俺は友達を作りたい   作:アッシュクフォルダー

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第二十七話 期末テスト対策

11月になり、神山高校の全日制の一年生は、

期末テストが迫っていた。

 

平田直志はと言うと…

 

「数学、また赤点だ」

 

「オメェは数学だけだもんな。

俺は全教科だぞ?」

 

と、彰人の五教科の点数は全て赤点だった。

直志は数学のみ赤点続きである。

 

「山川先生もテスト対策しないと、

土曜日、一日中、補習だ!

って、脅されているし…」

 

「はぁ…山川の先公め…」

 

「真凛は役者活動しているから、

テスト当日まで、勉強出来ねぇし…」

 

「よつばは?」

 

「鳳えむって子に勉強を教わっている」

 

「…俺も教わりたい」

 

「あんな子に?」

 

「楽しいから!」

 

「まぁ…否定はしないけどよぉ…」

 

すると、白石杏がやって来た。

 

「そんな、二人の為のに、家庭教師を用意しました!」

 

「嫌だ」

 

「カワイイ女の子!」

 

「何でそうなる?」

 

「今回は風紀委員の倉谷先輩に、

私もだけど、三人でしごかれてもらいます!」

 

「白石もかよ…」

 

「風紀委員の倉谷先輩って、頭いいからな…」

 

翌日。空き教室にて、二年生の倉谷桃子先輩が、

一年生の彰人、直志、杏を指導するのだった。

 

「それでは、始めますね」

 

「倉谷先輩!ビシバシしごいてください!」

 

と、直志が言いだす。

 

(気持ち悪…)

 

と、彰人が思った。

 

「それで、みなさんは、どの科目が苦手ですか?」

 

「俺は数学」

 

「私は全教科」

 

「俺も全教科」

 

「…見ましたよ。学年の成績。

彰人さんはビリから6番目、直志さんはビリから7番目。

杏さんに至っては、ビリから11番目じゃないですか!」

 

「そりゃ、容量と頭の悪さで…」

 

「言い訳は結構です。やるしかありません」

 

「鬼の風紀委員にしごかれるなんて、死んでもご免だ…!」

 

と、彰人の小声の愚痴が聴こえたからか、

チョークが、彰人の顔に飛んできた!

 

倉谷先輩が投げつけただろう。

 

「何すんだよ!」

 

「言い訳は止めてください。やる気が無いなら、出て行ってください」

 

「わかりました」

 

こうして、数学の指導が、3時間にわたり、行われていた。

 

「倉谷先輩って、結構、成績優秀だからね~

私にとっては、頼れる先輩なんだ~」

 

「白石さんも。頼れる後輩が出来て、

先輩として、誇りに思っています」

 

(倉谷先輩…美人で頭いいし、風紀委員…!

おっかねぇ…!)

 

と、直志と彰人が思った。

 

帰り道。直志と彰人が一緒に帰っていった。

 

「はぁ…疲れた…」

 

「俺もだよ」

 

「ここまで、しごかれるなんて、思わなかった…」

 

「ことある事に、注意されるからな…

頭に入る別けねぇだろう…」

 

「えむちゃんに教わりてぇ…!」

 

「覚えにくいと感じる…」

 

期末テスト、大丈夫だろうか?

 

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