東京魔獣戦線2028   作:タツオ・クローニン

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第3話

 会議室に行くと南と横島が居た。

「おはよう、林隊長見た?今日まだ会ってなくて。」

横島が言うと

「お前はそればっかだな。」

南が返した。

「訓練場にいた。汗を流してから会議室にくるんじゃないか?」

俺はそう伝えた。

会議室に次々と人が入ってきた。

中には林隊長も混ざっていた。

隊長と合流し、会議が始まるのを待った。

最後に入って来たのは皆口 達だ。

話し始めたのは、防衛隊日本支部支部長 皆坂 圭介

「今回の会議の内容は皆知ってるように、始まりの英雄が残した課題、100m級のランク5の魔獣、ヒトデ型魔獣通称星屑の討伐についてだ。」

そう皆坂が言うとあたりは少しざわついた。中にはいよいよか、もっと早くできたんじゃないかそう言う声が中にはあった

「静粛に、今回、捕獲用の倉庫が完成した。ランク5の魔獣故、この倉庫に冷凍保存する。まず、魔獣星屑の5本に伸びた足部分を5人に切断してもらう。その後、物切りにして行き1区画ずつ冷凍封印していく。

魔獣の特殊機構は、熱線と分体、熱線は真下にしか放てない為下方向に行かなければいい。基本魔獣の上で戦う形になる。分体は1体1体がランク2程度の強さでコアがない。こいつも冷凍封印する。」

「今回魔獣の足を切断するメンバーは、最高幹部 皆口 達 

第一部隊 船坂 龍之介 第二部隊 始崎 終 第四部隊 望月 楓

第五部隊 佐藤 哲治 このメンバーに切断してもらう 。第六部隊 横島 翔子はこのメンバーに何かあった際の予備メンバーとして活動してもらう。」

「コアは足の付け根に合計5つある足の切断メンバーに足の切断と同時にコアの破壊を任せる。」

「今回はランク5の魔獣だ。コアを破壊しても生存可能な怪物だ。コア破壊後も、警戒を怠らないように。コア破壊後は、他の部隊に合流し分体の掃除と、足からぶつ切りにしてってくれ。」

「分体は第三部隊を中心に排除していく。現場式は第三部隊 鈴木 康二に担当してもらう。」

「第十五部隊以降は、冷凍部隊としてサポートに回ってもらう。」

「以上、何か質問、疑問点があるか、あった場合、後日、回答するため各部隊の隊長に報告してくれ。」

「作戦決行日は2027年12月31日15:00、開始日までは哨戒任務を除き全て自由日とする。」

「総力戦になる。心してかかってほしい。これを最後に一言言わせて欲しい。」

「皆 東京を、関東を、日本を解放するぞ。」

うぉーと言う雄叫びが上がった。士気は充分高まった。

「明日からの自由日どうすんの?」

南に問いかけられ、

「道場で稽古つけに行くかな、哨戒任務は5日後だろそれまでは鍛錬と休息日に当てるよ。本番まで、まだ2週間あるし、この後は研究室で調整した魔獣機を取ってくるよ。」

俺はそういい、さっさと会議室から出た。

俺の仕事は、分体の掃除になるだろう。六道流免許皆伝者の実力を見せてやる。そう思いながら、研究室へ、早足で向かった。

研究室では吉田が、

「ガニメテがこれしかないのが不服よな」

「適合率以外は、メタトロンの完全上位互換こんな素晴らしい素材滅多にない。」

そんなことを、ぶつぶつ言っていた。

「おい吉田調整終わったのか?」

そう問いかけると、

「もう終わってる。もっと時間かかるかと思ったよ。思ったより早く終わったな。」

「会議と言うより決起集会みたいなもんだったからな、今回いよいよ星屑の討伐だよ。」

「おまえの夢の第一段階が、いよいよ現実味を帯びてきたな。」

「魔獣の壊滅だからな俺の夢は、全人類が7割死んだ第2次侵行から50年、魔獣の何故か少ないインド以外はほぼ壊滅状態で、なんとかやってってるけど食料も少ない、水も少ない、安全に寝れるかもわからない、こんな状況でも、新しく生まれる命もある。俺はそれが無意味に散っていくのが我慢出来ないんだ。」

「俺の父も母も防衛隊で死んだ。俺は生き残って全てを終わらせる英雄になってやる。」

そう吉田に宣言したが、吉田からは、

「まずは、龍之介さんに勝つところからでしょ。それが出来ないうちは、何を言っても机上の空論ですよ。」

そう言われた。

困った、反論出来ない。

そう困っていると、そのまま魔獣機を渡され、研究室を後にした。

やることもないので自室に戻り、明日に備えた。

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