百 合 の 間 に 挟 ま る 男   作:剣亡今日助

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こうして僕は百合の間に挟まる男になった

「六人部ー、お前は進路どこ行くんだー?」

 

 授業が終わり、部活へ行く準備をしていた所、クラスメイトから話しかけられた。

 

「冒険者専門学校かな」

 

「あー、確か戦闘系ジョブだって言ってたもんなー。部活も戦闘部だって話だし」

 

 ジョブ。それは神から与えられたとされる才能。人が最大の成果を発揮出来る職業。忌避感等も感じない為、基本的に人はそのジョブに就くのだ。

 

「君のジョブは確か……」

 

「料理人。だから進路も調理技術専門学校」

 

 高校3年、僕らはエスカレーターの様に決まった道を降りて、それぞれの道へ進む時期になろうとしていた。

 その時の僕は、専門学校へ進んだ自分の事をぼんやりとイメージするだけだった。

 それだけだったから、専門学校であぁなるなんて思いもしなかった。

 

 まさか僕が、百合の間に挟まってしまうなんて──!

 

 

 

 

 

 東京冒険者専門学校。東京中の冒険者を志望している学生を受け入れてるからか、かなり大きいビルにそれはあった。

 

「1-A、1-Aっと……あった」

 

 自分のクラスの教室に入り指定されている席に座る。そこで準備等をして暫く待っていると、キンコンカンコンとチャイムが鳴り、う゛〜と唸り声を上げながら顔色の悪い女性が倒れ込む様に教室に入り、登壇する。

 ……えっ、大丈夫なのこれ?

 

「う゛〜、二日酔いがぁ……」

 

 大丈夫なのこれ!?

 

「あ゛〜、オホンエホン……これから1-Aの担任をする、今酒(いまさか)黒江(くろえ)です。よろしくね」

 

 よろしくして良いの!?二日酔いなのに!?

 

「あー、オープンキャンパス等で耳にタコが出来る程聞いた人も居るかも知れないけど、うちは実践を重視しており、授業の一環として実際にダンジョンに潜って貰います」

 

 ダンジョン。魔界からこちらへと魔族が侵攻する為に建造する異次元にある砦にして、モンスターを育む異形の大自然。

 ダンジョンからモンスターが溢れてこの世界へと侵攻して来るスタンピードを防ぐ為、ダンジョンに踏み込んでモンスターを蹴散らし、ダンジョンの管理をしているダンジョンコアを破壊してダンジョンの完全制覇を目指すのが冒険者だ。

 

「なので、ダンジョンに潜る時に組む固定の面子……パーティーを決めて貰います」

 

 自己紹介も無くいきなり!?いや確かに始めにやるべき大切な事だけど!

 

「ここからは自由!好きな相手と好きな話をして親睦を深めて欲しい!……んだけどぉ」

 

 そう言って今酒先生は懐からプリントを取り出して読み上げる。

 

「六人部ー、猿石ー、犬渕ー、この三人でパーティー組め」

 

 横暴だ!?何で僕達だけ!?

 

「いやお願い!パーティーはいつでも解散して面子変えて再結成出来るから!一回だけ!一回だけで良いからその面子でダンジョン潜ってみて!後悔させないから!この面子で組まないのは冒険者界隈の損失だから!」

 

 両掌を突き合わせて拝み倒す今酒先生にやや引きつつ、そこまで言うならと言う思いで立ち上がる。周りを見ると、同じように立ち上がった女の子が二人。彼女達が猿石と犬渕なのだろう。赤髪の活発そうな女の子が両腕で大きく「こっちに来い」とジェスチャーした為、僕ともう一人の大人しそうな女の子はそっちに向かう。僕達の移動を皮切りに、他の学生達もガタガタと机を動かして顔を突き合わせる。

 

「来たわね。早速自己紹介するけど……猿石(さるいし)和奏(わかな)よ。ジョブは弓手、遠距離からガンガン攻撃してやるわ」

 

「わ、私は犬渕(いぬぶち)央華(おうか)です。ジョブは魔法使い、多彩な属性攻撃がアピールポイントです」

 

「まぁ、私達は小学校からの仲だから、自己紹介なんて今更なんだけどね!」

 

「わぁ!?……えへへ、恥ずかしいよカナちゃん」

 

 肩を抱き寄せる猿石さんと、恥ずかしそうに顔を赤らめながらも擦り寄るように身じろぎする犬渕さん。かなり仲が良さそうだ。

 

「紹介ありがとう。僕は六人部(むとべ)亮斗(りょうと)。ジョブは騎士、二人とも後衛職だから僕が守るよ」

 

 今酒先生が激推しするから何事かと思ったが……前衛壁役に後衛物理火力に後衛属性火力、バランスの取れたパーティーだ。普通なら回復役が要るのだが……まぁ僕なら()()()()()()()

