転生吸血鬼ですが何か?   作:黄昏の跡地

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日常回でごわす、今回はブレードアーツにスポットを当てていきます

技の名称やらなんやらはソードアート・オンラインシリーズから引っ張ってきてますがそこはまあご愛嬌ということで

残機の話がしれっと前回出ましたが幻想郷創設に伴いパーティ企画前の時点で八雲藍が伝えた形になります

あと今回フランちゃん視点でゲス


第28話:剣技

 

 

紅魔館【ヴアル大図書館】にてーー

 

「え?ブレードアーツについて?」

 

「うん、澱水の剣使用禁止を言い渡されて代わりに渡されたのがこの二本でさ……幾ら氷属性の青薔薇と光属性の金木犀じゃ威力出なくてさ」

 

皆さんお久しぶりですフランです、いやうん……ここ暫くは体調悪化が凄まじくてほぼほぼ記憶がありません!永琳先生と会ったのは覚えてますはい。

とりあえず永琳先生からお薬を貰って毎日大量の薬を飲んでいたら治りが良くてほぼ本調子まで戻った為次は体力作りに勤しもうとしたら澱水の剣使用禁止令が発令されたので仕方なくレーヴァテインでやってたらまあーうん……勝てない!

今使ってるレーヴァテイン長さ的には皆が持ってる片手直剣とほぼ同じ位のはずなのに全然攻撃届かなくてびっくりした、という事で体力作りも兼ねてティアがいる工房に顔を覗いたら背中に背負ってるこの二本の片手直剣を貰ったので折角なのでブレードアーツ習得の為設計者でもあるパチェの元に向かったのが事の経緯である

 

 

「アンから聞いたの、パチェがブレードアーツの開発者だって」

 

「むきゅ、これ以上妹様強くしてどうするのよ……まあいいわ。」

 

悪態を着きながらもテーブルに案内されると同時に私に付いてくれてるゼファーが紅茶を入れてくれた、久々に飲む紅茶は身に染みるわ……美味しい

 

「さて、先ずブレードアーツについてね……ブレードアーツと言うのはアークフェアリーの戦闘手段を増やすために用意したものなのよ、内容は【特定属性を武器に付与させ攻撃時の威力を増加させる】1種の強化魔法の様な物で得意属性とは別に習得出来るから汎用性はかなり高いのよ。その反面習得にはかなりの時間を要するんだけど殆どが大体1週間で会得してたわね」

 

「ちなみに私が得意なのは風と雷の2つです」

 

「とまあ本来特化属性を付与させれば威力は絶大になるけど戦闘時の選択肢をより多くする事も出来るし属性を複合させることも出来るから皆色んな属性を持つようにしてるのよ。後殆どの隊長さんはカラーエフェクトを統一化させてる影響で付与されてる属性を分からなくさせるなんて芸当もやってるわね、ゼファーの場合なら緑に統一してるし」

 

こうやって聞くと本当にソードスキルみたいな感じなんだね……ただあっちの場合設定されたモーションと色で判別されるし硬直もあったりするけどこっちはシンプルな魔法増強+硬直無しのエンチャントに近い扱いなのね

 

「習得状況としてはトップから順にハルとアン、シエル、イグニス、アクアとゼファー、エストレア、ティアとラン最後にアリアといった具合ね……アリアに関しては元が戦闘特化じゃないから音属性しか習得出来てないわ。同様にティアとランもね……まあトップの連中が軒並みバトルジャンキーなのが問題あるんだけどね」

 

「パチュリー様!?私とアクアさんの事戦闘狂みたいな扱いしないでくれます!?」

 

ほむほむ……総合すると上位6名は小回りの効く武器を使用してるから、エストレアは大振り故に、ティアとランはメインが前衛じゃないから、アリアはパチェの説明通りでしょうね

 

「ちなみに相手したのは?」

 

「アクアとアン」

 

「「ああ無理だ」」

 

「え?どゆこと?」

 

「アクアとアン達は【一撃】とかじゃなくて【速度と手数】でダメージを稼ぐのよ、要は質より量派ね」

 

あっそりゃ無理だ私のレーヴァテインどちらかと言えば威力重視の一撃型だから速剣覚えてないから勝てないのは当たり前だ納得

 

 

「とりあえず基礎から学んでいきましょ、中庭の訓練場へ行きましょう」

 

 

 

 

 

数時間後ーー

 

 

 

 

「「妹様覚えるの早くない?」」

 

「そうかな?」

 

