転生したら、仮面ライダーになった件   作:森雄

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設定1にガッチャードの能力を、設定2に新キャラ達を紹介編集しました。


暴風大妖渦(カリブディス)

 ヨウムの英雄化計画を始めてから数週間後。

 

「それじゃあ、旦那方。行ってくるぜ」

「佇まいに隙が無くなりましたな。オーマ様が新たに建設された修行場に備えられた設備のお陰で仙人に進化を果たせましたし、真面目に修行した成果といえましょう」

 

 数週間前までゴロツキだったヨウム一行は装備を整えて白老に預けた結果、英雄と呼ぶに値する実力者へと成長を果たした。

 しかも、ペスから長時間の実験を行ないたいが、実験したい内容が多すぎて何か対策がないかと頼まれて一定周囲の時間軸を調整する魔法を製作してゼアとアークに魔法発動用の装置を製作してもらった。

 

《刻調タイマー》という魔導具を作成した。

 その魔導具を用いて実験や白老達による修行場での時間短縮が可能になった。

 アナログ系とデジタル系のタイマーウォッチが合わさった魔導具で、《刻調タイマー》にあるボタンを押すことで一定領域内の異空間を展開しては、その異空間内の時間軸が年数/分(最大10年間)を刻むようになり、設定した時間を過ぎた場合は、すぐさま領域内の全生物の経過時間のみを巻き戻すという逆浦島太郎効果に似た魔導具だ。

 

 その魔導具を利用して修行を懸命に受けたヨウム達は仙人と呼ばれる存在進化を果たした。

 

 更にヨウムは仮面ライダーグリス・ミツルギは仮面ライダーカリバー・ロンメルとカジルという副官とお目付役はネビュラスチームガンを用いて変身するライダー世界の歴史にない存在となった新たなキャッスルとフクロウの力を得た。

 

 仮面ライダービルドに変身してヨウム一団を鍛え上げていた結果。仮面ライダーとして戦えるように育て上げることが出来た。

 十分にヨウム達は英雄としての実力を手にしたといえるだろう。

 

 その後、魔王ミリムからの激励を貰っていたが、少々及び腰になっているが、彼女が魔王である事を知ると大変驚いていたがな。

 因みに、ミツルギに関しては婆やと呼ばれた人物と一緒にこの国に在住することになった。

 

 それにしても、まさかミツルギの婆やの正体を知った時は驚いた。

 まさか、あの人だったとは思いもしなかった。

 

 フューズも紹介の際にもしやと思っていたミリムが、魔王ミリム・ナーヴァであった事を再認識して驚いていたが、滞在理由を伝えると納得していた。

 ブルムンド王国との街道を舗装工事を行なう事がリムルとフューズとの間で決定した。その後は酒に潰れて眠ってしまったフューズ。

 そして、エレン達と共に魔物を狩りに行っていたミリム・キラ・シンシヤ達が帰ってきた。

 

「パパ!」

「わははは!今帰ったのだ」

 

 リムルがいる場所へとやってきてスライム姿のリムルへと飛び込むミリムとシンシヤ。

 

「シンシヤ、ミリム。リムル叔父さんに飛び込んだら迷惑だろ」

「ごめんなさい、パパ」

「あぁ……いいよ、いいよ」

 

 大きくズザザザと飛び込んできたミリムとシンシヤを諫めるキラ。

 

「ミリムちゃんはすごいんですよぅ」

 

 キラと一緒に入ってきたエレンがミリム達を褒める。

 

「すぐに魔物を発見するので狩りが楽々でした。キラ君とシンシヤちゃんも、とても強いんですよ!」

「お帰り、みんな」

 

 料理を手にしてやってきた俺が帰ってきたミリム達に声を掛けた。

 

「できたぞ」

「おぉ~!!」

「今日はじゃがいもの煮立てだ」

 

