俺は友達を作りたい   作:アッシュクフォルダー

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第十四話 家庭教師

小豆沢こはねに紹介されて、望月穂波が、

東雲彰人と平田直志の家庭教師として、派遣されたようだ。

 

「どうも。初めまして。望月穂波です。

この度は家庭教師になる事になりました」

 

「うわっ、マジかよ…小豆沢の奴。

本当に俺らの為に…」

 

「宮益坂女子学園って、俺等の高校より、

頭は断然いいし!いい匂いがする!」

 

「おい、直志。口を慎め」

 

「わかったよ…」

 

「それじゃあ、どこでやろうかな…?」

 

と、穂波が悩みだす。

 

「…公園に行って考えるか」

 

と、三人で公園へ

 

「二人は、どの教科が苦手ですか?」

 

「俺も直志も、科学で30点台だった」

 

「まぁ、俺は神山高校をギリギリの点数で入学したから、

ハッキリ言って、成績は悪い」

 

「それじゃあ、どれくらい出来るか、

手書きのテスト用紙を作ってみました。

それに、書いてくださいね」

 

「わ、わかりました」

 

「はい!やり遂げて見せます!」

 

後日、神山高校にて

 

彰人と直志は、

宮益坂女子学園の穂波が印刷した、

科学の文章問題を解いていった。

 

「こんなに、ハイレベルかよ…」

 

「神山高校の方が簡単だと感じた」

 

「そりゃ、俺等の学校と比べたら、

偏差値は、向こうが高い」

 

「おーい!はりきっているか~?」

 

と、小岩井よつばがやって来て、様子を見に来たようだ。

 

「よつば。おめ~は、大丈夫なのか?」

 

「とーやに、しごかれて、しごかれまくられた」

 

「よつば、俺と交代だ」

 

「えっ?」

 

「俺、冬弥からも、教わって来る!」

 

と、彰人が空き教室から抜け出した!

 

「直志は、どうするんだ?」

 

「俺は、そのまま残るよ」

 

「穂波は会ったこと無いけど、

えむと仲良しなんだって~穂波は、イイ香りがしそうな子だ~」

 

「その望月穂波さんって人と出会って」

 

「マジか」

 

「マジ」

 

「よつばは科学、わかるか?」

 

よつばが、答案用紙を見ていた。

だが…

 

「わからん!」

 

「うわ…どーしたらいいんだ~!?」

 

「よし!よつばに任せろ!」

 

「何かいい方法があるのか?」

 

「明日、学校が終わったら、よつばについてこい!」

 

「わかった」

 

後日。よつばに連れていかれて、

俺は、えむさんと穂波さんに出会った。

 

「この前の、科学の答案用紙、

ほとんど、埋められなかった!」

 

「よつばもわからんぞ!」

 

「えむちゃん。よつばちゃんをお願い出来るかな?」

 

「はーいっ!あたし!勉強得意だよ!

この前のテスト、学年で4位だったから!」

 

「ス、スゲー…」

 

こうして、俺は穂波とマンツーマンで、

科学の勉強をすることになった。

 

公園のベンチに座り、どうにか、覚えられるようになった!

 

これで、恐らく、科学の小テストは、バッチリだ!

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