ガンデスブラットの長女ですけど?   作:妖妖夢

3 / 6
短いし、そんな理解できないやつです


血飲

コマリが七紅天になってから数日

心配してたけど案外大丈夫とヴィルヘイズが教えてくれた

流石私の教え子だ

そういえば下剋上をしたやつは今どうしてんのだろうか?

またやりそうだけどなんとかなるでしょ

ということで今日は皇帝が主催するパーティに呼ばれた

寝たかったけど逆らったら何されるかわからないから行くしかなかった

当然ミリセントもついてきてくれた

けどミリセントは結構人見知りなところがあって私の後ろに隠れるのが多い

 

「よく来てれたなカーミラよ!」

 

「陛下この度は招待してくれてありがとうございます」

 

私はすっと頭を下げる

 

「あのアルマンくそ野郎が嫌になったらいつでも朕のところに来てもいいからな、なにせお前は私の娘だからな」

 

いきなりだな

いや別に別居してるからいいと思うけど、人の優しさをふみいじるようなことは人の心がある私はしない

あと一応これでもあの人の血が含まれている..はず

 

「さてそろそろコマリにも話してやってくれ、さっきからこちらを見ているぞ」

 

そう言って皇帝が右側に視点を向けた

流れるように私も同じ方向を見ればビクッ!となったコマリがいた

..もしかして盗み聞きされたか?まぁ別にいいか

 

「姉さん!私七紅天の仕事頑張れた!褒めて!」

 

元気そうで何よりだ

それからはコマリからいろいろ聞いた

部下との仲は良好

戦争での結果は今の所全勝

お仕事慣れてきた

あとはサイン会もやったらしい

そんの話をしてたらヴィルヘイズが私に近づいて

「今度私へのサインください」と言われた

別に問題なかったので了承した瞬間近くのコマリ、ミリセント、陛下の三人がはっとなっている

そんなにか?

「姉さん私も欲しい」

「..カーミラ私も」

「朕も欲しいな!」

おいおいめんどくさくなってきたぞ

一応了承しといた

一旦みんなと別れてお世話になった一部の貴族に会おうと思う

 

 

 

 

 

とある人物達がいる

フードを被って明らかに貴族ではなそうな見た目だが、セキュリティがあるためほかの皆は疑わない

そして周りをキョロキョロ見ているとそいつの視点にはテラコマリがうつった

だんだんと近づいてくる

 

「待て」

 

突如横から声をかけられた

 

「貴様ら今何をしようとした」

 

「ちっ!」

 

I秒後にはカーミラの目の前に刃がこっちに向かってきた

もうI秒後にはカーミラが体制を低くし避けていた

 

 

「ミリセント、こいつらは私がやるから貴族達の避難を頼む。あぁいう奴らは教えてもらわないと学ばないからな」

 

「わかった任せて」

 

貴族は使える奴と使えねぇ奴がいる

今ここにいるのが大体使えねぇ貴族だ

私のお父さんも..うんまぁ少しはいい方だろう

 

 

そんなことを呑気に考えていたわたしだが気づいた

あれなんか一人少なくね?

よく周りを見れば1人がコマリのところに行こうとしている

なにやってんだカーミラって言われるかもしれないが私だって腕が何本もあるわけじゃない

 

 

「コマリ様!!」

 

ヴィルヘイズがコマリを庇ったが、その変わりヴィルの腹に剣が刺されてしまった

 

「邪魔をするな!」

 

「ふん!」

 

テロリストに近づいて動かす腕を止めてそいつの腹に蹴りを入れる

蹴られたテロリストは壁に勢いよくぶつかった

もちろんこの程度では死なず、まだ生きていたがもう戦闘不能状態だと思ったその瞬間テロリストの最後の力でコマリに向けて剣を投げた、そのせいで庇ってきたヴィルヘイズの肩が貫いた

油断していた

もう何もできないように腕も足も取るしかないと思った

だがそんなことどうでもよくなった

ヴィルヘイズから出てきた血は不思議なことにコマリの口へと入った

それにより、空気が一瞬で変わった

コマリからは普通ではありえないぐらいの魔力が放たれる

白色でトランプのダイヤのような形が瞳にある

この瞳があるということはとある力を解放した証拠

その名も烈核解放である

極めて低い確率で発言する特異な能力

魔核の保護から断ち切ってしまうが、その変わりその人の内に眠る始原の力を引き出す常識外れたもの

しかしコマリの烈核解放はその中て至高の存在だった

帝国千年の歴史にも類を見ないぐらい

そんな力をコマリは引き継いだ

その力はどんなに素の者が弱くとも関係ない

普通の七紅天でも平気で倒せる

じゃあ普通の一般人がそれと戦うとどうなる?

一言で言おう

一瞬で終わる

時間稼ぎのない

ただ殺されるのを待つだけ

そうもうすでにテロリストどもは死んでしまった

特大魔法などもしてない

ただコマリはパンチを添えただけ

そうするとだいたいは死ぬ

 

「コマリ!」

 

テロリストは全員死んだ

肉片になっている

だけど未だにコマリはテロリストにオーバーキルをしている

昔コマリに血を与えるともれなくその場の人達が死ぬ

死ぬというよりは殺されるというのが正解だ

 

「もう敵はいない!だから..」

 

もう戦わなくていいと言おうとしたその時だった

とても強烈な一撃が私の腹部に襲いかかってきた

そのまま壁へと衝突した

背中が悲鳴をあげたいぐらい痛い

 

「カーミラ!!」

 

貴族たちを逃したミリセントが帰ってきた

いやタイミング!

やばいコマリがミリセントに攻撃しようとするのがわかった

流石のミリセントでもコマリの攻撃を全て耐えるのは無理だ

いくらなんでもこんなげきつよのやつに平気で勝てるはずがない

ではどうする?

簡単だ

げきつよにはごくつよだ

 

「..」

 

例外の力を使う

覚悟は決めた

 

 

 

 

 

 

 

ヴィルside

コマリ様が血を飲んでテロリストを倒すまではよかった

けど今はカーミラ様に襲いかかってしまった

腹を刺されてしまった私にはどうすることもできないし、無理に言っても足手纏いにしかならないだろう

…悔しい 

カーミラ様は昔私を救ってくれた

まだ幼い私を見つけてくれた

なのに私はまた何もできない

ミリセントが戻ってきたが意味はないだろう

戦力が増えただけでほとんど変わらない

またコマリ様を傷つけてしまう

なりたくもない無差別虐殺者になってしまう

 

 

 

 

諦めかけたその時だった

地面が揺れた

いやここは二階だから建物が揺れるというほうが正しい

 

とてつもない魔力が出てきているのがわかった

一体誰だと思って見れば、カーミラ様がその魔力を出していた

片方の目が少しだけ蒼くなった気がした

 

またコマリがカーミラへ襲いかかる

が、コマリはカーミラの前にいるだけで止まった

いや止められているの方が合っている

透明な壁があるわけでもない

コマリ自身が止まっている

それからは早かった

ただ右手を添えただけでコマリは床に倒れた

すぐにヴィルが脈があるか確認できたあと周りの人達はほっとした

 

これでこの戦いは収まった

めでたしめでたし

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。