 大皿に乗せた十数個のジャガイモの種を取り除いてから、皮むきをせずに油で揚げたポテトだった。

 焼き芋と似たようなものだ。

 ミリム・キラ・シンシヤ・エレンが油揚げしたジャガイモを手にして口に含む。

 

「美味しいのだ!」

「美味い!」

「美味しいです!オーマ叔父さん、今日のおやつもグーッです!」

 

 リムル含めた五人は勢い良くジャガイモを両手に一つずつ手にしては口に運んで、がっついていた。

 

「おいおい……そんなにがっつくと喉に詰まるぞ」

 

 そう忠告すると、ミリムとシンシヤが喉を詰まらせてしまった。

 

「ほらみろ。言った通りだ」

 

 二人に水を渡すと、二人は急いで口に含んだ。

 俺は落ち着くまで二人の背中を摩った。

 

「ぷは~!なのだ」

「危うく死にそうになったです……」

「父さん。このジャガイモ、とっても美味しいね」

 

 ミリムとシンシヤは落ち着きを取り戻し、キラは俺の丸揚げしたジャガイモを褒めてくれた。

 

「あぁ、ジャガイモの丸揚げだ。皮ごとジャガイモを揚げるのがポイントだな。外側はパリッと中はホクホク!」

 

 丸揚げしたジャガイモを一つ手にしては両手でパリッと割った。

 

「香ばしい香りを楽しみながら、熱々な時にハフハフいいながら口に頬張る」

 

 そう言って口に丸揚げしたジャガイモを頬張っていた。

 

「いつ食っても、オーマの料理は美味いよな!何かコツでもあるのか?」

 

 そうジャガイモを頬張りながら訪ねてくるリムルに応えた。

 

「楽しく作ることだ。揚げ物は特にそうだな。油の中に一滴の水滴を許してはならない」

 

 俺がそう言うと、皆がへぇ~と感心していた。

 そんな時にシズさんがやってきた。

 

「みんな。カバルさん達が待ってるよ!」

 

 エレン達と一緒に討伐に出ていたシズさんが怒り心頭でそう言った。

 ミリム・キラ・シンシヤ・エレンを叱ったシズさんはカバル達が待つ場所へと案内した。

 カバル達の元へとついた時だった。

 

 殺気を感じ取り、近くにいた紫苑と滅が獲物を抜き取って警戒を始めた。

 

「何者です!?」

 

 殺気を感じ取れていないカバル達は自分達の事を忘れられているのかと思い込んでいたが、すぐさまそれが勘違いである事を理解することになった。

 なにせ、その殺気の正体は彼等の背後に現れた。

 

 その正体は樹妖精トレイニーの妹で、嘗てアナザー鎧武となったトレイニーを救う為に闘ったトライアだった。トレイニーと入れ替わるように街にやってきては街を満喫している時もあれば、山兜喇と一緒にいることが多い。

 しかし、その姿は透けていた。

 

「久しいなトライア。何があった?」

「お久しぶりでございます。盟主様方」

「ああ。それより説明してくれ。その殺気……何かと戦っていたのか?」

 

 リムルのその訪ねに対して、トライアは重苦しい口調で伝えてきた。

 

「……ご報告申し上げます。暴風大妖渦(カリュブディス)が復活致しました・そして、彼の大妖はこの地を目指しております」

 

 どうやら、世界は何が何でも厄災を起こしたいようだな。

 

 ────────────────────────

 

 殺気を放つトライアから報告を受けた事案に対して、俺達は会議室に集まっていた。

 どうやらペスやベスター曰く、暴風大妖渦(カリュブディス)は知性無き魔物とされている災厄級魔物らしく、ヴェルドラの魔素から漏れ出た魔素溜りから発生した魔物らしい。

 

 しかも空泳巨大鮫(メガロドン)と呼ばれる魔物を召喚するだけでなく、特別能力<魔力妨害>を持っているらしい。

 

 そうなると魔法攻撃を主とする仮面ライダーウィザードの力とは相性が悪い。

 いくらウィザードラゴンの力を完全に発揮するオールドラゴンでも、あまりダメージを与えられないだろう。

 