中庭の訓練場へ来てゼファー指導の元ブレードアーツの練習をしていたら数時間単位で習得出来ちゃいました……こんなに簡単に覚えれるなら最初から聞けば良かった、後色統一も出来るようにしました

 

「因みにどうやったか参考までに聞かせてくれよフラン穣」

 

「え?勘」

 

「「「えぇ……(困惑)」」」

 

イグニスも合流してきてどうやったかと言われて勘と答えたら変な反応された……解せぬ

 

「ま、まあ覚えれただけだし速剣迄には程遠いんじゃないか?」

 

 

私は再び青薔薇の剣を抜刀し風と雷の複合属性でもある【嵐】を刀身に付与させ【ホリゾンタル・スクエア】【バーチカル・スクエア】【ヴォーパル・ストライク】の順で放っていく。

 

 

『おぉー!』

 

「……ん?キュイ!?」

 

技出すのに夢中になってたら皆集まってて4撃+4撃+1突の連撃をやってるのを見られていて吃驚した……吃驚しすぎて変な声でちゃったけど気の所為気の所為、と言うかバトルジャンキー筆頭がこっち近付いてきた怖

 

「……あのーアンさん?ハルさん?なんでそんなに目をキラキラさせながら近付いてきてるのでしょうか?」

 

嫌な予感しかしない……

 

「「フラン様!私と勝負して下さい!」」

 

 

ですよねぇー!

 

 

 

━━━━━━━━━━

 

 

 

「それじゃあ制限時間10分、ルールは何時もので」

 

結局二人の押しに負けてやる事になった試合、私の体調が完全には戻りきってない都合普段は時間無制限1ピチュらしいが今回は制限時間10分に短縮しての試合となった

 

「(正直ブレードアーツ習得出来ても勝てる気がしない……どれだけ食らいついて行けるかが問題だ)」

 

そう思いながら私は金木犀の剣を抜刀し構える、アンも同様に黒曜石製の片手直剣型細剣【マクアフィテル】を水平に構えた

 

 

 

「……始め!」

 

 

 

開始の合図とともにお互いに走り距離を一気に詰めて剣を打ち合う、体格差も然ることながら熟練されたアンの剣術の精度は凄まじく的確に急所を狙ってきているのがすぐ分かった……まただ、また防戦一方になって落とされる

 

「(そんなのは嫌だ……だからこそ!前へ出る!)」

 

体格差がなんだ!体力差がなんだ!練度がなんだ!そんなもの気合いで押し切れ!

 

「っ!?戦い方を替えた!?」

 

「【ホリゾンタル・スクエア】!」

 

ブレードアーツ属性【嵐】を纏わせ青白く輝く刀身を水平に構え4連撃、軽いダメージを与える

 

「【バーチカル・スクエア】!」

 

今度は垂直に4連撃、此方も防御はされたもののダメージを与えることに成功、出し惜しみは不要、全力を持ってして押し込む

 

「【ヴォーパル・ストライク】!」

 

最後に刺突、が回避されて背後に回る形で回転、それを見て学んだのかアンもブレードアーツを纏わせ同様にホリゾンタル、バーチカル、ヴォーパルの順で繰り出してきた

 

「んっ!ぐぅ!!」

 

練度の違いと言うのはやはり凄まじく剣速の速さはやっぱりアンの方に軍配が上がりノックバックが起きる……体力的にも多分次でラストになるだからこそ頭で考えた【理想のソードスキル】で華々しく散ってやる!

 

「青薔薇の剣を抜いた……妹様本気でやるつもりだわ」

 

「良いねぇ!僕今とっても楽しいよ!時間も押してるっぽいし次で最後だね!僕も全力で行かせてもらうよ!」

 

そう言うとアンはさっき以上の光を放つブレードアーツを発動していた……武器の名前とかのせいで恐らく出てくるのはマザーズ・ロザリオだと言うのは予想出来たけど防げるかな?いや無理だ……だけど

 

「すぅー……ふぅ(右12連、左8連、最後に1突……確りイメージしろ)行きます!」

 

 

両手に持った剣の刀身が1等強く輝く……どうやら剣も応えてくれたらしい!行ける所まで行くよ!

 

 

ドガガガガガガガガガガガッ!

 

刀身がぶつかり合う……時折掠めてダメージが入るがこっちのが総量は多かったからなのか被害は最小限

 

ドガガガガガッ!

 

2回目、腕が急に持ち上がらなくなって8連が撃てずマザーズ・ロザリオの5連撃を受ける

 

ズドォン!

