愛莉、彰人、寧々、絵名、直志は、大きな木があるセカイにやって来た。
「もう、何なのよ…一体!」
「び、びっくりした…」
「ここは、どこだ?何なんだ、ここは!?」
「何だここは…って、何で直志がここにいるんだ?」
「俺に聞くなよ…」
「ちょっと!なにこれ!まさか、変な場所に飛ばされたとか!」
「は?」
「ええっ!?」
「はぁっ!?」
すると、MEIKOも、やって来た。
「あれっ?みんな?これは…何だか、凄いことが起きたみたい」
後日。カフェにて。
愛莉、彰人、寧々、絵名、直志が、集まっていた。
「本当にビックリした!まさか、セカイでみんなに会えるなんて!」
「それは、こっちのセリフだってば、
こんな近くに4人もいるなんて!」
「4人どころじゃねぇだろ。俺等以外にもいるらしいからな」
「そう言えば、志歩さん達もセカイを持っているって言うから、
沢山あるかもしれない…」
と、寧々が言いだす。
しかし、直志はセカイについて、よくわからない様だった…
「あの…セカイって何ですか?」
「まぁ、直志に言わしたら、そりゃそう言われるか…
そのうち、わかるかもな」
「そっか。俺は気が付いたら、その、セカイって所にいただけで…」
「なんか、拍子抜けかも。あんな不思議なセカイを知っているのって、
私達だけって、ずっと思っていたのに」
「ふふ、その気持ちはわかるけど、こうやって会えるのも、嬉しいんじゃない?」
「まぁ、それはね、ミク達のことを、思いっきり話せるし」
「でしょ?」
「MEIKOって人がいましたね…」
「あーそれは、ミクと同じ、バーチャルシンガーだよ?」
「バーチャルシンガー?」
「俺がいつも歌っている曲だ」
「そうだったんだ…」
直志は理解に追い付いていない様だ。
「でも、せっかく、皆に会えたのに、こうして、
また、元の場所に飛ばされるなんてね…」
「俺は夢でも見ていたのか?」
「まぁ、そういう感覚が強いかもな」
「また、面倒ごとにならない事を願うばかりだ…」
と、直志は悲壮的な感情を顔に出した。
「直志は、このセカイに来る直前、何をしていた?」
「何か、スマートフォンが光って、
眩しいって、目を閉じたら、いきなり、ここにやって来た…」
「マジかよ…」
すると…
「おーい!みんなー!」
「って、MEIKO?」
「こんにちは。愛莉ちゃん達のセカイのMEIKOだよ!
みんなに、どうしても、会いたかったんだ!」
(スゲーキラキラしている…)
と、直志は思っていた。
「みんな!他のお客様に観られないように、タイミングを狙っているから、
アイドルに、ぬかりはないわ!」
「アイドルのMEIKO?」
「まぁ、そういう感じね」
「アイドルのセカイのMEIKOって、こういう感じなんだね…」
「明るい部分は、うちのMEIKOと似ているかも」
すると、もう一人のMEIKOがやって来た。
「はじめまして!MEIKOよ!わ、ホントに、わたしがもう一人いる!」
「MEIKOさん…一体、何人いるんだ…」
「うちのMEIKOも…」
「いるけど?」
「わっ!来てたんだ…」
「私は状況を見に来ただけ。勝手に続けて頂戴」
「あらあら、ちょっとタイミングが悪かったかしら?」
「MEIKOが4人…!?」
「こんにちは。彰人くんのセカイのMEIKOよ。会えて嬉しいわ。
よろしくね」
「スゲ…」
「彰人のMEIKOが一番マトモかもな…」
と、直志が言いだす。
「私もそう思った」
「ねぇーそれは、ちょっと聞き捨てられないわ~?」
「そーよ!そーよっ!私達がマトモじゃない言い方じゃん!」
「…否定はしないわ」
「…」
直志はアイドルのMEIKOとワンダーランドのMEIKOに、
圧を掛けられつつあった。
「本当に色々なセカイのMEIKOがいるんですね…」
「その大きな木のセカイの私は、今頃、どうしているかしら?」
「そうね。会えたらいいわね」
「私達も試したけど、その木のセカイには行けれないし」
「話しを聞いた限り、そのセカイの繋がりは不安定でしょう。
次にいつ行けれるかは、運次第でしょうね」
「じゃあ、二度と会えないとか…?」
「まだ、わからないわよ!運だったとしても、行けるかもしれないじゃん!」
「えぇ!わたし達が会いたがっているって、伝えて欲しいわ!」
「わかったわ」
「たくさん仲間がいる事は、わかったわ。
みんな、改めて、よろしくね」
こうして、直志はMEIKOが4人いて、
その日のうちに、いきなり出会った事で、
驚きと興奮を感じていた。
その後、カフェで用事を済ませた後、今日は解散した。