転生したら、仮面ライダーになった件   作:森雄

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第三章・魔王来襲編の最終回です。


最初の魔王と白き竜種

 爆煙が一体を包み込む中で、リムルが落下しているフォビオを見つけて保護した。

 そして、すぐさま<大賢者>を通して暴風大妖渦(カリュブディス)の心核を取り除いた。

 

『オーマ。フォビオの手術は終わったぞ』

『わかった。皆にもそっちで集合しよう』

 

 リムルがフォビオから取り除いた報告を受けた俺は曙彌達を呼び寄せた。

 そして、皆が集まった頃にフォビオが目を覚ました。

 

「スマン!……いや、すみませんでした!」

 

 フォビオは自分が何をしてしまったのか自覚しているらしく土下座して謝罪してきた。

 

「今回の件は俺の一存でしたこと、魔王カリオン様は関係ないんだ。なんとか俺の命一つで許して欲しい……!」

「ここでお前を殺したら何のために助けたか、わからんだろ」

「それより此方の質問に答えてもらうぞ」

 

 俺はトレイニー達に視線を向けると彼女が頷いて質問をした。

 

「貴方はなぜ暴風大妖渦(カリュブディス)の封印場所を知っていたのですか?」

「偶然見つけたとは言わせませんよ」

「……仮面を被った二人組の道化に教えられた」

 

 フォビオの発言を聴いてトレイニーは小石で仮面の模様を描いた。

 

「仮面の道化?それはもしや……こんな仮面でしたか?」

「……いや、俺の前に現れたのは涙目の仮面の少女と怒った仮面の太った男だった」

 

 ッ!怒った仮面の男だと……

 

 俺は曙彌に視線を送ると、俺の視線に気付いたのか曙彌や紅丸もあるその仮面の男に思い当たったのか頷いていた。

 

「怒り面の太った男……確かゲルミュッドの使者を名乗る上位魔人がそんな仮面を付けていました。名はフットマン。中庸何とか言う組織の者だとか……」

「中庸道化連だ。奴らはなんでも屋だと言っていた」

「ああ、それだ」

 

 豚頭帝の件でゲルミュッド以外に二人の仮面の魔人がいたからな、ゲルドが知っていてもおかしくはないな。

 そう思っているとガビルが何やら思い当たるらしく、トレイニーの書いた仮面を見ていた。

 

「トレイニー殿のその図柄に見覚えがありますぞ。ゲルミュッドからの使者でラプラスと名乗った道化が……」

「ラプラス?」

 

 ガビルがトレイニーの書いた図柄にフードを書き足していた。

 そのラプラスとやらは、トレイニーがアナザー鎧武にされた時にいた魔人だな。

 

「中庸道化連か。豚頭帝の件にタイムジャッカーが関わっていた事を考えると共謀している可能性が高いな」

「そうだな」

 

 俺と滅がそう話していると、ミリムがトレイニーの書いたラプラスを凝視していた。

 

「んー……」

「ミリム?」

「どうかしたんですか?」

 

 キラとシンシヤがそう訪ねる。

 二人の言葉にミリムが返答した。

 

「豚頭帝計画を仕切っていたのはゲルミュッドだが、中庸道化連などという連中は知らんのだ。そんな面白そうなやつ等がいるのなら会ってみたかったのだ。まったくゲルミュッドのヤツめ……」

 

 そう寝転がって愚痴るミリムだったが、すぐさま何かを思い出して起きた。

 

「あ。もしかしたらゲルミュッドじゃなくて……クレイマンのヤツが何か企んでいたのかもしれぬ」

「クレイマン?誰だそれ」

「魔王の一人だぞ。ヤツはそういう企みが大好きなのだ。抜け駆けするとしたらヤツしかおるまい」

 

 それが確かなら調べる必要があるな。

<演算者>。調べる方法はあるか?

 

【解。仮面ライダーWに星の記録を調べる力があります。しかし、それを使うにはWライドウォッチを起動する必要がありますが、使用できるのは月一回です】

 

 十分だな。後で調べるとしよう。

 

「今後はタイムジャッカーと同じく謎のなんでも屋に注意するとして……とりあえず今日はお開きだ。みんなゆっくり体を休めてくれ」

 

 そう言うとリムルはフォビオに帰って良いと発言した。

 

「……はっ!?いや、俺は許されないだろう!!」

「まぁ、無罪ではないけどな」

「人的被害があれば、お前と獣王国(ユーラザニア)を滅ぼすぐらいはしたがな」

「怖いことを言うなよ、オーマ……」

 

 リムルの発言に驚き抗議するフォビオだったが、今回はなしにした。

 

「元々はそこにいるヤツの管理不行届だからな。責任なら貴様が取るべきだろ?魔王カリオンとやら」

「「え?」」

 

