MEIKOと寧々が、ライオンのモンスターを引き付けていた。
「MEIKOさん!合図したら、すぐに左に大きく飛んで!」
「えぇ、わかったわ!」
「いくよ!1,2の…3っ!」
と、寧々とMEIKOが大きく飛んだ。
「正面からぶつかって、倒れちゃったわ…?」
「何とかなったな…」
すると、寧々が
「みんな!全力であっちまで、走って!」
と、彰人、直志、愛莉、絵名は、寧々とMEIKOの元まで向かった。
気が付いたら、砂浜に来ていた。
「どうにか、逃げ切れたみたいだね」
「よ、よかったぁ…」
と、寧々が倒れかける。
「あ!ちょっと、大丈夫!?」
「は、はいっ…!ちょっと、気が抜けて…!」
「そりゃ、そうなるよね…私だったら、倒れてそう…」
「にしても、本当によく思い付いたな…
あのモンスターを正面衝突させようとするなんてな」
「あはは…我ながら、大胆な行動だったよ…」
「まぁ、普段はこういう事をしているからかな…?」
「そりゃ…説得力があるな…」
「はぁ…はぁ…」
「本当にありがとう。寧々ちゃん。最後の声に辿り着きそうだわ」
「ふふ、役に立てたら、よかった。
あ、それより、MEIKOさん。声は聴こえる?」
「えぇ、聴こえているわ。波の音に混ざって…」
MEIKOが探し出す。
「あっちよ!行きましょう!」
「はいっ!」
しばらく歩くと…
「ここら辺が発生源だと思うわ」
「でも、特に何も見当たらないわね」
(声は聴こえるのに、発生源になりそうなのが無いわね…
どこかの空間から、発生しているのかしら?
それとも…)
しかし、MEIKOは…
「ダメね。波の音で、上手く、聴こえなくなったわ。
この波の音も、さっきのモンスターみたいに、
私たちを近づけさせないためかしら…もしかして…!」
と、MEIKOが海に潜る!
「ちょっと!MEIKOさん!急に海に潜ったら、危ないよ!
濡れちゃいますよ!」
「大丈夫よ!少し待っていて!」
「えっ!?ちょっと、MEIKO!どうして、海の中に!?」
「やっぱり、光る物があったわ。もう一度…」
と、MEIKOが発生源を見つけた。
「MEIKOさん!大丈夫!?」
「はぁ…はぁ…何とか見つかったわ…!」
と、発生源をMEIKOが発見した。
「そのケースに入っているのって…」
「これは…漫画の原稿!?」
「でも、濡れていない…」
「想いの欠片の象徴みたいなもの。
だからかもしれないわ。声がしているのは、ここからよ。
何か聴こえるわ。ずっと、何かを言っているわ。
まだ、途切れている部分が目立って、
ちゃんとは聴こえないけど…」
と、MEIKOが語りだす。
何かを感じたと。直志は思った。
「何か聴こえてくるわ!」
「これは…」
「聴こえづらいな…」
「きっと、とても…」
「あっ!」
「なんで、ここにモンスターが!?」
と、ライオンのモンスターが再び目の前に!
「またかよ…!?」
「逃げなきゃ!って、え?動けない…!?」
「もしかして、この原稿を持っているから!?」
「MEIKO!早く逃げないと!」
「先に行ってて頂戴!」
「えっ!?」
「で、でも…」
「この想いを聴いたら、後を追うわ!先に行ってて頂戴!」
と、MEIKOが言いだす。
「その言葉を信じるわよ!MEIKO!
後を追ってこなかったら、一生許さないわ!」
と、MEIKO以外の面々が逃げる。
そして、残ったMEIKOが…
(もう一度、聞かせて。あなたの想いを)
必死に想いを聞く、MEIKO。一体どうなる…!?