転生吸血鬼ですが何か?   作:黄昏の跡地

26 / 57

どうも、シエルのイメージをFGOジャンヌからSAOアリシゼーションのアリスに変えた方が良くねって思えてきた作者です

髪の色同じだしちょっと筋力値高くなってもバレないバレない……旗槍+金木犀の剣振り回しながら味方にバフかけてバリツで相手どつき回すアリス観たくない?

え?細剣?金木犀の刀身をユウキの使ってる片手直剣と同じぐらいにすれば行ける行ける

……まあそんな事は一旦置いといてフランちゃんの回復イベです、前回崩れていってるくせして治るのかよと思ってるそこのあなた!完全には治りませんし確定で壊すことになってるんで


第26話:ほんの少しの

 

フランにパーティを開いていいか聞いてOKサインを貰ったのでしっかりと準備をすることにしましたレミリアよ、招待客の選定はさとりにやってもらって装飾周りは美鈴とゼファーに頼んだわ

 

その間にもフランの体調管理はしっかりと行いゆっくり休ませているといつの間にかパーティ前日になっていたが嬉しいお知らせが来た

 

「うん……髪の色は戻りませんでしたが肉付きも大分戻りましたし肌艶やハリ、色味もだいぶ戻りましたね。無理をしない範囲であればパーティに参加しても大丈夫です」

 

「よかっっっっっったぁ……」

 

そう、フランの出席許可である。大々的にフランの回復祈願も兼ねたパーティを開きますので是非参加して下さいなんて言っておいて当の本人を参加させないのは主催者としては腹切り案件なのよね

 

「よし!そうと決まれば着付けよ!今のフランの体格に合わせてドレスの調整をしないといけないからね!」

 

そう言いながら私はフランをベッドからゆっくりとおんぶして着付けをする為の専用部屋へと足を運んだ……勿論フランの負担にならないようにね?

 

 

 

 

 

「あっ!レミリア様!着付けですか?」

 

「もーちょっとかっこよくして欲しいのだー」

 

「コラコラ文句言うなルーミア穣、今あるやつでそれが1番いいやつだぞ……っとお嬢いらっしゃい!フラン嬢は?」

 

「おんぶしてる、出席許可が降りたからフランのドレスの着付けを頼もうと思って」

 

部屋に入るとこいしとルーミアがイグニスと一緒に着付けをして貰っていた……主に文句を言ってるのはルーミアみたいだが。そんなイグニスは姉御肌な性格な癖して裁縫や着付け、料理や家事も得意と素で良妻賢母っぷりを発揮している為か人気が高い……いやそんな事思ってる暇あるならフラン降ろさないと

 

「おおそりゃ良かった!……こうして会うのは初めましてだなフラン嬢、アタシはイグニスってんだ、アークフェアリーのサラマンダー部隊の隊長をやらせてもらってる……よろしくな」

 

「よろしく……お願いします」

 

弱々しくなったとは言えしっかり者な所は変わり無くイグニスが差し伸ばした手をたどたどしく握り握手を交わす。イグニスは「ふわふわしてて可愛いなぁ」と言いながらニヤけた顔で頭を撫でていたけどフランにとっては良い刺激になりそうと思う

 

「あっフラン!元気になったの?」

 

「ヒッ!?」「「ん??」」

 

こいしがフランに話しかけるとフランは小さく悲鳴を上げながら私の後ろに隠れた……フラン?もしかしてこいしの事が怖い?いやでもさとりとは普通に話してたわよね?

 

「……ごっごめんなさい……こいしは悪くないんだけど……なんでか……凄く怖く感じて」

 

「あっ……ううん、私が急に大声上げちゃったのもあるのかな?私の着付けはもう終わってるからすぐ出るよ。」

 

こいしは少したじろいだが直ぐに気持ちを切り替えて部屋から出ていった……これはさとりとパチェ、八雲藍に話さないとね

 

 

「……さて、イグニス!私は他の準備をしてくれてるメンバーに進捗を聞かないといけないからフランのことお願いね」

 

「おまかせをお嬢、無理のない範囲でとびきり可愛く仕上げてやるから」

 

それを聞いて安心したわ、さてと今の時間なら三人は擦り合わせをしてるでしょうし私も行きますか

 

