黒の流星   作:ほせき

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空からの来訪者の話・小話弐

「約束します。ギンガ団の名前と功績はわたしが子々孫々に伝えます」

 

夜空の星を眺めながら、ショウはギンガ団の名前の由来を聞いた。

シンジュ団を辞めたノボリは、今やショウとセットのように扱われることも多い。ノボリがショウを宿舎に送る前に呼び止められたため、ノボリもまた同じ話を聞いていた。

 

綺羅星のごとき才覚を持つ人達――そんな人達が集まる様はまるで銀河のようだからギンガ団。

この前、団員ランクが見事マンテンボシになったショウ。星と付くランクは数字だけより何だか綺麗な響きでショウも気に入っていた。

でもシンオウ地方に住んでいるショウは、ギンガ団という名前を知っていた。だから最初は訝し気に思っていたし、少々警戒すらしていたのだ。

 

「ノボリさんは、現代でギンガ団のこと聞いたことあります?」

「シンオウ地方には足を踏み入れたことがないため、一般的な知識やニュース等で報じられたことならば」

 

ショウの宿舎までの帰り道。警備隊のスグルから十分に離れ、周囲に人がいないことを確認してからショウはノボリに声を掛けた。

ノボリはショウが落ちてくるよりずっと前からヒスイにいたのなら、ギンガ団という名前を聞いて大層驚いただろう。表向きの情報だけならば、ショウのように身構えることはなかったかもしれないが。

 

「どんなですか?」

「新エネルギーの開発を行っている会社でございますね。ショウ様の故郷、トバリシティに本部が、ハクタイシティに支部がございます。わたくしが現代にいた頃から基準として大体十年ほど前に株価が下落しましたが、最近では開発も上手くいき株価も業績も右肩上がり。ホウエン地方で最も有名なデボンコーポレーションとも共同開発を行ったことで名が上がりました。これが表向きの評価と事実。……ですが、十年ほど前にギンガ団が発電所を不法占拠しただとか、ポケモンの強盗をしただとか、リッシ湖を爆破した――等という噂もございますね。出所がネットの片隅ですので、真偽の程は確かではございませんが」

「それ、本当ですよ。あたしは生まれてなかったけど、あたしのいとこが当時のギンガ団を壊滅させたんです」

 

帽子の下で、ノボリが僅かに目を見開くのが見えた。

ショウが実際に経験したことではない。だけどショウの尊敬するいとこが当事者だった。母はいとこの叔母で、当時は大層心配したそうだ。だからこそ、もしも娘のショウもそんなことに巻き込まれたら、とジム巡りの旅にも最初は難色を示された。

尤もこれは表向きはないことになっている。ほぼ当事者しか知らない。ショウも軽くネットで検索したことがあるが、そんな話は出てこなかった。むしろノボリが知っていることに驚いたほどだ。

それに今は新エネルギー開発のちゃんとした会社なのも本当のこと。だけど一時期は、ショウのいとこが悪事を働いていた人達をポケモンバトルで負かし、その企みを阻止するまでは、ノボリが述べた悪い噂を、あの悪事を本当に行っていた。ショウは当時の彼らの思想や本当の目的までは知らないが、悪い人達だったのは知っている。

 

「だから、……もし未来のギンガ団が、此処のギンガ団と同じだったら、いやだなあ。皆いちから頑張って、未来ではポケモンは友達だって言い切れるくらいになってるのに。皆が命を掛けて開拓した場所を荒らして破壊してたなら、……やだな。シマボシ隊長が、伝えていくって言ったのに」

「そうでございますね。あのギンガ団の前身が今のギンガ団と同じだという確証はございません。素晴らしい功績を残したギンガ団だからこそ、隠れ蓑にするためにわざと名前だけを拝借した可能性もございます。時空の裂け目の向こうが異なる世界であれば、ショウ様のいたところのギンガ団と此処のギンガ団はそもそもの世界すら違う全くの別物かもしれません。それに一時期誤ったとしても、現在では真にエネルギー開発を行い実績を残しております。当時の指導者がもういないのであれば、確かめることも難しい。……信じましょう」

