湖に浮かんだ小さな船の上、地平線が霞む薄い霧の中、ユズリハの声が響いた。
「まったく兄さんときたら。あまりにもふざけていると思わないか、なあソマリ!」
大きな声は水面を、大げさな素振りは船を揺らす。生じた波は船から垂らす釣竿を泳がせて、水中の疑似餌を生きているかのように躍らせた。
けれども魚は惑わされず、どれも全力で逃げて行く。ユズリハの声も素振りも、それほどまでにうるさかった。
釣りを始めて一時間、ようやく食いつきかけた魚を見送ったソマリは溜息と共に相槌を打つ。
「……俺に、どんな反応を求めてるんだ?」
「共感! あっでも、あんまり兄さんのこと馬鹿にするなよ、むかつくから」
「………………はぁ」
二週間をかけて全十回行われる迷宮同行訓練。様々な事故を起こしつつも辛うじて無事に進行し、今回でとうとう九回目となった。
それだけの時間を共に過ごせば、否が応でも互いに慣れていく。ユズリハは初日よりも遥かに馴れ馴れしくなり、あれだけ拒絶していたソマリの方も今ではある程度受け入れてしまっていた。
彼が自分に呆れながら水面を覗いても、魚の気配はまるでない。うるさいのはユズリハの声のみ。湖は静かなものだった。
迷宮のものでも魚は音を嫌う。そしてこの分だとユズリハはしばらく黙らないし魚も帰ってこない。過去の経験から釣果を諦めたソマリは、握っていた釣竿を脇に置いた。
「ところでお前の爺さん、とんでもない人間嫌いらしいが」
「あ、ああ。恥ずかしいことにそうなんだが、えっと、すまないな」
「関係ないからどうでもいい。それよりもそんな爺さん、いったいどこに住むんだ?」
自然と言えば自然で、不愛想なソマリがしていると考えれば不自然な質問。その違和感にも、彼の瞳の奥底へ潜む感情にもユズリハは気づけない。一方的に友人だと思っている相手が興味を覚えてくれた、などと呑気に喜ぶだけだった。
だから彼女は何も考えず、送られた問いへ素直に答えを返す。
「なんでも、新しく出来た友人の家らしい」
「友人?」
「ああ。とても偉大な研究をしているエルフの『錬金術師』と出会えたとかなんとか」
『錬金術師』。その言葉が出た途端、ユズリハでさえ分かるほど彼の表情が大きく歪んだ。
「……気を付けろ。『錬金術師』にろくな奴はいない」
「おっなんだ。お前も偏見か?」
「偏見じゃない、事実だ。あいつらは人を壊すのをなんとも思っていない、正真正銘の屑ばかりだ」
更に感情を抑えきれない憎々し気な口調が続く。彼女には見覚え、聞き覚えがあった。人間について語る時の彼女の祖父、ホリーとよく似た雰囲気を彼女は感じていた。
どれも幼い頃より見慣れたものだ。だからこそ彼女は取るべき対処を熟知している。
「そっかー。じゃあお祖父さまにも言っておかないとなー」
すなわちスルーである。
続いて肩透かしの反応にソマリの気が削がれたのを確認し、まったく関係の無い話題へとすり替える。これこそは彼女が兄より習った差別偏見逸らしの術だった。
「にしてもまぁ、暇だなぁ。訓練なのにこれでいいのか?」
「釣りなんてそういうものだろ」
エルフの里の近くにも川は流れており、もちろん釣りの文化もある。けれどもユズリハは釣りよりも手掴み派、もう少し文明的にしても追い込み漁派だ。
迷宮一層を訪れてから一時間。今の今までは言われるがまま釣りをしていた彼女だったが、とうとう我慢の限界が訪れてしまう。静けさに、じっとしていることに飽きた彼女は、エリーが知れば頭を抱えるような暴挙に出た。
「『竜骸』さーん! ちょっといいかー!?」
「なっ」
