転生吸血鬼ですが何か?   作:黄昏の跡地

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一体うちの紅魔館は何処へ向かって行ってるんでしょうかね?そう思っている作者です。書いてる自分ですら分からない方向になってきてる辺りだいぶおかしいんだけどね、て訳で戦闘特化の妖精部隊の共通設定を下記に書いておきます

・共通設定
1.全員妖精内ではかなり知能と戦闘能力が高い
2.普通に全員弾幕撃てる
3.ネームド組がやたらと強く一部を除いて大体単騎で何とかなる事もある
4.スペルカードの様な物とは違い【ブレードアーツ】を駆使した近接戦闘スタイルをパチュリーが開発し伝授されている

ブレードアーツについては後述しますが取り敢えず【通常の妖精よりも知能と戦闘能力が高い集団】という認識を持っていればおkです


第22話:妖精館改装工事

 

「後はこれで……全体の本を対象に保護魔法を保存魔法、一定距離から離れると強制的に戻ってくる帰還魔法を掛けてっと……帰還魔法の日数は7日でいっか、後は永続化の数式を全部に入れてっと」

 

こんにちわフランです、今何やってるかって?数日前に大量(数週間分)の書類との格闘を終え本来の図書館の読み漁りも終わり永続化させた保存魔法と保護魔法、対魔理沙用に盗まれた際の対策としての帰還魔法を付与させようとしている最中です。早め早めに終わらせておけば後々楽になるんでね!ガハハ

 

「終わったァ〜!」

 

「お疲れ様フラ〜ン!苦節2ヶ月!」

 

「途中とんでもない邪魔入ったけど漸く終わった……」

 

現在はちまちまと書類が届くのでそれの処理を片手間でやるだけの単純作業しか残っていないので非常に気が楽で仕方ありません!……いや自分でもビックリよ?こんなサクサク終わるだなんで思ってもなかったもん

 

「しかしまあ我ながら覚えた魔法の量凄いな……基本の火・水・風・土・雷に加えて氷・木・時空間・聖・闇・月・日・金・音・光etc」

 

「多いなぁ、使いこなせれるの?全部」

 

「まあ主に使うとしても火と雷、時空間と風と光位だしあってもなくてもとりあえずで覚えただけだから使い時はまた来るよ」

 

「そんな雑な……いやまあそうだよねそれだけあったら使い時は来るだろうし覚えておいて損は無いもんね」

 

そゆこと、それはそうと今出来ることは全部終わったしどうしよっかなぁ?妖精メイド達の訓練の様子でも見に行こっかな?どうせ暇してるルーミアが適当に扱いてるだろうし

 

 

 

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キン!キン!ガキィン!

ギャリギャリギャリ……パァン!

 

 

「……え?いや何この状況?」

 

訓練場にもなっている中庭へ出ると緑掛かった金髪のエルフ耳の少女がルーミアと打ち合っていた。あんな子見た事ないんだけど?

 

「君強いのだー!折角だからうちの部下になるのだー!」

 

「非常に魅力的なお話ですが私はもうシルフ部隊の一員として活動させて頂いてる身ですので残念ですがお断りさせて頂きます!」

 

そう彼女が言うと刀身に緑色の魔力を纏わせ風属性の加速魔法を使いルーミアを翻弄する……既視感たっぷりでどうしようもないくらい言いたい

 

「(どっからどう見てもALOとかのソードスキルじゃん!けどクリアエフェクトじゃなくて直に魔力を纏わせてる感じがある。)」

 

そうこうしているとルーミアの手に持っていたダインスレイヴが弾き飛ばされ首元に刃を向けていた

 

「まっ参ったのだー」

 

「うふふ、楽しい一時でした。お付き合い頂きありがとうございます……ん?」

 

あっやっべこっち見てら「フラン様ぁー!」ぐえぇ!?何なに!?私何かやった!?て言うか発育の暴力が頬に当たり続けてる

 

「はっ!申し訳ございません!初めてお会いする事になるとはいえこのようなご無礼を働いてしまい……改めて紅の夜の妹君にご挨拶を申し上げます、私英国駐留部隊【シルフ】部隊の伝令役を仰せつかった者でございます。本日付でレプラコーン部隊と共に紅魔館への配属となりますので何卒よろしくお願いします」

 

……シルフ?どっかで聞いたことが?あっ思い出した!紅魔館には10属性種族の妖精部隊を抱えてるって話を4歳の頃に聞いたことある!しかもレプラコーン部隊と共にということは!