 

最後の一撃が私の胸に入り残機1消失により結果は……私の負け

 

だけど得るものは多かった……【日々これ精進】、それをスローガンに頑張っていこう

 

 

 

 

「はぁー……はぁー……疲れた」

 

「あははは、最後の刺突の連撃凄かったなぁ……ねぇフラン様!あれ何!」

 

「あー……後にして……疲れた」

 

ワァァァァァァァァァ!!!!!!

 

「おぉう!?」

 

「あっはは!吃驚し過ぎだよ!はぁーにしてもまさかマザーズ・ロザリオの最初の5連撃防がれるとは思わなかったよぉ」

 

「そうなの?」

 

「うん、そもそもとして僕のマザーズロザリオを直撃とはいえ途中まで防げたのってアクア位なんだよね……その内秘伝書でも作って教えよっかな?まあそれでも速度はまだまだだから教えれないんだけどね♪」

 

悪魔めぇ……いやただの闇属性の妖精だし悪魔なの私の方なんだけどね、けど体力と筋力元に戻ったら12連8連1突の計21連撃の刺突は完成しそうな気はしたのでまずはそこ目指して頑張ろううん

 

「(技名どうしよっかな……フラッシング・ペネトレイターはもうアクアが使ってるし……あ)」

 

 

いい名前が思いつきました、ちなみにハルとは結局私のスタミナ切れで出来ませんでした……必ず何処かで穴埋めするから元気だして

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

あれから数日、髪色以外は元通り……いや悪夢は見るし完全には元通りにはなってないけど少なくとも1番重かった時期と比べるとかなり軽くはなった。て事で体力作りを多めにしながら速剣の鍛錬を繰り返していると

 

「あっ、お姉ちゃん、さとりもどうしたの?」

 

「あらフラン、貴女もこの時間に鍛錬?」

 

「無茶は駄目とあれ程言ったでしょ……全くもう」

 

そう現在時刻夜中の23時である!熱心にやり過ぎると時間が過ぎるのがあっという間に感じる。まあお姉ちゃんが外出れるとしたらこの時間帯なんでしょうけども……それにしても珍しいさとりとお姉ちゃんが一緒にここに来るなんて

 

「はいタオル、後ゼファーが用意してくれたドリンクも貰ってきてるからちょっと休んでなさい……鍛錬の方は順調?」

 

「ありがとうお姉ちゃん……うん、ブレードアーツも全属性覚えれたし後は速度を極めるだけだよ。皆速いんだよ1発の出が」

 

「あはは、随分と張り切ってるのね。私も負けてられないわね!レミィお願いします」

 

「ええ、よろしくってよ」

 

私はとりあえず休憩する為にベンチに座って観戦することにした、訓練場の中心へ向かうとさとりとお姉ちゃんはレーヴァテインを抜刀しお互い構えて切り結び始めた……さとりは想起による再現だろうけどお姉ちゃんいつの間に契約したんだろ?なんて事を考えていると後ろからハルとアクアがやって来た

 

「おーやってるやってる」

 

「こんばんはフラン様、今日もお疲れ様です」

 

「うん、お疲れ様……もしかして今紅魔館内剣技ブーム来てる?」

 

「「まっさかー……いや有り得る」」

 

うんまあ大体の理由としてはアークフェアリーの大多数が片手直剣、ダガー、大剣、ハルバード、槍、斧、メイス、細剣等などの近接武器持ちが居るため何だろうと思うようん

 

「けどあの二人勿体ないなぁ槍捌きは良いのに剣戟になるとどうしてもおぼつかなくなるし……こういう時にゼファーが居てくれたら指導役として出れるのに」

 

「仕方ないよハルちゃん、ゼファーちゃんこの時間はもう寝ちゃったし」

 

「そういうお二人はお忍びデート?隅に置けないなぁ」

 

「そんなんじゃねぇよ、まあ二人の様子を見に来たって点ではデートに近いな」

 

この2人そういや噂とかで同性で付き合ってるみたいな話あったななんか……こんなとこでもキリアス見せられるとか砂糖吐く自信しかありませんありがとうございました

 

「……ハル、あの時の埋め合わせも兼ねて一戦付き合ってよ。時間的にラストワンセットやろうと思ってたんだけどいるなら好都合だわ」

 

「おっ、じゃあ二刀流対二刀流やります?」

 

「やりますかぁ」

 

 

 

何事も挑戦、これ大事よ?