 それにしても、ヴェルドラの申し子か。

 

『なぁオーマ。もしかして、俺の中にヴェルドラがいることに気付いたのか?』

『いや、それはないだろ。世界からヴェルドラの反応が消えたと感じ取っているほどに、リムルの<捕食者>は固有空間にある。そんな中に封印されたヴェルドラの反応を読み取れるとは思えん』

『じゃあ、なんでこの街に来てるんだ?』

 

 ヴェルドラの存在を感じ取ったと思っているリムルだが、恐らく違う。

 況してや知性無き魔物とまで呼ばれているような魔物が、ヴェルドラの気配を感じ取ることすらできるはずがない。

 にも関わらず、この街にやってくる理由がわからないな。

 

 そう思っていると、<演算者>から報告があった。

 

【解。暴風大妖渦(カリュブディス)のような精神生命体は現世に現れるために依代が必要です】

 

 そうなると、依代をどこかで手に入れたんだろうな。

 

「トライア。暴風大妖渦(カリュブディス)の依代が何か把握しているのか?」

「いえ。何を依代としたのかは判明できていません。ただ、なぜか封印された暴風大妖渦(カリュブディス)の場所に下位龍族(レッサードラゴン)の遺体が放置されており、その遺体までも取り込んだようです」

 

 レッサードラゴンの遺体があった……明らかに何者かの陰謀の為に暴風大妖渦(カリュブディス)を利用したようにしかみえないな。

 

「明らかに誰かの陰謀が垣間見えているが、今は暴風大妖渦(カリュブディス)を討伐する事に専念しよう。戦闘部隊はすぐさま準備を整えて移動せよ!」

「はっ!」

 

 俺がそう言うと戦闘が出来る者達が暴風大妖渦(カリュブディス)討伐へと準備を始めた。

 

「オーマ。大丈夫なのか?」

「問題ない。ただ鮫を調理するだけのことだ」

「いや!それだけで済む問題じゃないだろ!」

 

 俺の発言が可笑しかったのか、なぜかリムルにツッコミを入れられてしまったが、まぁいいだろ。

 

 そう思いながら、住民達に避難勧告をあげておき、戦闘部隊をゲルド達が製造したドワルゴンまでの街道付近の森林へと集まった。

 

 ゲルドは修復なら問題ないと言ってくれたが、ただの鮫料理のために街道を犠牲にする必要性を感じなかったから断った。

 

 そして、視覚に収まるほどに近づいてきた暴風大妖渦(カリュブディス)の一行を相手に、変身していない紅丸による<黒炎獄>が放たれた。

 この攻撃によって開戦の狼煙が上がった。

 

 ────────────────────────

 

 狼煙となった<黒炎獄>によって焼かれたのは攻撃範囲内に入った空泳巨大鮫(メガロドン)を一匹焦がした程度で当の暴風大妖渦(カリュブディス)にはダメージを負った形跡がなかった。

 

【告。個体名:紅丸の<黒炎獄>の影響を<魔力妨害>によって威力が低減しています。同時に負傷した部分が<超速再生>によって再生しています】

 

<継承者>で解析系能力が統廃合して強化された<演算者>の解析鑑定の力はとても高性能に解析してくれた。

 

戦士能力(ライダースキル)所有者は変身して数名は未所有者の援護に回りつつ、空泳巨大鮫(メガロドン)討伐当たれ!他は暴風大妖渦(カリュブディス)に専念しろ!!」

「はっ!」

 

 俺の指示を聞いて、ライダーの力を得た者達が各々の変身アイテムを使用した。

 

(音角類の音)

ウォズ!

 

メロンエナジー

オレンジレモンエナジー

バナナ

ブドウ

ドリアン

チェリーエナジー

ピーチエナジー

レモンエナジー

スイカ

 

ジャアクドラゴン 『かつて世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった1体の神獣だった……』 ジャアクリード!