予想外の呼びかけにソマリが声を漏らすのと、『竜骸』が彼らの前に着地したのはほぼ同時だった。目にも止まらない速度にもかかわらず波は立たず、湖へ沈むはずの足は摂理に反して水面を踏みしている。
理不尽極まりない、恐怖すら覚える光景。唯一ユズリハが安心して見ることが出来たのは、表情こそ見えないもののどこか恥ずかし気に横抱きされている助手、アリスの姿のみだった。
「どうした」
「今日って、このままずっとここで釣りなのか?」
「今回の『湿地』は巨大な一つの湖だ。他の活動は難しい」
「じゃあ潜るとかは? ここ深そうだし」
「専用の装備と訓練が必要となる。どちらもここにはない」
夢幻迷宮は再編の度に形を大きく変える。その際一層『森』の中で最も顕著な変化を見せるのがここ、現在『竜骸』達の活動している『湿地』だ。
現在の湖以外にも湿原や川、沼地など、湿地という単語から連想される地形はこれまでの歴史でおおよそ確認されている。どの地形も共通するのは水で満たされていること、霧が絶え間なく発生していることだ。
そのため『湿地』での活動には事前の調査と準備、今回であれば小舟の調達と点検など、が必要不可欠となる。どちらかを欠かした者は、多くの場合霧の中へと消えていく。
「分かった。教えてくれてありがとう」
ユズリハの礼を背で受け、『竜骸』は音もなく消えるように立ち去る。霧が立ち込める湖という状況もあって、助手さんがいなかったら絶対幽鬼と見間違えてたな、などと彼女は内心呟いた。
一方ソマリは『竜骸』とユズリハのやり取りを、口をぽかんと開けて眺めていた。ようやく気を取り直した際、彼が感じたのは焦りと動揺、彼女への呆れ、加えて少量の感心である。
「……お前、『竜骸』相手によくあんな気安く出来るな」
「これだけ一緒にいれば少しは慣れるさ。もちろん今だって怖いは怖いけど、『竜骸』さん私たちの教官だろ? 聞きたいことは聞くべきだし、それに聞けば普通に答えてくれるじゃないか」
「それは、そうだが」
理屈で語ればユズリハの言う通りだ。それはそれとして、そうともいかないのが人情でもある。また、意味不明なことがあれば理由を知りたくなることも人情である。
ソマリの口ぶりからなんとなくそれを察知した彼女は、思いつくままに答えを口にした。
「前にも似たような雰囲気の方とお会いしたことがあるというか、命を助けていただいたたことがあるんだ。それでこう、なんというか耐性みたいなものがあるのかもな」
「あれと似た雰囲気? そんなの、存在するのか?」
「ああ。私たちエルフが崇めている白銀の女神様、シロガネ様だ」
聞き覚えの無い名前、神の名にソマリは首を傾げた。
現在大陸の人類社会に広がる神話、宗教は聖教『トラゴエディア』が大半を占めており、学の浅い彼はそれ以外の教えを知らない。関係の断絶しているエルフのものとなれば、まったく理解が及ばないのも当然の話である。
そしてそれはエルフの側、ユズリハからしても同じことだ。
「確か人間はせ、せい」
「聖教か?」
「そう、聖教。そこの、で、でみぐらす? とかいうのを信仰しているんだったか」
「デミウルゴスだ。聖王騎士団の前でそんなこと言ったら叩き切られるぞ」
「そうそうそれそれ。あっソマリはどうだ、信じてるのか?」
ソマリの言う通り信心深い者であれば眉を顰める、狂信的であれば剣を握ることをユズリハは何の気なしに問いかける。そしてそれに対する彼の答えもまた、聖教徒の非難を買うものだった。
「……信じていない。あいつらの語る神なんて、絶対にいない」
しかし、それ以上の怒りが彼の声には籠っていた。