「お嬢様何処へ行くのだー?」

 

「あらルーミア着付けは終わったの?」

 

「もうちょっとかっこいいのが欲しかったのだー」

 

「ごめんなさいね、今回は家にある物で我慢して欲しいの……次迄には沢山生地用意して要望通りのを作ってもらうようにレプラコーン部隊の裁縫師に頼んどくから」

 

 

「ホントか!?約束なのだー!」

 

 

 

そう言いながらルーミアは元気に出ていった……恐らくアンたちと斬り合いでもするんでしょうけどあの子何処まで強くなるのかしらね?っとそんな事考えてる暇は無いわね

 

 

 

━━━━━━━━━━━

 

何時もの部屋へ向かうと案の定揃っていて準備も大詰めだったのか最終チェックをしていたらしい

 

「それでなんだけどレミィ?肝心のフランはどうなの?アクアからはなんて?」

 

「回復の兆候が漸く出てきて動けるようにもなったからフランの出席許可が降りたわ。勿論無理のない範囲でだけどね」

 

「「「良かったぁ」」」

 

 

「とりあえず立ちっぱにならない様にフランには椅子に座ってもらうつもりだけどどう?」

 

「「「異議なし」」」

 

「ありがと……それとみんなには話とかないといけない事が一つ出来てしまったわ」

 

そう言うとパチェは何かを察したのか防音魔法をかけてさとりがカーテンを閉めて八雲藍が扉の前に立った……フランの前世云々の話をする際の定位置になったからなのか動きがまあ早いのなんの

 

「それでレミィ……フランに何かあったの?」

 

「間接的には何も問題はなかったわ、今はイグニスに着付けをしてもらってる最中だから……けど着付けをする少し前にこいしとルーミアが居たのよ」

 

「?それの何が問題?」

 

「いた事に関してはさして問題はないわ……けど、フランがこいしを見た瞬間小さく悲鳴を上げて震えながら私の後ろに隠れたのよ」

 

「っ!?こいしが何かしたんですか!?」

 

「さとり落ち着いてこいしは何もしてないわ、もしかしたら前世でこいしにそっくりな子と何かあっただけかもよ?……私の予想でしかないけれど」

 

そう、あくまでも【予想】……当たって欲しくはないけどあの反応からするとほぼ確実に前世でこいしにそっくりな子と何かしらのアクシデントがあってそれが表象化したんだろうと思う

 

 

「……さとり、急に話は変わるんだけど最終的に呼んだ人たちってどのくらい?」

 

「ホントに急ね……今回呼んだのはフランと交友関係のある面々を中心にしてるわ。山からは星熊勇儀さんと伊吹萃香さんに鴉天狗の射命丸文さんと白狼天狗の犬走椛さん、太陽の畑から風見幽香さん、人里から上白沢慧音さん……計6名をお呼びだてしたわ」

 

「幽香殿は私と紫様とも交友があったから招待状は私から出させて貰った、それ以外はさとり殿も面識があるから出してもらった」

 

「助かるわ……もしフランの過去にとんでもない事をやらかしたそっくりさんがこの中にいたら目も当てられないわね」

 

「全員面倒見は良い方だから大丈夫だろうとは思うがフランの過去を完全に知らない以上なんとも言えないな」

 

現時点で分かっているのはこいしのみに過剰反応してると言うこと……ルーミアやさとり、私には何も反応は無く他の妖精達や八雲藍美鈴にも同様だった

 

何事も無ければ良いんだけど……ね

 

 

 

 

 

そして迎えた当日

 

 

私たちは玄関口にて待っていた。当のフランは髪色に合わせて白のドレスに赤をあしらえた物を着ており背中や肩周りがパックリ空いているのがすぐに目についた、両腕には二の腕の中間位までを覆う手袋と中指に嵌めながら手首に掛けるリング、両脚はフランの華奢な足を隠す様に膝丈スカートに黒タイツと赤のヒール、ルビーをあしらったネックレスとイヤリングを着けて華やかさを醸し出している……好みどストライクよいい仕事したわねイグニス!それはそうとやっぱりちょっと無理してる?