 

「……あれ?もしかして妹様!?」

 

「……あぁ!やっぱりティアだ!久しぶりぃ!」

 

「お久しぶりです妹様!僅か100年とは言えこんなにも立派に成長なされてティア感激です!」

 

左側の通路から聞き覚えのある声が聞こえ其方に顔を向けるとレプラコーン部隊隊長【伝説の鍛治職人(マスタースミス)】の異名を持つ【アーティア】ことティアとの感動の再開である。え?会ったことあるのかって?実はしれっとレプラコーン部隊の工房を覗きに行ったことがあってその時に知り合ったのである

 

「えっと、フラン?その人は?」

 

「ああえっとぉ、この人はティア……本名はアーティアって言うんだけど愛称としてティアって呼ぶ様にしたの。種族は妖精の中でも鍛治に特化したレプラコーンで【伝説の鍛治職人(マスタースミス)】の異名を持ってるんだぁ」

 

「どうも!ご紹介に預かりましたアーティアって言います!妹様発祥で今はティアって呼ばれてます。」

 

「あっどうも古明地こいしって言います……ティアさんってフランと何時知り合ったんですか?」

 

「ふふん、実は妹様が4歳の頃に一度うちの工房に来て下さったことがあってその時に知り合ったんだぁ。それはそうと君が話にあったさとりさんの妹さんね?お姉さんから伝言という名の手紙を預かってるから読んどいて……で妹様、一つレミリアお嬢様からの依頼が届いております」

 

「おりょ?何?」

 

「……では僭越ながら言わせて頂きましょう。私たち戦闘妖精部隊【アークフェアリー】全兵異動に伴い【妖精館】の改装工事依頼をお願いしたいとの事だそうです」

 

アイエー!?全員来るの!?あぁーまあ改装しないと入らないもんね皆……ええ(困惑)部隊メンバー最大20人だしアルフ部隊は10人とは言え20×9+10で190人でしょ?となると一部屋4〜5人部屋にしないと入らないじゃん。いや隊長一人部屋にしたら5部屋で済むのか

 

「設計図とかは?」

 

「既にレミリアお嬢様とパチュリー様によって製図された物が御座いますので問題ありません……しかし資材が足りないのですよ。特に木材と石材が」

 

「こいし、倉庫の方の在庫どうなってる?」

 

「あっえっと……恐らく足りないかと、基本的に館内の修復用に保管してる位ですので」

 

……となるとコネを使って集める他無いかな?宛はあるしちょっと報酬出せば普通にやってくれるでしょ

 

「妹様?」

 

「……ふ、我に策ありってね。」

 

 

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我に策あり、その言葉を実行するに至ったのはとても早かった。というのも妖怪の山には石材や木材が多く余り余っているという話をちらりと文さんがしていたのを聞いた事があり山の管理をしている勇儀達に仲介を頼もうという訳よ

 

「という訳でお願い出来ない?勇儀、萃香」

 

「急だな」「急だねぇ」

 

「勿論タダでとは言わないよ?お給料だってちゃんと出すし明日に響かない程度にはお酒飲めるし美味しいご飯だって食べれる、オマケに大浴場もある。更に私やルーミアと撃ち合うことだって出来るんだよ?」

 

「よし行くか」

「勇儀!?いや私も行くんだけどな!?」

 

「即断即決ありがとうございます、とりあえず今必要な資材の量は今ティアが見積もってくれてるから着工は明日とかになると思うのでよろしくお願いします」

 

無事に?2人を釣ることが出来たので一安心ですはい。事前に言っとかないと面倒な事が良く起こるからそれを未然に防ぐように動きましょうね皆さん

 

「まあ何はともあれ一度紅魔館に来てよ、私の国から引っ越してくる子達が多いからさ」

 

「ほぉ……強いのか?全員」

 

「んにゃ、聞いた話だとシルフとサラマンダー、スプリガンとノームとインプの隊長さん達が1番強いみたいな話を聞いたから全員じゃないよさすがに……それに今回先に来てくれてるレプラコーンは後方職だし伝言を伝えに来てくれたシルフの子は鬼には届かないだろうし」

 

「にゃはは!そうかそうか、会うのを楽しみにしておこう!」

 