「それがどうしたんだ」
「神様の話は揉めるから慎重にした方がいいですよって、エリーに言い含められてたの忘れてた。まあソマリは信じてないみたいだし、大胆に行っても平気だったな」
「……はあ」
馬鹿の返事に怒りが抜け、代わりに呆れ交じりの溜息が深く深く漏れる。
基本的にユズリハの振る舞いが考えなしで無鉄砲、子供染みて愚かであることは今更語るまでも無い。だがこれほど無邪気、無防備であるからこそ、ソマリが邪険にしきれず応えてしまうのも事実ではある。
彼が面倒そうにしながらも続きを促すことがその証明だった。
「それでそのシロガネは」
「シロガネ様!」
「……シロガネ様っていうのは、一体なんなんだ?」
「よくぞ聞いてくれた!」
聞かせたのはお前だろ、という言葉を飲み込める程度にはソマリも大人だった。
「シロガネ様はあの魂喰み森林を治める女神様なんだ」
始まりはおよそ千年前、エルフの里でとある疫病が流行ったことだった。その病は大人にのみ、今を生きるユズリハ達には知る由も無いことだが、『神』と直接対峙した者のみに発症する、いわば呪いのようなものだった。
この呪詛により里にいた大人は皆倒れ伏し、辛うじて生き延びていたエルフは早速絶滅の危機に瀕する。その時立ち上がったのがただ一人呪いから逃れたエルフ、僅か十歳の少女だった。
まだ知恵も知識も薄い、勇気と優しさだけを持つ彼女は大人達の症状を病だと断定し、里の周囲から薬草をかき集めた。無論、『神』の呪いにそのようなものが効く筈も無い。程なくして、最も高齢のエルフがこの世を去った。
こうして一人家族を失っても少女は諦めなかった。彼女はより強力な薬草を、家族を救う力を求めて、既に禁則地とされていた魂喰み森林へと足を踏み入れる。
しかし、かつて『神』が世界の全生命を絶つため降臨したその地は、千年経った今でも呪詛と怨嗟に満ちている。戦いが終わって間もない当時であれば猶更であり、『神』が手ずから作り出した魔物の残党が森中を闊歩していた。
魔法はおろか、クラスもスキルも持ちえない彼女に抵抗する術はない。そのため森に入り数十秒もすれば、彼女は人の形を失っていた。紛れもない死に体である。
薄れゆく意識の中、唯一残された右目に映るのは無数の怪物、それらの爪、牙、悪意。毒により瞼を閉じることも叶わず彼女は、エルフは絶望と共に死に絶えるはずだった。
だが唐突に、一瞬にして全ての脅威が白銀の光に薙ぎ払われる。そして魔物の代わりに彼女の前に現れたのは、銀の髪を結んだ蒼い瞳の女。
それが、少女が最期に知覚したものだった。毒と呪いに蝕まれ四肢と臓器を失った子供にはいかなるスキルも、回復の魔法すらも意味を成さない。治療は不可能。魔物が消滅したとしても、彼女は既に手遅れだった。
『……これは『神』の後始末と森の管理の一環、人の世への干渉ではありません。故に禁には決して触れない、兄さま風に言えば、ラインギリギリ煽り反復横跳びもの。よってセーフです。付け加えるならこれは今回限りのこと。余裕が過ぎて、もはや超セーフと言ってもよいでしょう』
そのはずが数日後、彼女は意識を取り戻す。そして目を覚ました彼女が目にしたのは見慣れた部屋と天井、自分を心配そうに囲う大人達の姿だった。
彼らが浮かべていた死相は全て消え、呪いによって腐りかけていた四肢も生気に満ちていた。いっそ倒れる前よりも健康になったエルフもいたほどだ。
また、握る、歩く、見る、嗅ぐ、聞く。失ったはずの機能も、彼女の体は無事に取り戻していた。まるで悪夢であったかのように、何もかもが無かったかのように、全てが元通りになっている。