 

 

「フラン、無理して出迎えをしなくていいのよ?」

 

「大丈夫……ちょっとフラフラするけど」

 

「やっぱりヒールじゃなくてローファーに替えようか?」

 

アークフェアリー部隊と紅魔館在住の面々で来場客を待つようにしたのだがいかんせんフランが頑なに「私も出迎えに行きたい」って言い出した時は肝が冷えたわ……とっ来たわね

 

「よぉーす、フラン元気……そうっちゃ元気そうだがまだ悪そうだな」

 

「にゃははは、無理は禁物だよフラン」

 

「今日はお呼び頂き有難う御座います!写真撮っても大丈夫ですか?」

 

「文さんこういう時ぐらい商魂抑えてください……呼んで頂きありがとうございます、フランさんお久しぶりです」

 

山の面々が先に来た……全員普段のものとは違い和服に着替えており天狗組は袴を着ていた。後に聞いてみると「本来の仕事着」との事だそうで、その後すぐに上白沢慧音と風見幽香も来た

 

「済まない、途中でこいつと会ってな遅れたのなら謝罪する」

 

「あら?私も普通に呼ばれたと思ったら随分と面白そうな面子が揃ってるじゃない」

 

「おーおーお花畑の魔王様まで来たのか?フランの優しさに惚れたのか?」

 

「……そうね、そうかも。この子がこれだけ弱るなんて相当よ?今日は呼んでくれて嬉しいわ」

 

 

うーん……フランと面識のある人達って聞いたけど濃いわね全員キャラが、でもフランが少なくとも気に入ったからこその人脈なんでしょうね。これこそフランが愛されてる証拠ね……さてフランの反応はっと

 

 

「えっと……皆さん……本日はご来場頂き……ありがとうございます。最後まで……心ゆくまでお楽しみ下さい」

 

普通ね?という事はこいしのみかしら?普通に挨拶をしている辺りは大丈夫なんだろうけど

 

 

……不安だわ

 

 

━━━━━━━━━━

 

 

 

パーティを無事に開けてフランも座らせて一先ずは安心かしらね、余計な事が起きない限りはこのまま進んでくれるとありがたいのだけれども

 

「レミリア・スカーレットさん?少し良いかしら?」

 

「何かしら?風見幽香」

 

「実はフランとちょっとした約束事をしていてね……」

 

こいつやっぱ危険じゃ?フランが隣に居るから下手には動けないんだけどそれでも逃がす位には時間は「植物の種が欲しいのだけれど今あるかしら?」……はい?

 

「あっ……そういえばそんな約束もしてたっけ……えっと……ゼファーさん」

 

「はい、どうされましたか?フラン様」

 

「幽香へのお土産として……幾つか花の種を見繕ってあげて欲しいの……ダメかな?」

 

「いえ、お帰りになる迄にご用意致しますのでお気になさらず。と言うかもう用意出来ております」

 

「あら、本当?」

 

「はい、薔薇にチューリップ等数種類ご用意しておりますのでお帰りになられる際はお声掛けのほどよろしくお願いします……それと幾つかの野菜の種も同封してありますので良ければ、分かりやすく種類別に種を入れておりますので」

 

「っ!?さすがね貴女とは仲良くなれそうだわ!」

 

……え?何私だけ?ついていけてないのって?噂程度に聞いたけど風見幽香ってゴリゴリの戦闘狂で畑を荒らすやつは皆花の養分みたいなヤバい奴って聞いてたんだけど?

 

「初めて話した時は……凄く優しい人だったよ?」

 

「あれぇ?私だけ話についていけてないぞぉ?」

 

「レミィが思っていることは大体合ってますよ?ですが彼女どうやら人里にも普通に行くみたいですし愛想もかなり良いらしく野菜を人里に下ろしてる事もあるそうで」

 

「……のうかりん」

 

「「ブフォ!?」」

 

「あら私にピッタリの渾名じゃない……まあそれはそれとして、随分とまあ弱っちゃったわね貴女も。久々に貴女と撃ち合いをしたかったのだけど今の調子じゃ出来そうもないわね、お大事に」

 

そう言いながらフランの頭をひとしきり撫でた後に離れていった風見幽香……彼女は大丈夫そうね、それはそうと彼女の育てた野菜少し気になるわねどこかのタイミングで家にも下ろしてもらえるか交渉してみましょうかしら?