 俺がそう言うと茂みから金髪のワイルド青年が出てきた。

 

「よう。そいつを殺さずに助けてくれたこと、礼を言うぜ」

「カリオン様……!」

 

 やはりコイツがカリオンという魔王か。

 それと、もう一人。あまりに気配の消し方が上手くて気付きにくかったが、暴風大妖渦(カリュブディス)を解析している時に漸く気付ける程の実力者だ。明らかに実力は俺やカリオンよりも上だな。

 

「あんたが「待てリムル」?オーマ?」

 

 俺が止めた事に疑問に思うリムルに、俺はカリオンがでてきた場所とは別の方向を向いていた。

 

「さっさと出てこい。暴風大妖渦(カリュブディス)と相手していた時から見ていただろ」

 

 そう言って、俺は"負数侵略法則(インヴェイジョン・ルールマイナス)"を放った。

 

 "負数侵略法則(インヴェイジョン・ルールマイナス)":<物理学者>の権能を乗せた魔法で、負のエネルギーを侵略させる演算を乗せられた禍々しい数字が集まった球体だ。

 

「お、おい!いきなり何を……!?」

「おいおい。随分な挨拶をするじゃねぇか」

 

 そう言って"負数侵略法則(インヴェイジョン・ルールマイナス)"を無効化して出てきたのは赤いボサボサなロングヘアーに胸部部分までの丈を持ち、胸元を開いている黒いバンダナを付けた男と、同じく別色のバンダナを付けていて、氷の結晶のようなアクセサリーを付けた白銀の少女がいた。

 

 少女の容姿はミリムを思わせる容姿をしていた。

 

 それだけじゃない。

 男の方はわざとムラのあるエネルギーを出していて、少女はヴェルドラと似通った質のエネルギーをしてやがる。

 確実に全戦力で挑んでも勝てないな。

 

『なぁオーマ。あの二人、ヤバくないか?』

『あぁ。二人ともヴェルドラ級の実力者だな』

 

 俺とリムルはこの二人に関しては最大限に警戒していた。

 曙彌達は男はまだしも少女の方に関して最大限に警戒していた。

 男がわざと妖気を制御できないようにしている事からそう判断してもしかたないだろうが、それでも魔王種レベルな事から、俺とリムルの実力から警戒をしていないようだ。

 

「よう、ギィじゃねぇか」

「おぉー!ギィにヴェルザードではないか。どうしてここにいるのだ?」

 

 ギィだと!?

 まさか……

 

【告。男は個体名:ギィ・クリムゾン。女は個体名:白氷竜ヴェルザードであると判明しました】

 

 白氷竜?

 それはどういうドラゴンだ?

 

【解。個体名:ヴェルドラと同じ竜種であり、この世界に二番目に生まれた竜種です】

 

 ヴェルドラと同じ竜種!?

 なぜ、最初の魔王と二番目の竜種が来ているんだ!?

 

【不明】

 

<演算者>でも理由はわからないか。

 

「この間、ジュラの大森林から面白そうな気配が出たからな。そいつを確かめに来たんだよ」

 

 俺が<演算者>と語っているとミリムの質問にギィが応えていた。

 そして、そんなギィが俺に視線を向けていた。

 

「お前だな。ジュラの大森林から出てきた面白い気配は」

 

 そう言うギィが近づいてくると、ピシッと時間が止まった。

 タイムジャッカー達と同じ時間停止だと!?

 

「やっぱりな。時間停止しても意識は残ってやがる」

「えぇ。戦士能力(ライダースキル)が時間操作を持っているからでしょうね。それに既に聖人クラスにいるわね」

「あぁ。究極能力(アルティメット・スキル)を持ってない聖人となら勝てるレベルだな」

 

 二人が会話をしている間に、俺はなんとか時間停止を解除しようと無理をして、時間系能力と<演算者>を筆頭とする解析能力をフル活用した。無理をして最大限に発動しても、壊れた絡繰り人形のように動かすしかなかった。

 

「ほう。もう時間停止に抗ってやがる」

「ふふ。流石ね」

 

 ギィは面白い物でも見るように見つめており、ヴェルザードは笑顔を浮かべながらこちらへとやってきた。

 ぎこちなく動くしかできない俺では、ヴェルドラ級の存在を相手にするのは、かなり危険な状態だ。

 

 なにをされるのかと構えているとヴェルザードが俺の首に何かを付けてきた。

 

【告。個体名:ヴェルザードより神話級(ゴッズ)王者の紋章(クレスト・キング)]が渡されました】

 

 [王者の紋章(クレスト・キング)]ってなんだ?