しかし彼女は覚えていた。あの日の痛みも喪失も恐怖も、自身を救った白銀の輝きも。
だからこそ、後日彼女はそれらを確かめるために覚えている全てを父へ語った。
『あのね、きっと女神様が助けてくれたの』
『神、だと?』
『うん。銀色の、お星さまみたいな髪の女の人。すっごくきれいな人だった!』
『……そうか、あのお方が』
『お父さん、女神様のこと知ってるの!?』
『もちろんだ。私も含め、忘れるような恩知らずはどこにもいないだろう』
『どこに住んでるの!? お礼言いに行きたい!』
『あのお方は禁則地の中心にいらっしゃる。お前では、今の私達では、向かうことすら叶うまい』
『じゃあお名前は? 行けなくてもお名前呼んでお礼叫べば、きっと女神様に届くと思うんだ!』
『残念ながら持たない。あのお方は勇者様と暴竜様に倣い、世界のためお名前を捧げてしまった』
『ええー、どっちも分かんないんじゃお礼言えないよー!』
この会話は現代には残っていない。魔法や『神』との戦い、エルフが人間から離れて魂喰み森の近隣へ里を作り上げた理由と同じく、後の世のために人々は歴史を時の流れへ埋葬した。
『……では、シロガネ様。そうお呼びし感謝を捧げよう。決して、決してあの方を忘れえぬように』
しかし、その名だけはエルフの間に今も語り継がれている。
以上の内ユズリハが知る限りの話、かつて疫病で滅亡しかけたエルフが白銀の女神に救われた歴史を聞き終えたソマリは、極めてそっけなく呟いた。
「……よくある昔話にしか聞こえないな」
「かもしれないが違うところもある。それは、シロガネ様が今も生きていらっしゃることだ。さっきも言ったが、私もお会いしたことがあるぞ!」
ユズリハが成人の儀式に臨んだ時の話だ。
千年前の事件以来、エルフは女神シロガネへの信仰を始めた。その一環として成人の儀式、里と魂喰み森林の境界線に設置した祠への礼拝が挙げられる。
無事に生まれ成長した報告、魂喰み森林の統治への感謝、そして将来への祈願。特殊な手順もなく単純な礼拝ではあるが、場所が場所のため森の魔物に襲われる可能性もある。
不運なことに、ユズリハはその可能性を拾い上げた。祈禱中不審な物音に顔を上げれば、そこには巨大な、二階建ての家屋よりも大きな黒い触手の化物がいた。獲物を影ごと、影の映る大地や大樹こと食らうことから影食らいと呼ばれている蛸の一種がいた。
仮に不意を突かれなかったとしても、ユズリハでは手も足も出ない怪物だ。彼女が諦めすら間に合ない速度で命を失いかけたその時、突然その黒い影がは白銀の光に飲まれ、灰と化して風に流されて行く。
理解を超えた光景に呆然としたユズリハは本能的に辺りを見回し、境界線の向こう側に答えを見つけた。白銀の髪と蒼の瞳の美しい女。彼女が幼い頃より聞き続けた、女神シロガネの姿だった。
なお繰り返しになるが、ユズリハのように儀式の際、森の魔物から襲われることは珍しくない。ユズリハの母や祖父、曾祖父も同じ目に遭い、同様に女神から救いの手を差し伸べられていた。
こうして千年もの間実際に守られ、その経験を語り継いでいるからこそ、今でもエルフ達は森の女神を崇めている。千年前のエルフ達が望んだように、森に一人隠れ住む女へいつまでも感謝を捧げ、その存在を忘れずに覚え続けている。
「星と見紛うほどに輝く御髪、深い夜空のような瞳、そして森の魔物をも容易く退ける白銀の力。どれも伝承に語られるシロガネ様のお姿だ」
「元は千年前の話だろ。人違いじゃないのか?」