 そう考えていると、二人は渋い表情をして言い辛そうに口を開く。

 

「えっと……それなんですが……」

 

「基本的に()()()()()()()()()()よ。自分の身を守る事に集中して頂戴?まぁ流石に倒れるわけにもいかないから、限界ギリギリになったらお願いするけど」

 

 ……何だって?確かに倒れさえしなければ後衛のHPが多かろうと少なかろうと問題は無いのかも知れないが……。奇妙な申し出に少し頭を悩ませてしまう。

 

「さて、これでダンジョンに関する話はこれで終わりね。後は雑談でもして時間潰しましょ。そうね……これは小学生の時の話なんだけど、央華とホテルでパジャマパーティーしたのよね。央華ったらその時に……」

 

「わ、わぁ〜〜〜〜〜!やめてよカナちゃん!」

 

 そんな僕を置いて、楽しそうにじゃれ合う二人を見てると、奇妙な申し出も些細な違和感と思えて来て、頭の片隅へと流れて行った……。

 

 

 

 

 

「よ〜し、皆パーティー決まったね?それじゃあ早速ダンジョン行ってみようか」

 

 と言うわけで近くのダンジョン"ゴブリンの巣窟576"にやって来たのだった。じめじめとした洞窟の広間で僕達は完全武装して先生を中心にぐるりと取り囲むように座っている。僕の隣に猿石さんが、更に隣に犬渕さんが座っている。

 

「パーティーにつき一機ずつ撮影ドローンを配るから。これはビーコンの役割も果たし、キミ達が危機に陥った時は私が助けに行くから大切にすること」

 

 そう言いながらタブレット端末を操作する今酒先生。すると僕達の方へ一機のカメラを備えた機械が浮き上がって近付いて来る。その機械はプロペラを備えて無いのにふわりと浮き上がり、僕達パーティーの周りをゆっくりと周回する。驚異の現代テクノロジーだ。

 

「──よし!これで準備は完了した!もう奥に行って良いぞ〜。……あっ、言い忘れてたけど、ドローンの映像は配信してるから。余りにも無様な姿を見せないように気をつけろよ〜?」

 

 今酒先生がそう言うと一人また一人と立ち上がり、無数に枝分かれした洞窟の奥へと進んで行く。そんな彼ら彼女らと同じように、僕達も立ち上がって奥へと進むのだった。

 

 

 

 

 

 ダンジョンに入ってかれこれ1時間ほど経過した。順調に進んでいると思う。モンスターにも何度か遭遇したが、危なげなく対処出来ている。問題があるとすれば……。

 

「──フンッ!ハアァ!」

 

「──えいやっ!」

 

 彼女達が前のめり過ぎる事だろうか。ゴブリン達がナイフを振りかざして斬り掛かって来てても回避しようとせず両足を肩幅に広げて立ち攻撃に集中してるし、ズンズンとハイペースで歩いている。

 幸い、やられる前にやるが徹底出来ててダメージは受けて無いが……。さっき言われたギリギリまで守らなくて良いという発言を思い出す。果たして僕は騎士の魂に反抗する様な選択を出来るのだろうか……。

 

「「──ッ!?」」

 

 顔色を変えた猿石さんと顔を合わせ、頷き合う。──今、()()()()がした。二人の前に出て仁王立ちになり、変化や予兆を即刻拾おうと全神経を尖らせて待つ。すると猿石さんが前方を指差す。

 

「前から来るわ!凄い数よ!」

 

 彼女の言う通り、ドタドタドタとやかましい足音が近付いて来る。そして顔を見せたのは床を埋め尽くす程のゴブリンの大群。モンスターパーティーだ!それ以外の思考は出て来なかった。身体が勝手に動いた。

 

「グレートウォールッ!!!」

 

 僕を中心に二人を覆い包むようにして光の壁が展開し、飛び掛かって来たゴブリンをせき止める。

 

「あっ……」

 

「全く、守らないで良いって言ったのに……でもありがと」

 

 苦笑を浮かべる猿石さんの発言で、ようやく思い出した。

 

「ご、ごめん……身体が勝手に……でも、やっぱ無理だよ……仲間を、それも女の子を見捨てるなんて……僕の中にある騎士の魂がそう言ったんだ……」

 

「身体が勝手に……なら、仕方ないわね」

 

「ふふっ、騎士の魂がそう言ったなら……仕方ない、ですね?」

 

 そう言って微笑む二人から逃げる様に、展開された光の壁へと近付き、剣を構える。

 

「この壁は外から内へは通さないけど、内から外へは通す。だから……」

 

 そう言いながら壁に貼り付くゴブリンの無防備な腹に剣を突き刺す。

 

「グゲエェ!?」

 

()()()()()()()()()

 

「「成程……」」

 