 

「フランさん、ご無沙汰しております……お身体の調子はどうですか?」

 

「普通……かな?アクアが言うには治ってきてるって……言うけどあんまり実感がわかなくて」

 

「あやや、随分と白くなりましたねフランさん。あっこれお土産です!妖怪の山で育ててる果物ですよ!気が向いたらで良いので良かったら食べて下さいね」

 

そう言って黒い天狗が出してきたのは林檎にバナナ、桃等が入ったバスケットだった、私としても非常に有難く消化にも良いのでアクアに頼んで冷やして保管するよう頼んだ……話をしているとフランは椛の頭を掴んで?抱き締めるように?触っていた、表現があれな気もするけどもふもふと触っており犬走椛も満更ではなさそうだった。そういえば八雲藍の尻尾も触ってたわねこの子

 

 

 

 

 

縁もたけなわ、もうすぐで終わりに近付いていたのだが

 

 

「よっす!挨拶が遅れて悪かったね……元気にやってるか?」

 

「にゃはは、命あっての物種だからね……無茶するのは駄目だよフラン」

 

鬼の2人が漸く来た……ひとしきり酒を飲み漁って食事も楽しんだ後に来たせいで酒臭くて敵わんがまあ良いでしょう今日は無礼講を許します

 

「そういやあたしらも土産を持ってきたんだが……ちょいとばかり面倒なことになっちまっててよ」

 

「「面倒な事?」」

 

 

「とりあえず表に来て欲しいんだ」

 

 

 

 

 

 

 

「紫様ぁ!待ってて下さい今たすけますからァ!」

 

「おいこの氷どうなってやがる!あたしらサラマンダーの火でもビクともしねぇぞ!」

 

「むきゅ、火属性の多重魔法でも溶けないなんて硬すぎない?」

 

表へ出ると火属性を扱える面々がえんやこらさっさと巨大な氷を溶かす作業をしており八雲藍に至ってはピックで壊していた……どうやら中に八雲紫が入っているらしく救出がてらこっちに持ってきたらしい

 

「いやぁ本来ならあたしらの仕事なんだろうけどあたしと萃香でも持ってきたサイズまでしか削れなかったんだ……氷が冷てぇのなんの」

 

「えっえぇ……さとり、想起でレーヴァテイン出せる?」

 

「出来なくもないですが精度が悪すぎて数分程度しか持ちません」

 

万事休すかしら?本来ならフランの出番なんだろうけど今のあの子じゃ絶対に無理よね

 

「全員どいて……私が溶かす」

 

そう言って前に出たのは件のフランだった……そこまでは良かったのだが持っている武器が不味かった

 

「っ!?フランそれはダメ!」

 

「フラン、レーヴァテインにしなさい!今の貴女の身体ではそれを使うのは危険よ!」

 

【澱水の剣】……聖属性と火属性、光属性の三属性を備えた剣でフランの体調悪化の原因とも言えるべき代物だった

 

「けどレーヴァテインより安定した高温を放てるわ……だから離れてて」

 

「フラン……正直に言うと反対だけどこのまま放っておくのも釈然としないから無理だけはしないでね、全員離れて!フランが溶かすから!」

 

そう叫ぶと蜘蛛の子を散らすようにそこに居たメンバーは逃げていった、あの八雲藍ですらそそくさと逃げている位だから澱水の剣の力は知っているのかも?散り切ったのかフランは剣を水平に構え魔力と妖力を込め始めた、すると刀身はキィーンと言う耳を劈く様な音と共に青白く輝き火と雷を帯びていた

 

「……行きます、【雷火転覆】!」

 

技名を叫びながら剣を氷に叩きつけると見た事のないような火柱が下から立ち上り轟雷が空から降り注ぎ氷に襲いかかった……いや何これ規格外でしょ最早

 

「……あっ」

 

「えっなにやっぱりやりすぎた?……ん?ぷっあはははは!!!何あれ!」

 

氷が見事に溶けきった所までは良かった……良かったのだが無事に吸収された当の八雲紫の頭がチリチリになって黒焦げになっていた、本人はキョトンとしており口からも煙を吐いているせいで面白かった。

 

八雲藍が八雲紫に抱き着き無事を安堵していると八雲紫が此方へ来た

 

「まさか貴女の仕業だったとはねフラン……少し反省なさい!」

 

そう叫ぶとフランの足元にスキマが開き落ちてった……はぁっ!?フラン!

