なんかいつも出てくるモブおるよな…って言われたいモブ 作:坂木みさき
《脇役の回顧録》3話
さて、今日一日は先生と雑談する事に決めた訳だが、何かほかに聞きたいことはあるか?
「んー、そうだね……そういえば条約を結ぶ時の事だけど……その話は聞ける?」
あー……その話か。まあ別にいいぜ?特に隠したりはしてないからな。
「なら教えて欲しいな……あの子が言ってた『アリウスに居た黒い髪の長い子』って多分モブのことだと思うし……」
あの子?……あ、アリウスの「あっちゃん」か?俺がアリウスの生徒で知り合いなのはあっちゃんくらいだし……いや、五分くらいしか会話してないから知り合いでも無いかもしれないけど
「アリウスのあっちゃん……」
まあその話が聞きたいなら教えてやるか。
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『脇役の回顧録』第3話 「アリウスのあっちゃん」
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確か先生ってあの条約が結ばれる前って、トリニティで補習授業部の顧問をしてたんだろ?
そのくらいの時期、俺は「アリウス分校」に勝手に体験入学しに行ってたんだな。
まあ理由としてはそろそろ学校にでも通おうかなって考えてたからだが。
『待って待って!なんで私が顧問してたこと知ってるの!?』
……知ってる理由?内緒だ。
『……っ!なら!なんでアリウスの学校の位置まで……!』
…………なぜ知ってるとおかしい?
『おかしいって……トリニティの生徒だってアリウスの位置は分かってなかったのになんで……!』
…………その疑問に答えるにはまだ……俺の好感度が足りないな。
もっと俺と仲良くなれたら聞けるかもしれないぜ?
『…………』
どうしたよ?黙っちゃって?
『……どうしても「今」答える気は無い?』
ないね。
『……なら、納得は出来ないけどいいよ?……続きをお願い』
お、そうか?ま、さっきも言ったけど聞きたければ俺と仲良くなる事だな。そうそう教える気はねえけど。
さて、話を続けるぜ。
さっき話した通り先生が補習授業部の顧問をしている頃、俺はアリウス分校に体験入学していた。
だが正直な所、アリウス分校は俺に合ってる学校ではなかった。俺、支配されてるとか好きじゃなかったし。
肌に合わなかったわけだ。理事長もなんかよくわからん化け物だったし……
んでアリウスをやめて違う学校……その時はゲヘナ当たりだな、予定していたのは。
だからゲヘナに向かおうとアリウスの敷地から出ようとしたその時……
フルフェイスの仮面付けた薄紫?色の髪をした子に声を掛けられた……声を掛けられたというか肩を叩かれて振り向いたらその子がいた。
『もしかして……』
さあ?先生が思い浮かべた人物と同じかは分からない。俺はその時五分ほどその女の子と話しただけ……いや?話してないな。俺、手話とか分からんし……俺が話したのを頷いたり首振ったり、時折手話?みたいなのでその子の意見を言ってたんだろうけど理解はできてなかった。
『…その子とは何を話したの?』
そうだな……俺は最初、声を出さないということは訳ありだな?と理解し、こう質問した。
《お前って自由か?》
『……それは!!』
落ち着けよ、先生?急に怒鳴るなって?
『……ごめん……話を続けて』
……まあいいだろう。その質問に大して仮面の女の子は首を横に振って答えてくれた。それで終わりかと思ったが、手話らしきもので俺に意思疎通を取ってきたものだから、さきに手話が分からないことを謝り、俺の質問に首を振るか頷くかしてくれと答えた。
《仮面は取れないのか?》頷く
《どうしても取れない理由がある?》頷く
《お前は……自由が欲しいか?》……反応がない
《お前には仲間がいるか?心から愛せる仲間が?》頷く
こんな感じだったな、確か。
『…………』
そして五分ほど質問責めにした後、俺は3人ほどの気配に気づいたから質問を2つほど最後にした。
《この支配から逃げれるならお前は命を掛けれるか?》
その子は直ぐに頷いた。
《なら、今お前を俺が殺してから仲間であろう後ろの3人を逃がす。それに納得ができるか?》
その子は少し間を置いてから……頷く……その瞬間、俺に銃弾とミサイルが飛んできた。
その爆風に包まれる直前、俺はその子の名前を聞いていなかったことを思い出し、聞いた。
「……ア……」爆風にかき消され聞こえたのはそれだけ。だから俺はあっちゃんっ呼んでる。
その後後ろから来た2人と、物陰からライフルで狙っている1人、そしてあっちゃんとの戦闘が始まった。
その戦闘の時は4人を傷つけたりしないように立ち回ったから、少しだけ傷を負ったけどな、なんとか無事に逃げた。
そして少しの間を置き、トリニティとゲヘナによる条約が結ばれることになる……という事だな。
『……アツコから聞いたことがあるんだ。私を殺して……スクワッド『4人』を全員自由にしてくれようとした子がいるって』
……先生はそれを聞いて、今殺そうとした俺から話を聞いてどう思ったんだよ?
