怒りと悲しみの化身と共に……   作:ジールライ

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26話「体調不良」

「ぜぇ……ぜぇ……」とワタクシは、感じたことのない吐き気や目眩い…そして疲労と眠気に襲われていた

 

意識が朦朧とし通信で何かを言っている……

 

何故こんなにも苦しい?

 

ワタクシの役割はまだ果たされてないのに……

 

立て!動け!動け!と起き上がることすら出来ずぐったりしてるこの体はピクリとも動かない

 

そうしてる間にハウンズがやってくる

 

「スター!大丈夫!?」とこちらの様子を伺うように近寄る

 

「平気です……すこし…疲れただけです…」と笑顔で対応するがハウンズ達は、心配そうに見てどうしようかと悩んでいた

 

あぁ……何かが抜かれた気分だ…どうするか考えてると「開けるね!」とカスミ(621)の声がした

 

そうして、開けられワタクシはハウンズに運ばれRaDに戻された

 

「大丈夫かい?Mr.モンスター…」

 

「ニャハハ……大丈夫ですよ…」

 

「嘘おっしゃい!まったく……アンタのその症状…コーラルを大量摂取し過ぎたやつの反応だよ…」と説明される

 

「ニャハハ……まさか、使いすぎたかもしれませんねぇ……」

 

「……むしろ、なんてここまで生きてるんだって不思議だよ……皮膚は溶けるような素振りもない……あんたは未知すぎる……」

 

「ニャハハ!そうですか…」

 

「しばらく休んどきな…」と言われ病室に運ばれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ニャハハ……まったく…ひどい目に会いましたね…」とぼやいてると「大丈夫?」とアイビー(617)が話しかけてきた

 

「ん?あぁ…大丈夫ですよ……アイビー(617)…ワタクシは死にませんよ……まだ…何も果たせてないのですから…」と微笑む

 

「所で…他の皆は?」

 

「皆は、施設の護衛をしてる」

 

「そうですか……」

 

「私達は、貴方が心配をしています……どうか…無茶はしないで下さい……」

 

「ニャハハ……ソレは出来ません…エア…」

 

 

「……そういえば、イグアスとヴォルタに新たな波形『アヤカ』の交信を聞きました…」

 

「そうですか…どうです?新しい仲間の存在を知って…」

 

「とてもうれしい気持ちです…ただ…昔の私を見てる気がして……」

 

「……なら、貴方が見張りなさい……大きな過ちをする前に止めたらいいのです…」

 

「わかりました…アドバイスありがとうございます…」

 

そうして、アイビー(617)は、その場を去る

 

次に来たのは、イグアスだった

 

「帰れ」

 

「やなこった……」

 

「ワタクシをおちょくりにきたのですね?」

 

「しねぇよ……」

 

「おや…イグアスらしくない」

 

「んだと!?」

 

「ガキですねw」

 

「クソッタレ……」

 

「で……なんのようです?お金ならお支払いは済んでるはずですが……」

 

「……アヤカが、てめぇに話があるんだとよ…」と言われワタクシはそれに応じる

 

「初めてして!私はアヤカ……貴方がコーラルの獣ですね?」

 

「えぇ…そうですよ…」

 

「貴方は、どうやってその体になったのですか?」

 

「さぁ?なにせワタクシの空っぽな頭には何も覚えてませんので…」

 

「何か手がかりはありますか?」

 

「……ありません」

 

「……わかりました…では、何か分かれば教えてください…」

 

「分かりました…」

 

「んじゃ、要件はこれだけだ…」とイグアスは去る

 

そうして、しばらくしウォルターがやって来た

 

「調子はどうだ?スター…」

 

「ご覧の通り…ピンピンしてますよ…」

 

「……あまりそうは、見えんが…」

 

「ニャハハ……そう曇った顔しないでください……こういう時でも笑顔は忘れずに!」

 

「……そうか…スター…お前は、ハウンズにとって大切な存在だ……俺にとってもな…だから…もう無茶はするな……あとはゆっくり休んでおけ……

 

お前は、十分やった…コーラルは俺がなんとかする……だから…」

 

「ウォルター…ワタクシも別に考え無しで言った訳じゃないですよ……」

 

「……本当にコーラルを燃やさずに済む方法があるのか?」

 

「えぇ……あります…ワタクシの魂が叫んでるのです……コーラルを安全に保管する方法を…」

 

「……そうか…手伝えることはあるか?」と聞かれワタクシは「今の所は…ありません…」と答える

スターか、青いコーラルどっちが信用できる?

  • スター
  • 青いコーラル
  • 両方
  • どちらも信用ない
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