こんの戦闘狂共め少しは自重して欲しいところだけど来てくれたら来てくれたで警備部隊のいい刺激にはなるでしょ……いや待って本当に思うんだけど私たちの紅魔館は一体何処へ向かってるの?最早要塞よ?非戦闘員の妖精メイドが少なくとも150は居るし警備部隊で約100、今回来る戦闘部隊は合計190だから総数440名内戦闘員290て……Lunatic通り越した何かの塊が完成するよ?向かう先はMUGEN時空か?やだよ私

 

「ま、まあ何はともあれ館に行こっか……あっ丁度いい所に文さんと椛さんいた」

 

「よし、アイツらも捕まえるか」

 

「お願しても?」「よし来た」

 

 

うっかり前を通ってしまった天狗コンビは呆気なく勇儀に捕まり紅魔館へドナドナされることになった……ごめんね巻き込んで

 

 

 

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「ほぉー……立派なもんだねぇ」

 

「ふふーん、マスタースミスの名は伊達じゃないのよ、使用する金属や加工時の温度、密度、全てにおいて計算式はいるからね。人一倍頑張った甲斐があったよ」

 

勇儀達が石材や木材を持ってきて直ぐにティア達が待ってましたと言わんばかりに加工を始めていた……しかも数人はもう妖精館に手を付けて着工し始めてるしで早いのなんの。普通こういうのってノームとかが得意何じゃないの?って思われがちだけど実はそういった類の作業レプラコーンも得意なのです

 

で、今何をしているのかって言うと暇潰しに勇儀が面白半分で持ってきた刀を見てティアが真似して加工しだしたのである外で……んで完成した刀は非常に綺麗で現在ではオーバーテクノロジー扱いされている日本刀以上の強度と斬れ味を持つ刀を作って勇儀が絶賛している所なのだが

 

「ねえティア?その隣にあるそのゴツイ剣何?」

 

「ああーこれ?えへへぇ実は妹様の事考えてたらこの形のがピィーンと来て英国の方でも作ってたんだけど素材足りなくて持ち手位しか作れてなくてさぁ、こいしちゃんに頼んだら刀身の素材でもある緋々色金とオリハルコンがあまりに余ってたみたいだからふんだんに使ってみたんだぁ!名付けて【澱水の剣】!あらゆる属性付与も可能で素で火属性と聖属性、光属性の3つが備わってる万能剣だよ!」

 

……聞き覚えねぇーなんだっけ澱水の剣って?今前世の記憶結構曖昧だけど生きてる間では絶対聞き覚えが無いやつだ。

 

「ちなみに二本あるよ!」

「いやなんであるの?貰うけど」

 

と言うか緋々色金とオリハルコンあんのかよこの世界ヤバすぎるんだけど……しかしまあ持ってみると案外しっくりくる、レーヴァテインと交代ごうたいで使っても良さそうねこれなら

 

「どうどう!気に入った?」

 

「普通こういうのって片手間にやるようなものじゃない気がするんだけど?」

 

「何事にも全力よ!それに今休憩中だからね、やっておきたいことは先にやっとかないと!」

 

「そういうものかねぇ?……けどまあ気に入ったよ、長さも重さもレーヴァテインと同質だし結構しっくり来る。ありがと」

 

「えへへぇどういたしまして!いやぁいい仕事した!よぉしやる気出てきたァ!もうちょい休んだらガンガン作業進めてくぞお前らァ!」

 

『おぉー!』

 

 

 

 

 

 

いややる気出しすぎて事故ないようにね




【ブレードアーツ】
SAOやALOで言う所の【ソードスキル】の様な物であるがあれとは違い【特定属性を武器に付与させ攻撃時の威力を増加させる】魔法の様な物で得意属性とは別に習得出来る為汎用性は高いが長期の訓練が必要な模様

今回登場したネームドはアーティアちゃんことティアちゃんです。イメージ的にはALOのリズベットを思い浮かべてくれたら幸いです……攻撃の仕方がメイス+バックラーだしダブルソードも持ってるしなんだろうね?

そしてしれっと会っていたお二人さん、紅魔館から離れてる工房にて父親と母親、レミリアと共に見に行った所が出会いの切っ掛けでした

次回はレプラコーンと伝令一名居なくなった英国サイドに視点を戻して帰国までかけたらなぁって思います
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