俺は友達を作りたい   作:アッシュクフォルダー

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第三十九話 異世界に閉じ込められて

MEIKOと、彰人、寧々、愛莉、絵名、直志で、最後の想いの欠片を探していた。

 

すると、寧々が…

 

「静かにっ!」

 

「ど、どうしたの?寧々ちゃん?」

 

「あそこにライオンが!」

 

「はぁっ!?」

 

黒いライオンがいる。

 

「何だか、さっきのと違って、動かないわね」

 

「それなら、あっちから、遠まわりした方がいいんじゃ…」

 

「いや、見た所、迂回は出来ない。

川に囲まれているのが目立つからな…」

 

「ど、どうすれば…!?」

 

(川から迂回する方法もあるけど、それでも、リスクは高い。

でも、あんまり、モタモタしていたら、

どこかに飛ばされる可能性がある。ゲームの時だったら…でも…)

 

すると、愛莉が…

 

「寧々ちゃん。方法がもしあったら、言って欲しい」

 

「え?」

 

「今、何か言いたいような顔をしていたから、

もし、何かアイディアがあったら、言って欲しいわ」

 

「あ…ゲームだったらなんですけど…

倒せないモンスターがいるけど、その道を通りたいときは、

陽動をするんです」

 

「陽動?」

 

「例えばですけど…MEIKOさん以外の5人で、あのライオンを攪乱させて、

声をしっかり聴きとれる、MEIKOさんだけ、先に行ってもらうとか…」

 

と、寧々が提案する。

 

「そうなのか…!」

 

「それで、MEIKOさんが発生源を見つけ出して、戻れば良し。

もし、それでも、帰れなかったら、

背後の森に逃げ込んで、合流するみたいな…!

少し行き当たりばったりですけど、

でも、みんなで通るよりはマシかもしれません…!」

 

「まぁ、森なら木に登って、回避する案もある位だからな…」

 

「そうね。やってみる価値はあるわ。

いざとなったら、アイドルの一撃をお見舞いしてあげるわ!」

 

「アイドルの一撃…!?」

 

「まぁ…みんなでやるなら…」

 

しかし、MEIKOは納得しない。

 

「でも、みんなを危険な目に遭わせたくないわ…」

 

「しかし、他に手段は無いからな…」

 

「えぇ!ここは、みんなで力を合わせて頑張りましょう!」

 

「…!はいっ!じゃあ、今から、フォーメーションを考えます。

足の速さや木に登れることを考慮すると…」

 

寧々の提案もあって、数分後…

 

「じゃあ、最後にもう一回。段取りを確認しますね」

 

「最初に彰人くんと直志くんが、木の上から、石を投げて、注意を逸らす。

これで、ライオンがあっちに行ってくれたら、ベストです。

もし、留まったり、近づいたら、一気にバラバラに逃げます。

多分、誰か一人に狙いを定めて襲い掛かってくるため、

そうしたら、他の3人が、石や木をアイツに投げつけてください。

誰かが絶えずに引き続けるようにして、

その間に、隠れていた、MEIKOさんに進んでもらいます」

 

「わかった」

 

「よし。やるぞ!」

 

「くれぐれも気を付けて。少しでもダメになったら、すぐ逃げて欲しいわ」

 

「た、多分そうなると思うけど…が、頑張るね…」

 

と、絵名は自信が無い状態である。

 

「それじゃあ、そろそろ、やりましょうか!」

 

「はい!」

 

ライオンのモンスターをどうにかするためにも、行動した!

 

(立ち上がった!できれば、そのまま、石の方に進めばいいけど…)

 

(そう簡単には、いかないわね…)

 

と、寧々と愛莉が懸念を持っていた。

 

「こっちに来たな。よし」

 

「おい!こっちだ!」

 

(二人共、上手に逃げてる。よし、今なら…!)

 

「MEIKOさん。行ってください!」

 

「えぇ!」

 

愛莉が注意を引き付ける。

 

「次はこっちよ!」

 

(イイ感じ。誰を捕らえたら良いのか、わからない状態みたい。

MEIKOさんは…?何とかなりそう。

もうすぐ、通れそう。なら、わたし達は、もっと引き付けて…)

 

「あれっ?今の声は…?あっちにもう一匹いる!?」

 

(どうしよう。完全に予想外…!)

 

と、寧々が困惑していた。

 

(このままじゃ、MEIKOさんが…!)

 

「あ…!ちょっと、どっち見ているの!?

こっちだってば!」

 

(マズイ…!ライオンのモンスターが、MEIKOさんに気付いた…!

このままじゃ、挟み撃ち…!どうしよう…!)

 

「ちょっと、目の前の私たちを何で無視する訳!?」

 

と、絵名も困惑していた。

 

「そうよ!こっちよ!こっち!」

 

と、愛莉が言いだす。

 

「見向きもしないのか…」

 

「このままじゃ、MEIKOさんが、ヤバイ!」

 

と、彰人と直志も困惑…!

 

(どうしよう。終わった…!?わたしのせいだ…!

このままじゃ…動揺してパニックになったら、ダメ!)

 

と、寧々がどうにかしようとする。

 

(その次を考えないと!もう、勇気を持っているから!)

 

「そうだ!」

 

と、寧々が行動を移す。

 

「ちょっと、草薙さん!?」

 

「なんで、ライオンのモンスターに突っ込んで…?」

 

と、愛莉と彰人と直志が寧々の行動に驚きを隠せない。

 

「MEIKOさん!」

 

「寧々ちゃん…どうしてここに?」

 

「わたしの方に、全力で走って!

今、目の前にいるヤツを引き付けながら!」

 

「え?でも、それじゃあ、挟み撃ちに…」

 

「大丈夫だから!走って!」

 

「ほらほら、こっちまで来なさい!」

 

と、MEIKOがライオンのモンスターを挑発した。

 

ライオンのモンスターを引き付ける、寧々とMEIKO。

それを見る、直志、彰人、愛莉、絵名。

一体どうなる…!?

 

 

 

 

 

 

 

 

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