俺は友達を作りたい   作:アッシュクフォルダー

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第三十二話 平田直志は星川真凛を心配する

三学期が始まったが、星川真凛が学校に姿を現さなくなった。

 

俺と彰人とよつばは、非常に心配していた。

 

「真凛の奴、学校に顔を出さなくなったな…」

 

「真凛が心配だ!よつばは心配だぞ!」

 

「あぁ、俺も心配で不安だ…何かこう、不穏な気配が感じる…!」

 

だが、彰人が真凛にメールを送っても、返答が来ない。

もう、一週間も経つのに、真凛は音信不通の状態だった。

 

「おい、真凛の家に行くか?」

 

「誰か知っているのか?」

 

「俺が知っている。行くぞ、よつば、直志」

 

「おう」

 

「あぁ」

 

だが、一気に三人行くと迷惑になるかもしれない為、

平田直志が一人で真凛が住んでいる孤児院に行く事になった。

 

孤児院 オガモの家にて。

 

「ま、真凛…!」

 

「直志…!」

 

実に4週間ぶりの再会だった。

 

「あの…彰人やよつばが心配しているから、

学校に来たらどうかな?」

 

「あぁ。兄貴が死んじまって、やるせない気持ちだよ…」

 

「真凛に兄貴なんていたか?」

 

「アクアだ。兄貴はアクアで俺は真凛と名付けられた」

 

「ひょっとして、兄貴って…」

 

「星野アクアだ。そして、俺の本当の名前は星野真凛だ」

 

「…そうだったのか」

 

「あぁ。いずれは言うつもりだったが、こんな形になるとは…!」

 

「俺は真凛が笑って幸せでいられるなら、それで良いと思う」

 

「そうなのか?」

 

「彰人もよつばも、それに俺だって、

それにC組の皆も、真凛の顔が見たいって言っている。

だから、今月中に行ったらどうだ?」

 

「わ、わかった…」

 

後日、星野真凛は神山高校 全日制の1年C組に顔を出した。

 

「真凛!」

 

「真凛!」

 

「真凛!」

 

「会いたかったぞ。真凛」

 

「ただいま。よつばちゃん。

それに…彰人」

 

「何があったか知らねぇが、そういう事だったとは…」

 

「今まで黙っていてごめんね」

 

「どういうことだ?」

 

「よつば、屋上の扉付近に行くぞ」

 

「おう!」

 

星川真凛は星野アクアの弟、だから、真凛と名付けられた。

星川真凛は星野マリンでもあるのだった。

 

それを、彰人やよつばに伝えるのだった。

 

「そうだったのか…!

どうりで、アクアって人と顔立ちや雰囲気が似てるって思ったぜ」

 

「でも、微妙に違う!」

 

よつばの指摘通り。

 

アクアが金髪でも、真凛は青髪。

 

星状の瞳については、

アクアには片目に有るが、真凛には無い。

 

身長。

アクアは172㎝ 真凛は171㎝。

 

と、兄弟とはいえ、顔の部分に違いはあった。

 

「じゃあ、姉貴が…」

 

「星野ルビーだ」

 

「真凛は、兄貴が無くなって、落ち込んでいたみたい」

 

「そうだったのか…」

 

「よつばも悲しいよ…!」

 

「俺も悲しいよ…!」

 

と、みんなで星野アクアの死を悲しんだ。




十五作目とストーリーが重なっている為、そちらも参照に。
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