「……はい」

 

ものであれ関係であれ環境であれ、ギンガ団は安定を求めて良いものを作ろうと頑張ってきた。

ショウは今のコトブキムラしか知らないから、想像しか出来ないし、今の様からすると想像するのも難しいけれど。何にもない所だったらしい。人が増えて発展して、今のかたちになった。

だから、空が赤く染まったあの日、いいやその前からデンボクがショウを怪しく思い追放したことも理解できる。せっかく皆が築き上げたものを壊すわけにはいかないと。

心情的には別問題だし、切り捨てられたショウにとってはたまったものではなく、今でもちょっとデンボクが苦手な思いはあるけれど。リーダーの人間とはそういうものなのだろう。

 

築き上げた一員に今はショウも入っているから、尚更思う。ヒスイの地を拓いて守ってきたのに、壊そうとした人達と同じ名前だなんて。あまつさえ、後のギンガ団の姿であったなら。

いずれギンガ団も消えるとデンボクは言ったけれど。忘れられるだけならともかく、それではあんまりだ。……あまりにも悲しい。

 

気分が沈むショウを慰めるように、ノボリはショウの肩に置いた手で、慰めるように優しく叩いた。

 

 

 ▲ ▲ ▲

 

 

一番の目的は図鑑完成に向けてのポケモンの調査。だがその傍ら、コギトに貰った情報を元にプレート集めも行っている。

実際、ヒスイ地方に生息する珍しいポケモンとの出会いもあるため、図鑑完成の役にも立っている。ひとり寂しくではないし、図鑑完成に近付いていると思えば、夜の旅路も足取りが軽い。暗闇もゴーストタイプもものともしないノボリが、ショウをエスコートしてくれているからというのが一番の理由かもしれないが。

 

「ショウ様、二歩分左に。そこの岩を越えたらわたくしの後ろを通って右へ移動してくださいまし。風上になりますので、ゴースも手出しはできないでしょう」

「はい」

 

ノボリの言う通りにすれば、先ほどまでショウがいた位置にゴースが姿を現し、べえっと舌を見せた。ふいに持ち上げられたノボリの手がぺちんと軽い音を立てる。肩を叩こうとした手を弾かれたゴーストが、悔し気に回転してまた姿を消した。

 

「相変わらずノボリさんすごいですね……あたし一人じゃこんなに軽々と歩けないです。特定のタイプのポケモンに好かれる人って皆こうなのかなあ」

「皆が皆というわけではないと思いますが、ゴーストタイプは好かれると逆に面倒なこともございますからおすすめは致しかねます。彼らとは感覚がいたく異なりますので」

 

扱いが上手くてもちょっかいばかり掛けられるのでは、確かにそうなのかもしれない。

でもショウはノボリと調査に出かけてから一度もゴースのガスの被害に遭ったことはなく、ゴーストに肩を叩かれたこともない。一人で調査していたときは、本当に辟易するくらいからかわれたこともある。

姿を消して見えない瞬間も多いゴーストタイプの位置を、ノボリは的確に教えてくれるのだ。ポケモン達自身にしか理由は分からないものの相性が良いらしく、彼らに好かれるだけでなく何となく言いたいことが分かったり、何となくどこにいるかが分かるのだとか。あくまでも何となくであり、他のタイプのポケモンに比べれば、ではあるらしいが。

 

今までノボリとヒスイ地方を歩いた際、ノボリの周りに集まってきたのはゴーストタイプだけではない。奥の森と極寒の荒地に赴いてミミロルとミミロップに囲まれ、石切り場の上の山に登ってヌメイルに攻撃されず寄ってこられたのは記憶に新しい。

