転生吸血鬼ですが何か?   作:黄昏の跡地

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白昼編です。基本的に日常回多めになります


白昼:妖怪少女達の珍道中
第15話:おいでませ紅魔館


 

「それじゃあ私はこの辺りで失礼するわね」

 

「ありがとうございまぁーす紫さん。」

 

皆さんどうも漸く落ち着いて腰を下ろせそうなので精神的に安定してきましたフランです。いやぁ家出に鬼の四天王との勝負、古明地姉妹との出会いや幽香との戦闘に月面戦争と誕生日過ぎるまで濃密過ぎたので少しだけ心の安寧が欲しいです。

とりあえず暫くはゆっくり出来そうなので肩の荷も降りて普段の話し方に戻すことにしました。さてそんな私達は色々と話し合った結果全員紅魔館でお世話になる事になり荷物を取りに戻ったりなんなりして結局半日使う羽目になったのはここだけの話です

 

「お姉様日傘刺してね?紅魔館の主がこんなしょーもない所で灰になっただなんて話笑えないからね?」

 

「分かっているわよ全く……誰に似たんだか」

 

「死んじゃったお母様じゃないかな?そういうお姉様はお父様そっくりだけどね」

 

「何処がよ」

 

「頑固者な所」

 

「……否定出来ないわね」

 

実際私は翼以外は母上似で姉上は父上似である。翼は突然変異でそうなったと言うのは既にわかっている為折り合いも着いてはいる……それだけじゃなく考えも似たり寄ったりで私と母上は温和で頭の回転が早い、が父上と姉上は頑固者という共通点がある

 

「じゃあ皆、着いてきてね?」

 

「「「はぁーい」」」

 

「……なんて言うか引率の人みたいだねフラン」

 

「初めて来る場所だから逸れるのを防ぐ為だから仕方ないわよこいし」「そうなのだー」

 

 

 

 

えっちらほっちらと霧の湖にかかっている石橋を渡ると紅魔館の門前に到着した……したはいいものの

 

「……門番の人寝てるねお姉様。」

 

「はぁ……こら美鈴!起きなさい!主人が帰ってきたのよ!」

 

スパァン!と音を立てながら頭をしばくと門番は「フガッ!?」と何とも情けない声を出しながら起きた

 

「あっあいや、私寝てませんよお嬢様!?」

 

「思いっきりいびきかいてたの聞いてたからね!?……フラン、皆紹介するわね。こいつは紅美鈴でこれでもこの紅魔館のメイド長を務めてるのよ」

 

「初めまして紅美鈴さん、フランドール・スカーレットと申します……以後お見知りおきを」

 

「こっ古明地こいしです」

「こいしの姉のさとりと言います」

「ルーミアなのだー」

 

「貴女が妹様なのですね!よろしくお願いしますね!それとこいしさん、さとりさん、ルーミアさん、ようこそ紅魔館へ!……それはそうとお嬢様?私の目が間違っていなければいいのですが妹様普通に日光浴びてますけど大丈夫なのですか?」

 

「ええ間違っていないわ、能力の応用で普通に過ごせるようになってるのよ。さすが私の妹ね」

 

「お姉様、私を自慢するのはいいんだけど時間は有限なんだよ?こんな所で喋っている暇あったら先にさとり達を部屋へ案内させた方がいいんじゃない?」

 

「もうせっかちねぇ、けどそれもそうね……美鈴!空き部屋の準備は!」

 

「既に用意出来ております。では中へどうぞ」

 

鉄格子製の大きな門が音を立てながら開き私達は中へ入る……あっあれ知らないや私が居なくなった後に植えたのかな?整備は勿論良くメンテナンスされているのがよく分かる。

 

「大っきいのだー!」

 

「ふわぁ……フランが私達の家小さいって言ってた意味漸く解ったよ、そりゃ小さく感じるよこの大きさだと!」

 

「そうね、これだけの大きさだと使用人もかなりの人数は居そうね」

 

 

「色々と説明とかする必要もあるからちゃっちゃと着いてきてね」

 

 

 

 

 

 

突然だけど門を潜りエントランス入った瞬間に帰りを待っていた全妖精メイド達からの『お帰りなさいませお嬢様、妹様』の音圧に負けそうになって心臓バクバク言ってるのは内緒です。

 

 

「先ず部屋割りだけど私の両隣にこいしとルーミア、お姉様の隣にさとりの部屋をあてがってるよ、内装の変更等は各自美鈴へ伝える様にしてね」

 

「「「はぁーい」」」

 

もっと詳しく言うと私の部屋から見て右側にこいし、左側にルーミアの配置でございます。さとりさんとこいしを紅魔館へお引越しさせたのにもとある事情があった為であるとはここで言わせてもらいます

 

「(館の主としての経験を積ませれる為にさとりをお姉様の側近に、こいしを私専属のメイドにしてルーミアを警備隊長に配置ねぇ……紅魔異変これかなり難易度上がるんじゃ?っとそんな事を考えるよりも前に)三人とも、荷物を置いたらもう一度エントランスへ集まってね。館内の案内をしなければならないから……次いでに私も内装の再確認したいし」

 

本当ならお姉様とか美鈴に頼むところなんだけどお姉様は溜まった書類の処理、美鈴は門番継続の為今暫くは動けない状態だから手の空いてる私が館内の案内をする事になりました

 

「(改めて地図を見ると大きい……食堂に大浴場と大型キッチン、謁見の間に会議室、地下丸々大図書があって庭園家庭菜園場に中庭裏庭妖精メイド達の別館に大型倉庫に地下牢余り有る本館の部屋に屋上各階層にお手洗い……こんなにあっても不必要では?)」

 

「フーラン、何見てるの?」

 

「ウニュッ!?……なんだこいしか、ちょっと今の屋敷内の見取り図を見てて改めて大きいなと実感していただけだよ。まあ最終的に全員覚えてもらう事になりそうだけどね、仕事をする必要事項だから」

 

「ヴェ!?これ全部覚えるの!?」

 

「当たり前よ、ここで働く為にも必要最低限のカリキュラムなのだから。後は礼儀作法やベッドメイキングの仕方掃除洗濯食事の出し方その他etc……やるべき事覚えるべき事は沢山あるから特に私専属になるこいしは覚えてね?」

 

ちなみにお姉様のお付になるさとりは書類において処理すべきものしてはならない物の区別の仕方を、ルーミアには妖精が最も最適解を得るトレーニングメニュー等全員が全員無理難題な事をさせる事になるけど必要事項なので仕方ないよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお初日の結果としては全員の頭から煙が出てくる事になったのはここだけの話

 

 




次回辺りは……紫から何かしらのお話かな?お楽しみにぃ
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