで帰りたい、帰って白狼クンとゲームしたーい」
「マリパやろうぜ、全部済ませてからな!」
「その軽口何時迄囀れるか!!」
「最悪の場合、剣を交えるとは思ったがこの場面は想定だにしなかったね。しかし頗る異能が冴える……美とはやはり貴い、性と美は生命に不可欠だよ」
「クッソオ!!!何で忘れちゃったんだ僕ってやつはァ!!!こんなにアガるくらいにすごいこと体験したはずなのにィ!!!!」
「ただでさえ鼻血が固まってるのに血涙まで出そうな勢いだね」
「陽菜ァ……優香ァ……せめて私の手で葬ってくれよう
「柊ちゃんのキャラがおかしいよォ!!あんな世紀末覇王だったっけェ!?」
「一旦小休止といこう。合わせるんだ」
赤城さんと青山さんが、互いの異能をセイクリッドナイトの左右から挟む
当然両手に持つ剣で同時にかき消されるが、わざと直前に操作を手放し、条件から外れた分の火と水がぶつかり、白みがかった霧が噴出する
「見えているというに猪口才賢しい洒落臭いッッッ!!!」
異能の衝突で発生しても霧自体は異能ではない、風圧ですぐ晴らされるが、それでも一息の態勢は得られた。さあ時間との戦いだ
「……椿さん、楸さん」
「はぁい♡どうしたのしーたん……ふふ。真剣なお顔ね」
「ここが分水嶺、ということかな」
「はい。柊さんはボクの見た感じでは、
「それは……そうか、白狼の誕生理由から、
この二人の異能をどっちかだけでも使わせれば厄介なのでセイクリッドナイトは止めている
ならどちらかだけでも絶対にぶつかる状況を作れば、どうにでもなる
つまりボクが、「暗黒支配」そして
「
「まぁ♡ままたちのをどっちも使えるなんて♡こんな時じゃなかったらず~とよちよちしてたかった~~~♡」
「異能の遺伝は起こりえないが……それそのものが合体し、且つ持ち主からの情報がそろった今は、か。ああ、これは確かに……勝手ながら嬉しくなってしまうなあ」
光輝燦然──暗黒支配と同じ
使える今だからわかるこの二つ、暗黒支配は不可視や未確認の力学、光輝燦然は可視化──内容の理解は問わず、確認は誰にでも出来るもの、感覚器官で感じ取れるもの──を操作、あるいはこじつけが出来る
二度目のセイクリッドナイトとの遭遇時、独りでに彼女を壁にめり込ませたのは恐らく、物質と干渉しないダークマターだの何だのを一瞬作りあげ、それに対して反発でも足したのだろう
普段ボクを瞬間移動のように、膝の上に置いたりするのも応用だろうか?理解は出来ても誰かにこの異能を正確に説明できる知能が相変わらず無いので、とりあえず結局「なんでもあり」の六文字以外は重要じゃない
「──失礼します」
「お、っと……白狼?」
「まあっ♡」
……二人の異能は正直完成されているので、高揚での上がり幅もほぼないだろうが、それでも精神力マウントでの競り合いには多分に影響が出る。
今こそ気恥ずかしい、でもこの身体だからこそ、最効率の威力を出せる振る舞いをしよう。こういう滅茶苦茶で、どうしようもない程に忙しないどさくさに紛れてでもない限りとても出来ないが、だからこそ一度くらいは、そういう気持ちも持っていると伝えてはおくべきだし
「……お。
「──ッ!!!!!!!」
「~~~~♡♡♡」
二人にギュッと、強くしがみつき顔を──それはもう今生最大に真っ赤になってるので──埋めながら、震える声で絞り出した。精神年齢的には結構いい歳だっただろう
「
「ヒゅッ」
霧の中から、最高にややこしい危ない御方が
綾野さんも言ってたけど。短期間での異端の強制的な引き出しを続けた心身へのダメージが至る所に表れ、元の美貌とアルビノも合わさって恐怖が倍々ゲームになっている。振り返って思わず喉が鳴った
「ごァは!?」
「──いい加減にしろ」
暗く低い声が、ボクの上から響いた
「私は以前、君に言ったな。
「グぁ!?バ、莫迦な!!年増の異能は常に封じて──天使の介入か!?」
い、いや。違う……ボクは今椿さんたちの腕の中で
「ふむ年増、先ほどからのそれも目上の人間に対して言うべきことではないな。そもそも我々の年齢的にも相応しくはないし、ましてや君がそうなった最後の要因も、親等を表す意味で使った同音異義語だった、つまり君自身、言われて嫌な類の言葉だろう」
「オノ、レぇ!!ぐっが!待、ま……!がは!ちょ、ちょっとタンマ……さっきからかき消してる傍から…………」
空中で回転している光剣を見てみると、今現在二本の内の一本はどす黒く変色し、恐怖で震えあがるように軋み、今にも
そして
「ごめんねひーちゃん。お姉ちゃんどうしてひーちゃんがそうなってしまったのか、まだ全然わかってないんだけれど……私もそろそろ
「!?ひ、光が……!こっちも!?」
いつも冷戦沈着な──最近はちょっとアヤしかったが、それでも決して誰かに負の感情をむき出しにしているところは見たことが無かった──椿さんを見上げても、顔が影になっているし、そもそもセイクリッドナイトの方を見ているので表情がわからないが、初めて怒りを露わにしていることが、抱きとめる手から伝わってくる
意図的に負い目から敷いていた一線が、先ほどの件で無くなったか緩まり。母として子を怯えさせた対象に
「まあ、建前を枚挙する気はない。要するに唯々、息子を怯えさせた罪は重いぞと言いたいだけだ、これから言葉以外で伝える程にね」
「ハァ、ハァ……!!異能、異、能が……私は、異端で……」
「異端とか異能とかじゃないの。オイタにはケジメっていう常識のお話をしているのよ」
「ヒィっ!」
それを言うならボクの
二人の圧で全員遠巻きになっている。ボクは中心にいるけど何も感じないのは台風の目理論だからかな、正直思考停止したい。柊さんも圧倒されてテンション戻って来てる気がするので、してもいいかもしれない、いやしないし出来ないけど
「や、やめ。やめろ!!来るなッ!来ないで!!やめ……やだ!やだ!!ねえやだ!!!怖い!助けて!ねえ!!!」
「ダメだ。似たような思いを君は既に息子に味わわせた……数度に渡って」
「男の子に剣を刺したって聞いた時眩暈がしたわ……外傷を負わせたわけじゃないし、後遺症も無いけれどもね……しーたんが、何かしてくれるって言うけれど、そういうことがあったから、その前に念には念を、ね?」
「 ゜ 」
声……声???っぽい音かどうかもわからないナニかを出し、ナニかされ始めている彼女を眺めていると、控えめに篠崎さんから目を手で遮られてしまった
「見んでいい、色々と」
アッハイ。栽培男に抱き着かれた後のナニかの様になってるのは見えません
暗黒支配と光輝燦然について、作者の中でのイメージは隙間の神やスピノザのエチカを多分に曲解誤解誤用したものですので、作中通り「なんでもあり」以外は重要視せず、むしろ読者の中でもっともしっくりくる解釈や理論や能力内容があれば、自身の中でそっちが正しいものであるとしてください。コメディから脱線してしまうのと、この話を広げられる能力が作者に皆無なので
全てが思い付きで進行しているので今の流れなら主人公は幸せなキスをせずに済みそうです。
でも8/10までに完結できなかったらしてもらいます