 

【告。解析不可能】

 

 特殊能力では解析出来ないものなのか……

 

「解析する必要はないわ」

 

 俺が首に付けられたアクセサリーについて調べていることに気付いたのか、ヴェルザードがそう告げる。

 

「いずれ、その魔導具が貴方の助けになるわ」

 

 そう俺に顔を近づけてきたヴェルザード。俺と彼女との距離が互いの息が当たってもおかしくない距離へと縮まっていき、唇になにかが当たった。

 唇に何かが当たると同時に目を閉じたヴェルザードしか見えなかった。

 

 首にも彼女の腕が周っているが、もしやこれは……

 

 ヴェルザードがしている事を理解した時には、彼女は俺から離れていた。

 

「次会うときは思い出してね」

 

 耳元にボソリと呟いた。

 ヴェルザードが俺から離れると時間停止が解除された。

 解除されると知覚できずにいた俺以外の全員が動ける様になった。

 

「今のは……」

「……っ!オーマ君、そのアクセサリー、どうしたの?」

 

 シズさんが俺の首に付けられたアクセサリーについて話題を振ってきた。

 時間停止の最中にヴェルザードに付けられたなんて、知覚できない者からすれば何時の間にかアクセサリーを付けていると思うだろうな。

 しかし、俺はヴェルザードに尋ねた。

 

「……どういうつもりだ?」

 

 そんな俺の問いにヴェルザードは少女とは思えぬ妖艶な笑みを浮かべながら告げた。

 

「ふふ。さっきも言ったでしょう。いずれ、貴方の助けになるって……」

 

 それ以上は何も言うつもりがないみたいで、話そうとはしなかった。

 

「お前」

 

 そんな中、ギィが俺を指差してきた。

 

「なんだ?」

「ヴェルザードが迷惑掛けたからな。なにか詫びはいるか?」

 

 ギィの思わぬ発言に、ヴェルザード以外の者達は驚愕した。

 恐らくヴェルザード以外で長い付き合いであろうミリムですら、聴いた事が無かったのだろう。

 

「そう言われてもな……」

 

 突然の申し出に考えていると、ギィが更にこう尋ねてきた。

 

「お前は魔王に興味があるか?」

「俺達の国は、まだ発展したばかりだからな。魔王の称号は欲しいところだ」

 

 そう告げるとギィが笑みを浮かべた。

 

「なら、お前を魔王の座に推薦してやる」

 

 その言葉にヴェルザード以外の皆が驚愕した。

 

「おいおい!そんな簡単に推薦していいのか!?」

 

 あまりの内容にリムルがギィに訪ねる。

 

「問題ねぇ。さっきの暴風大妖渦(カリュブディス)討伐は魔王の称号を得るには十分だ。しかもお前。戦士能力(ライダースキル)に加えて、種と卵も持ってるな」

「はぁ!?本当かよギィ!」

「あぁ。ミリムもわかってんだろ?」

「うむ!オーマはレオンと同じく勇者と魔王の両方を持ってるのだ!」

 

 ギィが確認するようにミリムに訪ねると、彼女が肯定した事にカリオンは大変驚いていた。

 

「おいおい!?レオンと同じな上に、戦士能力(ライダースキル)まで持ってるのか!」

 

 カリオンが信じられない様子で俺に視線を向けてくる。

 

「そこのスライムも"魔王種"に進化してる上に、戦士能力(ライダースキル)持ちだな。お前も魔王に推薦してやろうか?」

 

 リムルが魔王種に進化した上に戦士能力(ライダースキル)持ちだと気付くギィ。

 

「いや、ならねぇって!」

「えぇ~!リムルはならないのか!?」

 

 リムルが断った事にミリムが文句をつける。

 

「それで、お前はどうするんだ?」

 

 魔王の称号に乗り気ではないリムルを諦めたギィは、俺に再度尋ねてきた。

 

「それで、お前はどうするんだ?」

「……いいぜ。魔王になってやる」

「おぉ!ホントか!オーマ!!」

 

 俺が魔王になることを了承するとミリムが大変喜んでいた。

 

「オーマ!本気か!?」

「以前に言った通りだ。この場に三人の魔王がいるんだ。丁度良いだろう」

 

 俺が魔王を語る事に後悔もなにもない事を示すと、ギィとヴェルザードに笑みがこぼれていた。

 

「ミリム。カリオン。お前達もオーマ=テンペストの魔王への推薦は文句あるか?」

「ないのだ!!」

「俺もねぇぜ。あの暴風大妖渦(カリュブディス)を簡単に討伐したんだ。魔王を名乗っても問題ねぇだろ」

「決まりだな」

 

 ギィの確認の言葉にミリムとカリオンが賛同したことで、俺の魔王推薦が確定した。

 

「他の魔王への推薦もある。その日は俺から招待してやるよ。俺達は帰るぜ。じゃあな」

 

 そう言ってヴェルザードと共にどこかへと転移していった。

 ギィ達が消えたことで、カリオンがリムルへと視線を向けた。

 