毎回ではないし、オヤブンポケモンが襲ってくるのは同じ。だがポケモンは人にとってふしぎな隣人、という認識の強いショウからすれば、それだけでもありがたいとは思う。

時空の歪みの調査に赴いたショウに付き合って一緒に入ってくれた際、複数のポリゴンとコイルにべったりとくっ付かれているのを見て、ちょっと考え直したものの。ポリゴン系統にだけは無条件で警戒されず囲まれるらしい。

 

キリの良いところまで調査をし、ショウはノボリに促されてポケモンがいない場所を選び、休憩のために腰を下ろした。

最初の頃に比べると体力も随分とついて、調査のために歩き回るのも慣れた。ノボリが安全なルートを指示してくれて無闇に体力や気力を消費しないで済んでいるから、より快適だ。まだ行ける気はするが、休めるときに休むこと、とノボリが言うので素直に聞き入れている。

ノボリが差し出してくれた水や携帯食料を、ありがたく貰う。一人だけ食べるのは気が引けていたが、アレルギーが多く飲食する姿を誰かに見られるのが苦手と言われては無理強いは出来ない。同じような体質の友達はいたので分かる。一人のときにちゃんと栄養は摂っているらしいし、数を重ねればもう慣れた。

 

「ノボリさん、自分は食べないものもいつも持ち歩いてますよね」

「ええ。遭難や怪我等、要救助者を発見することもございますので、常に携帯はしております」

「ボールは持ってないとして、他には何を持ってるんですか?」

「きずぐすり関連やめかくしだま、火打石、ロープ、あとはヒスイに来たときに着ていた服でございますね」

「え、服も持ち歩いているんですか?」

「以前もお話ししたように、突然来たならば帰るのも突然の可能性がありますから」

「ああ、それで」

 

視線を持ち上げると、ノボリに力を貸してくれているヨノワールが宙に浮いているのが見える。

ノボリがヨノワールを見たことに気付いたヨノワールは、左の手のひらを下に向けて軽く横に振った後に払うような仕草をした。ノボリが小さく頷くと、ヨノワールがこの場から離れていく。その背中を見送ってから、ショウはノボリを見た。

 

「ノボリさん、ヨノワールは?」

「ヨマワルが大量発生しそうなので、散らしてきてくれるそうです」

「あの仕草でそこまで分かるんですか!?」

「付き合いもそこそこ長いですし、わたくしにとってゴーストタイプは比較的意思疎通もしやすいので。手足や指があると、存外伝わりやすいものでございますよ」

「確かに人型の方が分かりやすいですけど……あ、イッシュ地方でもポケモンのハンドサインって流行りました?」

「ハンドサインでございますか。わたくしに心当たりはないので、わたくしがいなくなってからか、もしくはシンオウ地方で流行っていたのではないでしょうか」

「そうかもしれません。シンオウでも結局、すぐに流行らなくなっちゃったし」

 

ポケモンバトルでトレーナーがポケモンに指示を出すのは声に出してだ。だがそれでは、相手にも聞こえてしまう。

だから後ろでトレーナーが特定の行動、つま先で床を蹴ったりフィンガースナップで知らせる、ということが流行ったことがあった。

しかし一度目はともかく二度目からは相手にもバレているし、そんなことに気を割きながら指示も聞いてバトルに集中できるポケモンは多くない。トレーナーだけでなく合図を確実に覚えていられるポケモンも限られる。

そんなわけで、一瞬だけ流行ったそれはすぐに下火になった。パフォーマンスとしてあえてやっている人もいるものの。

 

ついでに、ポケモンがトレーナーに対してハンドサインを送る、というのもあった。こちらはもっと早くに見かけなくなったが。

相対したポケモンをトレーナーが知らないとき、ポケモン同士なら何となくタイプを察せられる場合がある。だが人間はポケモンの言葉を理解できないため、ハンドサインで教えてもらったらいいのでは、というのが発端だったとショウは記憶している。

