黄昏日記   作:イナバの書き置き

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第4話「悩みと陸八魔」

◯月|日(木)

 

 便利屋の台所事情は思った以上に深刻だ。

 何でも屋故の収入の不安定さもさることながら、支出の激しさが凄まじい。

 ドンパチする度湯水のように消し飛んでいく弾薬費、アンティークやブランドもので揃えるため軽率にウン十万が羽ばたく家具調度品購入費、比較的中心街に近いからこそ地味に嵩む事務所の家賃、等々……今まで破産しなかったのが不思議なくらいの自転車操業。

 実際以前はかなり広い間取りの事務所を借りていたようだし、家具類もワンランク上のもので揃えていたようだが、今はちょっと広めのワーキングスペース程度に抑えている辺りにもその辺りの世知辛さが窺える。

 最早「火の車」と言い換えても良いほどギリギリの経営事情をこれまで「ギリギリ」程度で済ませているカヨコさんの手腕には、感嘆を禁じ得ない。

 アルバイトとして帳簿を担当している身だが、細々とした部分を除けば軽率に削れる支出など存在しないだろう。(特に弾薬費周りは銃撃戦が日常のキヴォトスでは手のつけようがない)

 それに部下たちへ狼狽えたり不満が溜まっている様子を見せず、給料もキッチリ払い続けるアル社長の胆力にも驚かされるばかりだ。

 

 

 

追記:

 どうにも支出削減が上手くいかないのでカヨコさんに相談したら「別に家具とかは削っていいんだけど……社長はすぐ無駄遣いするから、丁度いい機会だと思う」とバッサリ切り捨てられた。

 見栄えより実を取る、ちょっと冷たいけど現実的な判断だ。

 でも何だかんだ家具用の予算はしっかり確保していたみたいだし、敢えて本意と違う意見を出してアル社長の決断に説得力を持たせる立ち回りをしている……んだろう、多分。

 自然にそんな振る舞いができるなんて、やっぱりアウトローって凄い。

 

 

 

◯月♭日(金)

 

 今日はハルカ先輩と射撃訓練をした。

 相変わらず的には全然当たらないが、それでも最初に比べれば大分マシになってきているらしい。

 正直言って実感に乏しいけれど、ハルカ先輩がそう言うのなら間違いはないだろう。

 気遣いの達人ではあるけど、ここで嘘を言うような人ではない。

 それで体力づくりがてら、格闘術(?)も教えてもらうことにしたのだが──これがヤバかった。

 

 勝てない。

 

 もう全然、全くと言っていいほど勝てない。

 目の前まで来たと思った次の瞬間にはもう天地がひっくり返ってたり、銃把が首筋に当たっていたりする。

 実戦ならそのまま散弾をぶち込まれるか銃本体でぶん殴られるかしている訳で、ぐうの音も出ないほどの完全敗北だ。

 まあ元よりキヴォトス基準では虚弱体質と言っても過言ではないほど身体能力が貧弱な訳だし、相手はプロのアウトロー……勝てるとは夢にも思っていなかったが、それにしても。

 5回もやってまさか触れることすら叶わないとは、さすがにちょっとショックだった。

 しかもゲヘナで習ったのかと言えばそうでもなく(そこまで徹底してるの風紀委員会くらいらしい)、アウトローとしてやり合う中で身に付けた我流なのだと言う。

 俺より頭2個分も小さいし、手脚も下手に触れれば折れてしまうんじゃないかってくらい細いが、それを物ともしない力強さには本当に恐れ入る。

 アル社長然り、見上げれば上は果てしないものだ。

 

 どう考えたって格闘戦は向いていなかったが、俺も自分なりにできることを探して精一杯やるしかないのだろう。

 それもせめて、身元が分かるまでには。

 それが俺にできる、便利屋の皆へのせめてもの恩返しだ。

 

 

 

◯月△日(土)

 

 一晩あれこれ考えてみたが、やはり自分の能力では先輩たちのような大立回りは難しいだろう。

 お荷物にならないのが精一杯(と言うかそれすら怪しい)で、これはどうしようもない事実だ。

 かと言って頭脳労働できるほど頭が良い訳でもない。

 判断力でカヨコさんに敵う筈がないし、ムツキさんほど機転が利く訳でもない。

 帳簿はつけられるが、財務を大きく変えられるような策を思いつける訳でもない。

 その上で、自分に何ができるのか。

 

 ──広報だ。

 

 これしかない。

 支出がキツいなら、やはり収入を増やすのが一番手っ取り早いのだ。

 だが、キヴォトスで……増して違法蔓延るブラックマーケットで簡単な儲け話など、裏があるか実際は割に合わない苦労をさせられるに決まっている。

 では、健全な仕事──例えばボディーガードならどうだろうか。

 幸いにして、喧嘩感覚で銃撃戦の始まるこのキヴォトスでは護衛、護送と言った依頼が不足することは先ず有り得ない。

 そして便利屋の実績を見る限り、ボディーガードに関する依頼は他の依頼と比較して成功率が高く──失敗に終わってしまった場合も、依頼人や物品の安全自体は確保されている場合が非常に多い。

