後はかるぅくエピローグ書いたら夜明け編突入です
全てが終わった……とは言えフランの精神世界の痼を取り除いたに過ぎなかった、現実世界のフランのロッシュ限界を止めない限り完全に終わったとは言えない
『さ!先ずは現実世界に戻るよ!』
「どうやって?」
『こうやって』
そう言いながら霊華は私たちの足元に魔法陣を展開し一瞬にして現実世界へ引き戻された……こんなことも出来るのねあの子は
「……戻ってきたわね」
「そうですね、随分と膨らんでますね」
「……あれ?そういや声出る!なんで!?」
『そりゃロッシュ限界の状態を崩したからね……時間制限無しの状態から撃破型に書き換えたから』
ばっ万能ね……そりゃそうか、あの子の能力は言うなれば【万物創造】、フランの真反対の能力を持っているからこそ許された特権なのだろう
「レミィ!さとり!こいし!無事だったのね!」
声が聞こえた方向を見ると皆集まってきた……良かった、皆欠けることもなく無事に生きてくれていた。間に合ったんだわ
「パチェ!皆!心配かけてごめんなさいね……後は私たちがやるから下がってて」
「けどよぉ!勝算はあるのかよ!」
『あるんだよねぇこれが』
「……もしかして霊華さん……ですか?」
『ピンポーンせいかーい……ゆっくり話したいけれど今はそんな事を言ってられる暇は無いわ!3人とも!構えて!』
「「「了解!」」」
私たちは手を前に向ける、霊華の神界にてやったのと同じだ……さとりは蒼く燃える想起レーヴァテインを構えこいしは赤薔薇と青薔薇の剣を逆手持ちで器用にスペルカードを構えていた。私も武器系でやれば良かったかしら?よく見たら霊華も澱水の剣を二つ合わせた片手直剣を錬成していて構えていた……うそ、私だけ普通の弾幕?
『意識を集中して……自分のイメージを思い描いて』
まあ後悔してもしかたないわ、大人しく瞳を閉じて集中する。あの時と全く同じだ……変に落ち着いちゃう。そして私は確信した、【必ず助けれる】と
『……今!』
『「「「スペルカード発動!」」」』
「【スカーレット・フィナーレ】!」
「想起【悟り想う鍵】!」
「心象【瞳に隠された想ヒ】!」
『神技【極光神威】!』
さとりと私で道を切り開きこいしと霊華が畳み掛ける……全員で重ねるともう意味わからないくらいね。と言うか霊華の極光神威だっけ?白黒の極太レーザーとか見ただけで悪寒がするわ
『おっ、行けそう。ほいっと!』
ロッシュ限界が解除されたのか消え去った光は空を分厚く覆っていた雲と共に消えていった。空を見ると少しだけ明るみを増していたことから夜明けなのだろう、最後の説得の為か霊華はフランの手を掴んで話をしていた
『いい加減、許してあげだらどう?私!』
「……やだ」
『意地はってると、いつまで経っても疲れるだけよ?少なくとも私は許したから……後は貴女が答えを示すだけだよ』
「……でも……でも」
『大丈夫、皆優しいから……しーちゃんだってちゃんと謝ったでしょ?なら受け入れなよ、ここはなんでも受け入れる楽園なんだから』
博麗の神霊のお陰なのか幻想郷の本質を理解している節があった、【神々が恋し愛した理想郷、その楽園はあらゆる事象を受け入れる】と紫から聞いたことがある……だからこそ、今のフランを受け入れてくれる
「あっ……ああっ……」
『折角だからお父さんとお母さんからの【伝言】を預かって来てる……一緒に聞きましょ?』
そう言うと霊華はフランと1つになって消えていった、双極・夢想天生時の格好は今のフランが着ていてどこか神秘的だった……涙流してる?もしかして
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【霊華……本当にごめんなさい】
ーお母……さん?どういうこと?
【私たちは、あまりにも愚かな事をしてしまった……貴女の幸せを心から祈っていただけなのに】
【俺たちが喧嘩していたのは別に仲が悪いからとかそういうのじゃないんだ、ただお前の進路について言い合っていただけなんだ……けどそれは俺たちの願った幸せであってお前の幸せじゃなかった】
ーお父さん……
【結局私たちは貴女を不幸にしてしまった……貴女を死なせてしまった……本当にごめんなさい、もっと貴女と向き合うべきだったわ】
ー……私の方こそ、ごめんなさい……学校のこと、もっとちゃんと言えばよかった
【霊華】【霊華……】
【【愛している(わ)】】
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「……うぁ……」
『フラン!』
目を開けると視界いっぱいにみんなが居た、しーちゃんは膝枕をしていて涙ぐんでいた……沢山心配かけちゃったなぁ
「皆……ごめんさ「こぉーらフラン、謝るのは駄目!」でも」
私はとんでもないことをした、皆を傷付けて自分の我を通そうと皆を拒んでしまった……その謝罪すらさてくれないなんて
「言うのが違うでしょ?ほら」
……そっか、皆怒ってないんだ……心配かけた分はこれから支払えばいいから言うことは決まってこれなのだろう、だからお姉ちゃんは静止したのだろう
「あ……ただいま、皆」
『……お帰り!』
空を見ると夜明けの日が昇ってきていた……お姉ちゃんには今の私と同じように吸血鬼の弱点を壊しているためか陽の光を浴びても何ともなかった、精神世界で身体を弄り倒したけどこれ位のプレゼントはあってもいいよね?あっそうだ
「でもこれだけは言わせて欲しいの……皆、沢山迷惑かけちゃってごめんなさい……こんなどうしようもない私だけど、これからも皆と仲良くすごしたいの!」
「なぁーに言ってんだいフラン!お前がどんな存在かは知れた、だからなんだって話さ!」
「にゃはは!そういうこった!フランはフラン!そうだろ?そこになんの差もありゃしないさ!」
あれだけ迷惑をかけても皆は優しかった……ああなんだ、私が心配し過ぎてただけなんだ。こいしに……しーちゃんにまた嫌われたくないから避けてた自分が馬鹿だったんだね
「あのさぁ……話盛り上がってるところに水差すようで悪いんだけどさ……なんで私身体おっきくなってんの?」
話を割って入ってきたのは聖達を魔界から救出する際についで感覚で封印を解いた封獣ぬえだ……別にそこまでは良かった、何故身体がおっきくなっている?
『おおーロストワードのEXぬえまんまだ、色々とおっきくなってるのは癪に障るけど』
「……私?これどういう事?」
『おっとぉ、私も正直何が何だかさぁーっぱりさ。けど仮説として立てるとするなら私の極光神威による万物創造とフランのロッシュ限界による万物破壊が干渉して一定の対象を作りかえた……て言う突拍子も無さすぎる説がある。多分だけどそこら辺うろちょろしてるラルバも巻き添え食らってるかもよ?』
えぇ……なにその傍迷惑な衝突、まあ何はともあれ異変は終わり!皆に迷惑かけちゃった分は確りと返していく腹積もりってことでこれから頑張って行きましょっか!
「さて皆!紅魔館へ帰りましょ!」
『おぉー!』
ふひぃー結構雑だし駆け足気味とはいえ無事本編はほぼ終了です、後は後日談とか書いたら完結ですね
……思ってた以上に長く書けてびっくりしました