「悪かったな。俺の部下が暴走しちまったようだ。俺の監督不行届ってことで一つ許してやって欲しい」

 

 そう言っては俺に指を指してきた。

 

「お前の魔王推薦は借りを返す事にならねぇからな。今回の件、借り一つにしておく。何かあれば俺様を頼ってくれていい」

 

 そう言われたことに意外だと感じているな、リムルのヤツ。

 

「……それなら、俺達との不可侵協定を結んでくれると嬉しいんだが……」

「そんなことでいいのか?」

「ああ」

「良かろう。獅子王(ビーストマスター)カリオンの名にかけて誓ってやる。獣王国(ユーラザニア)魔国連邦(テンペスト)に牙を剥かん。オーマっつたか。お前が魔王就任してもそれを継続してやる」

「ふむ。でほ後日、互いに使節団を送る事にしよう」

「おう。いいぜ」

 

 そう言ってから今回のやらかしを行なったフォビオに一発殴りつけては抱えて帰って行った。

 

「……ふぅ。とりあえず、終わったな」

「あぁ」

「一ついいかい、我が魔王」

「なんだ?」

 

 ウォズが訪ねてきたから話を聴いた。

 

「三人の魔王の推薦で魔王として君臨する事になるが、その覚悟はあるのかい?」

「心配するな、ウォズ。豚頭帝を相手にした時から、既に出来ている」

 

 俺が魔王として君臨する事への覚悟を訪ねてきたが、あの時……ソウゴさんと出会った時に覚悟は当に決まった。

 

「そうかい。失礼した我が魔王」

 

 ウォズは俺の覚悟を確認し終えると謝罪した。

 

「さて、街に帰るぞ」

『はい!』

「オーマ!料理を頼むのだ!」

「父さん、俺もお願い!」

「私も!」

 

 ミリムが食欲がわいたのかご飯を作るように言ってきた。キラとシンシヤも同じらしく微笑みながら了承した。

 

「わかった」

 

 そう返事をしながらも街へと帰路したのだった。

 

 ────────────────────────

 

 暴風大妖渦(カリュブディス)の一件から数日が経ったのだが、その数日の間に幾つかやることが出来た。

 

 一つは、ミリム専用の武器「ドラゴンナックル」の作成だ。

 この武器は本来の膂力の10分の1ほどしかでないように作られた、ドラゴンの手を象ったぬいぐるみの手をリムルが作成した。

 そのナックルを着用している間は、ミリムによって破壊されていた扉などの被害が少なくなっていた。

 因みに暴風大妖渦(カリュブディス)との戦いを見届けてもらっていたフューズ達はブルムンド王国へと帰還した。友好関係を結べるように国王をはじめ、貴族等の脅迫(せっとく)をしてくれるだろう。

 

 ん?

 

 なぜ、脅迫だって?

 

 帰る際に「奴らの弱みを握っているのでね、どうとでもしてみせますよ」と悪い顔でフューズが言っていたのだが、アレは唯の犯罪者の顔でしかないな。

 

 ドワーフ王国からも暴風大妖渦(カリュブディス)が現れた事は先に報告していたが、討伐した事をベスターとペス伝手でガゼル王に報告してもらったのだが、そのガゼル王から正式な招待状がやって来た。

 大方、暴風大妖渦(カリュブディス)討伐の経緯を尋ねてくるのだろう。

 その際には魔王推薦の話も進んでいる可能性があるだろうな。

 

 次に獣王国からカリオンの言葉を携えたフォビオがやってきた。今回は使者として志願したらしく、前回とは打って変わった慇懃な物腰となっていた。

 カリオンからは互いの使節団を派遣する日時について書かれていた。

 

「リムル。獣王国は俺が使節団として向かうから、ドワーフ王国は頼めるか?」

「おう。俺はいいけど、オーマが直接行くのか?」

「あぁ。盟主が二人もいるんだ。一人は向かうべきだろう」

「確かにそうだな。じゃあ、頼む!」

「あぁ」

 

 使節団の団長として俺が出ることになった。

 付き添いとしてウォズと紅丸を副官とした数名の使節団も連れていくがな。

 

 それ以外では日々の戦闘訓練を欠かさず行なっていた。

 白老との朧心命流の鍛練や伝授。ミリムや戦士能力(ライダースキル)持ちとの戦闘訓練などを行ないながら日にちが過ぎていた。

 

 それから数日後。朝食を食したミリムが魔王としての仕事に出かける事を伝えてきた。

 

「ん?仕事に行くのか?」

「そうなのだ!心配するな。終わったら帰ってくるのだ」

「気をつけてね、ミリム」

「気をつけて」

「キラとシンシヤも心配性なのだ!では行ってくるのだ!」

 

 そう言ってミリムが魔国連邦を去って行ったのだった。

 

 

 




次章:伝承探索編

次回~獣王国への使節~
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