ハイスクール・フリート ~護衛艦『やまと』出航ス~   作:大艦巨砲主義者

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はい、どうも多分知ってる人は知ってる。作者の大艦巨砲主義者です。そうです。『航空母艦たいほう異世界へ転生ス』や『BLUE ARCHIVE 自衛隊 キヴォトスの地にて、斯く戦えり』の作者です。これは征途のWIKIを読んでいて書いたら面白そうだな。と思って書いた作品です。(ただし、征途と同じ世界線とは言っていない)投稿頻度と完成度についてはあまり期待しないでください


護衛艦『やまと』出港ス

広島県 呉 とある孤児院

 

「モカちゃーん!シューくーん!早く来てー!」

 

「はぁ…はぁ…ミケちゃん……そんなに急いでどうしたの?」

 

「うん……見せたいものってなに?」

 

「ほら!あれ!見て!」

 

「あれ?」

 

「?」

 

「ほら!あの大きい船!」

 

ブォォォォ……

 

「わぁ……」

 

「戦艦……大和、だ……」

 

「おーい!」

 

「すごいね!ミケちゃん!」

 

「写真やテレビで見たのよりもずっと大きい……!」

 

「おーい!」

 

「あ!手、振ってくれた!」

 

「モカちゃん!シューくん!私たち絶対!ぜーったい!ブルーマーメイドになろうね!」

 

「うん!でも……シューくんは……」

 

「多分……ホワイトドルフィンだね……」

 

「でも、大丈夫だよ!海の仲間は家族だもん!」

 

「海に生き!」

 

「海を護り!」

 

「海を行く!」

 

「「「それが!」」」

 

「「「ブルーマーメイド!!」」」

 

=============================================

 

「かん……、かんちょ……う」

 

「艦長!」

 

「うわっ!びっくりした……何かあった?」

 

「あ……すいません……ボーっとしていたようなので……体調でも悪いのかと……」

 

「いや、大丈夫、ごめん。少し昔のことを思い出していてね」

 

「昔のこと?」

 

「うん。昔の女友達のことなんだけどね」

 

「へー」

 

「この艦にはそれ関連で少し思い出があってね」

 

「まあ、いいですけど。これから環太平洋合同演習RIMPACに参加するんですからね。しっかりしてください!」

 

「わかってる。それじゃあ……出航用意!」

 

「出航用意!」

 

「両弦微速前進!」

 

「両弦びそーく」

 

ザザザザザ……

 

「とーりかーじ」

 

「とーりかーじ!」

 

「もどーせー!」

 

「もどーせー!」

 

「舵中央!045度ヨーソロー!」

 

「045度ヨーソロー!」

 

(あれから9年……まさか俺がこの艦に乗って艦長になるなんて)

 

「航海長操艦」

 

「航海長、操艦いただきます」

 

(イージス護衛艦『やまと』海上自衛隊、世界最大最強の戦闘艦、そして……世界で唯一現用されている戦艦で、旧大日本帝国海軍の置き土産……)

 

(確か、『あの世界』ではブルーマーメイドが運用してるんだったかな。ところで、あの二人は無事ブルーマーメイドに入れたのだろうか……)

 

ポケットに入っていた懐中時計を掴むと、内蓋を開ける。その中にはふたりの少女と少年が笑顔で写っている写真が貼られていた。

 

(ミケちゃん……モカちゃん……)

 

(いや、今はそんなことを考えている場合じゃないか……)

 

=============================================

 

太平洋 護衛艦やまとCIC

 

「艦長、補給艦『かしの』が合流しました」

 

「積乱雲が出てきたな……」

 

「え?ええ、確かに」

 

「少し、不吉な予感がする」

 

「え?でもそこまで強い風も出ていませんし。海も荒れない予報ですよ?」

 

「それは知ってるんだけど……それ以外で少し不穏な部分が……」

 

「まあ、この程度の雲で迂回するわけにはいかないか……」

 

カッ!!