 

ガッ!

 

「ッ!?何するのよ!フランが!」

 

怒り心頭と言わんばかりの八雲紫が私の肩を掴んで来て私も落とそうとする……しかし予想に反して本人は私の耳に口を近付けてきた

 

ボソッ「(スキマは迷いの竹林の最奥にある【永遠亭】に繋げてあるから安心なさい……藍から話は聞いてるからこの際しっかり容態を診て来なさい、紅魔館のメンバーには私からちゃんと説明しておくから)さあ貴女も落ちなさい」

 

「(八雲紫……恩に着るわ)言われなくとも自分から行くわよ!」

 

 

 

 

 

 

スキマから降りると霧がかった竹林へと出た……正面には建物がポツンと立っており恐らくあれが【永遠亭】なのだろうと思った。診て来なさいと言われたのを思い出しもしかしたら診療所の様な場所なのでしょうけど

 

「日傘念の為持ってきておいて正解だったわ……それはそうとフランは何処なのかしら?」

 

周りを探してみるがフランの面影はどこにも無かった……あいつもしかしたら別の場所に飛ばした?いやそれはありえない、私が通ってここに着いたという事はフランも同様にここに着いてることでもあるはず

 

「あっ……お姉ちゃん」

 

「フラン!大丈夫なの!?」

 

「うん、とりあえず敷地内に入っちゃってるけど……多分大丈夫」

 

この子のこういう自信は何処から来るのかしらね?いや違う!私が心配してるのは落っこちた際に怪我したのかとか澱水の剣使っての身体変化で心配してるのよ!

 

「フラン、マイペースなのはいい事なんだけど私が聞きたいのは身体に不調が出てないかとかスキマから落っこちて怪我してないかの大丈夫なんだけど……」

 

「あ……そっち?……うん、大丈夫」

 

「はぁ、とりあえず中に人がいるかは聞いておきましょう。ごめんくださぁーい!」

 

入口で大きく声を上げて中に人がいるかを確かめる、すると直ぐにパタパタと足音が聞こえてきて出てきたのは【兎】だった……黒いブレザーに桃色のスカート、赤いネクタイって何処かで見たことあるような?

 

「こんにちは……もしかしてご予約されていらしたスカーレット様でしょうか?」

 

「ふぇ?予約した覚えがないんだけど?」

 

「あれ?でも確かに八雲様から「蝙蝠のような羽根と7色の結晶の付いた羽根を持つ少女が来たら入れてあげて欲しい、その子達の名前はスカーレットで私名義で予約して欲しい」と仰られておりましたがお聞きになられておりませんでしたか?」

 

「「いいえ」」

「とはいえ好都合だわ……妹の体調がここ10年で著しく崩れてるの、うちでも医療技術を持ってる人材はいるけど専門じゃなくて」

 

実際そうだ……私たち吸血鬼や妖精は治療を必要としない、回復魔法はあれど殆ど自然治癒による回復能力で傷は消えるし吸血鬼の再生能力は段違いだ。加えてアークフェアリー部隊は妖精で構成されてる為1日1回復活出来るから厄介極まりない、がしかし現状のフランの状況によって一変しアクアを筆頭にウンディーネ部隊が医療技術を学び始めた事が拍車となり急遽紅魔館内に医務室が増設されたのである

 

「成程、ですが予約されているのは確認出来ておりますのでどうぞ中へお入りください。」

 

 

 

 

何はともあれ漸くフランが元気になれそうで安心したわ、八雲紫には感謝してもしきれなさそうね




文字数7000オーバーって何やったらこうなるんですかねぇ?(大体モールス信号と分割線と書きたい部分のせい)

詰め込みに詰め込むと文字数増えるんすね……次回は永遠亭でのお話です

【編集後】

なんかモールス信号邪魔くさいので取っ払いました
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。