俺は友達を作りたい   作:アッシュクフォルダー

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第三十五話 不思議なセカイ

愛莉、彰人、寧々、絵名、直志は、大きな木があるセカイにやって来た。

 

「もう、何なのよ…一体!」

 

「び、びっくりした…」

 

「ここは、どこだ?何なんだ、ここは!?」

 

「何だここは…って、何で直志がここにいるんだ?」

 

「俺に聞くなよ…」

 

「ちょっと!なにこれ!まさか、変な場所に飛ばされたとか!」

 

「は?」

 

「ええっ!?」

 

「はぁっ!?」

 

すると、MEIKOも、やって来た。

 

「あれっ?みんな?これは…何だか、凄いことが起きたみたい」

 

後日。カフェにて。

 

愛莉、彰人、寧々、絵名、直志が、集まっていた。

 

「本当にビックリした!まさか、セカイでみんなに会えるなんて!」

 

「それは、こっちのセリフだってば、

こんな近くに4人もいるなんて!」

 

「4人どころじゃねぇだろ。俺等以外にもいるらしいからな」

 

「そう言えば、志歩さん達もセカイを持っているって言うから、

沢山あるかもしれない…」

 

と、寧々が言いだす。

 

しかし、直志はセカイについて、よくわからない様だった…

 

「あの…セカイって何ですか?」

 

「まぁ、直志に言わしたら、そりゃそう言われるか…

そのうち、わかるかもな」

 

「そっか。俺は気が付いたら、その、セカイって所にいただけで…」

 

「なんか、拍子抜けかも。あんな不思議なセカイを知っているのって、

私達だけって、ずっと思っていたのに」

 

「ふふ、その気持ちはわかるけど、こうやって会えるのも、嬉しいんじゃない?」

 

「まぁ、それはね、ミク達のことを、思いっきり話せるし」

 

「でしょ?」

 

「MEIKOって人がいましたね…」

 

「あーそれは、ミクと同じ、バーチャルシンガーだよ?」

 

「バーチャルシンガー?」

 

「俺がいつも歌っている曲だ」

 

「そうだったんだ…」

 

直志は理解に追い付いていない様だ。

 

「でも、せっかく、皆に会えたのに、こうして、

また、元の場所に飛ばされるなんてね…」

 

「俺は夢でも見ていたのか?」

 

「まぁ、そういう感覚が強いかもな」

 

「また、面倒ごとにならない事を願うばかりだ…」

 

と、直志は悲壮的な感情を顔に出した。

 

「直志は、このセカイに来る直前、何をしていた?」

 

「何か、スマートフォンが光って、

眩しいって、目を閉じたら、いきなり、ここにやって来た…」

 

「マジかよ…」

 

すると…

 

「おーい!みんなー!」

 

「って、MEIKO?」

 

「こんにちは。愛莉ちゃん達のセカイのMEIKOだよ!

みんなに、どうしても、会いたかったんだ!」

 

(スゲーキラキラしている…)

 

と、直志は思っていた。

 

「みんな!他のお客様に観られないように、タイミングを狙っているから、

アイドルに、ぬかりはないわ!」

 

「アイドルのMEIKO?」

 

「まぁ、そういう感じね」

 

「アイドルのセカイのMEIKOって、こういう感じなんだね…」

 

「明るい部分は、うちのMEIKOと似ているかも」

 

すると、もう一人のMEIKOがやって来た。

 

「はじめまして!MEIKOよ!わ、ホントに、わたしがもう一人いる!」

 

「MEIKOさん…一体、何人いるんだ…」

 

「うちのMEIKOも…」

 

「いるけど?」

 

「わっ!来てたんだ…」

 

「私は状況を見に来ただけ。勝手に続けて頂戴」

 

「あらあら、ちょっとタイミングが悪かったかしら?」

 

「MEIKOが4人…!?」

 

「こんにちは。彰人くんのセカイのMEIKOよ。会えて嬉しいわ。

よろしくね」

 

「スゲ…」

 

「彰人のMEIKOが一番マトモかもな…」

 

と、直志が言いだす。

 

「私もそう思った」

 

「ねぇーそれは、ちょっと聞き捨てられないわ~?」

 

「そーよ!そーよっ!私達がマトモじゃない言い方じゃん!」

 

「…否定はしないわ」

 

「…」

 

直志はアイドルのMEIKOとワンダーランドのMEIKOに、

圧を掛けられつつあった。

 

「本当に色々なセカイのMEIKOがいるんですね…」

 

「その大きな木のセカイの私は、今頃、どうしているかしら?」

 

「そうね。会えたらいいわね」

 

「私達も試したけど、その木のセカイには行けれないし」

 

「話しを聞いた限り、そのセカイの繋がりは不安定でしょう。

次にいつ行けれるかは、運次第でしょうね」

 

「じゃあ、二度と会えないとか…?」

 

「まだ、わからないわよ!運だったとしても、行けるかもしれないじゃん!」

 

「えぇ!わたし達が会いたがっているって、伝えて欲しいわ!」

 

「わかったわ」

 

「たくさん仲間がいる事は、わかったわ。

みんな、改めて、よろしくね」

 

こうして、直志はMEIKOが4人いて、

その日のうちに、いきなり出会った事で、

驚きと興奮を感じていた。

 

その後、カフェで用事を済ませた後、今日は解散した。

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