 そう言って二人はそれぞれの武器を構えて攻撃を開始する。しかしゴブリンの群れは次から次へと補充され、一向に減る気配を見せない。

 

「何回か貼り直す必要があるかもな……グレートウォールはH()P()()()()()()し……よし、補充しておこうか」

 

「あら、ポーションを使うの?用意が良いわね」

 

「いや、違うよ?」

 

「……ぇ?」

 

『起き上がれ、赫き根よ』

 

 そう詠唱すると、右腕からトゲトゲした真っ赤な木の根が現れて、伸びて右腕と剣に巻き付く。

 

「まさか……っ」

 

「それがあなたの──スキルなのね?」

 

 スキル。神からのもう一つの贈り物。ジョブが内包する様々なアビリティとは違う、強烈な唯一の異能。

 僕のスキルは"赫き根"、その効果は──。

 

「ギギッ、ガガッ……アガギャッ!?」

 

「わっ、真っ赤な根がゴブリンに巻き付いたと思ったら……動かなくなっちゃいました」

 

H()P()()()()、それが僕のスキル」

 

「ポーションも癒し手も要らないじゃない……!」

 

「思ったよりHP持ってんだな、ゴブリンって。吸収し過ぎてHPがあふれちゃったよ」

 

「そっか……HPの上限は決まってるんだから、上限を超えてHPを吸収しても無駄、当然の話ね」

 

「いや、上限を突破して吸収出来るけど……」

 

「嘘ぉ!?」

 

「ね、ねぇカナちゃん……それなら……!」

 

「言いたい事は察しがつくわ、そして私も同じ事を考えてたわよ……!」

 

 そう言って攻撃の手を止めた二人。どうかしたのかと僕は二人を見ると、彼女達は僕の方へと駆け寄って来る。

 

『『HPを公開』』

 

 彼女達は詠唱を行い、ステータスの一部を公開した。僕の目の前には二人のHPが表示されている。

 

「あ、あの、六人部さん、お願いがあるんです……!」

 

「あたし達のHPを、限界ギリギリ……1まで吸収して欲しいの……!」

 

 なぜ、どうして、とは思わなかった。この緊迫した状況で、彼女達が無駄で無意味な事をする筈が無いと、素直に信じる事が出来た。

 だから頷きで返答し、真っ赤な根が巻き付いた剣を彼女達に向ける。根が伸び、二人へと巻き付いて行く。

 

「ぐうっ……」

 

「あぐっ……」

 

 苦悶の声を上げながら、吸収に耐える二人。僕は1秒でも早く吸収が終わるよう大胆に、されどHPが1を超えて0にならないよう慎重に、彼女達のHPを吸収して行く。

 時間にすると数秒程、けれどもその数秒が永遠にも感じられた。吸収が終わり、彼女達を根から解き放つ。どさりと膝をつき座り込む二人。俯いているからかその表情は窺い知れない。

 

「えっと……二人共、調子はどう?」

 

「調子……?ふふ、調子ですって……?そんなの、見れば判るでしょ……?」

 

「うふふ、そうですね……」

 

 そう言って彼女達は顔を上げた。その顔色は暗いのに明るく見え、唇は喜悦によって弧状に歪み、目は爛々と輝いている。そう、目だ。目がおかしい。彼女達の目は、最初のホームルームで見た彼女達の目は、果たして、まるで大粒のルビーのように輝く()()()()だった、だろうか……?

 

「好調も好調、絶好調に決まってるじゃない!」

 

「ふふふ、今ならドラゴンだって吹き飛ばせそうです……!」

 

 

 

 

 

「噛み千切れ猟犬!ハウンドアロー!!!」

 

 猿石さんが放った矢は、ゴブリンの肉体を吹き飛ばしながら、途中で急激に方向転換して稲妻のような軌跡を描きながら、どこまでも飛び回る。まるで、縦横無尽に森を駆ける猟犬のようだった。

 

「今ならこれだって……ドラゴブレア!!!」

 

 犬渕さんが構えた杖の先から、樹木のような太さの熱線が発射される。それは洞窟内を薙ぎ払い、洞窟の壁を赤く煮立たせる。巻き込まれたゴブリン達は……ご愁傷さまとしか言えない。

 

「な、何だこれは。何が起こってると言うんだ……」

 

 僕はHPを吸収した途端に大暴れし出した二人に戦慄していた。最早ゴブリン達を寄せ付けず、グレートウォールを維持する必要が無い。

 

「お、おかしい……何でHPを吸収しただけでこんな惨状になるんだ!」

 

 まさかスキルか!?HPが低くなる程攻撃力が上がるスキルでも持っているのか!?……それが一番有り得そうだな。だからHPを吸収する必要があったのかな?