「いいや、あの方は間違いなくシロガネ様だ。あんなにお美しい方が、あれほどのお力を持つ方が人類な訳が無い! それに女神様なんだから、千年くらい生きられてもおかしくない!」
むきになって言い切って、湖を走る冷たい風でユズリハは正気を取り戻した。静寂が、何も語らない湖とソマリの様子が、彼女の頭を強烈に冷やしていく。
冷静になった思考は、自身の子供のような言いぐさを思い出させてしまう。耳の先が赤く染まるのを感じながらも、彼女は心から友人へと頭を下げた。
「……すまない、一人で盛り上がってしまったみたいだ」
「別にいい。何か信仰している奴はそういうものだろ」
「そうか? なら話の続きを、実は数年前、兄は新たな守り神様に助けられたらしくて」
気を取り直して続けようとしたところで、ソマリが思い切りあくびをしたことにユズリハは気が付いた。ここで機嫌を損ねず自分を改めることが出来ることこそ、間違いなく彼女の美点の一つである。
「つまんなそうだし、やっぱり話変えるか」
そしてそれでも自分が興味のある話しか出来ないことこそ、確実に彼女の欠点の一つでもある。
「じゃあ唐突だけど、『竜骸』さんと助手さんって付き合ってると思うか?」
「……………………は?」
「ほら、二人ともいつも一緒だし、助手さんは優しいけど『竜骸』さんにだけ距離感近いし、『竜骸』さんの方だってさっきもわざわざ抱えて来てたし。それになんとなく、なんとなくなんだが、私の勘がこう、妙な囁きをしてて」
ユズリハは結構下世話な話が好きだった。ただ、友人のエリーはノリこそ軽いものの生真面目なところがあり、時々話すイリアスとアリスは子供のためもってのほか。そのためここしばらくの間、彼女は無責任な噂話にちょっとだけ飢えていた。
探索者のソマリならある程度平気だろう、なんて見込みをしていた彼女の予想は、しかしあっさりと裏切られる。
「ありえない」
「ははっだよなぁ。悪い、兄がこの間変なことを言ってたから」
「『竜骸』は孤高にして最強の探索者だ。繰り返すが、女に現を抜かすなんて絶対にありえない」
「えっあっそ、そうだな」
「たまにお前みたいな馬鹿げたこと、『竜骸』が金や女のために迷宮に潜ってる、とか言う奴もいるが、どいつもこいつもまるで何にも分かっていない。確かにこの間、『竜骸』は『奴隷』の女を賭けて聖王国と決闘した。だけどあれだって、最初に聖王国が舐めた真似をしたから落とし前をつけただけだ。女も、奴隷も何も関係ない。賭けたものがなんでも、『竜骸』は聖王国を絶対にぶちのめしてた。それにもし『竜骸』が金や女に下るような男なら、あの決闘にもっと多くのものを賭けたはずだ。いや、そもそも聖王国がそういうもので釣って、決闘自体起きなかっただろ。というかそもそも、『竜骸』がそんな奴ならブラウンウィードなんて崩壊させてない。あれはゴミ屑共の集まりだったが、権力だけは本物だった。今じゃ詳しいことなんて調べようも無いが、どうせあれもあいつらから『竜骸』に喧嘩売ったに決まってる。目立つ奴に因縁つけて、それで従えば取り込んで、逆らうなら何もかも奪い去るのがあいつらのいつもの手口だった。それがあれ、『竜骸』にあっけなく蹴散らされてざまあねえ。だから『竜骸』が今更女がどうこうなんてない、絶対ない、ありえない。『竜骸』はそんなチャラついた男じゃなくて、ひたすら迷宮の奥を目指す、硬派を極めた男の中の男で」
「すごい語る。こわい」
こうして雑談に明け暮れるだけで『湿地』での訓練は終わった。ちなみにユズリハ達の釣果は最後までゼロだった。
次回「来客 上」です。