転校生♂と根暗♀   作:こーりん(こうりん)

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楽しんでいただけたら嬉しいです!ではどうぞ!


転校生♂と根暗♀【前編】

「本日からこのクラスで一緒に勉強させていただく、【四十万謙太(しじまけんた)】です、よろしくお願いします」

 

俺は今日、この時間から、この一陣高校2年D組のクラスメイトとなった。

 

転校生と言うものはそれはもう珍しいものらしく、俺は転校初日『どこから来たの!?』『四十万君ってかっこいいよね、前の学校でもモテたんじゃない?』『ねぇ、ねぇ、女の子のタイプとか教えて!』など女子からの質問多目だった。

 

そして、俺の目に入ったある一人の女の子、窓際の一番後ろ、その子の名前は【九山京子(くざんきょうこ)】と言うらしい、その子は俺に目もくれず、ずっと自席で本を読んでいた、とても不思議な子だなぁ、と思っていた。

 

そして、友達も出来、和気藹々と学校生活を楽しみながらも、この学校に転向して来てから約2ヶ月が経った。

 

「なぁ、佐久間」

 

「ん、どうした謙太」

 

俺は昼休みに廊下の窓際に背中を預けながら、彼、【二芽佐久間(にがさくま)】に話しかける、この高校に転校して来てから初めて出来た友達だ、今では親友とも言っていいかもしれない。

 

彼とはひょんな事から話が合い、いつの間にか一日のほとんどを彼と一緒に居る仲にまでなっていた、好きな女優の話や新作映画の話、時には喧嘩をすることもあるが次の日にはそれぞれが自分の非を詫びていつも通り笑いあう、そんな仲だ。

 

「彼女ってさぁ」

 

「彼女って誰だよ」

 

そう言って俺は彼女、九山さんを指差しながら佐久間に言う。

 

「あぁ、九山さん、彼女って、なんでいつも一人で本読んでるんだ?」

 

「あぁ、アレはなぁ、話すとチョット長いんだけどな、俺は去年もクラス同じだったから知ってるけど、彼女ってかわいいだろ、で、入学当時から色んなやつ等がさ彼女に話しかけるんだけどさ、それがな、誰が話しかけても生返事や無視なんだよ、それで俺は思ったんだ、たぶん俺らみたいなガキには興味ないんだなぁ~ってさ」

 

「そう・・・なんだ」

 

佐久間は呆れたように九山さんの事を語る、このとき俺は思ったんだ、『これはアレなのだろうか、根暗なのだろうか、それともコミュニティ障害なのだろうか』と、その日から俺は自分の中で彼女【九山京子】を【根暗女】と呼ぶようにした。

 

失礼極まりないことである。

 

 

 

 

「本日からこのクラスで一緒に勉強させていただく、【四十万謙太】です、よろしくお願いします」

 

今日、この学校、このクラス、一陣高校2年D組に転校生なる者が来た。

 

はじめの頃は少し興味があった、でも、彼【四十万謙太】も他の男性と変わらない。

 

《恋を求める少女》というのはすこし中二病臭いだろうか、でも私という存在は今までの人生で『恋』と言うものをしたことがない、だから私はいつも恋愛小説なるものを読んでいる、正直参考になったことは無いけどこれが意外と面白いのでほぼ習慣になっている。

 

別段男性が嫌い、汚らわしい、などの気持ちはない、いや、すこしはあるのかもしれないけどたいしてそんなことを思ったことが無いし、思おうとも思わない、しかし、男性というものは間が悪い。

 

私は先ほども言ったようにいつも本を読んでいる、そして私は一度読むと完全に集中するタイプのようでで授業のチャイム以外ではあまり反応しない、だからだろうか、私はいつの間にか『一人』だった。

 

自分で言うのもなんだが私は容姿端麗、成績優秀、運動は人並みである、胸の事は言わないで頂きたい、これでも頑張ってはいる、勉強とは違って物分りの悪い胸だ・・・!

まったく!