 誠実な依頼人には誠実に応え、悪には悪で応える、便利屋の精神の賜だろう。

 このことから考えるに、護衛関連の成功をメインとして喧伝すればより直接的な依頼の増加に繋がる可能性は高い。

 

 問題があるとすれば、それは広報力の欠如だ。

 ゲヘナからドロップアウトしたアウトロー集団であるが故に、風紀委員会に目を付けられそうなことは大っぴらに実行できない性質に便利屋の収入が安定しない根幹がある。

 どの辺りまで手を出して良いのか分からないから、手を出さない……目先の利益に意識を奪われて大事な部分を疎かにしない、ブラックマーケットでやっていくには大切な姿勢だ。

 

 だが、便利屋公式アカウントの設立くらいなら問題ないと俺は予想する。

 

 ゲヘナ生徒が他学区で問題行動を起こしているならば兎も角、毎日のように何かしらのアクシデントが発生しててんてこ舞いな風紀委員会に、真っ当に日銭を稼いでいるだけの逸れ者を一々相手にしている時間などあるまい。

 だからブラックマーケットに出入りしている便利屋がボディーガードを前面に押し出したアカウントを始めようと、特に違法性があったりゲヘナ学園との利益に大きく相反しない限りは放っておかれるだろう。

 大体、ゲヘナには気軽に給食担当者を拉致したり、そこら辺で温泉を掘り始めるイかれた連中がいるのだから、今さらアウトローがボディーガードの業務を喧伝したくらいで何だと言うのだろうか。

 どうせマフィアやヤクザに関わる依頼ならSNS関係なしに来るのだし、業績の周知を図るくらいは問題ない筈だ。

 

 ということで、今日から俺は便利屋の会計兼SNSアカウント運用責任者となった。

 勿論、アル社長始め全員にプレゼンをした上で了承は貰っている。

 やること自体は特に変わらないが便利屋にとっては一応事業の転換となる訳で、責任を持って仕事に取り組んでいきたい。

 

 

 

 ついでに自分のアカウントも作った。

 こっちは特にこれと言ってやらなければならないこともないので、専らその日のご飯について投稿するだけの趣味アカになると思う。

 取り敢えずムツキさんのオススメ通り美食研究会はフォローしておいた。

 

 

 

◯月▲日(月)

 

 

 キヴォトスに先生がやって来たらしい。

 

 いや先生って誰だよ──そう思ってカヨコさんに訊いてみたのだが、何とこのキヴォトスの学校に俺が想像するような「先生」は存在しないらしい。

 勉強も専らディスクやら教本やらで自主的に進めるのが主流で(定期テスト等はある)、職員こそ雇っているものの教師はいないのが普通なのだと言う。

 生徒が自治していると言ったって監督者くらいいるものだと思っていたから、正直驚きを隠せない。

 どうやら想像以上に自分の考えていた常識とここでの常識には違いがあるようだ。

 銃器に関する話然り、アル社長やカヨコさんが丁寧に教えてくれるからまだ何とか恥をかかずに済んでいるものの……このままでは何時か「銃も持たずに全裸で徘徊する変態」と同列扱いされそうな気がして不安でならない。

 

 話を戻すが、何故その先生とやらがこのタイミングでキヴォトスに赴任したのかと言うと……失踪した連邦生徒会長直々の指名なんだそうだ。

 そればかりか、フットワークが重い生徒会に代わって生徒の相談を受け付け、学園間の折衝を図る……何と言ったか。

 正式名称は長すぎて思い出せないが、シャーレとか独立連邦捜査部とか呼ばれる実質専用の下部組織まで用意されていたらしい(しかもあらゆる法律や規制から免責される)。

 

 ……大丈夫なんだろうか、これ。

 

 どう考えても職権乱用とかそう言う類いのアレだろう。

 聞く限り連邦生徒会長は相当な類いのカリスマだとか実務能力だとかを持っていたらしいが、その能力を活用した先が男の職場作りとか控え目に言ってヤバいやつだ。

 しかも当人が失踪しているのが事のヤバさを一層際立たせている。

 ただでさえキヴォトスは混沌としているのに、こうなってしまうと最早会長の男を見る目があることを祈るしかあるまい。

 

 けど、だ。

 

