俺は友達を作りたい   作:アッシュクフォルダー

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第一話 高校生活の始まり

俺の名前は平田直志。都立 神山高校 全日制の一年生。

今日は神山高校の入学式だ。

 

俺は1年C組の21番。と、クラス表を見ていた。

1年C組は全員で27人いる。

 

「俺、神山高校でやっていけれるのか?」

 

興味のある事や、感心する事や、

得意な事や好きな事、趣味は一切ない。

ましてや、話し相手すらいない。

そんな、天涯孤独に近い状態である、

俺の学校生活は明るいのだろうか…?

 

知っている人もいる。東雲彰人だ。

彼とは同じ小学校で中学校だが、一度も話したことは無いし、

会話は当然ない。

 

彼は小学生の時にサッカーを、

中学の時から歌を歌い始めたという事位しか、俺は知らないのだ。

 

「俺はどうしたら、話し相手や友達が出来るんだろう…

俺はハッキリ言って、成績は下の方だ。

全日制もギリギリの点数で入学できたからな…」

 

ということもあって、俺は勉強はあまりにも出来ない。

 

東雲彰人は、一言で言えば、優男だ。

だが、裏の顔を知っている。小学生から知っているから、

彰人の二重人格は、影が無く、空気である、俺でも知っている事である。

 

「よぉ。直志。オメェも俺と同じクラスか」

 

「彰人…アンタから話しかけるとはな」

 

「そりゃ、同じ小学校で同じ中学で、

それも、小学一年生から今に至るまで同じクラスだったからな。

それも、連続で」

 

「そうだったような…そう言えば、サッカー辞めて、

歌を歌い始めたらしいな」

 

「中坊から、そうしている。

サッカーも、上には上がいるってことを思い知らされたよ。

あん時はな」

 

「俺以外にもいるんじゃねーのか?

俺と同じ中学出身の奴ら」

 

「まぁ、何人かはいるけどな」

 

「よぉ、彰人」

 

「康介。オメーも相変わらず野球か?」

 

「あぁ、神山高校でも野球部に入ったぜ!」

 

「康介は野球が好きなんだな」

 

「彰人もやったらいいと思うのに」

 

「助っ人くらいならいいが、そこまで野球は関心がねー」

 

「彰人はサッカーだからな、それと歌も」

 

「おーい!あきとー!帰るぞー!」

 

「よつばが呼んでいるし、うるせーから、

一緒に帰るわ」

 

「彰人は大変だな」

 

「あぁ、よつばっていう、うるせー奴に、

散々付き合わされているんだ。おかげで毎日が退屈しねー」

 

「置いていくぞ?」

 

「へいへい、ちっと、待ってくれよ。よつば」

 

彰人は、よつばと一緒に帰っていった。

 

「なぁ、直志。オメーも行くか?」

 

「どこにだ?」

 

「彰人が冬弥って奴と、イベントで歌、歌うし、

ヒマなら、一緒に行くか?」

 

と、康介がチラシを俺に見せる。

 

「俺を誘うとはな…俺も中坊の時まで、そんな経験も思い出も無かったからな…

康介。俺も行くよ」

 

二人で一緒に、彰人と冬弥の歌を観に行くことになった。

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