 

そんな私だが、一人孤立した人間、しかも無愛想、そんな人に今更誰が 話しかけよう等と考えるのか、それこそ私に話しかけた子が孤立してしまうかもしれない、『何故あんな変人に声を掛けた、お前もあいつと一緒じゃないか』と。

 

さらに、もう高2にもなり、他の子たちはそれなりに『友達』や女の子なんかではよくある『グループ』などが出来る、もう私などに興味を持つ人間などこの学校にはいないだろう、なので私は彼【四十万謙太】こと『転校生君』が来たときは正直『期待』した、転校生君とは私が勝手に名付けた物だ、自分では結構気に入っていてなかなかのネーミングセンスではないかと自負していたりする。

 

後々気付くが酷い。

 

しかしながら何故私が彼に期待したかと言うと、彼は私を知らないからだ、なにも知らないかわいい子が居れば話かけるのが恋愛小説などではよくありがちだ、しかし、転校生君が私に声を掛けてくれる事は一度もなかった、それもそうだろう誰が一人孤立している人間に好き好んで話しかけたりするだろうか、そんな非日常はありえないのだ、と少し落ち込んだ、ほんの少し。

 

だが、転校生君が来てから約2ヶ月経ったある日の放課後、その日は小説の続きがとても気になる最大の盛り上がる部分だったので家には帰らず学校で読むことにした。

 

そして私は自席で夕日に当てられながら小説を読んでいると。

 

 

「なぁ、何故九山さんはいつも本を読んでるんだ」

 

 

転機がやって来た。

 

 

 

 

「なぁ、何故九山さんはいつも本を読んでるんだ」

 

声を掛けてしまった、これは確実にミスだった、佐久間から聞いてた筈なのに俺は根暗女に『声』をかけてしまった、しかし。

 

パタンッ

 

『音』がした、それは誰も聞いたことの無い『音』、本を『閉じる音』。

 

「本・・・読んでた」

 

俺は内心ものすごく驚いていた、と思う、正直憶えていないけど、佐久間から聞いた話と違っていた、だから、たぶん、驚いてはいたんだと思う。

 

「そうなんだ・・・」

 

会話終了。

 

どうしよう、根暗女も完全に黙ってるし、俺も何を言っていいのか皆目見当も付かない、こういう場合は本当にどうすればいいんだ、こんな状況は初めてだ、そもそも何故俺は根暗女に話しかけようなんて思ったんだ・・・。

 

 

 

 

「うわぁ~~~、今日も学校終了~~~・・・うしっ!」

 

転校して来てから約2ヶ月とちょい、この日俺は掃除当番で教室の方に佐久間を待たせてある、今日は佐久間の家で久々に遊ぶ約束をしたのだ。

 

そうこうして掃除も終わりトイレに立ち寄って携帯を見るとメールの着信があった、誰だろうと開いてみると。

 

「(ん、佐久間からメールか)」

 

文面はこうだ、

 

『わりぃ、急用が入ったから先帰るわ』

 

まぁ、別にいいんですけどね、べ、別に寂しくなんかねーし、などと思いながら返信して、トイレから出る。

 

「(俺もとっとと帰りますか・・・)」

 

トイレから教室に向かいカバンを取りに行くと、根暗女こと九山さんが居た。

 

何をしているのかとすこし覗く感じで見てみると、案の定読書であった、完全に集中しているのか俺の存在にはまったく気が付いていない、俺はそのまま帰ろうと思った、しかし、足が動かない、目の前には夕日に映える黒髪の美少女、そして、俺はその件の美少女、根暗女に『声』を掛けてしまった・・・。

 

 

「なぁ、何故九山さんはいつも本を読んでるんだ」

 

 

 

 

 

 

そして、先ほどの沈黙から5分、俺と根暗女の口からは何も発せられない。

 

さらに5分が経過したころに根暗女が口を開いた。

 

「あの・・・」

 

「な、なんですか」

 

俺は明らかに動揺していたし、汗が全力疾走した後以上に出ていた、びしょびしょである、そんな俺に根暗女は話し掛けてくれた。

 

「なんで私なんかに・・・その、話し掛けたりなんかしたんですか・・・」

 