尤も、トレーナーとして不甲斐なさすぎる、技はともかくタイプくらいはバトルをするなら知識として身に着けていろ、と非難轟々だった。

それに、現在発見されているポケモンのタイプは十八種類。それだけのハンドサインを完璧にポケモンに記憶してもらう方が困難だ。ハンドサインには手足や指がいる。勿論、それが可能な種族や個体はいるだろうが。

 

「人間はポケモンの言葉を理解できませんから、そういった面からのアプローチも確かに興味深いですし、有用な場合もあるかもしれません。エスパータイプのポケモンの場合、思考を読み取ってもらったり思念で伝えたりして、周りに悟らせずタイムラグもなく指示を伝えるサイキッカーもおります。ただそれも人間側に多大な才能と耐性が必要ですし、ただの思考と明確な指示を分けるのが思いのほか難しいと聞いたことがございます。ちなみに、流行ったハンドサインにはどんなものが?」

 

ヨノワールが戻るまで少し時間がかかりそうだと、ショウは覚えている限りの合図やハンドサインをノボリに教えた。役に立つことはないだろうが、眠気覚ましの雑談としては楽しくていい。それに、下らないことでもシンオウ地方を思い出し懐かしむには十分だった。

シンオウ地方のこと、ネットで見たこと、ヒスイにはいないポケモンのこと、此処では見ない道具や特性や技。今まではそんなことを話せる相手もいなかったし、そもそもとりとめのない話をするような余裕もなかったから。

 

ノボリが相槌を打ちながらずっと話を聞いてくれていたためショウの話は止まらなかったが、ノボリの真後ろにぼうっと赤い光が灯ったのを見て、ショウは口を閉じた。

気付いていたのか、ノボリに驚いた様子はない。顔を隠すように翳されたヨノワールの両手をそっとどけ、労わるように胴の部分を軽く撫でる。

暗闇に光る赤い瞳を初めて見たときはとても怖ろしかった。でも暗いのもゴーストポケモンも、今は平気だ。今みたいに急に現れると吃驚はするが、飛びのいたり悲鳴を上げることはない。必要に迫られて強制的にではあったものの、強くなったと自分自身でも思う。

 

「ショウ様もヒスイ地方とそのポケモン達に随分慣れましたね。シンオウ地方に帰ったら、物足りなく思うのではございませんか?」

「あー、道は整備されてるだろうし、ポケモンは基本的に草むらに入らないと襲ってこないですもんね。でも、ヒスイ地方とどこがどう変わったのかを見るのは楽しみかも」

「それは良いですね。ジム巡りはされるのですか?」

「一応そのつもりです。ちゃんとしたポケモンバトルはほとんど出来ていないので、あんまり自信はないですけど……」

「相手がひとりな分ポケモンバトルの方が集中はできると思いますが、勝手に慣れるまでは仕方ないでしょうね。ですがシンオウ地方のジムはバッジの取得数に応じて難易度を調整すると聞いております。数をこなせば、ショウ様ならすぐに高みへ行くことができますよ」

「えへへ、ありがとうございます。サブウェイマスターでしたっけ? フロンティアブレーンみたいな、ポケモンバトルが強い人にそう言われると嬉しいです。元の世界に帰って自分の手持ちを育てたら、ノボリさんの本当の手持ちとも勝負させてください!」

「……ええ、わたくしも無事に手持ちと再会してカンを取り戻せたら」

「約束ですよ!」

 

ぐっと拳を握って言えば、ノボリは小さく頷いた。

 

 

休憩を終えて再び調査を開始し、ついでにムベに頼まれたケムリイモを採取している最中、ふとショウは思い出したことがあった。

ショウと同じようにケムリイモを抱えているノボリを振り返り、ショウは声を掛ける。

 

「そういえばノボリさん、ムベさんがシノビだって知ってたんですか?」

「いえ、シノビだとは知りませんでした」

「でもあのとき、ムベさんから庇おうとしてくれましたよね?」

 