 

「皆大丈夫!?先生が来たからもう安心して、って……もう終わってるね……」

 

 カメラで撮影してたから今酒先生が駆け付けて来てくれたが、時既に遅く二人によってゴブリンの大群は蹴散らされていたのだった。

 

 

 

 

 

 今酒先生によって散々に褒めちぎられると共に散々に説教された僕達。その後猿石さんと犬渕さんの二人から呼び出され、放課後誰も居ない教室で彼女達と対峙していた。

 

「それで、どうして僕を呼び出したの?」

 

「あなたのダンジョン攻略へのモチベーションを訊いておきたいのよ」

 

「モチベーションって……普通だと思うよ?授業時間以外はトレーニングしたりダンジョンを探索すると思う」

 

「そうですか……私達は、在学中にダンジョンの()()()()を目指しています」

 

「在学中の完全制覇だって……!?伝説の冒険者が達成するような偉業じゃ無いか!なんでまた、そんな大それた事を目指すんだ?」

 

「偉業、ね……確かに、名声を得ようと思えば偉業の一つや二つ、打ち立てる必要があるのかもね」

 

「……名声?それが君達には必要なのかい?」

 

「……はい。私達が障壁無く愛し合う為には名声が必要なんです」

 

「……愛し合う?やけに距離感が近いとは思ったけど……もしかして二人は……」

 

「考えている通りだと思うわ。実はあたし達、付き合ってるの」

 

 何と。最近LGBTだ何だと叫ばれるようになって来たが、実際にマイノリティをこの目で見たのは初めてだ。謎の感動が胸に浮かび上がって来る。

 

「しかし、愛し合う私達を邪魔し、仲を引き裂こうとする勢力があるんです。それが──」

 

()()()()()()なのよ。実は猿石家も犬渕家も、歴史とお金だけは無駄にあるのよ。名家だの何だのって呼ばれるのはくすぐったくてしょうがないけど、他人から見ればそう言う家なワケ」

 

「問題は、猿石家と犬渕家の間にある軋轢にも、長い歴史がある事なんです」

 

「成程、だから……」

 

「そう言う事よ。だからあたし達はこのクソッタレな家を()()()。具体的にはあたし達が当主になって和平を結ぶ」

 

「当主になる為に、名声が必要なんです……!」

 

 ──成程、成程。そう言う事か。

 

「あなたには選んで欲しいの。個人的な事情に巻き込まれたく無いと言うなら結構。今回きりでパーティーは解散。けれど、もし協力してくれるなら……あなた以上に心強い存在は無いわ」

 

 目に映る彼女達はかすかに震えており、揺れる瞳からは大きな不安と小さな期待が見て取れた。僕は目を閉じ、深呼吸する。重大な問題を彼女達はその小さな肩に乗せている。これは重要な選択になるだろう。騎士の魂に恥じない選択は何か、そして僕がやりたい事は何か、そう考えれば、答えは決まっていた。

 目を開ける。高ぶる心のままに両手で二人の肩を掴み、引き寄せる。

 

「──ッ!?」

 

「わっ、きゃっ!?」

 

 そうして僕は息を吸い込み、叫んだ。

 

「上等ッ!伝説になろう!この三人で!!!」

 

「──ッ!うん、うん……ありがと……」

 

「ふふっ、カナちゃんったら、泣いちゃうなんて……」

 

 縋り付くように僕の腕を掴んで泣き出す猿石さんと、瞳を潤ませながらそれを眺める犬渕さん。

 

「うぅ、ぐすっ……これからは和奏と呼びなさい。あたし達はもう一心同体の関係なんだから、遠慮とかは無しよ!解った?亮斗!」

 

「私の事も央華で結構ですよ。これからよろしくお願いしますね、リョウくん♪」

 

「解った!これからよろしく!和奏!央華!」

 

 こうして、僕は百合の間に挟まる男になってしまった。まぁ、それを後悔とかは一切して無いのだが。




 「ライフなんて飾り」を体現する主人公らしからぬ黒いパーティーになってしまった……。
 ついでにメモの設定欄をぺたり。

六人部亮斗(むとべ りょうと)
主人公
ジョブは騎士、スキルは赫き根、HPを吸収するスキル、HP満タンの状態で吸収した時は限界突破する、限界突破したHPはゆっくりと時間を掛けて元のHPへと減少して行く
短めの黒いツンツン頭

猿石和奏(さるいし わかな)
ヒロインその1
ジョブは弓手、スキルは赫き矢、HPが低い程に物理攻撃力が高まるスキル
活発な性格、好奇心旺盛で何でもやってみるタイプ、人を引っ張るタイプ、距離感が近い、短めの赤いツインテール、一人称はあたし、二人称はあなた

犬渕央華(いぬぶち おうか)
ヒロインその2
ジョブは魔法使い、スキルは赫き杖、HPが低い程に魔力が高まるスキル
控えめでインドア派な性格、眼鏡をかけている、茶色のボブカット
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