「それは・・・」

 

言える筈が無い、『夕日に照らされた君が余りにも綺麗だったから』なんて。

 

そして、咄嗟に口から出た言葉が・・・。

 

「なんでだろう・・・」

 

「えっ・・・・・・」

 

根暗女の顔は完全に呆けていた、それもそうだろう、突然声を掛けられ、さらにその理由が本人にもわかっていないのだから、まったくどうしようもない状況だった。

 

でも、俺達は、

 

「くっ・・・ははっ、はははははっ!」

 

「ぷっ・・・あははははははははっ!」

 

自然と笑っていた。

 

 

 

 

あの日の放課後、『声』を掛けてくれた転校生君には感謝してる、だって、始めてこの学校に入って『笑う』ことができたから。

 

あの放課後の出来事から私と転校生君はよく放課後の教室で世間話など趣味の話しなどをしている、はじめは転校生君も『他の男性と同じ』と思っていた、でも、『他の男性とは違った』のだ、彼、四十万謙太は、私を、私の事を表に出してくれた人なのだ。

 

 

 

 

あれから月日は経ち、今は夏休み前の学校で授業を受けている。

 

ミーン ミーン ミーン

 

「(暑い・・・・・・)」

 

ミーン ミーン ミーン

 

「(セミがうるさい・・・・・・)」

 

俺が転校して来てから四ヶ月が経とうとしていた、あれから根暗女とはよく喋ったりしている、最近では放課後だけではなく普通に皆がいる時でも休み時間などに佐久間も加わって3人で居ることが多くなった、始めは佐久間も根暗女のことをあまりいい感じには思っていなかったが喋っているとわかったのか「意外と普通なんだなぁ、しかも可愛いし!」なんて言って来て、俺は少し呆れてしまったのは内緒だ。

 

キーン コーン カーン コーン

 

そして今日も頭の痛くなるような授業も終わった。

 

 

 

 

彼、転校生君と出会ってからというもの、総てが、とまでは行かないが中々うまくいっている、今では【二芽佐久間】も私の友達だ、当初彼は私に不信感のような物を抱いていたのか顔を合わせるとあからさまに嫌そうな顔をした、第一印象は「(こいつ最低だな・・・)」である、今思うとどっちもどっちである。

 

ある日の放課後、私と転校生君とで古本屋に来ていた。

 

彼、四十万謙太こと転校生君とは偶然と言うかなんと言うか、帰り道が一緒だったりする、二芽君の家は私たちと逆の方向にあって帰りはいつも違っている。

 

その日は私が読んでいた本が読み終わり、私が転校生君に今日は古本屋に寄るから先に帰ってもいいと言うと転校生君は「俺も付いて行っていいかな?」と言ってきたので2人で行くことになった。

 

ここは商店街の路地裏にある古本屋、その名も『本の虫:百足(ムカデ)』である、私はよくここに来る、古本で安いし質は良い、だから私はここが好きだ、雰囲気も良い、いい事尽くめな店だ。

 

そこで私は『ある物』を見つけた、表紙にも何も書いておらず裏表紙に【三田木枝里】(みたきえり)と書いてあるノートだ、中身を見てみるとどうやら日記だった、日付は書いていないようだ、レジ前にいるおじさんから少し隠れて読む。

 

 

『私は彼は好き

 でも彼は私なんて知らない

 それでも私は彼が好き

 でも彼は・・・私を知ることはない』

 

 

一番初めのページ、たったの四行、なんだか切ない、そんな気持ちになった。

 

私は日記を元あった本棚に戻そうとした、しかし、戻そうとした手が不意に止まった、何故かこの日記を手放すのが嫌になった、この日記を書いた彼女のことがもっとしりたくなったのだ。

 

そして私はこの店の店主、通称おじさんに日記の事について聞いてみることにした。

 

「あの、おじさん・・・これ何ですか?」

 

するとおじさんは少し、ほんの少しだけど、驚いたような顔をしていた。

 

「とうとう京子ちゃんもソレを見つけちゃったかぁ・・・」

 

