リアルが忙しくて中々時間が取れませんでした。
申し訳ございません
(なんだここは?暗くて寒い……何も聞こえないし上手く声が出せない)
周りには何も無い只ひたすらに無が続いている
俺はひたすらに歩いた
歩き続ければ出口があるんじゃないかって
しばらく歩いている先に小さな光
それに向かって俺は走る
ひたすらに走る
走っても走ってもその光には届かない
手を伸ばしその光をつかもうとする
走って足掻いて一刻も早くこの暗闇から抜け出したく足を休ませない
どんなに手を伸ばしても掴めないその光が少しづつ小さくなっていく
(待ってくれ!置いていかないでくれ!)
叫ぶも虚しく光は消えた
何も無い暗闇に1人取り残された
(お前は独りじゃない、勇気を持て、強くあれそして運命を変えろ陽……)
後ろから男の声がする
(誰だ!誰なんだあんたは!なんで俺の名前を知っている!待て!待ってくれ!)
「はっ!」
白い天井、目の端でカーテンが見える
(ゆ、夢?にしてもリアルな夢だった、とても寂しくて冷たい夢を……)
ガラガラガラ
「あ、赤坂!目を覚ましたか!良かった…」
「会長、俺は一体……それにここは?」
「あぁあの後赤坂は倒れてな私も腰が抜けて動けなかったが携帯で救急車を呼んだんだ、君は丸1日寝てたんだよ…」
元気がない口調で淡々と説明をしてくれている
よほど心配をかけたのだろう
それにしてもなぜ会長だけがここに居るんだ?
いつもなら麻倉も
「すみません会長、麻倉は?」
「…」
「か、会長?」
視線が泳ぎながらもか細い声で言う
「結芽ちゃんは……意識障害らしい」
「意識…障害って」
「あぁ、命に別状は無いが意識だけが無いもっと詳しい検査をしないと分からないが医者曰く、まるで魂が抜けたような状態らしい」
そんな……
何かの冗談だろ?
昨日まであんなに笑っていた麻倉が?
おい会長…なんで下向いてんだよ、いつもみたいに冗談だって言って笑ってくれよ
なにかのドッキリだろ?
何とか言ってくれよ……なんで…
静まり返った病室に静寂だけが残る
会長は1度帰ると言い病院を出ていった
会長が帰ったあと医者が診察の結果を伝えに来て明日の午前中には退院できると教えてくれた
今日はもう寝よう
なんだか疲れた明日になれば麻倉だって目を覚ますかもしれない
自分にそう言い聞かせた、そうしないと怒りなのか悲壮感なのか分からない複雑ななにかに苛まれる…考えるのをやめて俺は目を閉じた
「ウウ…グスックッ」
目を閉じたはずなのに目から水が溢れる
そのまま俺は眠りについた
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(運命を変えたいか?ならばもう一度扉を開け
お前なら運命を変えられる)
目の前にローブを纏った男が俺に言い放つ
(またこの夢か、だれなんだ!あんたは誰なんだ!!俺に何をさせたいんだ!)
(陽…運命を変えろ)
(運命運命って!うるさいんだよ!俺には何も出来ない!好きな子さえ守れやしないんだ!もうやめてくれ!)
(前を向くんだお前は決して人じゃない、もしお前が運命を変えたいと思えたなら幻界《ヴィジョン》で待っている)
(幻界?なんなんだよ!いい加減にしろ!お前は一体)
「!」
寝汗がベタつく感覚で目が覚めた、またあの夢か昨日より鮮明に覚えていると言うより覚えてしまった
最悪な目覚めだ
「確か午前中には退院だったよな」
昨日医者に言われた通り身支度をする
俺が気を失っている間におばさんが着替えを置いて来てくれたようだ
私服に着替え病室の中にある洗面台で身支度を整える
そうだ…退院前に麻倉の顔を見に行こう、もしかしたら目が覚めているかもしれない
尚更、辛気臭い顔は出来ないな
身支度を整え、ロビーに向かう
そこには叔母さんが待っていた
「陽!あんた大丈夫なの!?他に怪我はしていない!?」
「叔母さんごめん、心配かけて」
「あんたが無事ならいいの…さ、帰るわよ」
あぁ叔母さんはやっぱり叔母さんだな安心する
「あ、そうだ叔母さん帰る前に麻倉の顔を見たいから先に帰っていいよ」
大切な用事を思い出した
「お友達?分かったわ行ってらっしゃい」
「叔母さん何言ってんの?麻倉結芽だよ?」
「麻倉なんて名前初めて聞いたわよ、だからあなたのお友達でしょ?ここで出来た」
「どういうことだ」
え〜!?