ヘンゼルナッツとグレーテル 『とある森に迷い込んだ小さな兄妹の、おかしな冒険のお話……』

玄武神話 『かつて、四聖獣の一角を担う強靱な鎧の神獣がいた……』

 

POISON

WING

DODO

JAPANESE WOLF

JUMP AUTHO RISE!

ARC ZERO-ONE! AUTHO RISE!

 

MICHTY_ACTION_X DANGEROUS_ZOMBIE

 

ヴラスタムギア カップオン

 

SET

ZIIN SET

KEKERA SET

KYUUN SET

BEROBA SET

 

CHEMYRIDE

 

『(グレードX-0(エックスゼロ))変身!』

 

 俺とリムルとシズさんを除いた約30名を超える配下が仮面ライダーやそれに準ずる量産型ライダーへと変身した。

 

投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ。ウォズ!

 

ロックオン!

ソーダァ!メロンエナジーアームズ!

ミックス!オレンジアームズ!花道オンステージ!ジンバーレモン!ハハーッ!

バナナアームズ! Knight Of Spear!

ブドウアームズ! 龍・砲・ハッハッハッ!

ドリアンアームズ! ミスターデンジャラス!

ソーダァ!チェリーエナジーアームズ!

ソーダァ!ピーチエナジーアームズ!

ソーダァ!レモンエナジーアームズ!

スイカアームズ! 大玉ビックバン!

 

暗黒剣月闇! Get go under conquer than get keen. ジャアクドラゴン! 『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』

銃剣撃弾!銃でGO!GO!否!剣でいくぞ!音銃剣錫音! 『錫音楽章!甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを斬り刻む!』

一刀両断!ブッた斬れ!ドゴ!ドゴ!土豪剣激土! 『激土重版!絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!』

 

FORCE RISE!

STING SCORPION!

FLYING FALCON!

(マギア変身音)

JAPANESE WOLF!

Break down.

PROGRISE! 飛び上がライズ!ライジングホッパー! "A jump to sky turns to a rider kick.(飛翔しライダーキックで決めろ)"

PROGRISE! Final Conclusion!アーク!ライジングホッパー "A jump to the sky to gain hatred.(飛翔し憎悪に染まる)"

 

ガシャット!ガッチューン!レベルアーップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティーアクショーン……X!アガッチャ!デンジャー・デンジャー!デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビィ……!

 

プッティング ヴラムシステム

 

HENSHIN

 

NINJABOOST

JYAMATO ZOMBIE

LASER ON ZIIN LOADING

LASER ON KEKERA LOADING

LASER ON KYUUN LOADING

LASER ON BEROB LOADING

READY FIGHT

 

LE-LE-LE-LEGEND

 

「キャスト・オフ」

 

CAST・OFF CHANGE_BEETLE

 

 音角や音笛などを使って鬼の力を具現化させ、浄化の音を鳴らすラグルドを初めとする鬼の仮面ライダー達に、プログライズキーによって変身した機械人間(ヒューマギア)部隊に、ロックシードで戦国武将の如き仮面ライダーとなった者達。

 紅丸・参緑・牛千呂・黒蘭・ゲルド・深魚・カトツ・ミツルギが各々の仮面ライダーへと変身した。

 そして、シンシヤが仮面ライダー王蛇に、キラが仮面ライダーレジェンドに変身した。

 

 キラが変身したことで、<燦然者(カガヤクモノ)>の影響によってとてつもなく光り輝いているな。

 

「キラのやつ。とんでもなく輝いてないか?」

「そういう能力だそうだ」

 

 まるで宝石の煌めきを輝かせていた。

 

「おぉ!キラ!とっても輝いているのだ!綺麗なのだ!!」

「ありがとうミリム。品性のない鮫をゴージャスに討伐するよ」

「うむ。楽しみにしてるのだ!!」

 

 キラの輝く仮面ライダーレジェンドに目を輝かせているミリムは、大変喜びながら賛辞を送っていた。

 そんなミリムからの賛辞をありがたく受け取るキラ。

 