そういうおじさんは「やれやれ・・・」と呆れてる感じだったけど少し笑っていた。

 

「京子ちゃん」

 

「あっ、はい・・・!?」

 

「その日記、上げるよ」

 

そういうおじさんの顔は優しい微笑みでした。

 

「え、でも・・・」

 

「いいのいいの、持ってっちゃって、どうせ『戻ってくるから』」

 

戻ってくる?戻ってくるとは一体どう言うことだろうか、私がここにまた返しに来る、それとも落としたときに誰かがここへ持って来る、はたまた猫や犬が持って来るとか・・・それはないか。

 

などと考えていると、おじさんが口を開いた。

 

「その日記ね、おじさんの『知り合い』の人の日記なんだ・・・」

 

そんなことを言うおじさんの顔は、何処か懐かしむような悲しいような、そんな顔をしていました、そしてまたおじさんの表情が笑顔に変わると。

 

「すこし、昔話をしてあげるよ・・・」

 

おじさんが言う。

 

―― 昔、この町には、少し不良な男の子がいた。

 

―― 昔、この町には、だいぶ内気な女の子がいた。

 

―― 女の子は、男の子が好きだ。

 

―― しかし、女の子には『勇気』がなかった、もし好きだと言って断られでもしたら、そう考えるだけで生きた心地がしなかった。

 

―― 男の子は、一人だった、いつも一人、友達といえる人も居なければ、家へ帰っても一人、両親は居る。

 

―― しかし会話がない、鉢合わせない、両親は共働きだった、金銭面で苦労してるわけではなかった、むしろ逆である、仕事が忙しいのである。

 

―― そんなある日、女の子は放課後に学校の屋上へと来ていた。

 

―― そんなある日、男の子は放課後に学校の屋上へと来ていた。

 

―― 普通に考えて出会うはずのない二人が出会った。

 

―― 奇跡に近かった、どうして出会ったかなど二人にはわからない。

 

―― これはもしかすると奇跡なのかもしれない。

 

―― 女の子は男の子が居る事に気が付いていない。

 

―― 女の子は知らない、だから呟く・・・「夕日が綺麗」・・・と。

 

―― そして、男の子はそれに答える・・・「そうだな」・・・と。

 

―― 女の子は吃驚しただろう。

 

―― 誰も居ないと思っていたのだ。

 

―― いる筈がないと。

 

―― しかし居た。

 

―― 女の子は吃驚して動けない。

 

―― 男の子も少し気まずそうだ。

 

―― その日は男の子が逃げるように屋上を後にした。

 

―― 次の日、女の子が屋上で食事をしていたのを男の子が発見し、声を掛けた。

 

―― 「なんでこんな所で飯食ってんだ」と

 

―― すると女の子は「・・・・・・」何も喋らない。

 

―― 男の子は、まぁいいか、と言いながら女の子の隣でパンをかじる。

 

―― 女の子はと言うと無表情、でも内心は違う、緊張、困惑、愛。

 

―― 好きな男の子が今隣で昼食を取っている。

 

―― それだけで女の子は満足だった。

 

―― 月日は流れる。

 

―― 知り合ってしまえば人と人だ、仲良くなるのに時間は掛からない。

 

―― そして、男女である。

 

―― 女の子は元より男の子が好きだった。

 

―― 男の子は女の子が好きになった。

 

―― 何をするでもなく。

 

―― だた一緒にいるだけで。

 

―― だた隣にいるだけで。

 

―― だた同じ時間を過ごすだけで。

 

―― 二人は満足だった。

 

―― そして季節はめぐり、男の子と女の子は社会人となった。

 

―― 結婚を約束していたわけではない。

 

―― では、付き合っていたのかと聞かれるとそうでもない。

 

―― ただ同じ時間を過ごしただけ。

 

―― それだけだった。

 

―― 男の子は父親の会社を継いだ。

 

―― 少し不良ではあったが学はあった。

 

―― そして、男の子から大人へと成長し、大手企業の社長になった今なら言える、そう決意し。

 

―― 女の子に会いに行った。

 

