平田直志は東雲彰人がパルクールに挑戦する為、
平田直志は、彰人のマネージャーをすることになった。
「あんがとよ。直志。
俺一人じゃ、身体の管理が難しいからな」
「普段は、どうしているの?」
「一人でどうにかしているだけだ。
歌のコンディションは、しっかりしているからな」
「そっか」
「にしても、まさか、こういうのに参加するとは、
思わなかったな…」
「俺も彰人のマネージャーとは…
だが、引き受けたからには、やるしかない!」
と、俺と彰人は異常に燃えていた。
事の発端は、俺が彰人のランニングのマネージャーをしていた時、
天馬司先輩と、桐谷遥ちゃんと偶然にも遭遇した。
アレコレあったようで、司、彰人、遥の三人は、
最年少のパルクールの選手を捕まえるイベントに参加することになった。
もし、捕まえられたら、100万円が山分けされる。
つまり、1人2万円の賞金。
「にしても、小学生のパルクール選手がいるなんてな」
「あぁ。それも、10歳の男の子を一人を相手に、
俺と桐谷。司先輩を含む、50人がかりで捕まえるそうだぜ?」
「みんな!小さい子に負けないで!」
「あぁ。手加減はするつもりは一切ねぇからな」
こうして、パルクールのイベントに向けて、
東雲彰人は平田直志と一緒に練習していた。
「直志がマネージャーで良かったよ。
真凛でも良かったけど、よつばじゃ、頼りねぇからな」
「真凛は役者活動で忙しいからな」
「あぁ。だから、お前が適正なんだ。頼りにしているぜ?」
「あぁ。任せてくださいよ!」
と、俺は一段とやる気に満ち溢れていた。
パルクールの練習は難を極めていた。
相手は10歳の小学生の最年少パルクール選手。
それを、50人がかりで捕まえて、
捕まえられたら、1人2万円の報酬である。
「直志!行くぜ!」
「あぁ!ドンと来い!」
と、俺と彰人は諦めを知らずに、
パルクールの練習だけじゃなく、研究をしていた。
最年少選手の動きを動画で観て、理解するにも、
大分、時間を費やした。それも10時間もである。
日曜日に至っては、
最年少パルクール選手の動きの研究や、
資料作成に、11時間も費やした。
ノートに書き込んだり、動画を撮ったりと…
字の清書もあってか、紙と鉛筆と消しゴムは、
大量にあったのが、すぐに無くなる程に。
大会まで、残り4日と迫っていた。
「にしても、直志の字は異常にキレイだな」
「いや、清書したから、指がヤバい状態になっている!」
と、右の指は、タコが出来て、
左の指にも、タコができかけていた!
「直志。どうやって研究したんだ?」
「あのパルクールの選手の動きを研究していたら、
理解するのに、大分時間を費やして…11時間かかった。
不眠不休に悩まされたけど、でも、良かったよ。後は頼むよ…」
「わかったぜ」
と、彰人は直志の頑張りを無駄にしない為にも、
2万円の賞金を手に入れる為、イベントに臨むのだった!