「ミリムちゃんと、とても仲良くなったねキラ君とシンシヤちゃん」

 

 子供同士が仲良くしていることを微笑ましそうに見守るシズさんの姿はまるで子供を持つ大人のようだった。

 年の差は激しいが、思考が子供染みているミリムにとって、キラとシンシヤとの関係は年が近い友達ができたようなものなんだろう。見ていて微笑ましいものだ。

 

「確かにな。シンシヤ達も嬉しそうだ」

「微笑ましいことだ」

 

 談笑する三人の微笑ましい関係を見ていたいが、迫り来る暴風大妖渦(カリュブディス)を相手にする事に意識を切り替えた。

 

 意識を切り替えて迫り来る魔物を相手へと俺達の部隊が反撃に転じた。

 

 召喚された空泳巨大鮫(メカロドン)13体に対処に当たった。

 仮面ライダーバスターへと変身したゲルド率いる猪人族の部隊が森林内へと入り込んだ空泳巨大鮫(メガロドン)の一体を相手していたが、仮面ライダーに変身する能力を持たない猪人族がダメージを負うも、バスターへと変身したゲルドは、牛千呂の変身したジャマトゾンビフォームとなった同じく耐久性を高く持つ仮面ライダー二人が掴み止めた。

 

 ズザザァ……と大きく足場を削りながらも勢い良く空泳巨大鮫(メガロドン)を受け止めた二人の活躍に屍馬が疾走態となり、亡が滅亡迅雷フォースライザーを操作し、カトツはベルトの側部のボタンを押した。すると、超速戦闘を行なえる三人が幾多の切り傷が空泳巨大鮫(メガロドン)にダメージを与えた。

 

「クロック・アップ」

 

CLOCK・UP

煉獄亡狼

CLOCK・OVER

 

 ダメージを受けた空泳巨大鮫(メガロドン)を二人で力一杯に投げ飛ばしてはゲルドは土豪剣激土を、牛千呂はベルトのジャマトバックルに手を掛けた。

 

 ゲルドは土豪剣激土に装填している玄武神話ワンダーライドブックとは別のワンダーライドブックを開いた。

 

ジャッ君と土豆の木 『とある少年がふと手に入れたお豆が、巨大な木となる不思議な話……』

 

 ジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックを玄武神話が装填されていた部分へと再装填

 

ジャッ君と土豆の木!一刀両断!ブッた斬れ!ドゴ!ドゴ!土豪剣激土! 『激土重版!絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!』

 

 ゲルドは左腕にジャッ君と土豆の木によってできた「ドマメノキアーム」へと変化した仮面ライダーバスターの派生形態:玄武ジャッ君となり、ジャッ君と土豆の木ワンダーライドブックを必殺技を行なう為の部分へと読み込ませた。

 

 牛千呂は左側に、つまり脚部分にジャマトバックルの力を纏わせているバックルの力を発揮させるために、バックルにあるボタンを押した。

 

 すると、ゲルドの右脚に岩石と蔦が、牛千呂の左脚に毒々しい蔦が巻き付いた。

 同時に高速戦闘を行なっていたカトツがカブトゼクターの脚部分にあるボタンを押しては、展開したカブトゼクターホーンを元に戻した後にホーンを展開し直した。

 

ジャッ君と土豆の木!激土乱読撃!

ジャジャジャ・ストライク

1・2・3

 

「土豆・玄武爆砕!」

「ハァッ!」

「ライダー……キック!」

 

RIDER-KICK!

 

 三人同時の脚で蹴り上げると空泳巨大鮫(メガロドン)が大きく打ち明けられた。

 

 そんな空泳巨大鮫(メガロドン)を相手に、空中にいたガビルが種族長から受け継いだ水禍槍(ボルテックススピア)を、迅がアタッシュショットガンを構えていた。

 

WING! "Progrise key confirmed. Ready to utilize."