 先生は「外」からやって来た。

 と言うことは、広義的には俺と同郷だ。

 ひょっとしたら俺が誰なのか知っているかもしれない。

 まあキヴォトスの中にも外にも何千万とか何億とか人がいる訳で、ピンポイントで俺の身元を知っているなんて偶然はまず有り得ないだろうが。

 それに、不正入学のアウトローがのこのこと会いに行ったところで仮にも秩序を守る側の人間が応じてくれる筈がない。

 非常に──本当に残念な話だが、記憶が戻るか身元が割れるかしない限り、本質的な意味で俺はどこの生徒でもないのっぺらぼうなのだ。

 

 同時に、自分が何者か分かることは便利屋との別れを意味している。

 それは、何て言うか……上手く言えないけど……いや、止めておこう。

 書いたり口に出したりしたら、皆の厚意を無下にすることになってしまうから。

 

 

 

▼▲▼▲▼

 

 

 

〔黄 昏 日 記〕

陸八魔アル

? ? ?

 

 

 

▲▼▲▼▲

 

 

 

「……バカね」

 

 手に持つ日記を静かに閉じながら、少女──陸八魔アルは小さく呟いた。

 

「なんでそんなことで悩むのよ」

 

 実のところ、アルが少年の日記を密かに読むのは今日に限った話ではない。

 彼を拾って暫くの頃は、名字呼びを矯正する為にああだこうだと口を出していたものだが──すっかり、と言わずとも仮初めの義姉弟関係が板についてきた今現在でも、少年の動向を観察することをカヨコから薦められていたのだ。

 

『ごめん、社長。これ、思った以上に危ないかも…悪いとは思うけど、監視は続けた方が良いよ』

 

 表立って意見こそしないが、どれだけ捜査しても少年の身元が一切分からないことにカヨコは非常に強い懸念を抱いていた。

 ブラックマーケットで倒れていた彼を拾ったのは彼女な訳で、恐らく相当な厄介を引き込んでしまったことに責任を感じているのだろう。

 直接確認はしていないが、警戒の強さならムツキもカヨコとそう変わらない。

 少年はまるで気付いていないし、ムツキ自身表面上も友好的に振る舞っているが、付き合いの長いアルには分かる──あれはまだ、彼が「便利屋」足るか見定めているだけだと。

 或いは、観察を終えた上でアルの決断に委ねているか。

 

「その点、ハルカは上手くやったようね」

 

 やるじゃない、と呟いて日記を置く。

 ハルカに関しては、ただの思い付き……と言うか偶々時間が余っていそうだから任せただけ──実際のところ、ハルカが考えていたような「後輩の指導を通じて自信を持たせようとしているのでは?」という思慮など全く存在しない。

 だが、その短絡さが寧ろ功を奏したようにアルには思えた。

 確かにカヨコやムツキであればそつなくこなすだろうが、その場合何の遠慮も無しに頼れる人間が便利屋の中にいなくなってしまう。

 その点平社員とアルバイトと立場が近く、人格的な面から交流に不安を感じていたハルカなら、それさえ払拭されてしまえば良いコンビになると言う訳だ。

 現に少年はハルカを先輩として慕っているし、ハルカの方もぎこちなくはあるが彼に心を開いているように思える。

 一から十まで、陸八魔アルの想定通り──即興で考えた展開にしては中々だろう。

 しかし、問題の本質はそこではない。

 

「……まったく……」

 

 休憩室に置かれたベッドではなく、態々ソファーで毛布を被って寝苦しそうにしているこの少年──現在はアルの義弟である陸八魔黄昏の葛藤だ。

 まあ、彼の悩みが分からない訳ではない。

 一向に記憶が戻る兆しも無ければ身元が判明する気配も無く、殆ど一方的に施されてばかりとなれば自分に何ができるのかと悩みもするだろう。

 逆に身元だけが判った場合についても、何も分からないまま拠り所となった便利屋を離れるとなれば相当な不安を抱くのは仕方のない話だ。

 アルだって同じ状況に置かれたら落ち着いていられる自信はなかった。

 

 だが──そう言う時の為にアルがいるのだ。

 

 尊敬されるのは正直に言ってとても嬉しいし、恩義を感じてくれると何だか大物になった気がして大層気分が良いが、それでマトモに相談されなくなってしまっては何の意味もないだろう。

 義姉弟の関係だって身分をどうにかする為の思い付きに過ぎないが、なった以上は「姉」として責任を持って面倒を見ると決めていたのだ。

 それなのにハルカとばかり絡んでいて、自分は尊敬だけなのは何と言うか──そう、面白くない。

 もう少し気楽に話し掛けてくれても良いのに、と思わずにはいられなかった。

 

「はぁ……あなたは、私の義弟なのよ?」

 

 ずり落ちかけた毛布を彼の体にかけ直して、小さく溜め息を吐く──恩人フィルターが厚すぎるので、アルが少年から適切な尊敬を向けられるようになるまでは相当時間がかかるだろう。