―― もう何年たってるかわからない、女の子はもう憶えていないかもしれない。

 

―― でも、もし覚えていてくれたら。

 

―― そう想い、そう願い、男の子は女の子の家へと足を運ぶ。

 

―― しかし、運命とは残酷であった。

 

―― もう、女の子はこの世には居なかった。

 

―― 不慮の事故。

 

―― 男の子は絶望した、何故俺は彼女の傍にいなかったのか、何故彼女から離れたのか、何故彼女に一言『好きだ』と言えなかったのか

 

―― 女の子の両親はこう言った、あの娘は最後まであなたの名前を呼んでいましたよ、と。

 

―― 男の子は泣くことしか出来なかった。

 

―― 男の子は女の子の両親からある物を渡されていた。

 

―― それが、女の子の日記である。

 

―― しかし男の子にはソレを読むことは出来なかった。

 

―― 会社を辞め、総てを捨てて、男の子は自殺しようとした。

 

―― しかし、ふと思い出した。

 

―― 女の子の日記を。

 

―― 男の子は決死の思いでその日記を読んだ。

 

―― そして涙した、それは比喩表現でもなんでもなく滝のように溢れ出した。

 

―― 日記の最後のページにはこう書かれていた。

 

―― 『いつまでもあなたの事を愛しています』

 

―― そして、男の子はひっそりと店を構えて生活を始めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「はい、おしまい、あんまり面白くないでしょ」

 

ははは、と笑うおじさんに私は何だか不思議な気持ちになりました、このお話はきっと・・・。

 

「お、もう散歩は終わりか『エリ』」

 

そう言うとおじさんは、どこからか入ってきた猫を抱えて撫で始める。

 

「ん?もう買ったの?」

 

おじさんと猫を眺めていると後ろから転校生君が話しかけてきました。

 

「あ・・・うん」

 

「そっか」

 

「うん、じゃあもう行こっか」

 

そう言って私はおじさんに挨拶して帰り道を転校生君と歩く。

 

 

 

古本屋からの帰り道、根暗女がなんだか元気が無いように見える。

 

なにかあったのだろうか。

 

少し心配だった。

 

心配?

 

何故心配なのだろうか。

 

考えても分からないので聞いてみることにした。

 

「大丈夫、顔色悪いよ?」

 

そういうと根暗女はまるで空元気のようにこう言う。

 

「大丈夫だよ、平気」

 

そう言う根暗女の笑顔は少し見ていて胸が締め付けられる、何故だかわからないが帰っている間もずっともやもやしていた。

 

そして根暗女を家まで送ると。

 

「それじゃあ、また学校で」

 

「うん、それじゃあね」

 

そう言い、自分の家へと帰る。

 

帰る途中でもう一度考えた。

 

どうして根暗女のことが心配になったのか、それはもちろん人間であれば誰かが怪我や顔色が悪いと心配するものだけど、なんだか違う、そう感じた、その日は考えてもわからないと思いすぎに寝ることにした、何故だか不思議と良く眠れる夜であった。

 

次の日の学校。

 

一日たってもわからないので少し放置気味だが常に気にはなっている。

 

「おはよう」

 

すると根暗女の声がしたので振り向く。

 

「おはよう、昨日は大丈夫だった?」

 

根暗女にそう返す。

 

「大丈夫だよ、心配してくれありがとう」

 

根暗女の笑顔が返ってきた、昨日とは違う満面の笑顔。

 

何時の間にか考え事を忘れて、根暗女の笑顔の事ばかり頭に浮かんでいた。

 

根暗女や佐久間と過ごす日常。

 

三人だけだけど、とても楽しい日常だ。

 

そして、学校は夏休みに入った。




色々と全体的に修正を加えました
後編?中篇?になるかまだわからないですが絶賛執筆中ですので是非お待ち願います!
は?1年間も待たせて置いて何を言っているんだ貴様わ、と思うのもごもっともですがどうかお待ちください!

では修正した部分に問題点、批判、などありましたら是非感想など送ってください!
参考にさせて頂きます!

では次は後編?中篇?で!
次回もよろしくお願いします!
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