 

 "渦槍水流撃(ボルテックス・クラッシュ)"

フライングカバンショット!

 

 槍の矛先から放たれた水の攻撃と、鷹を思わせるエネルギー攻撃が宙を舞う空泳巨大鮫(メガロドン)を貫いた。

 

 ゲルドとガビル隊が共闘関係を築いて空泳巨大鮫(メガロドン)討伐にかかっている。

 他には蒼影率いる隠密部隊に関しては龍人族(ドラゴニュート)の蒼華達が空泳巨大鮫(メガロドン)の上空へと移動することで、陰を生み出した。

 その陰から蒼影・参緑・燃黄が現れた。蒼影と燃黄は神経網を<粘鋼糸>で操っては他の空泳巨大鮫(メガロドン)を襲わせて同士討をさせた。

 

BOOST TIME!

NINJA_BOOST GRAND VICTORY!

 

 そして同士討させている二体の空泳巨大鮫(メガロドン)を貫く様にブーストフォームによる必殺技を放った参緑は、見事に二体の空泳巨大鮫(メガロドン)を討伐した。

 

 次に仮面ライダークウガ・ペガサスフォームと仮面ライダー斬月・真と仮面ライダー鎧武・ジンバーレモンと仮面ライダー龍玄と仮面ライダーシグルドと仮面ライダーマリカと仮面ライダーデュークと仮面ライダーヴラムが各々の持つ遠距離攻撃アイテムを取りだしては射撃型の必殺技を行なった。

 

 アタッシュアローにスティングスコーピオンプログライズキーを装填した滅が矢を射た。

 

スティングカバンシュート

 

 仮面ライダースラッシュとなった黒蘭が銃形態へと変形してライドブックを読み込ませて充塡(チャージ)したエネルギー弾丸を放った。

 

ヘンゼルナッツとグレーテル!イェーイ!錫音音読撃!イェーイ!

 

 仮面ライダー龍玄となった東雲(しののめ)と名付けた東雲色に近い髪色をした女鬼人がブドウアームズによって召喚されるアームズウェポン:ブドウ龍砲の撃鉄を引いてエネルギーを充塡しては東洋龍のようなエネルギー弾が放たれた。

 

ハイー!ブドウスカッシュ!

 

 ソニックアローをア-ムズウェポンとして召喚されるエネジーロックシードを使っている曙彌や山兜喇率いる五人が、ソニックアローに各々の使っているエナジーロックシードを「エナジードライブベイ」というスロット部分へ装填しては弓を引いてエネルギーを充塡していく。

 そして、弓に添えていた手を離した。

 

メロンエナジー!

チェリーエナジー!

ピーチエナジー!

レモンエナジー!

 

 強力な光の矢が一矢される。

 

 仮面ライダーヴラムに変身した深魚も専用武器であるヴラムブレイカーを弓形にして、ヴラムシステムに使っているどっプリンゴチゾウを装填して弓を引くと、ヴラムブレイカーの周辺に無数の光の矢が生成されて、一斉に掃射された。

 

セット ヴラムシューティング

 

 ボウガンと銃と弓矢を持つ仮面ライダーから放たれた攻撃が<魔力妨害>を発動中の空泳巨大鮫(メガロドン)の身体をいとも容易く貫き、爆ぜた。

 

 同じく仮面ライダーバロンと仮面ライダーブラーボと仮面ライダーグリドン・スイカアームズへと変身した黄騎(おうき)柳刃(りゅうじん)鳶汐(とびしお)は戦極ドライバーを操作して必殺技を行使した。

 

バナナスカッシュ

ドリアンスカッシュ

スイカスカッシュ

 