 

 

 

「お姉ちゃん、さとり、始めたばっかで申し訳ないけどちょっと退いてくれる?ハルとやるから」

 

「ん?わかった、さとり」

 

「分かりました」

 

割と素直に下がってくれる辺り非常に有難いよ私ゃ……さて向こうは複数個の剣を持っており今回は【エリュシデータ】と【ダークリパルサー】を抜刀していた……がっちがちの本気形態じゃんやる気満々かよ

 

「(……ううん、余計なことは考えない!集中集中!)」

 

そう心に言い聞かせながら私は金木犀の剣と青薔薇の剣を抜刀し右手に持った金木犀の剣を逆手持ちにする……何時ぞやした我流のスタイルだ

 

「それじゃ、試合……始め!」

 

 

お互い二刀流、ぶつかった際に有効になるのは【重量】だ……ハルのやつはダークリパルサーもエリュシデータも重量が凄まじい癖して剣速が凄まじい程に早く腕の筋力と膂力が高い、そのため

 

「おっもぉ!これまともに打ち合い続けてたら二本ともへし折れるわ……折れたらハルの責任でティアのとこに持ってって貰うからね!」

 

「げぇっ!?それだけは勘弁して下さいよ!」

 

余談だがどうやら上位6名のうちのバトルジャンキー共は良くティアに「定期的にメンテナンスしに来いと言ったのに限界点で持ってくるな!このあんぽんたん共!」と叱られてる事があるらしい

 

「「【ダブル・サーキュラー】!」」

 

お互い突進し左下から切り上げ右で切りつけるが決定打が無かった、なら!

 

「おあっ!?蹴りまぜてくるのかよ!危な!」

 

「貴女たちは手数でダメージ稼ぐと言うなら私にだってやりようはあるわよ!ほぼほぼ回復した吸血鬼の蹴りどれだけキツいか判るわよね!」

 

踵蹴りがクリーンヒットしハルがノックバックする……思考も随分と纏まるようになったし症状もかなり軽くなってるお陰で何時もの二刀流と蹴りの複合剣術が出来るのは有難かった

 

「んじゃあこれはいかがで!【ジ・イクリプス】!」

 

げっ!?二刀流最上位ソードスキルで27連撃のやつじゃん!?勝負つけるにしても速くない?……いや、これ勝てば後はアンとのやり合いだけになるんだから良くね?吉幾三

 

「すぅ……ふぅ……行きます!【グロリアス・レイ】!」

 

先ず右で12連刺突

 

ドガガガガガガガガガガガッ!

 

「ふえっ!?」

 

驚いている隙を付いて次に左8連

 

ドガガガガガガガッ!

 

「あぁーはぁ!?エリュシデータとダークリパルサーがぁ!」

 

二本の剣を弾いたの確認したんでラスト最速の1突でフィニッシュ

 

ズドォン!

ピチューン!

 

「いぇ〜い、勝ったぞぉい」

 

私だけのOSS……正式名は【グロリアス・レイ】、刺突とはいえ合計21連は普通にフラッシング・ペネトレイターとマザーズ・ロザリオを越す数なのだが……如何せん片手直剣だから速度が出ない!けど片手直剣の重量+吸血鬼の腕力+膂力でやったら威力馬鹿出るくね?って思ってそのままにしてます。これ極めたら絶対強い

 

「「「…………いや何あれ」」」

 

「くあぁ〜負けたぁ……お嬢あの時より速くなってない?」

 

「そりゃ体調戻って来てるし速剣の鍛錬やり続けてたからね、そして聞いて驚け!なんとまだ伸びる!身体強化魔法と風と雷の複合纏いも含めれば更に速度が速くなるぞ!」

 

これ以上速くなってどうするんだって?限界とは己を越すものだよ諸君、病?あれはベクトルが違いすぎるので論外

 

 

「とりあえず私上がるわね、お風呂入りたいし」

 

「あっはい、お疲れ様」

 

「お休みフラン、いい夢をね」

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃんがおでこにキスをしてくれたので今日は悪夢を見ずに済みました、ありがとう……明日は青薔薇と金木犀をメンテナンスに出しに工房に顔出しに行こっと





(・ω・)……これ普通に考えたらSAO×東方Projectのクロスオーバーではと内心思えてます。

そしてしれっと登場金木犀の剣と青薔薇の剣!尚出番は一旦ここで終了、次に出てくるとしたら夜明け編ですごめんね

……普通に考えて左右合計20連刺突してフィニッシュ神速刺突とか終わってるだろ初見でこれ撃たれたら死ゾ
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