そして、明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
今回は分からない漢字がありましても、できるだけ調べずお楽しみください
「出口!出口はどこだ!?」
一心不乱に走り出したが石でできた壁があり
まるで迷路みたく連なっていた
「なっ!行き止まり!?」
走り続けたどり着いた先は行き止まりで
その先に続く道は無い
ヒュンッ バゴーン
「はっ」
後ろから飛んできた石の斧が襲いかかる
間一髪交わすがライオン髭は石の斧を拾い
振りかざす
「やべ!逃げなきゃ」
全速力で走りライオン髭の像の股下をスライディングで通り抜け、また出口を求め彷徨う
「どこだよ〜出口ぃ〜」
焦りや恐怖心で絶え間なく汗が頬を濡らす
「まじかよ、また……行き止まり…」
終わった、何も救えずここで終わってしまった
(ごめん、麻倉…君を救えなかった…)
この絶望的な状況に追い打ちをかけるかのように
女神像の矢が飛んでくる
が、その名は壁を撃ち抜いた
崩れ落ちた壁の向こうに新しい通路が見える
先程と同じように石の壁の迷路だが、その壁には扉が付いていた
(まだ終わってない!絶対助けるって誓ったんだ!)
迫り来る像に背中を向けて通路のその先に踵を返す
入り組んだ通路の壁には歪な感覚で扉があり
扉を開けては出口らしき物は無く、扉の形だけを模した壁だったり、壁でなければ中に様々な動物を型どった石像があるだけだった
「くっそ!もう開けれるもんは全部開けたぞ!なんで出口がないんだよ!」
扉の先に獅子、山羊、孔雀、蟇蝦といった多種多様の動物の石像。これに何かしらのヒントがあるなんて一目瞭然
「なんだ!?一体どこが出口ってんだ!」
身を隠し息を潜め出口の場所を考える
それでも全く思考が焦りと恐怖に塗り替えられる
ヒュン
「はっ!」
ライオン髭の像が身を潜めたせいなのか、なりふり構わず通路の壁や扉を壊しだし、その斧が頭の上を振り通った
「見つけたぞ小僧、ここで躓くような旅人は幻界では生きていけぬ!ならば慈悲を持って貴様をここで亡きものとしてやるのが我らが務め!!!!!」
「ふ、ふざけんな!俺だってこんな所で死にたくねぇ!運命を変えて、麻倉やみんなの所に帰るんだ!」
「ならばどうする小僧!貴様の小さき命など簡単に捻り潰せるぞ!」
(くそ!ここまでなのかよ…)
その時、頭の中にひとつの言葉が過ぎった
(帰る?扉の石像…帰る…かえる…カエル…)
「カエル!(帰る)」
また走り出す
しかし、ライオン髭もそれを許さず斧を振り上げ叩きつけようとする
人生最大の全速力でライオン髭の股下をスライディングで通り抜ける
「行ける!試練を超えれる!ここだ!」
扉を開き目の前にあるのは蟇蝦の像
そう、蟇蝦とはヒキガエル
ここが正解のはず
「つってもどこに出口があんだよ!石像の裏か?」
覗いてみるが出口らしき物は無い
それを探す内にライオン髭が追い迫り斧を振りかざし下ろす
「考えてもしょうがねぇ!ここが出口のはずなんだ!」
斧が地面を叩きつけた衝撃が背中を押し蟇蝦に向かって飛び込む
グワン
蟇蝦は大きく口を開き
パク そして俺はカエルに飲み込まれた
結局ジョブ出てないし亀投稿で申し訳ありません ♀️