天が赤く染まり、あかいくさりを手に入れてシンオウ神殿に向かうため岩の門を通っていた最中だ。少し開けた場所に、イモヅル亭の店主、ムベが背を向けて立っていた。

野生ポケモンがいない場所とはいえこんなところでどうしたんだろうと近付こうとしたショウをノボリは制し、遮るように前に出たのだ。

ノボリはボールを持っておらず、普段力を貸してくれているポケモン達は中まで付いてきてくれていなかったし、ポケモン勝負で決着をつけようと言われたため、ショウが自ら前に出たけれど。あの反応は、最初からムベを警戒していたものだった。

 

「ムベ様が只者ではないことは分かっておりましたので、あの時あの場所にわざわざいるということは妨害が目的だと思っておりましたから」

「あたし、普通に食堂のおじいちゃんだとばっかり思ってました……」

「コトブキムラでの姿だけでしたら仕方のないことかと。年配の一般人の振りが実に上手い。さすがシノビだとわたくし感心しておりました」

「ということは、外で見たときに?」

「さすがにポケモン達が闊歩する中で演技し続けるのは難しかったようですね。足音がなく立ち振る舞いに隙がございませんでした。それに、わたくしはギンガ団が最初にヒスイ地方に来たときから見ております。境遇を思えば演ずる余裕がなかったのも頷けるというもの」

「はー、なるほどー……」

 

ムベ一人でポケモンに襲われることもなくケムリイモを採集してくる、という話は聞いたことがあった。健康な成人男性でも無傷でとはいかない環境。今思えば、相当の実力者だからなのだと気付いてもよかった。

そこまで考えて、ショウは何かが引っ掛かって首を傾げた。外とはいえ、そんなムベに気付かれることなく観察できたということは。

 

「……それって、ノボリさんも只者じゃないってことなのでは?」

「ええ。わたくしサブウェイマスターとして副駅長として、部下を監督指導し、シングルダブルマルチバトルに精を出し、お客様に気を配り、不審者に目を光らせ不埒者を取り押さえる生活を送っておりましたので。人の観察や荒事も得意だと自負しております」

「サブウェイマスターって凄いんですね! ムベさん以外に、実はすごい人っていたりします?」

「そうですね。ギンガ団なら警備隊のデンスケ様、畑作隊のハク様……」

 

ショウの問いに答えて、ギンガ団に続いて、シンジュ団、コンゴウ団、イチョウ商会の人達の名前を連ねていく。ギンガ団はともかく、他はショウが知らない人の名前もある。実はすごい人、と言ったからこそだろう。隊長やキャプテンの名前が上がらないのはそのためだ。

口元に手を当て、迷うように空を見上げた後、ノボリはポツリと言った。

 

「それから……ウォロ様でしょうか」

「ウォロさん? 二回バトルしたっきりだけど……確かに、トゲピーとフカマルが進化してたら手強そうですね。一人であちこち動き回ってますし」

「それもございます。ですがそうではなく……説明がしづらいのですが、とにかくお気を付けくださいまし」

「えっ、気を付ける? どうして?」

「いえ、わたくしの杞憂である可能性も十分にございます。ただ気を許しすぎることのないように、とだけ忘れないでいていただければ」

 

じっとノボリを見てもそれ以上何も言ってはくれなかったけれど。ショウはその言葉を覚えていた。

ただ、あかいくさりを手に入れられたのはウォロのおかげだ。お得意様だからと役立つアイテムをくれもした。コギトを紹介してくれたおかげで、今だって色々な珍しいポケモンと出会うことが出来ている。

だからこそ会うたびに、本当にそうだろうかと首を傾げていた。ちょっと変わっていて、好奇心と探求心が強いだけで、いい人ではないかと。

 

――だけど、ノボリの言葉が正しかったと分かったのは、思わぬ形で知らされるのは、それから数日後のことだった。




アカギは好きなんだけど、それはそれとしてシマボシさんのあの言葉を聞くと、アカギこの野郎……!ってなる
アカギあの野郎……!
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