 黄騎をバナナを地面に突き刺すと巨大なバナナが無数に生えてきては空泳巨大鮫(メガロドン)を押さえ込んだ。

 押さえ込まれた空泳巨大鮫(メガロドン)が抗う中、柳刃が両手を広げて作りだした巨大なドリアン状のエネルギーを生成した。

 そんなドリアン状のエネルギーを鳶汐がスイカアームズが持つスイカを半分切ったような片手槌で打ち付けると、勢い良く二つのエネルギーが合わさった攻撃が空泳巨大鮫(メガロドン)に衝突すると西瓜が割れるように弾けては、ドリアンの棘が空泳巨大鮫(メガロドン)の身体に無数に突き刺さってはショック死した。

 

 次に紫苑が嵐牙、キラが爪刃の、シンシヤがエビルダイバーを召喚して背に乗って空を泳ぐ空泳巨大鮫(メガロドン)へと近づいては紫苑は剛力丸で頭部を両断し、キラはベルトを操作し、シンシヤは必殺技のカードを一枚抜き取っては「ベノバイザー」に挿入して押し込んだ。

 

FINAL VENT

 

 猛スピードで突撃していくシンシヤの乗るエビルダイバーの背へとキラも騎乗しては近づいていき、衝突する前にキラはエビルダイバーから離れた。

 するとエビルダイバーの必殺技"ハイドベノン"によって超高電圧の電磁カッターによって空泳巨大鮫(メガロドン)を切断した。

 

GORGEOUS ATTACKRIDE LE-LE-LE LEGEND

「ゴージャスに……散れ!」

 

 そして離れていたキラがレジェンドのライダーズクレストが描かれたライダーカード上のエフェクトを通り抜けながらライダーキックを放って貫通した。

 切断と貫通という攻撃を受けた空泳巨大鮫(メガロドン)は大破した。

 紫苑も"断頭鬼刃"とよばれる技を剛力丸で頭部を切り落とすと、嵐牙と爪刃が落雷を落とし、地面から雷が両手から電撃攻撃を放った。

 

煉獄雷剛

 

 三人の雷撃によって焼却した。

 

 そして、最後に鬼ライダーになった者達が各々の音楽武器を使って浄化の音を鳴らして撃波した。

 

 全ての空泳巨大鮫(メガロドン)を討伐したことで、暴風大妖渦(カリュブディス)になった。

 そんな暴風大妖渦(カリュブディス)の全身の鱗が放たれた。

 

 その数はとても多く万どころか億を超える数だった。

 

『リムル!ジーン!対処してやれ』

「あぁ」

『了解!』

 

 リムルとジーンが向かってくる鱗へと颯爽と向かった。

 

 向かってくる鱗を回避出来ないと考えた紫苑は嵐牙と共に向かおうとした矢先に、リムル達が間に合った。

 

「馬鹿だな、こういう時くらい俺を頼ってくれよ」

「パパ!」

「リムル叔父さんにジーンさん!危ない!!」

 

 あまりに無防備に紫苑達の前に出ていったリムルとジーン。

 蒼影は紫苑の影から嵐牙の背に移動してリムルを逃がそうとするが、リムルが億を超える鱗の3分の2を<暴食者>で捕食し、ジーンは残りの3分の1をベクトル操作で地面に叩き付けた。

 

 遠距離攻撃が通用しない様を見せられて驚く蒼影と紫苑達。

 リムルとジーンが対応してくれている間に、俺は<演算者>に、今まで継承してきた解析系の能力を同時進行で発動しては暴風大妖渦(カリュブディス)を徹底的に解析した。

 ヴェルドラが持つ特殊能力<究明者(シリタガリ)

 

『リムル。暴風大妖渦(カリュブディス)の依代がわかったぞ』

『本当か!?誰だったんだ?』

『フォビオだ』

 

 教えるとリムルが呆れた様にあぁ~と反応していた。

 

『どうするオーマ』

『俺が暴風大妖渦(カリュブディス)を討伐してフォビオだけを取り出す。暴風大妖渦(カリュブディス)の心核を捕食してくれ』

『いいけど、一人で大丈夫なのか?』

『大丈夫だ』

 

 リムルの心配を問題ないと言わんばかりに自信を持って言った。

 

 そして、俺の腰に戦極ドライバーを権限させて、右手に曙彌達が使っているロックシードとは別の形をしたロックシードを手にした。

 

カチドキ!