 誤解を解くのも、悩みを解決するのも、一朝一夕で片付くような話ではないし、下手に焦ってアルから行動を起こしたところで却って萎縮させてしまうだけだ。

 

「銃も、便利屋の資産でなくあなたのもの──」

 

 しかし、たった一つだけ。

 たとえ少年が聞いていないのだとしても、どうしてもアルには言っておかなければならないことがある。

 

 

「──一度くらい、その意味を考えてみなさいよ」

 

 

 陸八魔の名字。

 そしてアルがただでさえギリギリの個人資産を切り詰めて買い与えた、少年の銃(ブラックショック)──その銃身に目立つ形で刻まれた「Problem Solver 68(便利屋68)」の文字。

 もし彼が便利屋を離れることになったとしても、それらは引き続き彼のもの。

 故に、少年がどこへ行こうと、何者であろうと、義弟であることに変わりはない──何時だって、彼にはアルがついている。

 寂しくなんて、決してさせない。

 

 

 

 ──それがアウトローたる陸八魔アルの、責務なのだ

 

 

 

▼▲▼▲▼

 

 

 

「……」

 

 どうしても眠れない時は、本校舎の屋上へ行って星を眺めるのが習慣になっていた。

 生徒の規模からして明らかに広すぎるそこは今のところ倉庫代わりにするのが精々で、基本的に用事が無ければ誰も近付かないからだ。

 眠気に襲われるまで物思いに耽るなら、丁度良い。

 

「……」

 

 しかし、今日は何時にも増して目が冴えてしまっていた。

 寝ようと思って布団を被っても一向に眠気が近寄る気配すら見えず、態々外へ出て満天の星空を見上げても夢の世界は遠のくばかり。

 そうして一人無意味な天体観測を続けていると、「先輩」や「彼」のことを思い出す。

 特に、こんな良く晴れた夜は──「彼」だ。

 

「……」

 

 胸元に懸架したホルスターから、それを引き抜いて天に翳す。

 

 ──()()()()()()()()

 

 退学届けや置き手紙と共に彼が残していった、数少ない残り香。

 一度くらい撃ってみたいと言いながら、結局引き金を絞ることなく少女に譲られた銃──下手に撃たれたら即死しかねない彼の隠密性を高める為にサイレンサーが装着されている以外は何ら目立った部分のない、ごく平凡な拳銃。

 

「……」

 

 少女は、想う。

 この銃を彼がまだ持っていた頃──「先輩」がいなくなってノノミとシロコが入学してから暫くの間。

 再三送っていた要請にやっと応じてやって来た連邦生徒会からの使者──先生と同じように、砂漠の真ん中で行き倒れていた彼がまだアビドスに在籍していたあの頃を。

 

 果たして、上手くやれているだろうか。

 あれだけシロコに犯罪はいけないと言いながら自分は脱法スレスレの手法で資産を増やしまくり、挙げ句の果てにどうやったか知らないが本校舎を買い戻してくれた彼に報いることが出来ているだろうか。

 いくら自分の中に問い掛けようと、答えが返ってくる気配はない。

 だから何時も、やはり返事はないのだとしても、少女は声に出してみるしかないのだ。

 

 

 

「……おじさん、きみの努力を無駄にしてないかな」

 

 

 

 




◯陸八魔黄昏
概ね間違っていないが、ヒナの強さを直接目撃していないので風紀委員会を見くびっている部分もある経理兼広報担当。
仲の良い先輩もいるし、尊敬できる上司もいるしで便利屋に相当な居心地の良さを感じている。
ガンスピンはできない。

◯陸八魔アル
義弟が尊敬してくれるのは嬉しいけどそのせいで腹を割って話すのが難しい系アウトロー。
一度義弟として迎えたからには最期まで責任を持って面倒を見る人格者。
ガンスピンをしたらすっぽぬけて窓を割るタイプ。

◯「彼」
大体先生と似たような経緯(砂漠で遭難)し、少女に拾われた。
数ヶ月ほどアビドスに在籍し、最終的にアビドス本校舎を買い戻して外へと帰っていった。
先生同様1発撃たれるだけで死にかねない体だが、サイレンサー付きの銃でガンスピンできるほど器用だった。

・「ブラックショック」
彼が少女に譲った拳銃。

キヴォトスの何処にでも流通しているオーソドックスな拳銃にカスタムを施したもの。
元の持ち主は殆ど射撃の技量がなかったが、その反面これを使ったガンスピンは得意だったようだ。
また、銃身にはアビドス高等学校の校章が刻印されており、一目で持ち主がどの組織に所属しているのか判別可能になっている。

モデルはグロック17

◯???
「彼」が彼女に拾われたのは「先輩」の死後、かつノノミやシロコが入学する数週間前である。
拳銃を譲り受けてから何となく「彼」の手癖を真似するようになった結果、こちらも非常にガンスピンが上手い。



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