『……アツコはその時、「自由になれるなら、それもありなのかなってその時は思ったんだ……私が殺されて、本当に自由になれたとしても、私が死んだ後のさっちゃん達のこと考えてなかったけどね」ってね……だから、アツコがモブに対して何も思って居ないから……私がとやかく言うことは無いのかなって思う』
そうかよ。
ま、調停式位までの俺はそんな感じだな。
『調停式の時なにかしてたの?』
聞きたいか?
『この際聞かせて欲しいな』
なら、答えてやろう。……だが少し話つかれたから休憩してからな。
『うん、それでいいよ。ゆっくりでいいから色々教えて欲しいな』
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《battle1謎の生徒を撃退せよ!》
「難易度」
推奨Lv93
「編成生徒固定」
固定生徒『錠前サオリ Lv95』『秤アツコ Lv93』『戒野ミサキ Lv93』『槌永ヒヨリ Lv93』
クリア条件
謎の生徒のHPを15%削り、5分間経過
別条件
謎の生徒のHPを5分以内に25%削る
《クリア報酬》
4話解放
《サブ報酬》
別の条件を満たしてクリア
3.5話解放
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「…………」
どしたよ?
「いや、聞かない方がいいこともあるから、聞かないようにしておこうかなって」
そうか、なら少し休憩したら続きを話すことにするか。
《3話clear!》
脇厄モブ(アリウスの姿)→アリウスカメンヒメが遭遇した明らかにアリウスの人間じゃないのにアリウス生を名乗っていた異常者。
……え?アリウスの4人組と戦った時?まあ何とかなるよ……人間何とかなるんだよ!
まあ俺はモブだから勝てないけどな……逃げることしか俺には出来ない……
先生→そろそろモブのことを怪しんできている。なぜトリニティ生ですら知らなかったアリウスの位置を知っているのか?トリニティ生でもないのになぜ顧問をしていたことを知っているのか?
怪しいけど……私が生徒を疑う訳には行かない(聖人)
アリウスカメンヒメ→(私が死ねば……さっちゃん達は自由になれるのかな……?……死ねば私も……自由なのかな)
ベアトリーチェ→なんか強そうな生徒がいますね……もしかすると私の計画に使える……?……所詮は子供。操ることなんて簡単なんですよ……(嘲笑)
黒服→モブに手を出すのはやめといた方がいいと他の方たちに警告してませんでしたね……まあいいでしょう。そうそう手は出さないでしょうし。
錠前サオリ→(なぜ姫とただのアリウス生が話している……?……っ!姫を殺すだと!?そんなことはさせない!!!)
槌永ヒヨリ→強いですねぇこの人……辛いですねぇ……
戒野ミサキ→(何こいつ……)
脇厄モブ(アリウス)→やべ〜!4人組に勝てるわけないだろ!いい加減にしろ!
馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!……また勝てなかったよ……(敗走)
先生達→え、何この強敵は……てかサオリ達も限界超えてるやないかーい!
運営くん→Lv上限が90を超えてる……?なんこったよ(すっとぼけ)
第3話→エデン条約編のモブ視点(調停式前まで)
この戦闘によりLv上限が90を超えたステータスが発表された。
この時3話のアリウスでの戦闘があったこと自体メインシナリオではなし。でも別視点(補習授業部がゲヘナでテストを受けに行く時くらい)のメインシナリオに出ている。詳細は3.5話にて。
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また書いちゃったよ……みんなに見て貰えるの嬉しくって……だから書きました(承認欲求モンスター)
こんな妄想垂れ流しなやに1万UAも超えたしお気に入りも250件とかだし感想も貰えるし誤字も指摘してもらえるしありがと〜!
※お詫び。柴崎ラーメンと明記していましたが柴関ラーメンでした。修正してくださった方、本当ににありがとうございます。許さんぞ陸八魔アル!!!
先生堕ち絶対しない先生アンチ生徒、実際
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あり
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なし
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