 

 戦極ドライバーに装填してカッティングブレードを落とした。

 

ロックオン! カチドキアームズ!いざ、出陣!エイ・エイ・オー!

 

 元々戦国時代の侍を思わせる鎧武者姿の仮面ライダーである仮面ライダー鎧武が戦国大将をイメージした姿をしており、歯朶の葉前立てを思わせる兜飾りが新たに追加されていた。

 

 戦国大将としての重装備になっており、背中にカチドキ旗が2振りあり、右手にカチドキロックシード専用のアームズウェポンである銃火器が手にされていた。

 

『キューン、ケケラ、ベロバ。暴風大妖渦(カリュブディス)を俺の方向に飛ばしてくれ。ウォズはタイムマジーンで、イズ達もブレイキングマンモスで協力してやってくれ』

『了解した、我が魔王』

『畏まりました、オーマ様』

『はーい』

『わかった』

『はいよ』

『わかったわよ』

 

 ジーンと違って、中規模と巨大化した生物的な姿をした仮面ライダーとなっているキューン達にそう指示を出した。ウォズも似た様な機械兵器を持っている事からそれを用いるように指示を出し、イズとアズにブレイキングマンモスプログライズキーを使う様に頼んだ。

 

 ウォズはタイムマジーンを、イズとアズはブレイキングマンモスを召喚しては、その巨大兵器に騎乗して巨大仮面ライダーである仮面ライダーベロバの四人と共に暴風大妖渦(カリュブディス)を肉体的に取り押さえた。

 

 キューンは咆哮を上げることで相手の動きを鈍らせては、ケケラがエネルギーで出来たカエルの舌で縛り付けた。

 同じようにカリバーに変身したミツルギが闇で縛り付けた。

 

必殺リード!ジャアクドラゴン!月闇必殺撃!

 

『我が魔王!』

『今だオーマ!』

『あぁ』

 

 俺はカチドキのアームズウェポンである火縄大橙DJ銃に無双セイバーを合体させた。

 火縄大橙DJ銃の銃の取っ手部分に刃が現れた。

 これが、最大火力を発揮する武器:火縄大橙DJ銃・大剣モードだ。

 

 戦極ドライバーに装填しているカチドキロックシードを火縄大橙DJ銃に装填して必殺技を発動した。

 

イチ!ジュウ!ヒャク!セン!マン!オク!チョウ!無量大数!!

 

 様々な果実型エネルギーを内蔵した極彩色の巨大な光刃を纏わせた。

 

『ジーン。サポート頼む!』

『了解!』

 

SUPPORT MODE

LASER CHARGE

 

 ジーンがレーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを二回操作して引き金を引くと、カード状の足場を一つ創り上げた。

 俺はそれに乗って、暴風大妖渦(カリュブディス)へと向かって行く。

 

 抑えられていた暴風大妖渦(カリュブディス)が<超速再生>によって再生した鱗を再射出してウォズ達を自身から離した。

 鱗のダメージを受けるウォズ達を確認することなく、その鱗を俺に向けて放ってくる。

 しかし、俺と鱗の間にリムルが間に入った。

 

「<暴食者(グラトニー)>!」

 

<暴食者>によって又も攻撃を喰われた暴風大妖渦(カリュブディス)

 鱗を完全再生させるのに掛る時間は僅か三秒ほどだが、俺にとっては十分すぎる時間だ。

 

「朧心命流……朧・泰山斬」

 

 山をも縦一線で斬りつける朧・泰山斬が暴風大妖渦(カリュブディス)の目玉部分を中心にして縦一線された。

 

 縦一線されて両断された暴風大妖渦(カリュブディス)

 火縄大橙DJ銃・大剣モードに纏っていた様々な果実型エネルギーが切口から入り込んではダメージを与えていき、火花を散らしては爆発した。

 




次回~最初の魔王と白き竜種~
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