 

「うわっ!」

 

「きゃあ!」

 

「な、なんだ!?急に光が!落雷か!?」

 

外の様子を確認するモニターが急に明るく発光する

 

『こ、こちら機関室!きゅ、急に機関室に黒い霧のようなものが!』

 

「なに!?それはなんだ!?わかるか!?」

 

『い、いえ、まったくわからな……』

 

「機関室!機関室!応答しろ!」

 

『こちら第二兵員室!黒い靄が……』

 

『格納庫にも靄……が……』

 

『こちら補給艦かしの!黒い霧が!』

 

「艦長!艦内カメラによると黒い霧はCICにも接近しています!」

 

「毒ガスの類か!?早く!非常閉鎖を!」

 

「無理です!間に合いません!」

 

ブワッ

 

黒い霧はとうとうCICにも到達し、CICを満たす

 

「きゃあ!」

 

「き、来た!」

 

「う……急に眠気が……」

 

CICに到達した霧は猛烈な眠気を誘発させる

 

「く、くそ……こんな所で」

 

しかし、強い眠気は容赦なく意識を奪う

 

(も、もう……ごめん、モカ……ちゃん、ミケ……ちゃ……ん)バタッ

 

その後、『やまと』と『かしの』の乗員は全員意識を手放した




BBG-01 イージス護衛艦『やまと』

基準排水量:68000t
最大排水量:75000t
全長:263m
最大全幅:38.9m
喫水∶10.4m
機関∶石川播磨重工製GH47ガスタービンエンジン ×6
最大出力∶240000馬力
最大速力∶32.5kt
最大航続距離∶12000海里
主兵装∶60口径460mm三連装砲 ×3
副兵装∶MK.71 60口径203mm単装速射砲 ×4
    OTO 54口径127mm単装速射砲 ×6
近接戦防御火器∶20mm高性能機関砲 ×4
        ミレニアム35mm単装CIWS×4
        SeaRAM ×2
垂直発射装置∶MK.41VLS 244セル
       トマホーク巡航ミサイル
       艦隊防空ミサイルSM-2
       艦隊防空ミサイルSM-6
       対弾道迎撃ミサイルSM-3
       07式アスロック(12式短魚雷仕様)
       個艦防空ミサイルESSM
魚雷発射管∶MK.32短魚雷三連装発射管 ×4
誘導弾∶17式艦対艦誘導弾4連装発射機 ×4
システム∶イージスシステム ベースライン10
レーダー∶AN/SPY-7
艦載機∶SH-60L ×3
    MV/PA-32J改「海鳥改」×3
所属∶大日本帝国海軍→アメリカ海軍→海上自衛隊 第四護衛隊群 第四護衛隊
概要∶大和型戦艦の一番艦、基本は史実どうりの歴史を歩んでいたが、天一号作戦時に燃料の不足や他艦の機関不調、米軍による機雷封鎖が重なり、史実より4ヶ月遅れて坊ノ岬沖に到着する。
 が、沖縄に辿り着く前に日本が降伏。その後は呉に帰投したもののアメリカ海軍に鹵獲され、解析の後ビキニ湾の核実験の標的艦になる予定だったが、朝鮮戦争が勃発したため、アメリカ海軍所属として朝鮮に出撃。
 朝鮮では攻撃こそ行わなかったものの、その後もアメリカ海軍所属が続き、湾岸戦争ではアイオワ級以上の戦果を上げた。
 その後は日本に返還、記念艦として保存されていたものの、対中露の一環として海上自衛隊にイージスシステム等の搭載や主砲の近代化改修が施され、護衛艦『やまと』として就役。その後に艦内で発生した謎の黒い霧によって乗員が眠っている間にハイスクール・フリートの世界に転生してしまう。

どうも、作者です。突然ですが、質問です。今の作者の作品って、台本形式と台本形式じゃない方のどっちが読みやすいですか?もしよかったら、アンケートお願いします!

  • 台本形式「こっちの方が読みやすい!」
  • 「こっちの方が読みやすいに決まってる!」
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